ふるぼう知生(ともお)の活動報告

わたくし、古坊知生(ふるぼうともお)の日々の活動を皆さまへお伝えするコーナーです

ブレブレ 石破茂地方創生担当大臣

2015年09月09日 | Weblog
 9月9日、本日も一日中雨が降っていたことにより、事務作業でした。

 今日笑ってしまったのは、石破茂地方創生担当大臣の派閥立ち上げのニュースです。私はこの方は自民党きっての論客であることは間違いないと思いますが、トップに立つ器ではないと思います。

 一度自民党を離党して復党してきた出戻りであることは、私は批判はしません。政党が絶対的なものでない以上、そのようなことはありうると考えるからです。

 しかしこの人は、第二次安倍内閣の改造の時に、総理から依頼を受けた安全保障担当大臣のポストを断り、幹事長留任を希望しましたよね。私はこのときに石破さんは、喧嘩にうって出たと思いました。すなわち、「安全保障担当大臣は総理とは考え方が違うので、引き受けたら閣内不一致ということでぼろが出る。やるんだったら幹事長を留任して、次の総理のポストを狙える位置をキープしたい。」という気持ちだったのだと思います。
 
 ところが、安倍首相が幹事長を留任させないとの意思が伝わると、地方創生担当大臣というポストで妥協してしまいました。私はこのときの石破大臣の腹の据わってない態度を見て、ダメだと思ったのです。普通、総理総裁のポストをとろうとするのなら、黙って現在の総理総裁の言うことを聞いて、それこそゴマをすって気に入られて禅譲という形をとるか、あくまでも対立軸を明確にして徹底的に戦い、相手がダメになった時に待望論が出るようにするか、二つに一つしかないと思います。

 その時の石破大臣の態度はどちらともいえない、煮え切らない態度でした。私なら、後者をとりますね。すなわち、幹事長を留任させてくれないなら無役で結構だとして、総理総裁に対して厳しい意見を言い、陰で人脈作りに専念するでしょう。そしてトップが失敗して転げ落ちた時に、対立軸のトップとして仲間から迎えられれば良いのです。まあ、私がゴマをすることが嫌いだというのもありますが…。

 いずれにしても、なぜ石破大臣はあの時、中途半端な喧嘩の売り方をしたのか、おそらくテレビに出ることによって人気を高めてきたという思いがあり、無役になるとテレビ出演が減ることのマイナス部分を恐れたのでしょう。ここまでは私の推測ですが。

 そして、今回の派閥化宣言。この人は、自民党内において派閥を否定してきた張本人なのではないでしょうか。その人が今度は政権が近づいてきたからと言って、前言をひっくり返す。まったく信用できる人ではないですね。おそらく、野田前総務会長が自民党の総裁選で最後まで推薦人集めで苦しんだ理由が、野田前総務会長が無派閥議員であったからという分析なのでしょう。

 それにしても、昨日無投票で自民党の総裁選が終えたばかりなのに翌日には派閥を結成する宣言をするというタイミングもいかがなものかと思います。多分、石破大臣は側近の言うことをそのまま鵜呑みにして聞いてしまっているというところではないでしょうか。側近は側近で石破大臣を総理総裁にしたら美味しい思いをしようと企んでいる人ばかりなのですから、あまりまともに聞かないほうがよいと思いますが…。

 いずれにしても、このようないくつもの理由で私は石破担当大臣は総理総裁になるべき器ではないと断言しますし、又大臣自身が考えているようにうまくいくとはとても思えませんね。しかし、自民党も人材難ですね。石破さん以外に総理候補といったらパッと思い浮かぶ人がいないですね。安定感はあっても少しフレッシュさのない谷垣幹事長ぐらいですかね。悩ましいところです。まあ、人材難だからこそ安倍首相のような言っていることとやっていることが支離滅裂な人が長期政権を担えるんですけどね。それを分かる人が今現在少ないというのがこの国の悲しい現状というところでしょうかね。

 ちょっと愚痴っぽくなってしまいました。まずは豊島区から変えていくべく頑張ってまいります。

 
コメント
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