活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【4月30日】

2023-04-30 | 単行本

しかしまあ、これほどまでに平安王朝の貴公子たちの素行はひどかったのですね。それは王者道長も同じです。もちろん本人たちが悪行に直接手を染めるのではなく、その従者たちに指示するのですが、従者というごろつきです。従者同士の闘乱(暴力沙汰、ケンカ、出入り)もあり、それは貴族の代理戦争のようなものです。その貴族(貴公子)は15歳にして権中納言だったり、19歳、22歳という貴公子が全く分別のない行動を取るのです。藤原一族の奢りの結果ともいえますね。後の武家社会でこんなことがあっては閉門、取り潰しですね。清少納言、紫式部の時代の一面を見ています。

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【4月29日】

2023-04-29 | 文庫

源氏物語に見るような平安王朝は公家たちの雅かつオホホホホな世界かと思ってしまいますが、実際は相当に荒れた世界、というかハラスメントが横行していたという世界だったそうです。内裏の全員がそうだったというより、貴族たち、それも貴公子たちの横暴は目に余った、というところです。源氏物語は貴族のある意味で理想を光源氏に託したという感じで、モデルになったとされる藤原摂関家の貴公子はハチャメチャだったようです。藤原道長を頂点とする頃の殴り合う貴族たちは面白く読んでいます。

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【4月28日】

2023-04-28 | 新書

巷ではChatGPTというAIサービスが進んでいます。いろいろ言われていますが、船に乗り遅れるな的な説の方が優勢ですね。正しく且つ有効に利用できればこしたことはありません。今は創成期なので性能も100点ではありませんが、数年のうちに他のサービスも登場してある文章を見せられてそれをAIが作ったかどうかの判定はできなくなるでしょう。そしてその時はAIは人間の正誤判定を超えている、つまりいつも正しいということになっているのではないかと思うのです。いつも正しいという前提があるから車の自動運転もできるのでしょう。独裁国家か民主国家かという論議は実は未来には無くなっているのではないでしょうか。なぜならAIが正しい国の行く末を示してくれるからです。まさにAI独裁ですな。そして政治的な面だけでなく、宗教的にも人類を操れるのではないかと思うのです。新たなパンデミックで人類に(仏教的ですが)末法思想がはびこった時、AIのご宣託を信じることで心の安らぎを得ようとする行動が起きるのではないかと思うのです。AIに創造性が付加されるのが何年後のことかわかりませんが、必ずそうなる時が来るはずです。人類の心はAIそのものになると思うのです。なぜなら多くの大衆はその方が安心ですから。
独裁政と民主政と共和政を人類は3000年近くの時間をかけて試行錯誤してきました。しかし、この100年間でそれは大きく変わるのだと思いますよ。

「独裁の世界史」本村凌二 NHK出版新書

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【4月27日】

2023-04-27 | 新書

人類の歴史で民主政の国家、期間はほんの少ししかありません。ほとんどの期間は王制、独裁制です。独裁制の利点は危機管理です。戦争が最大の政治的解決策であった時代は、議会がすったもんだしている暇はありません。おそらく今の日本もミサイルが1機飛んできても議会で憲法はどうだこうだと馬鹿な論議をするのではないでしょうか。国が危機にひんしている時は強力なリーダーシップをもったリーダーがいないと滅ぶのは歴史が証明しています。独裁国家もその独裁者が優れた資質を持っているかによりますし、民主国家も優れた指導者がいないとだめですね。

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【4月26日】

2023-04-26 | 新書

民主政の開始は古代ギリシャの都市国家アテネですが、民主政を開始する1年前にローマでは共和制を初めていたのですね。意外な事実です。アテネでは僭主を防ぐために陶片追放が行われました。陶片に追放したい人の名前を書いてある票数集まると追放されるのですが、無記名というところが良くも悪くも問題でした。これは現代のSNSにも通じるものですね。無記名だと無責任言いたい放題となり、俎上に乗った人はひどい迷惑を被ります。人の感性は2500年も変わらないということです。ローマの共和制は民会(平民)と元老院(貴族)と執政官で国家を運営するものです。現代のお近くの某共和国とは同じ共和でもだいぶ違います。ギリシャの民主政は50年間ほどで終わってしまうのですが、ローマの共和制は500年続きました。そしてカエサルを経て帝政となります。

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【4月25日】

2023-04-25 | 新書

独裁者の話を読んでいます。著者がローマ史の専門家なので人類初の民主制を実現したギリシャではどういう過程があったのかという話を分かりやすくしてくれています。世界史の教科書に書いてあったことと似ていますが、ああそうなのか、と視点を違えると事実も違って見えますね。

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【4月24日】

2023-04-24 | 新書

現代は民主国家と独裁国家とのせめぎあいになっています。民主国家のほうがいいだろうと思われるのに、独裁国家は存在し存続しています。王朝のような独裁、共産党が独裁したり、軍人政権が独裁したり。人類の歴史の中では独裁時代のほうが長いのですが、そういう歴史を経て民主国家が存在しています。でも独裁国家は根強く、ではなぜ独裁国家は存在するのか。独裁の世界史という本が目についたので読んでいます。

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【4月23日】

2023-04-23 | 単行本

このところは宇宙論や素粒子関係の本はさておいて、化学の本を多く読んでいるのですが、特に平山令明先生のブルーバックスが面白く、その巻末で紹介してる参考図書もまさに参考になります。その中の1冊生命科学のための基礎化学も面白かったですが、教養の化学というのも一般向け化学書として面白いです。両者ともアメリカの本の翻訳というのも共通しています。教養の化学は化学と生活とを結びつけて化学の面白さを教えてくれます。化学の基本は要所でしっかりと抑えています。化学式などがほとんどないのがいいですね。

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【4月22日】

2023-04-22 | 文庫

半分残っていた寒山の森からを読み終えました。寒山の森は川上村から金峰山へと続く道にある、川端下(かわはけ)という集落の外れにあります。フライフィッシングで何年かこの付近の沢に通っていたことでここに移住をきめたようです。近くにはフリークライミングで有名な小川山、屋根岩があり、著者はロッククライミングをしていたことも関係あるかもしれません。レオーネ4WD(レガシーの前の車ですね)で八ヶ岳などにも出没していました。アウトドアライフといえば、森の山里、フライフィッシング、薪ストーブ、自家菜園、そして強いて言えばログハウスなどが定番です。自然派作家と言われていますが、作品はあまり知られていないのでは。エッセイストというほうがあっている感じです。現在はこういう住環境の下でアウトドアエッセイを書く人は誰がいるでしょう?

「寒山の森から」田渕義雄 ヤマケイ文庫

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【4月21日】

2023-04-21 | 雑誌

暑い日が続いて、春は名ばかりの夏のようです。ビックコミックオリジナルを読みました。風の大地が突如終わったりしたあと、この頃は新連載が始まっています。サテンでサザンという新連載(渋谷直角作)が始まり、いかに理想のカフェ(サテン)を作るかというストーリーになっています。本の虫ミミズクくんは主人公が中学生になって新展開が予想されます。

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