活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【3月31日】

2017-03-31 | 電子書籍

素粒子論はなぜわかりにくいのかを読了。素粒子論はまだ結論の出ていない学問です。万物が原子でできているというのはギリシャ哲学から始まっています。その原子は実は原子核と電子でできている。原子核は陽子と中性子でできている。陽子と中性子(二つともハドロンと呼ばれる)は3つのクォークとそれらを結びつけるグルーオンでできている、というところまで判っています。ではクォークは?ということになりますが、それがクォーク場における波であるということになるというのです。ハドロンの中でクォークは混とんたるスープのような状態だそうです。しかし、ハドロンの質量はクォーク3つの100倍だという。それもよくわからないのですが、中性子のベータ崩壊(して陽子に変わる)の際に電子と反ニュートリノが飛び出してくるというのも、まぁよくわかりません。この本を読んで、とりあえず、場というものの理解が素粒子論には必要だということがわかりました。場が励起したときに素粒子は粒子の様相を見せるというのも、言葉としては理解しましが、結局、よくわかりません。素粒子は凡人には理解できそうにありません。

「素粒子論はなぜわかりにくいのか」吉田伸夫 技術評論社

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【3月30日】

2017-03-30 | 電子書籍

素粒子論はなぜわかりにくいのか、素粒子は粒子とはいいますが、実態は波であるということから理解しなければなりません。粒子の性質と波の性質を併せ持つというのがよくある解説ですが、実態は波であり、量子的に粒子のようにふるまっているというのだそうです。ただ波と言ってもバネのような感じで揺れているという感じらしいです。うーむ、なかなかイメージが付きません。

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【3月29日】

2017-03-29 | 電子書籍

素粒子の本を引き続き読んでいます。数式を使わないわかりやすい記述なのですが、初めて素粒子の本を読みましたという向きの人には、それでもちょっと敷居が高いと思いますなぁ。dクォークとかuクォークとかベータ崩壊とか、量子論の本を何冊か読んで、どうしてもわかりませーーんという位の人が読んでなるほど、そういう理解の仕方もあるのかという感じです。
鉄道ピクトリアル4月号を携えて昼休みに読んでいます。今は無くなった郵便車と荷物車の特集です。今は小荷物は宅急便ですが、昔は駅まで持って行って、荷物として送ったのですが、貨物と違って荷物は荷物専用の車両で駅ごとに収集していたのです。当時は国鉄ですが国鉄だけではなく私鉄でも駅で受け付けてくれました。体重計のような秤があって、重さと距離で料金を払っていたのを思い出しますね(歳がばれる)。

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【3月28日】

2017-03-28 | 電子書籍

素粒子はなぜわかりにくいか、二日目。私たちはどうしても物の本質は粒子だと思いがちです。原子は電子と原子核でできていますが、どちらも物質でありビー玉のようなものを想像します。しかし、量子論では素粒子は粒子の性質と波の性質を持つといいます。光は粒子であり波であり両方の性質を持ち合わせるというのです。しかし、実は粒子というのがそもそも間違いで、波動がエネルギーを持って抑え込まれているのを想像するほうがいいのです。素粒子は波なのです。ということを、るる、この本は解説してくれます。
ところで今日はW杯代表タイ戦を見てきました。試合は日本の大勝でしたが、タイはフェアな試合ぶりもあり、将来強いチームになりそうですし、日本ではタイ人も多くいるせいか、サポーターもいっぱいて国旗を振っていました。試合後負けた自国チームにあたたかいコールを送っていました。

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【3月27日】

2017-03-27 | 文庫

歴史上巻を読了です。ペルシャはカンピュセスが死んで次の王に誰がなるかということでひと悶着あった結果、有名なダレイオスが就任します。ここからいわゆるギリシャとペルシャの戦争が始まっていくわけで、これまでが前置き、歴史はここからが本番というわけですな。
歴史はいったん休息で、最近kindleでゲットした素粒子論はなぜわかりにくいのかを読み始めています。先日読んで感動した「宇宙」に終わりはあるのかの著者吉田伸夫さんの本で、数式を使わず素粒子論を解説して実にわかりやすいとコメントの多い本です。

「歴史上巻」ヘロドトス 岩波文庫

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【3月26日】

2017-03-26 | その他

今日はランニングの大会があって、雨模様なのですが気合を入れて走って(今日は10キロでした)、市民の部の年齢別で連覇ができて幸せです。競技場の入り口が20m登る坂道になっていて、もう足が止まりそうになって息も絶え絶えになりましたが、こういう時にまさに根性という言葉が出ますね。ということで活字はお休みです。

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【3月25日】

2017-03-25 | 文庫

歴史の第二巻を読んで第三巻に入りました。第二巻は全部エジプトのことが書かれていて、三巻につながる所の王までが書かれていて、三巻から一巻の終わりに登場したペルシャ王(キュロスの子供)カンピュセスが再登場してエジプトを征服する話になります。現在の価値観で歴史を語ることは無意味ですが、この歴史を読んでいると当時の(というかつい最近までそうですが)人の命というのはあっけなく、はかなく、ぞんざいだったことがわかります。親兄弟子供を殺されたとき嘆き悲しむのは人類の特徴であると思うですが、こういう書物には個々人の感情などは入りませんから、実に無味乾燥な描写が続きます。

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【3月24日】

2017-03-24 | 文庫

今日読んでいる歴史もエジプトの紹介です。歴代のエジプト王朝は100年で3世代と計算すると1万数先年になるとしています。まぁあり得ない数字ですが、ヘロドトスにはそんなに疑う数字ではなかったようです。ここで言いたいのは、その間一度も神は現れなかった(エジプトの神は太陽神ですが)ということです。当時は何をするにも神のご宣託を得ることが大事で、ギリシャもペルシャもエジプトもみなそうでした。そして見た夢が非常に重要でした。夢に出てきたことは神の宣託と意味していたのですね。


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【3月23日】

2017-03-23 | 文庫

歴史の第二巻はエジプトのことが書かれています。エジプトの自然、特にナイル川の氾濫やデルタでの農業、そしてエジプト人たちの風習、などなど。ミイラというのは王家のだけのものかと思っていましたが、市井の人も死ぬとミイラにするということで、松竹梅の出来栄えのランクがあったようです。金が無い人は腸のものだけ出して後はソーダにつけて1カ月くらい置いて終わり。竹、松は段々と処理に手間がかかるようになります。またイスラムなどまだ無いのに豚飼いは忌み嫌われていて、疎外されていたようです。豚肉を食べないというのではないのですが。

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【3月22日】

2017-03-22 | 文庫

歴史は9巻からできていて、3巻ずつ上中下の文庫にまとめられています。今日は第1巻を読み終えました。超大作ですが、一体に何に書き綴ったのでしょう。エジプトでパピルスが発明されていたので、多分それと思われます。まさか石板ということはないでしょう。第1巻ではエーゲ海社会にキュロス2世(大王)のアケメネス朝ペルシアの建国と進出してくる過程、そしてキュロス大王の死までが描かれています。世界史に出てくるバビロンの捕囚のユダヤ人解放はこのキュロス大王であったのですね。

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