活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【1月31日】

2016-01-31 | 単行本

若狭に三方五湖という風光明媚なところがあり、その一つに水月湖があります。この湖は地質学的に世界から注目を集めた湖で、その湖底をボーリングしてサンプルを取った結果、7万年間のきわめて正確な年代が刻まれていることがわかったのです。現在過去の発見物を年代同定するにはC14という炭素同位体をつかうのですが、これを較正(こうせい、キャリブレーション)するための標準スケールとして世界的に認知されたのです。サイエンス誌、ネーチャー誌にも大々的に掲載され、一般的には地味に聞こえますが、科学の世界ではとっても大きな評価であるとのことで、その顛末を書いた時を刻む湖を読みました。薄めのブックレットなので一日で読めました。

「時を刻む湖」中川毅 岩波科学ライブラリー

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【1月30日】

2016-01-30 | その他

昨日の体調悪さを引きずった一日で、原因は胃にあるようで、キャベジンを飲むといささか良くなった気がします。でもって、活字とは新聞以外おつきあいはありませんでした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【1月29日】

2016-01-29 | 新書

戦国武将はなぜその「地名」をつけたのか?を読了。会津若松といえば松平家の親藩中の親藩ですが、街の基礎を作ったのは蒲生氏郷だったのだそうです。伊達政宗に代わって秀吉の命令で入国した氏郷は、先ず元々あった黒川城を鶴ヶ城と名前を変え、会津という地名に若松を足したのだそうです。とか、元々博多と言われていた所に福岡という地名を足した黒田長政、仙台の伊達政宗、岐阜の織田信長、浜松の徳川家康などがその地名の正式な命名者(元からその地名は小さくあったそうですが)となっています。

「戦国武将はなぜその「地名」をつけたのか?」谷川彰秀 朝日新書

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【1月27日】

2016-01-27 | 新書

地形と地名の本は最近ブームで書店によく出ていますが、ここで毛色の変わったそれに近い本で、戦国武将はなぜその「地名」をつけたのか?という長いタイトルの本を見つけて買ってしまいました。最近は単語のタイトルではなく、こういう文になったタイトルの本が多くなりましたね。ちょっと前なら副題にするようなものです。そう思って机の脇の本棚をみると、経済学に何ができるか、地球はどうしてできたのか、英語は絶対、勉強するな!なんてのがあり、極めつきは木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのかですね。これなんか木村政彦評伝ですんでしまうものです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【1月26日】

2016-01-26 | 新書

福岡までの飛行機の出張がありまして、往復の機中が4時間ある中で持っていった新書を読み終えました。身近な鳥の生活図鑑という本で、スズメ、ハト、カラスを筆頭に生態を解説。そしてツバメ、最近増えているハクセキレイの話が載っています。スズメは人についている鳥で、人が住んでいないところにはいないと聞いたことがあります。人が近づくと逃げるくせに、実は適度な距離を持って生活しているのですね。ツバメもそうで人が絶滅するとツバメも絶滅らしいです。しぶとく生き残るのはカラスかもしれません。ハトは郊外にはキジバトがいますが、都心の公園にいるドバトは野生種ではなく、伝書鳩やレース鳩が逃げ出したものということで、最近供給が減っていて増えていることはないらしいです。昔はハトを飼う趣味の人はけっこういましたが、最近は見なくなりましたね。

「身近な鳥の生活図鑑」三上修 ちくま新書

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【1月25日】

2016-01-25 | 新書

昨日屋久島で雪が舞ったと思ったら、今日は沖縄で初めて雪が舞った(いずれもみぞれでしたが)ということで寒気が西日本を中心に南下したおかげですね。屋久島みたいな2000m級の山の頂上は相当の積雪でしょう。長崎の17センチというのも驚異的ですね。坂の多い街ですから身動き取れませんね。鹿児島空港は-10℃だったそうです。と、雪のニュースのかたわらで金の話の本を読み終えました。色々と勧められる金融商品のほとんどが、実はあまりいい商品ではなく、長期金利よりも高い利回り商品はリスクも高いという裏腹であり、投資信託もほとんどが手数料負けしているので、証券会社や銀行を太らせるだけと言うことだそうです。とにかく手数料をよく把握することが一番大切ということです。自分などは全く縁がありませんが、いわゆるマンション投資も、確実に儲かるのであれば、売る側が売る必要は無いわけです。詳しくは本を読んで下さい。

「超簡単 お金の運用術」山崎元 朝日新書

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【1月24日】

2016-01-24 | 新書

千葉マリンマラソン(ハーフマラソン)に出て、めいっぱい走ってきました。行きは追い風、帰りは向かい風でけっこう辛かったのですが、タイムは最高記録は出せませんでしたが(もう歳をとったので)、ここ数年のハーフでは一番の記録でした。昨春の10キロレースよりも途中経過の10キロタイムが良かったのは嬉しい。実は最高タイムのペースで走っていたのですが、後半5キロの脚がついてこなくて、もうここは歳相応の脚力かとゼイゼイしながら思ったのでした。会場への道々、超簡単お金の運用術を読んでいました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【1月23日】

2016-01-23 | 新書

今冬一の寒波がやって来るという前夜の関東地方は底冷えの一日でした。まさに寒中です。超簡単お金の運用術を午後のひととき読んでいたのですが、夜になって風呂に入っている時、あっそうだ、今日は歯医者だったというのを思い出し、本など読んでいる暇は無かったのでありました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【1月22日】

2016-01-22 | 新書

ちょっとお金の運用を勉強したくて読んでいるのが、超簡単お金の運用術という本。マネー雑誌を読んでもいいのですが、雑誌の場合は広告主との兼ね合いでバイアスがかかっているだろうと考え、ネットでこの本の著者山崎氏を読んだことがあって、割り方公平な考え方かなと思ってその著書を買った次第。銀行に預けていても千円の利子を得るのには1000万円は必要な低金利の時代です。少しでも運用益を望むと投資信託とか株式となりますが、リスクを加味するとなかなか踏み切れません。100万円あったらどう運用すればいいのか、この本ではそのヒントがありそうで読んでいます。
ところで今日の午後の天気図を見ていると、シベリア高気圧が1070hPsもありました。通常は1040hPs台で1050を越えるのも一冬にあるかないかなのでこのような超高気圧は何十年か振りではないかと思います。超寒気団が来ている証拠です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【1月21日】

2016-01-21 | 電子書籍

広島からの帰りも新幹線。4時間座席にいました。今村均を読み終え、ビックコミックオリジナルを読みました。車中、居眠りをはさんでの道中でした。今村均はとにかく小さい字を追ったので疲れました。フォント拡大ができないサービスはいけませんね。eJapanは使いにくいのでもう止めよう。

「今村均 回顧録抄」今村均 平凡社eJapan版

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする