石橋湛山という政治家をご存じの方はあまり多くはないと思います。太平洋戦争直後の日本の混乱期を指導した政治家です。吉田茂やGHQと合わず言われ無き公職追放を受けましたが、復帰後総理大臣も務めました。残念ながら体調不良により2ヶ月の短命内閣でしたが、後の池田内閣にその精神は受け継がれました。
戦時中も時の体制には小日本主義の立場から批判的言論を展開してきました。左翼政治家とは違って自由主義という立場を貫き続け、戦後はリベラルなという形容詞はこの人のためにあるのではと思われます。
現在も湛山を信奉する政治家は数多く、その精神を勉強する人は耐えません。真の日本リーダーがいなくなって久しく(と私は思うのですが)今、石橋湛山がいたら日本をどう導いてくれるのかと本気で思います。
「日本リベラルと石橋湛山」田中秀征 講談社メチエ選書
戦時中も時の体制には小日本主義の立場から批判的言論を展開してきました。左翼政治家とは違って自由主義という立場を貫き続け、戦後はリベラルなという形容詞はこの人のためにあるのではと思われます。
現在も湛山を信奉する政治家は数多く、その精神を勉強する人は耐えません。真の日本リーダーがいなくなって久しく(と私は思うのですが)今、石橋湛山がいたら日本をどう導いてくれるのかと本気で思います。
「日本リベラルと石橋湛山」田中秀征 講談社メチエ選書