活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【8月31日】

2021-08-31 | 文庫

山岳小説傑作選から今日は熊谷達也の皆白(みなしろ)、新田次郎の寒冷前線の2話を読みました。前者は体毛の白いツキノワグマから肝を取る話。皆白を射止めると不吉なことが起こるとの言い伝えを無視して、冬眠中の皆白を見つけて撃つ話。後者は雲取山からの帰路、ふとしたことから予定のルートから別ルートを選んで遭難してしまう話。これは七つ石山から鴨沢に降りずに石尾根を下ったところ、(夏ならなんともない尾根ですが)積雪期、寒冷前線の通過によって凍死遭難を起こしてしまう話でした。現在は途中に避難小屋があるのですが、この話の設定(1957年)はそんなものはありませんでした。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【8月30日】

2021-08-30 | 電子書籍

鉄道ファン9月号を読んでいました。地下鉄特集などなど。鉄道ジャーナルを読みたいのですが、なかなか電子雑誌媒体に登場しません。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【8月29日】

2021-08-29 | 文庫

山岳小説傑作選は夢枕獏の山を生んだ男、笹本稜平の疑似好天を読みました。山を生んだ男は夢枕獏らしい伝奇的なストーリー。フォッサマグナが意識化する話です。疑似好天は映画にもなった春を背負っての連作集の中の一篇。二つ玉低気圧が通過する甲武信岳を舞台にした話です。実は夢枕獏は初めて読んだのです。夢枕獏の文章があまり合わなくて読んだことがありませんでした。フォッサマグナが意識化するというのは40万年後の造山運動の結果、アルプス山脈を形作るためにある登山家の意識を借りたというものです。富士山が邪魔をしてアルプスが形成できないというのを直したいというフォッサマグナの意識の話なのです。疑似好天は山を守る山小屋経営者の話です。疑似好天の方が自分には合ってるかなと思いました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【8月28日】

2021-08-28 | 文庫

北上次郎・選、山岳小説傑作選から今日は井上靖の氷壁(抄録)を読みました。井上靖は結構読んでいて、敦煌などのシルクロードもの、しろばんばなどの生い立ちものですが、代表作の氷壁は読んだ記憶がありません。真冬の穂高岳にとりつく二人の男たちのシーンが描かれています。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【8月27日】

2021-08-27 | その他

今日は活字休養日でした。正確にはコロナの医学情報をネットから拾って読んではいましたが...。相変わらずマスコミは感染者数だけをニュースのトップに持ってきていますが、いい加減にしてもらいたいですね。コロナの感染者は確かに飛躍的な増加をしていますが、重症化率、死亡者数は下がっている事実をどうして伝えないのか。ワクチンを打って換気をよくして飛沫を防ぐことをして、そして医師会の医師たちが(往診などの)診療体制をしっかり引いてくれれば、医療崩壊も起きないし、やがて収束するのですが...。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【8月26日】

2021-08-26 | 文庫

北上次郎編の山岳小説傑作選を読み始め、今日は加藤薫のひとつの山というのを読みました。これは北上次郎による抄録です。北上次郎はかつて目黒孝二というなで椎名誠と本の雑誌を作っていました。小説専門の書評家で、現代小説、ファンタジー小説を主軸にしています。加藤薫という作家はこの本で初めて聞いた作家です。かつて直木賞候補になった人なのですが、1974年頃にこの作品をもって(5、6年の活動を経て)突然筆を折ったそうです。今は90歳くらいになっています。大学山岳部の青春小説という感じで、このタイトルは廃刊になっていて、そのため抄録となったようです。復刊したら読みたいです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【8月25日】

2021-08-25 | 電子書籍

昨日に続いて山と渓谷9月号の残り半分を読みました。写真家星野道夫の作品展が始まって、1年以上かけて全国を回るそうです。その中から数点が載っていましたが、もう亡くなって(カムチャッカ半島でキャンプ中にクマに襲われた)25年経つんですね。この頃は当然フィルム撮影で、今のようにその場で作品の出来が確認できる時代ではなく、露光に関しては経験がものをいう時代でした。今見ても素晴らしい作品です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【8月24日】

2021-08-24 | 雑誌

山と渓谷9月号を読んでいます。遭難特集で、遭難というのは起こるべくして起きることが多いのですが(準備不足、経験不足)、滑落事故などは疲労が溜まった時は十分に危ないものの、元気であってもこんなところで滑落するかということも起きていて、なんか怖いなと思いつつ、第二特集の八ヶ岳を読んでいると、あー山に行きたいと思うのであります。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【8月23日】

2021-08-23 | 電子書籍

午前中は大雷雨がありまして大変でした。働いているお店も始めて浸水したということで、ショックな顔をしていました(商品に被害は無かったですけど)。それはそれとして、夏山JOYを読みながら9月の(緊急事態が終わったという想定で)山行きを夢想していました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【8月22日】

2021-08-22 | 雑誌

昨日読み残したビックコミックオリジナルの半分を読みました。黄昏症候群は江戸時代編ですが、なかなかいい感じの小品でした。動物愛護の観点から書かれるしっぽの声も面白かったです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする