活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【3月31日】

2020-03-31 | 新書

土ができて5億年、人が土を利用し始めて1万年。その土が今や危機に瀕しています。土は植物が成長すると栄養を取っていきますから痩せてかつ、酸化していきます。特に窒素とリンは植物にとっての必須栄養素。そこでヒトは肥料を土に加えるようになりますが、当初は肥やしなどの有機肥料。でもこれは供給に難があり、そこで人口肥料の登場となります。今は窒素肥料が安価に提供されるようになり、土はある意味富栄養化しています。窒素が撒かれると(硝酸ができて)土は酸化の度合いを強め、植物の生育を抑えます。土作りは農業の基礎ですが、この土作りがなかなか上手く行きません。ほどよい酸性というのが望まれるのですが、ヒトはそれを待っていられないというようです。土の話は面白いです。

 

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【3月30日】

2020-03-30 | 新書

志村けんが亡くなったのは今回のコロナ禍の典型ですね。長年の大量喫煙で肺が相当やられていて(60本×365日×50年で100万本を超えています。そして何年か前にも肺炎をしている)、そこにコロナ肺炎を食らったもので、大量喫煙の高齢者は本当に気をつけなくてはいけません。
読んでいるのは土の話です。土ができて5億年。どうやって土が地球上を覆ったのか。地球以外の岩石惑星に土はありません。土は植物によって作られました。その過程を探る大地の5億年という本です。

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【3月29日】

2020-03-29 | 電子書籍

昨日は20℃になり、普通は桜が終わってから芽吹く花水木はおろか、楓まで芽吹き始めたと思ったら、なんと今日は積雪です。桜と新芽に積雪というのはここ南関東ではなかなかないことです。東京の3月下旬の1センチの積雪は32年ぶりだとか。
今日は昨日読みかけたNEWTON4月号の残りです。恐竜の話、ダークマターの話、素数定理の話、犯罪機会論の話など興味深いTOPICSでした。

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【3月28日】

2020-03-28 | 雑誌

先日久しぶりに紙の雑誌を買ったのを読みました。NEWTON4月号で、NEWTONはかつては電子版で読んでいましたが、Adobeとの契約更新が無くなって終わってしまったのが残念でした。年間3000円で読めたのですがね。それはともかく、特集は存在とはなにかというもので、現代物理学と宇宙論との総合的な話です。
そもそも我々の体(物質)は原子からできていて、原子1個は原子核と電子でできています。これがそもそもスカスカな存在。原子を東京ドームとすると原子核はマウンドに置かれたビー玉。その空間をさらに小さな電子が1個から100個くらい飛び回っています。その原子核も陽子、中性子でできていますがこれもスカスカ。どちらもクォーク3個からできていますが、クォークは陽子の1000分の1の大きさ。素粒子といわれるもので電子も同じもの。ではこれは何でできているかというともう物質とは言えないのですな。電荷という言い方はありますが、粒子であり波でありと量子力学の混沌とした素人にはわからない世界になります。そういうものからできている我々の存在とはなにかということです。ちなみに宇宙空間は(宇宙で最も豊富な素粒子である)ニュートリノが飛び回っていて、我々の体を毎秒数百兆も通り抜けています。まぁスカスカな体ですから想像するよりも簡単に抜けていくのでしょう(電荷をもっていないという理由もある)。

 

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【3月27日】

2020-03-27 | 単行本

小学生で御岳山に登り山に開眼して、中学高校と山三昧。まだ5万分の1地図しかない時代、雪も夜もものとせず、登り続けた著者の胆力はたいしたものだ。親もよく送り出したと感心する。自分は高校時代にワンゲル部に入りたいと言ったら大反対されて挫折した。奥多摩、奥秩父の殆どの沢を登り詰めもした。沢だけでなく岩登りもし、ネパール、天山、アフリカ、アンデスも登ってきた。今はガイド稼業をしているが、山にかける情熱は並のものではない。この奥多摩の本は先月出たばかりのものだが、2011年に奥秩父編が出ており、それを今日kindle版でポチッとしてしまいました。

「奥多摩 山、谷、峠そして人」山田哲哉 山と渓谷社

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【3月26日】

2020-03-26 | 単行本

今日はなんと道端のツツジが咲いていました。今年の冬からの天候は全く狂っておりますな。ついでにこの暖かさでコロナも終わってほしいものです。
奥多摩の本を読みながらVR的登山を楽しんでおります。

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【3月25日】

2020-03-25 | 単行本

奥多摩の山々の本を引き続き読んでいます。このところ毎月一回の山行をしていますが、4月はどこに行こうかと考えていて、この本奥多摩山、谷、峠、そして人を読んでいいて決めました。棒の嶺(棒ノ折山)に行こうと思います。埼玉側から入って高水三山を歩いて御嶽に降りるというコースを計画しています。

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【3月24日】

2020-03-24 | 単行本

自分の考えていた奥多摩というのは地図を広げて東京都の範囲の中の山々でした。でも本当の奥多摩は東京の水源地を指すのでした。東京の水源は多摩川。実際は利根川水系の水のほうが通常は多くて、タアm側(小河内ダム)の水は最後の最後の拠り所というものです。そして多摩川の最上流は笠取山。ここは山梨県甲州市です。この笠取山からの水源地は甲州市でありながら東京都が管理しているのだそうです。この一帯までを奥多摩というのだそうで、笠取山はもう奥秩父のイメージでしたが、奥多摩なのでした。そういうことで奥多摩の最高峰は雲取山2017mと思っていましたが、唐松尾山2109mなのでした。奥多摩の山々をしこしこ登っていますが、山域が広がったので制覇するのに10年以上かかりそうです。

 

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【3月23日】

2020-03-23 | 電子書籍

山と渓谷4月号を読んでいたら、今月の新刊に奥多摩 山、谷、峠、そして人というのがあって、奥多摩の山々が大好きな身としてはそれをゲット。電子版で買ってKindleで読むことにしました(Kindle版のほうがちょっと安いしね)。著者は中学生時代から奥多摩の山々と沢を歩き、今も年間320日山を歩いているそうです。著者ほどには登れませんが(特に沢歩き)奥多摩の山々は可能な限り制覇したいと思っています。

 

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【3月22日】

2020-03-22 | 雑誌

一昨日買ったビッグコミックオリジナルをお彼岸のぼたもちを食べながら読んでおりました。
ドイツのメルケル首相の19日の会見はなかなか興味深いものでした。安倍首相にもここまで言ってもらいたい。要は「誰が何をなし、何を為さなくとも、人類の70%がコロナウィルスに感染し、人類の0.3%が死に、2年後に全人類が免疫を得る。みんな頑張ろう。」ということで、言い換えるとオタオタしないで栄養と休息と衛生を保って、(おバカな数字をあげつらう)マスコミにうろたえるなと言っているのですな。ちなみに季節性インフルエンザの死亡率は0.1%ほどと言われています(インフルエンザで亡くなっても全然ニュースになりません)。でも強毒性インフルエンザが本当にパンデミックになったらこうはいきませんが(死亡率20%もあり得る)。

 

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