活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【1月31日】

2020-01-31 | 文庫

ジョージ・マーティンはEMIと契約していたのですが、このEMIは英国の会社らしく保守的でしぶちんでした。それでビートルズを成功に導いた後ほどなく退社し、他のプロデューサー仲間4人とAIRというスタジオを起こしました。形としてはフリーランスになるわけです。EMIとは契約に縛られてしばらく苦しい状態が続きましたが、後にクリサリスという当時の最新レーベルと契約してから順調満帆となるのです。この本はさすがビートルズにページを割いていますが、特にサージャント・ペパーズには本人も特別な思い入れがあるようで大きく割かれています。

 

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【1月30日】

2020-01-30 | 文庫

ビートルズの録音の歴史は2トラックから始まって、4トラックへと変わりますが、現代は24トラックの時代。それもデジタルです。ジョージ・マーティンはアナログ24トラックの時代に多くの作品を残しました。当時はプロ用のテープとはいえ、編集の際、擦り切れる寸前までトラックダウン、ミキシングで酷使したそうです。今はそんな事ありえませんね。ノンリニア編集でいかようにもいじれます。

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【1月29日】

2020-01-29 | 文庫

耳こそはすべては半分近くまできていよいよビートルズ登場となります。ジョージ・マーティンはそれまでピーター・セラーズなどのジョークレコード(そういうのが売れていた時代があったのですな)を作っていましたが、POPSのレコードを作りたいと思っていたところ、ブライアン・エプスタインからの売り込みがあったのです。それまで多くのレコード会社で袖にされてきたのですが、ジョージ・マーティンはなにかグッと来るものを感じて契約することになりました。その後の成功は多くの人の知るところですが、ブライアン・エプスタインは第2、第3のビートルズ(となるべきバンド)を持ち込んできて、マーティンはこれを受け、ビートルズの抱きしめたいのヒットの後もこれらのバンドで全英チャートの第一位を獲得します。63年は一年52週のうち37週をパーロフォンレコードが獲っていたそうです。

 

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【1月28日】

2020-01-28 | 文庫

ジョージ・マーティンは戦後すぐから20世紀にかけて活躍した人です。この50年ほどは電気関係の物が急速に進歩した時代です。レコードの録音スタジオもしかりで、今はデジタルで録音し、できたものはファイルとなりますが、1950年ころはまだモノラルがステレオになり始めた時代。テープレコーダーは発明されましたが、まだ信頼性がなかったものです。そこでその頃はダイレクトカッティングといって、録音しながらレコードのマスター盤を刻んでしまう方法を取っていました。さらにそのマスター盤を乗せるターンテーブルを動かすモーターもワウ・フラッターを拭いきれないので、なんと動力が重りだったそうです。重力加速度が一番信頼できるということですな。ダイレクトカッティングも一回で済むわけでなく、何十枚も刻んだそうです。まぁ、程なくテープデッキの性能も安定して、編集技術を使えるようになるわけですが、エジソンの時代のまま20世紀前半は音楽が作られていたのです。

 

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【1月27日】

2020-01-27 | 文庫

耳こそはすべての二日目です。題名はAll you need is earsとうことで、明らかにビートルズの愛こそはすべてAll you need is Loveをもじっています。ビートルズの殆どの楽曲をプロデュースしたという意味で、ビートルズと共に生きたといえますが、専属のプロデューサーということでは当然なくて、イギリスのEMI傘下パーロフォンというレーベルのプロデューサーでした。第二次大戦後、兵役から戻ったマーティンは音楽学校を卒業し、パーロフォンに採用されます。パーロフォンはビートルズが自分たちのレーベルであるアップルを設立したあと、活動を停止したのですが、アーティスト達の要望で1970年代に復活し、クイーンもパーロフォンです。

 

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【1月26日】

2020-01-26 | 文庫

ビートルズを読み終えたばかりですが、ここで5人目のビートルズとも言われたプロデューサーのジョージ・マーティンの自伝耳こそはすべてを読み始めました。ビートルズの中にも記載があったので、そんな自伝があったんだ、と思ってアマゾンで見てみたら、既に現行のものではなく古本のみでした。そして手に入れたのは1992年の文庫の初版でした。活字組が小さくてちょっと読みにくいです。
ジョージ・マーティンは大好きなプロデューサーでクラシックの素養に裏付けられたオーケストレーションによるアレンジが好きです。

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【1月25日】

2020-01-25 | 電子書籍

dマガジンで山と渓谷2月号を読んでいました。単独行の特集で、自分の山行きも独りなので、うん、そうそうと思いながら読んでいました。まさかということが無い限りは単独行は自由で気楽でいいのですがね。

 

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【1月24日】

2020-01-24 | 文庫

ビートルズを読了。ビートルズ本は数多くありますが、この本はジャーナリストの書いたものとして、憶測、推測の無い内容とされています(著者曰くですが)。結成からその頂点へ、そしてそのまま解散という1960年代を駆け抜けていった、そしてポピュラー音楽に不滅の足跡を残したバンドの軌跡でした。最近はクイーンの映画が話題をさらいました。今度は映画レットイットビーのリニューアル版が予定されて、間近になるとビートルズの話題が沸騰するかもしれませんね。

「ビートルズ」 マーク・ハーツガード ハルキ文庫

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【1月23日】

2020-01-23 | 電子書籍

昨日の本の窓2月号の残りを読んだのですが、一橋文哉の連載が終わってしまって今面白いのは酒井順子の女人京都(源氏物語を歩く)ですね。京都を歩きたくなります。意外と冬枯れの今が京都のいい時ではないかと思うのですが、なかなか旅立てません。
ビートルズも再開。ビートルズはホワイトアルバムと通称言われる二枚組の辺りから、個性の集合というより、個性のぶつかり合いとなってきます。さらにオノ・ヨーコが登場し、ジョンにとっては体の一部みたいにスタジオに連れ込むのですが(今までは他者の立ち入り厳禁でした)、ヨーコがレコーディングの最中いちいち批評するのが他のメンバーの気持ちをイラつかせます。マネージャーのブライアン・エプスタインも急死してアップルを設立、メンバーとロードマネージャーらが幹部となって集団で運営していくのですが、これもポールが仕切るようになっていきます。ということで、この時代は愛こそは全てとかヘイジュードなどの名作は生まれますが、そろそろ先が見えてきた(今になっての感想ですが)という頃の話となりました。

 

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【1月22日】

2020-01-22 | 雑誌

本の窓2月号をパラパラと読みました。昨年末から資格試験の勉強中でなかなか普通の活字を読む時間が無いのであります。試験は2月の半ば。追い込みと言えば追い込みです。

 

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