活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【6月30日】

2020-06-30 | 文庫

ハワイはアメリカ本土から約4000キロ、日本から6000キロです。太平洋のほぼ真ん中にポツンと存在しています。ここに1000年前にポリネシア人がやってきました。ミクロネシア、メラネシア、ポリネシアという島々に住む人たちは、元々は東南アジアから進出してきた人たちです。ハワイを除いては概ね島伝いという感じで渡ってこられるのですが、ハワイ諸島はかなり離れていて、知っていて訪れない限りそこに島があるなどとは思えないはずです。でもやってきたのです。おそらくハワイの南にあるタヒチからやってきたと思われます。ヨーロッパ人でハワイを発見したのはクック船長。彼が訪れたときにハワイの人口は30万人だったそうです。タヒチからたまたま漂流するようにハワイに人がたどり着いたというのではこんな人口にはなりません。最初にたどり着いた人たちと、タヒチの島々との間で交流があったとしか言えません。それを検証しようと、1970年代に昔を模した大型のカヌーのような船で、星をナビゲーターにしてハワイからタヒチに航海する実験があり、1ヶ月掛けて無事たどり着いたそうです。最初の1隻がハワイに着くまで何隻の犠牲があったかは判りませんが、一旦たどり着けばあとは人間の知恵は往復を可能にしました。日本でも日本人のルーツを探るということで台湾から与那国島にカヌーのような船で渡る実験がありましたが、こちらは海流に対して体力が続かなくて失敗しています。HWAIIもだいぶ終盤です。

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【6月29日】

2020-06-29 | 文庫

HAWAIIを引き続き。フラの話の後はハワイ語の話になり、サーフィンの話になりました。ハワイと言えばサーフィンなのですが、他の南洋の島と比べて、環礁が少ないことがハワイのサーフィンを育てましたね。ノースショアが珊瑚だらけだったら、波は外海で砕けてしまうだろうし、怖くてしょうがありません。

 

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【6月28日】

2020-06-28 | その他

アサヒカメラが今月出た7月号をもって休刊というのは知っていたので、20日発売でちょっと日がたったけれど、売っているといいなぁと近くのTUTAYAまで行ったら、やはり影も形もありませんでした。普通は翌月号が出るまで店頭に残っているのですが。他の本屋を探すのも面倒なので、アマゾンを見たら売っていて、紙版と電子版がありました。紙版は送料がかかるので、電子版をゲットしました。
TUTAYAでアサヒカメラが無かったので鉄道のムックをゲットしてしまいました(こちらの方が高くついた)総武本線・成田線・鹿島線というタイトルで、国鉄時代のこの3線と沿線の写真がいっぱいあったので買ってしまいました。昔の写真が載った本(雑誌)があると、どうしても手が出てしまうのです。家に帰って半分ほど眺め読みしました。総武本線の昔の両国、錦糸町(昔は本所といいました)から始まって全ての駅の昔の写真と当時の車両が絡んでいて楽しめました。幕張駅から千葉駅にかけては昔は海岸線が続いていて、昭和30年代の海岸線はほぼ国道14号線の旧道に等しいところです。京成千葉線、国鉄の駅から直ぐに海岸に出られたのです。稲毛などは海水浴場があったのです。と、ローカルな話ですが、住んでいたわけではないので話として知っているだけ。でも今電車に乗って海側を眺めると(埋め立てられて)ずーっと家々があって、海岸線はとても見えません。幕張新都心の高層ビルが見えて、その先が海だなとわかるだけです。

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【6月27日】

2020-06-27 | 電子書籍

年甲斐もなく五十肩になっておりまして、二回目です。前回はひたすら耐えていたら、いつの間にか治ってしまいましたが、今回は若くもないので整形外科へいってきて、肩に注射を1本打ってもらってきました。さて、これで痛みが無くなりますか(色々と読んでも、五十肩は時間で治るとあるので、医者に行かなくてもいいのですが)。その待合室でHAWAIIを読んでいました。家に帰ってからはdマガジンで山と渓谷7月号

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【6月26日】

2020-06-26 | 文庫

巷にはハワイ本があふれています。当然ながら観光用で、今のハワイの楽しいところだけを取り上げています。それはそれでいいのですが、もう少しハワイのことを知りたいと思うと、なかなかそういう本にはめぐりあいません。自然と文化、歴史を網羅している本の一つが、このHAWAIIでしょう。少しお金持ちの視点で語られていて、それはそれで良しということにして、ハワイを改めて多角的に知ることが出来る本であろうと思いつつ読んでいます。ハワイの歴史を語るとどうしても白人そしてアメリカの収奪に話が及ぶのですが、現在を受け入れると言う立場から、批判的な論調は控えていますね。

 

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【6月25日】

2020-06-25 | 文庫

池澤夏樹の本、HAWAIIを読んでいます。ハワイイと読むのですね。確かに英語ではハワイイです。この本はハワイ紀行の本でどこかのハワイ特集の中で紹介されていた本で、その時にアマゾンを探ったら版元(新潮文庫)品切れ状態でした。それが最近再版されて、5月末に入荷したのでゲット。12版でした。
沢木耕太郎の紀行文の後にこの本を読むと、沢木の地べたを這うような紀行文と、池澤の空から見下ろす紀行文の差があります。沢木は徹底的に人にこだわります。池澤は人だけではなく自然もなにもかも立体的に見るのです。純文学をほとんど読まないので、池澤が芥川賞作家であることも知りませんでした。WiKIを読んでいて一つ気になったのは、従軍慰安婦の偽記事を書いた元朝日新聞の植村記者を擁護したことですね。朝日を辞めて北海道の短大教授に収まったところを、強烈にパッシングされたのですが、よってたかっていじめるんじゃない的な擁護をしたのです。村上春樹もそうですが、文学者って時々政治的な発言をするのですがピントを外していることが多く、その一例だと思いました。

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【6月24日】

2020-06-24 | 電子書籍

深夜特急が終了です。この旅は一部で飛行機を使ったものの、ほとんどの移動は路線バスでした。あえて鉄道にしなかったは、国々の空気を直に吸いたかったからでしょう。バスの中ではいろいろな人に声を掛けられ、お国柄を実感します。そしてこの度では多くに人の親切(情け?)に出会いました。夜遅くにバスがたどり着いた先で、途方に暮れていると、近くにいた人が安宿まで連れて行ってくれたり、強盗、詐欺などには遭わず、人の親切によって旅が切り開かれたと言えます。45年も前の旅で、今同じことができるかというと、こうはならないでしょう。異国の旅人が珍しかった時代です。今は、異国は日常に溢れています。

「深夜特急」沢木耕太郎 新潮文庫kindle合本版

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【6月23日】

2020-06-23 | 電子書籍

深夜特急のように1年近くも放浪に近い旅を続けると、色々な想い、考え方をするようになるのですね。e-mailはおろか、ケータイすらない時代、コミュニケーションは手紙がメインでした。旅先で手紙を書く。エアログラムでも絵葉書でもいいのですが、文字で言葉を伝えるという時代が20世紀でしたね。今はSNSを使えば地球上どこでもリアルタイムに事情を伝えられるというようになっていますが、手紙文化に郷愁をもつ世代でありますよ。作者も事あるごとに手紙を出していたようです。

 

 

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【6月22日】

2020-06-22 | 雑誌

本の窓7月号を読みました。真山仁の連載が先月から始まっていて、量子コンピュータ開発の話ですが、出だしは快調。一方で、本誌に限らず色々な雑誌の連載で、紀行文のようなエッセイがありますが、今月号くらいのものになると、もうコロナ禍の影響が出ていて、紀行(取材)しようにも行けず、しょうがないのでステイホームな内容になっていますが、さて来月はどうでしょう。
深夜特急もトルコからギリシャに入りました。日本を出るときにとりあえずギリシャまでのルート感は持っていた作者で、その目的はペロポネソス半島のポリス遺跡を見ることでした。そのギリシャにたどり着いてしまい、さて次はどうしようと考え込むところがみられます。

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【6月21日】

2020-06-21 | 単行本

書棚にあって、時々読みかけている宇宙のエンドゲームを読んでいました。宇宙歴30年から80年(ここでいう歴は10Λ30とかの指数部分を年数にしたものです。とてつもない未来です。ちなみに現在は138億年ですから、100億年とすれば10Λ10、宇宙歴10年位ですね。)の話で、この時代は多くの星々は死に絶えてブラックホールの世界となります。
ふとテレビをつけた時にNHKのBSで高島礼子のヨーロッパ・スイーツ紀行をやっていて、思わず見入ってしまいました。

 

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