活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【4月17日】

2023-04-17 | 文庫

田淵行男という山岳写真家でもあったナチュラリストの嚆矢の人がいましたが、似たような名前で田渕義雄という1980年代日本のアウトドア創生期を引っ張った人がいます。同じ頃、野田知佑、芦澤洋一、加藤則芳、本山賢司という(もう物故した)人たちがいて、アウトドアの世界を一緒に引っ張りました。田渕義雄は南川上村の1300mの高地の林間地帯に家を建て薪ストーブを使いながら-30℃の冬を過ごし、趣味の木工で椅子を作って暮らしました。生計は物書きでしたが、その頃の著書に寒山の森からという山暮らしのバイブルのような本を出しました。この本がヤマケイ文庫で再版されたので読み始めました。

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