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矢張り「反省ゼロ」の安倍政権、露骨な言行不一致を有権者に見抜かれる - 支持率は過去最低を記録

2017-07-10 | いとすぎから見るこの社会-全般
安倍政権の特徴は、キャッチフレーズだけは立派だが
内容が全く伴わず、毎回毎回竜頭蛇尾になるというものだ。

アベノミクス然り、女性活躍然り、待機児童ゼロ然り、
対ロ外交然り、安全保障政策も然り、働き方改革然り。

経済パフォーマンスでは民主党と大差なく、
団塊世代の大量退職と米経済好調に助けられた悪運だけはある政権だから、
個別の政策を見るとほぼ全て「口だけ政策」に他ならないのである。

そして今回は、口先ではいかにも反省しているかのように言っているが、
「反省ゼロ」で行動が全く伴っていないことが有権者に見抜かれ始めている。

これまで何度も騙されてきた有権者もいい加減腹を立てているから、
程度の低いレトリックではもう通用しなくなるであろう。

これまで唯一の得意技だった「メディアコントロール」も遂に通用しなくなり、
仲良しの保守メディアも庇い切れなくなる程に民意を失いつつある。

おまけに散々嫌がらせをした朝日新聞から次々に逆襲され、
次々と「朝日砲」の直撃を食らって炎上している有様だ。

例えばイエスマンだらけの官邸が沈没寸前の状況が、朝日報道によって暴かれている。
   ↓
稲田氏批判は「かわいそう」 かばう官邸、強まる逆風(朝日新聞)
http://www. asahi.com/articles/ASK774VSXK77UTFK00B.html

現下の支持率低下の本質は、安倍首相と菅官房長官の嘘と不誠実にある。
だから、両者に消えて貰わない限り有権者はおさまらない
のである。

安倍政権の「崩壊」は既に決定したと当ウェブログは判断した。
後は長い下り坂の中で虚飾だらけの名声を失ってゆくこととなろう。
メディアコントロールができなくなった安倍政権など、
凡庸な癖に喋りだけは一人前の、口だけ政権に過ぎない。

▽ 矢張り安倍政権と自民党はメディアコントロールに必死になり過ぎ、自ら墓穴を掘る結末に

『安倍官邸とテレビ』(砂川浩慶,集英社)


予想通り、当ウェブログの予想が完璧に的中しつつある。

「御用新聞や御用テレビが事実上買収されているというのは、
 様々な状況証拠から考えて恐らく正しいだろう。報道内容を見ていればすぐ分かる」

「官邸と自民の「接待攻勢」は当初、最初は政策をPRして貰う意図だったと推測するが、
 カネで相手を支配してゆく中で段々勘違いしてきて、毒が自分に回ってくる」

「アベノミクスの「次元の低さ」が発覚した安倍政権は
 しくじりがバレて今度の選挙に勝つ自信に乏しいらしく、
 マスメディアに姑息な圧力をかけてきた」

「直近の世論調査によれば、安倍政権に不満があり
 アベノミクスによる恩恵を受けられていない者が圧倒的多数であるにも関わらず、
 安倍内閣に警告を与える意思のある有権者は過半数に達していない」

「そうした数値を見て、「ああ、日本国民は変わっていない」と実感する。
 ただの雰囲気に流されて大挙して民主党に投票し、
 民主党アマチュア内閣を生み出したのがこうした大衆である」

「「自民党は没落への長い下り坂を転がり落ち始めた」との見方を維持する。
 衆院選に勝っても負けても同じである。
 有権者の鉄槌を受けて敗北した方がまだましかもしれない」

「放送法に違反しているのは、安倍政権である。
 何しろ、「自分が出るのは問題なく、批判されるのは不公平だ」と考えているのだから」

「自民党が「公平」を語れると認識していること自体が根本的な誤りだ。
 支持率が落ちたら、メディアのせいだと考えるような連中だから、
 メディアに圧力をかけて選挙を有利にしようと考えるのも不思議でない」

「日本の凡庸な保守が権力を握るとまずメディアを「支配」しようとする。
 国益を騙って大きく国策を誤りながら、真の敵に向かうのではなく
 言説における国内の「敵」を必死に攻撃するのである。
 (日本の「真の敵」とは、そうした連中自身だったことは史実が証明している)」

「『少年H』の時代と同じく、転換点は必ずやってくる。
 安倍政権に尻尾を振っていたメディアはいきなり掌を返し、
 安倍政権の失政に全ての原因があるような殲滅的な報道を行うだろう。
 (実際、その通りなのではあるから仕方がないのだが)」

「先見性のない有権者が自民党ごときに大量票をくれてやったのが
 そもそもの元凶である。およそ80年前に酷似している忌まわしい現象だ。
 (日本を泥沼に突き落とした満州事変の際に、歓呼の声をあげて関東軍を支持したのは当時の国民だった)」

「ここ暫く、自民党政権からメディアへの不満が余り漏れてこないのは、
 大手メディアの「調教」にかなり成功して思い通りの報道をさせているからである」

「安倍政権が成立してから、大手メディアの報道は
 週刊誌やネットメディアへの大敗が続いている」

「所詮は彼らはサラリーマンである。
 菅官房長官がメディアに強く圧力をかけているのは明白なのに、
 保身のため誰も口を開こうとしない。みっともない限りだ」

「メディアにイデオロギーがあるのは自然なことであるが、
 イデオロギーに隷属し薄汚い政治的理由によって情報操作を行い、
 権力に媚びて愚民大衆を騙そうとする「御用メディア」は断じて許してはならない」

「安倍政権が成立して以来、そうした「御用メディア」の媚態は目に余るものがある。
 政権の鼻息を窺い、官邸のカネで飯を食っている連中である。
 本質的には中南海の広報機関である人民日報と何ら変わりない」

「いかに官房長官が陰湿な圧力をかけてきても、
 いかに自民党のはね返り議員が恫喝を行っても、
 報道すべきことは報道すべきである」

「直近では民進党の山尾議員のガソリン代問題について、
 安倍首相のガソリン代が倍以上で「地球13周分」もあるのに
 こうした事実を報じず、政権の鼻息を窺っているメディアは「人民日報」と同類だ」

「自民党政権があらゆる政党の中で最もメディアコントロールに熱心で、
 体質的に言えば独善的な中南海と最も似ている政党なのである」

「国連のデビッド・ケイ特別報告者の来日と記者会見、
 「国境なき記者団」の発表した「報道の自由度ランキング」を巡る騒動が実に興味深い」

「安倍政権が独善的でメディアを統制しようとする意向が極めて強いことが、
 安倍政権や与党自身の言動によって完璧に証明されたからだ」

「岸田外相は国連の特別報告者に対して
 「丁寧に説明したが十分に反映されておらず遺憾だ」」
 「報告書が客観的かつ事実に基づくものになるよう申し入れたい」と
 実質的な恫喝に等しい言辞を吐いている」

「これは、「丁寧に説明してやったのだから相手はそれを反映させるのが当然」
 「相手は主観的で事実を無視しているのでこちらの言う通りに修正させるべき」
 という慇懃無礼そのものの態度である」

「しかも、政府や官庁の裁量に左右される許認可や放送行政ではなく、
 「独立行政機関が監督すべき」であるとの批判に対しては
 何一つ反論できないという恥さらしな体たらくである」

「特別報告者が誤っていると言うのなら、具体的に論点を明確にして
 見解の違いや事実認識のずれを明らかにすべきである」

「自民党も、「日本の報道機関の独立性が深刻な脅威にさらされている」ことを
 自ら証明するような愚行を重ねている始末である」

「結局は自己弁護や不都合な報道への攻撃としか見えない実態が情けない限りだ。
 こうしたことを行えば行うほど日本の恥になり、自民党の「体質」への嫌悪が強まるだけだ」

「安倍政権の陰湿な圧力と接待を受け、国内メディア大手が
 政権への厳しい批判を「自己検閲」してきたのは衆目の一致するところだ。
 それは海外国際機関やNGOの指摘とも一致する」

「メディアによるチェック&バランス機能が低下していることで、
 選挙による政治の浄化作用も機能不全に陥りつつある」

「メディアから厳しい追及がなされないとなると、
 そして有権者が分不相応な大量票を与えてしまうとなると、
 増長して傍若無人に振る舞うのは凡庸な政治家の常である」

「都議会でも、地方議会でもカネの問題に絡むのは自民党ばかり。
 輝かしい党の不祥事の歴史が、いまだに「治療」できないことを示している」

「自民党都連が今回の知事選で敗北する可能性は高く、
 次の都議選前にカネの問題を片っ端から追及されたら大幅に議席を減らすだろう。
 これも結局、勝ち馬都知事と結託して長期政権に胡座をかいてきたツケと言える」

「長期与党の奢りは、まずは自民党都連に顕著に示されてきた。
 次は政策リテラシーが果てしなく低い安倍政権に罅が入る番である」

「小池新都知事はすぐさま都議会自民党との「冷戦」を迎える筈で、
 次の都議選までに都議会自民党を様々な罠に嵌め、できれば分裂させたい立場だ」

「だから、新都知事は自ら辞を低くして都議会での協力を仰ぐかのように擬態しつつ、
 都議会内では密かにシンパを集め、切り崩し工作に全力をあげるとともに
 自民党都議の中で最も感情的で動じ易い連中に「失言」させるよう誘導したり
 自民党議員が「都議会で新知事に嫌がらせをしている」よう演出する筈だ」

「同時に、五輪予算での無駄を調べ上げて都民が怒るような事例を調べ上げ、
 自民都議の利権を片っ端から調査して最も醜悪な件を大きく取り上げるだろう」

「今回の都知事選における小池圧勝ではっきりしたのは、
 自民党都連が数々の失態を見せて自滅した、という事実だ。
 オウンゴールを次々と決める愚か者が大勢いたと言い換えても良い」

「自民党都議はイデオロギストや利権好き(或いはただの権力志向)がかなりいると推測されるので、
 策士の小池新都知事によってその隙を衝かれて議員の職を失う者が出てくるだろう。
 或る種の因果応報であり、そうでもしないと自浄力が働かないから望ましいことでもある」

「官邸にいる安倍首相の取り巻きが、
 あさはかなことに小池票を増やす馬鹿な発言をしている。
 矢張り東條内閣の「三奸四愚」と似てきた」

「小池新都知事は、自民都議の嫌がらせと戦いつつ、
 五輪関連ではラスボスである森会長とも対決しなければならない」

「新国立問題であれだけ騒動を起こした責任者の一人であるにも拘らず、
 安倍首相の後見役であることもあり、まだ政治力でその地位に居座っている強敵だ」

「発言を見れば分かるように失言失態が確実に今後も出ると予想される。
 穏当や協議や協力態勢を装って隙を探せば、必ず好機はやってくる。
 機を見るに敏な新都知事は確実にそこを衝いてくるであろう」

「都民の負担像の最大の責任者は、建設業界から献金をせしめて
 「国土強靭化」で資材と人件費の高騰を招いた愚かな安倍政権にあるが、
 森会長に何も責任がないと思っている有権者などまずいない」

「次は都議選で自民が分裂するか、大幅に議席を減らすであろう。
 自民党も頭上に「ダモクレスの剣」がぶら下がっている以上、
 いつ国政選挙で惨敗してもおかしくないのだ」

「自民党都議だけが公費ですき焼き弁当を食べている実態や、
 築地市場移転派がこっそり自民党都連にカネを出していた事実が判明している」

「安倍政権はメディアコントロールだけは上手で、
 NHKはじめ大手メディアを統制することに成功しているが、
 その陰に隠れて思い通りに振る舞っている自民の地方議員を庇うことはできない」

「その構図が、知事選での小池大勝・自民党都連惨敗で明るみに出つつある。
 官邸は、今のところ直接火の粉がかかってこない、しかも庇いようのない
 自民党都連関連の批判報道には沈黙しているが、いずれ「蟻の一穴」になり得る」

「なぜなら、国会議員だろうが地方議員だろうが党の「体質」は全く変わらず、
 自民党都議の抱える問題は自民党の抱える問題と直結しているからだ」

「また、自民党都連の問題を追及してゆけば、
 必ず根源にある「政治とカネ」の問題、そして森会長の問題に至らざるを得ない。
 どちらにしても自民党にとっては甚大な打撃を受けることになる」

「事実、稲田防衛相の収支報告書には宛名の筆跡が同じ領収書が何百枚もあり、
 「ほかの議員もそうしている」などというふざけた言い訳をしている」

「自民に限った話ではないが、地方議員は国会議員に比べかなり脇が甘い。
 しかも自民党の地方議員はカネの問題では筆頭に槍玉に挙がるという悪しき伝統を持つ。
 (最近、富山県でカネの問題を起こした議員も殆ど自民党である)」

「官邸は、全国メディアさえ支配していれば済むと勘違いしているだろうが、
 必ずしもそうではない。火の手が自分に迫ってきてから大慌てすることとなろう」

「自民党都連は長年の与党暮らしですっかり脇が甘くなり、
 有権者を睥睨して選挙の時だけ頭を下げるという行動様式が染み付いている。
 その象徴が「すき焼き弁当」や公費の使い方に露骨に現れているのだ」

「だから、どれだけ反省しようが、どれだけイメチェンを図ろうが、
 大勢の有権者は絶対に許そうとしないであろう。
 「感覚」がズレているのだから当たり前である」

「つまり、自民党都連のこれまでの行動の総和が小池人気を高める元凶なのだ。
 多少「反省」したところで、表向きしおらしい態度をとったところで「焼け石に水」である」

「豊洲でも五輪施設でも利権の存在が濃厚である。
 たとえ違法でなくとも都連は逃げられない。
 有権者の信頼は決定的に失われつつあるからだ。
 法律が裁かなくとも、選挙で裁かれることとなろう」

「また、自民党都連の問題を追及していくと、必ず利権の問題に突き当たる。
 都連だけでなく国政でも自民党の「体質」は同じであり、
 都連が被弾して炎上することは、自民党と安倍政権が被弾して炎上する日が近いことを意味する」

「東京都議選に向けて、非常に興味深い報道が朝日新聞から出ている。
 東京都議の政務活動費のおよそ20%に相当する
 2億6千万円もの額が「使途不明」なのだと言う」

「一つ一つ調べなくとも、自民都議の政務活動費に
 かなり問題があると考えるのが当然であろう。
 なにしろ幹事長が銀座のクラブや歌舞伎町のバーで「政策懇談」を
 行っているような政党なのだから」

「そもそも東京都議は、政務活動費の返還率が全国有数に低く、
 自民党富山県議ほどではないにせよ、かなり近い数値が出ている。
 その上に自民都議は「与党」時代が長いのだから、何も問題がないと考える方がおかしい」

「よく知られているように、自民党の歴史は金権の歴史でもある。
 自民党のDNAが情報公開やメディアの監視が甘い
 地方議員により濃厚に顕れていしまうと言うべきだろう」

「カネの問題は、決して自民都議だけの問題ではない。
 自民党の政治献金の額と、献金元を見れば明白である。
 必然的に利益誘導と癒着を生み出す「体質」を持つ政党なのである。
 経済界からの献金がなければ存続できるか、選挙に勝てるかを考えれば明白であろう」

「官邸はメディアを操って国政ではうまく有権者B層を騙しているが、
 地方議会の所属議員のスキャンダルを防ぐことはできない」

「小池都知事が自民党所属なのに、自民党に警戒感が強いのは
 自民党に打撃となる危険性を暗黙裏に感じ取っていて
 油断できないと考えているからに他ならない」

「安倍政権は、小池人気の高まりを不安とともに見ている筈だ。
 都議会における自民党の優位があっという間に崩壊しつつあるからだ」

「小池都知事が自民党だからと言っても何の慰めにもならない。
 最近の国政選挙には「風」が全く吹かず、安倍政権の功績によって
 自民党が圧勝している訳ではないことを内心ではよく分かっているのだ。
 (だからこそ口先では幼稚な強がりを繰り返すしかないのである)」

「「小池新党」の可能性は低いとしても
 国政で野党に勢いを与えることは充分に考えられる。
 公明党に「裏切られる」可能性もゼロではない。
 事実上、千代田区長選挙ではそれが起きたのだから」

「他方、小池都知事の側から見れば、再び首相の座が射程に入った。
 口だけ安倍政権と違い、実績を引っさげてくれば相当の強敵だ。
 安倍政権に身内から強敵が出現したという訳である」

「小池都知事は数年前に国政選挙で落選し、比例で救って貰った段階では
 もはや「日本初の女性首相になる目が消えた」筈だったが、
 自民党都連の怠惰と増長に乗じて大復活を研げた」

「石原元都都知事と自民都連が招いた築地移転の問題を追及し、
 多くの国民の顰蹙を買っている五輪会場の問題をうまく着地させることができたら、
 口だけの安倍政権が碌に進展させていない待機児童問題で成果を出すことができたら、
 自民党内部の分裂、安倍政権の崩壊にも直結し得る」

「自民都連は長年、権力の座に胡座をかいて思うままに振る舞ってきたツケが回ってきた。
 これまでの都知事の怠慢と、知事与党だった自民都連に裁きの時が訪れ、
 「今日の事態に至った責任はお前達にもある」と有権者が宣告したのだ。
 だから、何をやっても都議選では大敗するであろう」

「都知事選で有権者を無視して党利党略で傀儡候補を押し立て、
 何ら自分達の行動を反省しない傲慢不遜な態度を見せた以上、
 大量落選によって裁きを受ける以外に道は残っていないのだ」

「周知のように、安倍政権が存続している唯一の理由が「代わりがいない」からで、
 有権者がすっかり政治への希望を失って無気力になっているためだからだ」

「口だけ安倍政権よりも、公共事業バラ撒きにブレーキをかけ
 待機児童問題により真摯に取り組むことが期待できる小池都知事の方が
 まだしもましなトップであろうと当ウェブログは見ている」

「安倍政権になってから「報道の自由度ランキング」で日本の順位が大幅下落したが、
 官邸自身が「報道の自由」を損なっているのが安倍政権であると証明した」

「安倍側近の今井秘書官が厳しい取材を行う記者に陰険な嫌がらせをして更迭させ、
 世耕経産相は失態を責任転嫁してメディアの取材を省内から締め出した。
 両者とも安倍官邸の権柄ずくの体質を如実に表していて興味深い。
 大した成果も出していないのに、失敗は他人に責任転嫁する点でもよく似ている」

「大手メディアは官房長官から睨まれて「忖度」どころか「萎縮」しており、
 おまけに「スシロー」評論家をはじめ官邸から事実上の飲食接待を受けているため
 国民に真実を伝える責務を半ば放棄しているような状態な訳だが、
 その代わりに週刊誌がゲリラのように安倍政権の本性を果敢に報道している」

「森友問題で散々な目に遭っていた(完全に自業自得である)官邸は、
 北朝鮮のミサイル危機で森友報道がすっかり下火になって大喜びのようだ」

「官邸内部からは「ツイていた」などととんでもない反日的な言辞が漏れ、
 安倍政権の安全保障リテラシーの低さと、国民を忘却した権力志向の強さがまた証明されたのだ」

「この増長と高慢は、かつての自民都連と酷似している。
 長年、知事与党として権力の座に胡座をかき、
 自らの責任や過失を一切認めないで舛添都知事に責任を押し付けた。
 その報いで今夏には選挙で惨敗することが確定している」

「今でも自身の無責任と都民からの不信を自覚できないのか、
 速やかな豊洲移転を主張するという「自爆」行為を続けている自民都連の姿は、
 そのまま安倍政権の近未来の姿でもある」

「官邸からの圧力と買収的行為に憤懣やるかたないメディア関係者は、
 十年一剣を磨くの思いで隠忍自重、「材料」をたっぷり貯め込んで
 安倍政権が自業自得で無惨に「転落」する機会を待っていて欲しい。
 必ずこうした安倍政権の増長が罰せられ、メディアが一斉総反撃する時が来る」

「安倍政権も自民都連と同じである。追い風参考記録を実力と勘違いしている。
 今の官邸の弛み切った状況は、有権者の鉄槌を受けなければ絶対に治らない」

「五輪会場問題や豊洲問題で都民の期待ほどの成果を出せず、
 都民への調査で一時は大差を付けていた自民に盛り返しの余裕を与えた
 小池都知事であるが、また敵失に乗じて優位に立ちつつある」

「これは裏返せばいかに自民都連が駄目かということでもあるが、
 知事与党として長年、議会で権力を握っていたために
 ある意味で安倍政権以上に有権者軽視の姿勢が染み付いているからだ」

「小池都知事や都民ファーストへの批判ばかりに必死になっている現況から、
 都民の利益より党利党略を優先している本音が露骨に示されているのだ」

「また、五輪会場問題や豊洲問題を招いた責任が都議会にもあることを忘却し、
 よくもそのような公約を平然と打ち出せたものである」

「都民ファーストがモタモタしていても自民が勝手にこけてしまい、
 それはそれで東京の将来が心配であるが、
 自民がのさばるよりはましと有権者は考えているようだ」

「メディアコントロールで得た権力を、メディアからの反撃で失う。
 自民都連も安倍政権も同じ末路を辿るであろう」

「自民が豊洲移転を強硬に主張するのは戦略としても戦術としても誤りである。
 自らの無責任を証明しているようなものだし、都民の利益を忘却している公約だ」

「自民から見ればまさに「老害」と見えてしまうだろう、
 森・石原・舛添が口を開く度に自民の票を減らし、都民ファーストへの支持層流出を招いている。
 せめて「黙っていて欲しい」と思っているだろうが、黙っていられないのが自民病なのである」

「自民都連は少しは「反省」しているが、
 豊洲移転に固執している点で矢張り世論が読めていない。
 議席を大幅に減らすことは避けられまい」

「産経記事とは全く逆に、実は子育て支援には各党の特徴がよく出ていて、
 自民党は票田の中高所得者バラ撒き、公明と共産は票田の低所得層バラ撒き、
 民進は広く薄く非効率的な現金給付バラ撒き、都民は待機児童対策重視である」

「経済的・社会的効果は就学前教育が最も優れていると研究で立証されていること、
 待機児童問題の改善で女性就業が増え経済効果が大きいのは確実であることから、
 各党の子育て支援を経済的・社会的効果において評価すれば以下のようになる。
 { 都民 > > > > > > 公明・共産 > 民進 > 自民 }
 予算の費用対効果で言えば都民だけが(まだ内容が不明確ながら)何とか合格水準で、
 公明・共産・民進・自民は全て「論外」、就業も税収もまず増えない民進・自民が「最低」である」

「安倍首相の会見は失笑ものだった。
 全く「反省」などしていないのが露骨に分かる内容である。
 小学生が口先だけで反省する様子と酷似しており、
 「頭を下げとげばいいんだろ、ほらよ!」という本音が透けて見える」

「その証拠に、「反省」と称しながら野党だけが「印象操作」であるかのように決めつけ、
 (「怪文書」などと閣僚が露骨に「印象操作」した安倍政権も当然、同類である)
 自らが「ゆがんだ行政を正す」などと出来もしない上に、事実に反した嘘を重ねている。
 エネルギー政策でも、森友問題でも、加計問題でも、安倍政権こそが行政を歪めた張本人である。
 安倍政権が木っ端微塵に粉砕されて滅亡することこそ「行政の歪みを正す」最短距離に他ならない」

「安倍首相の「反省」が口だけで何ら誠実さが伴っていないことは、
 首相周辺の言動にはっきりと示されている」

「萩生田官房副長官は「難癖をつけられた」と反省ゼロで有権者を見下した放言を行い、
 下村幹事長代行はお粗末な政権の失態を棚に上げて「野党の意図的な魂胆」と責任転嫁している。
 両者とも、近く内閣から追放されることが確実の山本大臣に全ての責を負わせるという
 北朝鮮的な「吊るし上げ」行動においても実によく似ている。これが政権の「体質」であろう」

「民主党政権が大失態を重ねたからこそ、
 この程度の人物が首相になれたことが実によく分かる会見だ」

「内閣支持率が急落したので漸く少しはマズいと思い始め、
 それでも「有権者は舌先三寸で誤摩化せば忘れるだろう」と言わんばかりの態度が露骨だ」

「賭けてもいいが、「分かりやすく説明」と称して図々しい言い訳や嘘を重ねるだけだろう。
 これまでの実績や行動から考えて、それ以外の事態は考えられない」

「首相の反省が口だけだから、このように側近も反省ゼロだ。
 平然と元同僚に全ての責任をかぶせる点で人間性も疑われるが、
 選挙が怖くて必死に誤摩化しているだけであることが見え見えであるのが最大の問題だ」

「これまで、民主党政権の数々の失態と米経済の回復によって、
 或いはまた、中韓のナショナリズム(安倍政権と共存共生関係にある)によって助けられ
 権力の座にとどまって来られた安倍政権にも、滅亡の兆しが現れたと言えよう」

「安倍政権は加計問題での「自爆」と首相の傲慢な「口だけ謝罪」により、
 都議選で重大な打撃を受けることになりそうだ」

「読売調査では「安倍首相を信頼できない」と回答する有権者が急増し、
 産経調査では東京都での自民党不支持が急激に伸びている。
 自民党内からは「都議選が『自民党におきゅうを据えたい』という選挙になってしまう」と
 意想外の強い逆風に恐怖を感じる声が出始めているとか」

「これで、安倍総裁の任期延長の命脈は絶たれつつあると言って良いだろう。
 完全に自業自得なので、誰にもどうしようもないことではある」

「やがて自民党内でポスト安倍を巡るゴタゴタが噴出し、
 お得意のメディアコントロールが機能しなくなるどころか、
 「飼い犬に手を噛まれる」日が刻々と近づきつつある」

「安倍政権はこれまで政策面において完全に「口だけ」で、
 碌な成果を上げずに目先を変えて誤摩化してきた」

「これまで長期政権になってきた真因は、第一に民主党政権の大失態、
 第二に米経済の順当な回復、第三に官邸のメディアコントロールであり、
 安倍政権は自らの力だけでは何ら有権者に利益をもたらせなかったのである」

「メディアコントロールというのは要するに有権者を情報操作によって欺いていた訳であり、
 遅かれ早かれ、自らが制圧し屈辱を与え続けていたメディアから背を向けられ、
 これ迄の鬱憤を晴らすかのような十字砲火の反撃が官邸に集中するのは必至だったのだ」

安倍政権の惨めな崩壊は、「あるかどうか」ではなく、もはや「いつ」の問題だ。

▽ 凡庸で口だけの安倍政権は、長期化した保守政権の通例に漏れず独善や利己主義をもたらした

『なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか―信用バブルという怪物』(チャールズ・モリス,日本経済新聞出版社)


次は、「愚かな安倍首相の「口だけ謝罪」が、国政選挙で確実に自民党議員を落選させる」番だ。
安倍政権の本性が露呈したことで、都議選での崩壊に続き国政選挙での崩壊が生じるだろう。

「全国に流れた秋葉原の映像は、安倍政権の自滅をまさに捉えた瞬間だった。
 よりによって「こんな人たち」に惨敗してしまった首相は、
 あとは辞めるしか道は残っていないのである」

「「ああ、安倍政権は滅びるな」とこの話を聞いた瞬間に確信した。
 この二世議員は、独善的ですぐカッとなり国益も公益もすぐ忘れる人物なのだ。
 この程度の人物を何年も首相にしてしまった日本国民はまさにいい面の皮である」

「そもそも、口だけは達者でも碌な政策を出せない安倍首相は、
 ①支持率が高い、②選挙で勝てる、というだけの理由で今まで政権を維持できていた。
 秋葉原でこの両方ともが「ただの幻想」であることを自ら証明したのだから、
 安倍政権の存在価値は一瞬で消えたのである」

「安倍政権は「死んだ」。そう言い切って良いだろう。
 あとはレイムダック化が誰の目にも否定できないようになり、
 緩慢な死へと刻一刻と進むだけだろう。
 選挙で勝てない安倍政権など、自民党にとって利用価値がないからだ」

「ドグマに隷属している日本国民や、騙されやすい有権者も
 安倍政権の正体に漸く気付いた(否応なく気付かされた)わけである」

「首相の周りがかつての「三奸四愚」のような連中ばかりであることも
 モリカケ問題により今や隠し切れなくなりつつある」

「元々、安倍政権の経済政策は後世において嘲笑されるような
 「口だけ経済政策」であり、ドル建ての1人当たりGDPも生産性も
 ここ最近での最低水準を記録している「最低の経済政策」でもある」

「日本の貧困化と生産年齢人口減少により見かけ上は低失業率になったに過ぎないと、
 愕然とさせられる情けない真実が実証され明らかになる日も近い」

「はっきり言っておくが、安倍政権は反省などしていない。
 口だけで「反省」と称して有権者に媚び諂い、見苦しく延命を図るだろう」

「自民党は末期状態になってくるといつでもメディアに責任転嫁する。
 このDNAは「死に至る病」と呼ぶのに相応しい」

「安倍政権はこれまで、利権勢力に利益誘導して日本を貧困化させてきただけでなく、
 日本社会を歪める散々害毒を垂れ流してきた。もはや国益のためさっさと滅亡すべきであろう」

真の「愛国」を裏切り、自らの権力を守るためイデオロギーを「利用」した輩の末路は常に悲惨である。

 ↓ 参考

「安倍首相が悪い」と党内から公然と批判、安倍政権は完全に自滅した -「こんな人たち」に歴史的惨敗
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/a726421eb0a6ba11cc13f3d592430739

世論調査で「首相が信頼できない」が急増、都議選が「自民党を懲らしめる選挙」に - 東京で自民支持急減
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/988d4aca30183013bace724b468f02af

国連特別報告者を恫喝する安倍政権、「説明が反映されていない」- 放送免許認可への批判には沈黙
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/bf67937e62f67fd6a3ef1c06ca188357

御用メディアは安倍首相の「地球13周分のガソリン代」いつ報じるのか - 山尾民進党議員より遥かに悪質
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/9049093bb7806ca6a7f700177b2fb703

また始まった自民党の実質的なメディア「買収」- 国民の税金を使いテレビ・新聞関係者を豪華接待
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/c6ea38e668d685302ed8d3694b022c75

▽ 地方議員の大多数は「所属組織や団体の利害代弁者」に過ぎないということを、都議選で自民議員が証明した

『トンデモ地方議員の問題』(相川俊英,ディスカヴァー・トゥエンティワン)


「こんな人たち」問題ない=菅長官(時事通信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170703-00000096-jij-pol
”菅義偉官房長官は3日午後の記者会見で、安倍晋三首相が東京都議選の街頭演説の際、「辞めろ」のコールに対して「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と発言したことに関し、「全く問題ない」との認識を示した。
 菅氏は「極めて常識的な発言だ。そうした発言を縛ること自体あり得ない」と述べた。”

安倍首相がどのような発言をしても庇うのが官房長官の「常識」なのだ。
「お友達内閣」との指摘を自ら実証した訳だから、まさに末期的症状と言える。


佐川理財局長「栄転」に波紋 与党からも「あしき前例」(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASK744SLHK74UTIL01D.html‎
”財務省は4日、佐川宣寿(のぶひさ)・理財局長(59)を5日付で国税庁長官とする人事を発表した。佐川氏は学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題の国会答弁で事実確認や記録の提出を拒み続け、「真相解明を阻んでいる」と批判を浴びただけに、与野党から疑問の声があがっている。
 国有地売却問題では、8億円の大幅値引きや安倍晋三首相の妻、昭恵氏の関与など数々の疑問が指摘された。佐川氏は連日のように答弁に立ったが、売却の経緯などの具体的な説明は避け、法令の説明などに終始する姿勢が目立った。
 自由党の森ゆうこ氏は「首相を守るため、『ありえない』答弁を平然と繰り返して栄転された」と批判。与党の閣僚経験者も「事実に背を向けてでも、官邸の意向に従っていれば出世できるというあしき前例になる」と、起用した政府の姿勢を疑問視する。
〔中略〕
 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は「佐川氏の答弁は国民の怒りに油を注ぐだけで、必要以上に政府の信頼性を失わせた」と指摘。「守るべきものは国民への説明責任ではなかったことは明確だ」と話す。”

安倍政権の人への価値判断は基本的に、「忠犬か否か」である。
中共やロシアのような実質独裁政権と何ら変わらない。
だから国民を欺いて事実を隠し通した人物が出世するのだ。


辞めろコール「共謀罪で逮捕」 自民議員が「いいね!」(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASK764V8PK76UTFK00T.html‎
東京都議選での安倍晋三首相の街頭演説で「辞めろ」とコールした聴衆を、「共謀罪」の疑いで「逮捕すべし!」と求めるフェイスブック(FB)の投稿に対し、自民党の工藤彰三衆院議員が「いいね!」ボタンを押していたことが分かった。
 工藤氏は愛知4区選出で当選2回。工藤氏が内容を評価するボタンを押した投稿は、「テロ等準備罪で逮捕すべし!」と題され、「安倍総理の選挙演説の邪魔をした『反対者たち』とは(略)反社会的共謀組織『政治テロリスト(選挙等国政妨害者)たち』なのだから!早速運用執行すべし!」と書き込まれていた。
 工藤氏は6日、朝日新聞の取材に、事務所を通して「昨晩、間違って押してしまった。今後は気をつけていきたい」。取材後、「いいね!」を取り消した。(南彰)”

ここにも「魔の2回生」がいる。
安倍政権が長年のさばったせいで自民党内に勘違いが蔓延っており、
法律や制度は「自分達が国民の異論を弾圧するためのもの」だと認識している事実が明瞭に示されている。

「間違って押してしまった」かどうか、当人のフェイスブックを調べ上げれば良い。
断言してもいいが、他にも迂闊な本音を示す痕跡が多数残っている可能性が高い。


安倍内閣支持率33% 不支持47% 朝日新聞世論調査(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASK7553HSK75UZPS001.html‎
”朝日新聞社は8、9日、全国世論調査(電話)をした。安倍内閣の支持率は33%で、前回調査(1、2日)の38%から1週間でさらに下落し、第2次安倍内閣の発足以降、最低となった
〔中略〕
 調査方法が異なるため単純に比較できないが、支持率は2015年9月、安全保障関連法の成立直後の緊急調査での35%がこれまでの最低だった。不支持率も15年7月の緊急調査の46%が最も高かったが、今回はそれと同水準となった。
 男女別では、前回は支持の方が多かった男性でも、今回は支持39%、不支持45%と逆転。女性の支持率は27%と3割を切った。全体の半数を占める無党派層の支持率は14%(同18%)で、不支持率は60%(同55%)。自民支持層でも12%、公明支持層では4割が「支持しない」と答えた。
 学校法人「加計(かけ)学園」を巡る問題などが影響したとみられる。この問題の真相解明について、安倍政権の姿勢を評価するか聞くと、「評価しない」が74%で、「評価する」は10%。内閣不支持層では「評価しない」が95%だった。
 調査は、コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号に調査員が電話をかけるRDD方式で実施。計2046人から有効回答を得た。”

安倍政権や自民党の「反省のなさ」「思い上がり」「不誠実」は既に見抜かれている。
今のように安倍政権や自民党が口先で誤摩化す態度を続ける限り、支持率は上がらない。

元凶である首相の首をすげ代えて「自浄力」を発揮する道しか自民党には残っていないが、
その過程で確実に議席を大幅に減らすだろう。これまでの支持率が「上げ底」だったのだから、当然だ。
安倍首相のままなら惨敗、安倍首相を引き摺り下ろしても大敗。自民党はどちらを選ぶだろうか?
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