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みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

本当は怖いアメリカの食肉処理 - またしても特定部位の混入、アメリカ産牛肉の生産管理は信用できるか

2011-12-28 | いとすぎから見るこの社会-対アジア・世界
一説によるとアメリカの上流階層は米国産牛肉ではなく
アルゼンチンや豪州のグラスフェッド(牧草飼育)を好むとか。
つまり自国産の牛肉を信用していないのだ。

何も考えていない日本人は輸入肉の安さに飛びつくが
エリック・シュローサーの本を読めばそれがいかに危険か分かる。

アメリカのラインの労働者は
欧州向けの牛肉の時にはラインの速度が下がるので
ほっとするという。

それは普段のラインの速さが尋常ではなく、
処理ミスや労働者自身の怪我さえも出てしまうからだ。

コストダウンのために英語も話せないような移民を安く使い、
安全や品質管理は優先されない。

すべてではないがそうした工場が実在する。
外食産業は細かく情報開示しなくて済むので、
そちらの方面に安過ぎる牛肉が流れているのだろう。

安い安いと言って喜んで米国産牛肉を食べている日本人は、
そうした事情を全く知らないのである。

▽ どのような薬剤を使って育てているのか分からない米国牛

『ファストフードが世界を食いつくす』(エリック・シュローサー,草思社)


米産牛肉に脊柱のかけら=出荷施設からの輸入停止(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011122100960
”農林水産、厚生労働両省は21日、今年7月に輸入された米国産牛肉に特定危険部位の脊柱のかけらが含まれていたことを確認したと発表した。政府は、BSE(牛海綿状脳症)が発生した米産の牛肉輸入条件として脊柱の除去を求めており、両省は出荷した施設からの輸入を停止した。
 2006年7月に米産牛肉の輸入を再開して以来、特定危険部位が見つかったのは4例目。
 両省によると、牛肉は、米食肉大手スイフト社のグランドアイランド工場(ネブラスカ州)で処理された。ジャパンフード(東京都港区)が冷凍牛肉461箱(約19トン)を輸入、うち1箱(28キロ)から見つかった。厚労省は、残る460箱について関係自治体に調査を依頼した。”

ここ暫くBSEの話は聞かなくなっているが
アメリカの抱える食の問題はそれだけではない。
食肉処理も本当に雑だという話が多い。

兎に角、食べ物に関しては安過ぎたら警戒しなければならない。
TPPで貧困層の食費が下がると吹聴している粗忽者がいるが、
米大手食品会社の手先と化していないか調べる必要がある。
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1 Comments

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TPPとか (タケル)
2011-12-30 11:36:02
TPPとか始まるとどんな肉も安いからって入ってくるんですよねぇ・・・
こわっ><
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