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「ソーラー漁船」で燃料コストを80%も安くできた! − 漁業者に朗報、太陽電池+充電池の威力

2011-12-29 | いとすぎの見るこの社会−地球環境を考える
これは凄い! 太陽電池で動く漁船が
燃料費を大幅に安くできることが分かった。

Facebookでかなりの話題となっているようだが、
このコスト削減効果を見れば当然だろう。

これだけコスト削減できれば損益分岐点が大きく下がり、
魚価の低落に苦しむ漁業者の実質手取りを上昇させることができる。

更に言えば、太陽電池は変換効率の高い日本製が適するだろうから、
(中国製は変換効率に劣る)二重の意味で素晴らしい実験結果である。
日本企業がソーラー船を輸出できるようになるかもしれない。

このソーラー漁船は是非、三陸沿岸でも実験を行って
何艘か被災し困っている漁師の方々へ贈って欲しいものだ。

エネルギー効率の悪い新興国の経済成長により、
原油価格は中長期的に上昇が予想されている。
今後の円急落(=エネルギー価格急上昇)の可能性も高く、
先を見据えた再生可能エネルギー・省エネ投資は絶対に必要だ。

▽ 太陽電池の技術向上と価格下落は急激に進んでいる

『低炭素経済への道』(岩波書店)


ソーラー漁船経費8割減(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20111219-OYT8T01311.htm
”県は、太陽光エネルギーで航行する電動漁船の実証実験のデータ分析結果をまとめた。ガソリンエンジンの船に比べると、二酸化炭素の排出量はごくわずかで、商用電源を使用しても、稼働に要する費用は8割以上削減できるという。(松下宗之)
 実験は7月15日〜10月31日のうち約30日間にわたり、地球温暖化対策や燃油代の高騰による漁業者の負担軽減を目的に、対馬市で実施。東京海洋大が開発した電動漁船(全長約8メートル、重さ約1.3トン)を、地元の漁業者が1日あたり6時間、アサリやサザエ漁に使った。
 〔中略〕
 分析結果によると、同じ大きさで年間300リットルのガソリンを消費する船と比較した場合、ガソリン代は約5万3700円かかるのに対し、商用電源の電気代は約8700円にとどまるとした。二酸化炭素の削減効果は72%で、太陽光発電システムの導入後は93%に高まった。
 県対馬振興局は「漁船の製造コストが高いなどの課題はあるが、実験データを有効活用して、実用化や普及を目指したい」としている。”

元記事にはこの船の動力システムも説明されている。
恐らく低速の船で、沿岸・近海向けだろう。

太陽電池だけでなく充電池も使用しているので
初期コストの重さが採算性の鍵を握る。そこまで取材して欲しかった。
しかしそれを勘案しても良い取材である。
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キーワード
東京海洋大 太陽光発電 地球温暖化 太陽光エネルギー エネルギー効率 再生可能エネルギー 損益分岐点
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2 コメント

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ガソリン年間300L? (恩田川 鴨次郎)
2011-12-31 11:17:34
自動車の満タンが60Lであること考えると1日で300Lの間違いではないか?
Unknown (ハゲナルド)
2011-12-31 19:20:46
離島のエネルギーコストは輸送コストが付加されるため、高くなりがちです。
都市部に比べて再生可能エネルギーへの投資の採算性は向上しているはずなので、このような漁船をどんどん売り込んでいくべきですね。

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