英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

TOKYO エアポート ~東京空港管制保安部~ 第8話「飛行機トラブルで試される管制官の絆」 

2012-12-04 17:15:48 | ドラマ・映画
 管制(管制塔、レーダー室、東京コントロール、ディスパッチャー)、パイロット、整備、消防が一体となって、航空の安全を確保する様子、さらにグランドスタッフの乗客に親身になる様子も絡めて描かれていた。
 個人的には、グランドスタッフのエピソードは不要に感じたが、乗客がトラブルに気付かなかったということを表現したかったという点もあったのかもしれない。
 主人公の香織が搭乗訓練でコクピットに居たことも、多面的な視点となり良かったのではないだろうか。


 搭乗訓練の意義を管制官・山下が語った時は、「お前が言うな」と突っ込みたくなった
 相変わらず、主任管制官・岡本が東京コントロール勤務にこだわっているが、羽田空港に勤務している者に対して失礼ではないか?(遠距離通勤ということもあるが、あの憧れぶりはどうかと思う)それに、あまり役に立っていない。…マイナス意見を言い、視聴者への解説をしているという点は評価できる

ディスプレイが表示されないトラブルについて
1.表示機能だけのトラブルのようだが、それだと、エンジン出力の数値が降下してから消えるというのは変。
2.空港で実際にシミュレーターで検証していたが、ディスプレイがブランク状態での飛行が可能かどうかの検証はできても、ディスプレイがブランクになる原因やその他に異常がないかを把握できるとは思えない
3.高度も位置も方角や傾きが表示されないのかと思ったが、なぜか高度は分かるみたいだ。さらに、方位磁石によりおおよその方位(方角)は確認できる
4.エンジン状態は、エンジン音などから推測できるらしい。

トラブルへの対応や対策についての疑問など
Ⅰ.トラブル機を優先させるが、他機への待機の指示などのシーンもあった方がリアル感や緊迫感が増す。(他のスタッフが傍観しているシーンが多い)
Ⅱ.ローパス後、旋回して戻ってくるまで、機の位置を把握できないのはおかしい。視界が悪いのだから、管制側からのより細かい情報や支持が必要なはず。
Ⅲ.着陸の際、管制から機体の高度を細かく知らせてあげればいいのにと思った(実際、管制が機体の高度を把握できるのかは知りません)

主人公・香織について
 ローパスの際、霧の状況を考えたアドバイスで活躍。ただ、無理やり活躍させた印象もある。
 コクピットと管制をつなぐ役割、あるいは、その繋がりを感じさせる視点となった方がいいように思った。

【ストーリー】番組サイトより
レーティング試験に合格した篠田香織(深田恭子)が、パイロットと同行してコックピットでフライトを経験する搭乗訓練を行うことになった。羽田・福岡間の航空機に乗ることになり、コックピットに挨拶に行った香織を出迎えた副操縦士は、元同僚の西川俊一(忍成修吾)だった。

香織が乗った航空機が羽田から離陸した。コックピットで、パイロットと矢野元治(梶原善)や酒井真奈(佐々木希)などの管制官との会話を聞いてメモを取りつつ、思わず笑みがこぼれる香織。また、飛行中のパイロット同士の会話から、パイロットがどのようなことを意識してフライトをしているのかを知る。一方、JAL社内を歩いていたパイロット候補生の飯田博之(浅香航大)は、廊下で本上圭介(平岡祐太)を見かけて声をかけようとするが、パイロットたちを黙って見つめている本上にかける言葉を失う。

翌日、ブリーフィングに東京コントロールに勤務していた中島ハル(野波麻帆)がやってきて訓練生と紹介される。来月ICAOに出向になる竹内裕美(瀬戸朝香)の代わりに羽田勤務になるという。そんな中、香織を乗せた航空機が福岡を飛びたった。しばらくすると、突然コックピットにアラーム音が鳴り響いた。モニター画面を見ると、エンジンの回転数はどんどん落ち、やがてエンジン計器が止まってしまい…。

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