がんで亡くなる人が増えているのは先進国で日本だけ

今日は夕方から勝海舟記念浅草がん哲学外来メディカルカフェに参加してきました。浅草地域の薬剤師、看護師に加え埼玉やいわきからも参加して順天堂大学医学部の樋野先生を囲んで各地のがん哲学外来のことやがん教育のことなどいろいろな話がでました。がんで亡くなる人が増えているのは先進国で日本だけだそうです。この話を聞いて私は、ふとＨＩＶ陽性者が増えているのは先進国で日本だけということが頭によぎりました。何か似ていると思わざるをえません。「がんは死ぬ病気」「エイズは死ぬ病気」と患者本人が周りの人に言えず孤独で一人で悩んでいる姿。ここにがんの理解、エイズの理解が患者本人だけでなく周りの人々、社会の理解が必要であること、そういう意味では医師と患者だけの関係だけではなく患者を取り巻く医療従事者をはじめ一般市民一人ひとりが患者とカフェで語り合うようにお互いが分かち合うことが大切だと思います。そんなメディカルカフェが私たちの周りで広がっていくことを期待しています。