「おれの見たところでは、今の書生輩は、ただ一科の学問を修めて、多少智慧がつけば、それで満足してしまって、更に進んで世間の風霜に打たれ、人生の酸味を嘗めうといふほどの勇気をもって居るものは、少ないようだ。こんな人間では、とても十年後の難局に当って、さばきを付けるだけのことは出来まい。おれはこんな事を思うと心配でならないよ」(勝海舟「氷川清話」より)
人生何事にも難関を乗り切る体験をしてこそ、ことを成し遂げられるとの教え。今日の日本に一番足りないものかもしれません。
「おれの見たところでは、今の書生輩は、ただ一科の学問を修めて、多少智慧がつけば、それで満足してしまって、更に進んで世間の風霜に打たれ、人生の酸味を嘗めうといふほどの勇気をもって居るものは、少ないようだ。こんな人間では、とても十年後の難局に当って、さばきを付けるだけのことは出来まい。おれはこんな事を思うと心配でならないよ」(勝海舟「氷川清話」より)
人生何事にも難関を乗り切る体験をしてこそ、ことを成し遂げられるとの教え。今日の日本に一番足りないものかもしれません。