笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

厚生労働省の審議会ー傍聴も社会の関心の高さを示します

2011-04-16 20:46:45 | 日記
昨年まで厚生労働省では薬害肝炎事件がなぜ起きたのか薬害を防ぐためにはどうすればよいのか薬害被害者も委員に入れて検証会議を行ってきました。昨年春に検証会議の最終報告書が出され第三者組織による薬害問題の監視組織や薬害資料館を造ることなどが提言されました。私も国が本腰を入れて薬害防止のために動いたかと期待しておりましたが、その後具体策が出てきません。今また、会議の名前を変えて検討部会が動き出したようです。国が制度変更や組織を検討するとき研究者や専門家を呼んで審議会という場で検討します。最近では少し進んで審議会の委員に専門家だけでなく薬害問題で言えば薬害被害者などの当事者を委員に入れて検討するようになりました。しかし、審議会の構成メンバーのほとんどは大学教授などの専門家で薬害被害者がなかなか意見が取り上げられることは難しいです。審議会も公開して一般市民も傍聴出来るようになってきていますので、社会が関心を持っていることを示すうえでも多くの一般市民が傍聴することが重要だと思います。
薬害肝炎の被害当事者が委員として参加している審議会は「厚生科学審議会医薬品等制度改正検討部会」で4月21日(木)午後4時から6時で行われます。
傍聴申込方法は http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000017kng.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする