ジーンズに映える靴


D800E + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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今日はデクスターを履いていった。
古靴店で買った、恐らく35年ほど前のデッドストックだ。
しかもサイズは8.5-Cである。

朝、足を入れると、スポッと音を立てて収まった。
幅が狭めの分、足の中央の辺りで、左右から少し挟まれたような感触がある。
踵は少し緩い。
しかしその程度で、それほど大きな問題は感じない。

外に出てみると、日の光を浴びて、靴が鮮やかな茶色に輝く。
目に眩しいくらいの茶褐色だ。
ジーンズによく映える。

歩き出すと、最初の数分間は多少違和感を感じたが、程なくそれも消えてしまった。
作りがしっかりしているのか、安心感がある。
ソールも厚いのにしなやかで、なかなか歩きやすい。
やはり現代の靴より、物量が投入されているのを感じる。

しばらく経つと、足が挟まれている感触も薄らぎ始めた。
わざとしゃがんでみると、まっさらだった靴にその皺が付き、貫禄が付くと同時に、しなやかに曲がるようになった。
靴の方が僕の足に合わせて変形しているのか、さらに快適さが増してきた。
下手な新品の靴より、フィッティングがいいくらいだ。

不思議な気分になる。
35年近くも、この靴はこの日を待っていたのだろうか。
僕が高校生くらいの時だ。
その頃の情景が浮かんできた。
1980年頃の、学校までの道のりを、この靴を履いて歩いていくような気分になった。

それにしてもワイズCで、何の問題もなく履けてしまっている。
EEとかEEEとか言っていたのは、あれは何だったのだろう・・・
サイズなんて、実のところ何でもいいのではないか(笑)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (BB)
2014-07-24 21:12:42
その靴とジーンズとをはいた、COLKID
殿の姿を見てみたいですね~~
 
 
 
Unknown (COLKID@自分の部屋)
2014-07-24 22:33:16
いや、それは見せられません。
がっかりさせられないので・・・(笑)
 
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