プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★愛車の復活

2019-10-09 07:40:35 | 日記・エッセイ・コラム
 自転車で買い物に出た途中、突然、ペダルが重くなり、後輪のブレーキがロック状態で動かなくなった。

 降りて手押しにしてもびくともしないので、妻に車で迎えに来てもらい、近所の自転車屋に持ち込んだ。

 娘の高校入学祝いの自転車なので、もう20数年、風雪に耐えてきた。当時の部品があるかと心配したが、同性能の新品に取り換えて貰い、見事に復活した。

 店のご主人は、私より年上だがまだ健在で、「型は古いが、当時の名車」だと言って、アルミフレーム主流の今風ママチャリとの構造の違いを得々と説明し、自分が売った自転車を長く乗り続けて貰えるのは有難いとも喜んでいた。

 「まだ当分、大切に使いたい」と、お礼を言って持ち帰ったが、時代が変わろうと、確かな腕を持った町の自転車屋さんは、貴重な存在だと嬉しく思う。