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★自民党、都議選敗北の真因

2017-07-04 08:49:09 | 日記・エッセイ・コラム
 東京都議選で、歴史的大敗を喫した自民党の敗因は、「THIS」(これだ!)と指摘する皮肉が面白い。

 4人の議員の頭文字「T:豊田、H:萩生田、I:稲田、S:下村」を並べると、なーるほど!となる。ほかにも、金田法相、山本行革相、松野文科相等の閣僚や二階、細田、河村等の長老の暴言が随所に見られ、もはや気のゆるみの域を逸脱している。

 しかし、真の原因は、「安倍一強」を作り上げた自民党内部の政治力学が、傍若無人に暴走したことにある。移り気なメディアは、もう内閣改造の時期の前倒しや、顔ぶれ予想フェイズに入った。

 くしくも、時を同じくして、麻生副総理が、「志公会」を結成し、小池都知事が、ファーストの会の代表を辞した。政界再編の兆しとも感じる。

 いずれにせよ、自民党内部から、トップの辞任を求める声が高まらない限り、国民の信頼を取り戻せなくなるところまで来ている。