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時悠人chosan流処世術

★災害続きは試練

2015-09-12 10:12:40 | 日記・エッセイ・コラム
 茨城県の鬼怒川に続き、昨日、宮城県の渋井川の堤防も決壊し、栃木県を含め、各地に大きな被害を与えた。くしくも、11日は、4年半前の東日本大震災が発生した日だった。

政府が、中断していた辺野古移設作業を再開する12日早朝、東京調布市で震度5弱の地震が発生した。

さて、基地移設のために美しいサンゴの海を埋め立てる。震災に備えてハザードマップを作成する一方で、山に穴をあけてリニアを開通させる。福島原発の廃炉の道筋も不明のまま、再稼働に突き進む。

東日本大震災に関連し、当時の東京都知事の「震災は天罰」発言が批判を浴びた。被災者の神経を逆なでするたとえが悪かったが、「我欲に縛られ政治もポピュリズムでやっている。」の指摘は、同感だ。

経済成長一辺倒の政策が産むものは、国益よりも我欲で、心の荒廃が進む。総理自身が、以前に掲げた「美しい日本」は、忘却の彼方か?