プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★以心伝心

2009-06-18 14:25:34 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、兄の家に行き、久し振りに話し込んだ。近くに居ながら、1年に1、2度訪ねる程度だが、それでも若い頃と比べれば、随分多くなった。

 買物のついでに顔を出したのだが、脳梗塞で入院していたと知った。それも、昨年12月26日に倒れたと聞き、愕然とした。次女の結婚式当日のことで、私はニュージーランドにいた。家人には、「誰にも言うな」と口止めしたらしいが、私も同病だけに合併症のこわさを知っている。

 朝、起きようとしたら、力なく倒れ、即日入院だったそうだ。主治医は、翌日から正月休みに入る予定だったので、1日遅れたら命取りの可能性があった。幸い、言語障害の後遺症はなく、リハビリに励んでいるが、8種類の薬を服用しており、副作用が心配される。私より元気で、万歩計をつけて歩き回っていた面影は無かった。

 以前は、顔を合わせなくても、「頼りの無いのは元気な証拠」とばかり、気にも留めなかった。割り切りの方便と分かっていても、それでよかった。が、加齢とともに安否が気がかりになってきた。理屈で説明できない以心伝心めいたつながりを噛みしめている。