プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★人生試練航路

2008-04-21 10:06:39 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夕かかってきた一本の電話で、今年の行事予定を抜本的に見直す必要性が生じた。それはクライストチャーチに住む娘からだった。今年暮に、夫君の実家を改築する機会に、挙式したいとの予告。いずれその時期が来るとは思っていたが、今年1月、我が家に戻った時には話題にならなかっただけに、あまりにも唐突に感じられた。

 彼の実家はダニーデン。クライストチャーチからさらに南に350㎞も離れた南極に近い人口12万人ほどの小さな町だ。先方の詳しい家族構成や両親の名前も顔も知らない。二人兄妹で、妹夫婦がパースに住み子供が2人いるという程度の情報しかない。勿論、私たち夫婦は行ったことがないし、挙式の風習や決まり事などの予備知識は皆無に等しい。

 日本国内でも土地柄により結婚式の形態に違いがあるのに、外国でしかもローカル色の強い辺鄙な都市だけに喜びよりも不安がまさる。ボケないように刺激を与えられたのだと受け止める余裕など全くなく、昨夜は二人で思案にくれるありさまだった。

 12月にエジプト旅行を計画していたから、出鼻をくじかれた思いだ。過去、2度にわたり予定しながら諸般の事情で実現しなかっただけに、今年こそはとのこだわりが強かった分、複雑な思いだ。世の中、時悠人とて思い通りにはならないものだ。