電脳筆写『 心超臨界 』

人生の目的は目的のある人生を生きること
( ロバート・バーン )

125歳まで生きる

2005-08-19 | 03-自己・信念・努力
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】

1960年に旧西ドイツのA・ハリーが10秒0(手動計時)で100mを走ったとき、それは人類が走るスピードの壁といわれた。10秒の壁は8年間居座った後、アメリカのジム・ハインズの出した9秒95によって破られる。おもしろいもので、いったん破られた壁は一瞬にして消滅し、その後の競技では9秒台の戦いが常識となった。今の最速記録は、ジャマイカ出身のアサファ・パウエル選手の出した9秒77になっている。

最近、100m走の10秒の壁と同様に、100歳を超える人たちの話題をよく耳にする。橘 正弘さんのブログでも、100歳を迎えられた職場の大先輩の元気な様子が取り上げられている。「ミュータント・メッセージ」では、アボリジニの人たちは人間の寿命は120歳から130歳だと信じているという。

塩谷信男さんは人間の寿命について、「人間百歳自由自在」の中で次のように解析する。

「人間の寿命が100歳という根拠は何か。簡単なことです。哺乳動物の寿命はすべて、身体的成長期の5倍です。人間の身体的成長は25歳までだから、それを5倍すると125歳

だからといって、誰もが125歳まで生きられるわけではない。では、どう生きるか。「3分で右脳が目覚めた。」の中谷彰宏さんは、125歳まで生きると決めると今が変るという。

たとえば、今30歳で、70歳で死んでもいいと言う人は、残り40年生きればいいという感覚。その人の余命は、125歳まで生きたい人が85歳になった時と同じなのだ。脳は、その年齢の覚悟をするので、30歳の今からヨボヨボになってしまう。

マラソンでも、70歳まで走れればいいと思っている人と、125歳まで走ろうという人とでは、今の元気度が違ってくる。長く生きるのを目標にするのではなく、今をいかに元気よく生きるか。そのために125歳まで生きると決めるのだ。

中谷彰宏さんの生き方は、ガンジーの「永遠に生きるかのように学べ。明日死ぬかのように生きろ」ということばに繋がっていく。57歳の私は、125歳まで生きるための頭脳と体力の向上に努め、いつ死んでも悔いの残らないように今を精一杯生きようと思う。
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