電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■超拡散『安倍晋三総理の妄言』
■超拡散記事『ジャニーズ事務所等日本のタブーの芸能界や在日外国人の凶悪殺人事件を実名報道で斬り込むBBCへ情報提供』
■超拡散NEWSポストセブン記事『《壮観》三浦春馬さんの提灯が靖国神社「みたままつり」にズラリ並ぶ理由「毎年参拝」の意外な縁と今も続く「ファンの熱量」』
■超拡散記事『最高裁判事の「LGBT逆転判決」で反日極左の国家解体に加担』
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福沢諭吉の『学問のすすめ』の冒頭は、「天は人の上に人を造らず……」だが、最後に何が書いてあるか、知っている人は多くないだろう。
◆巧言令色亦是礼――北岡伸一・東京大学教授
(「あすへの話題」09.12.24日経新聞(夕刊))
福沢諭吉の『学問のすすめ』の冒頭は、「天は人の上に人を造らず……」だが、最後に何が書いてあるか、知っている人は多くないだろう。
最後の第17編「人望論」のまた最後で、福沢は次の三点を論じている。
その第一は、言語を学ぶことである。難解な用語ではなく、分かりやすい日本語を用いて分かりやすい表現をせよという。
第二に、顔色容貌(ようぼう)を快活にせよ、と延べている。苦虫を噛(か)み潰(つぶ)したような顔をしていたのでは人は近寄ってこない。人と人が接触するところで発展がある。「顔色容貌の活発愉快なるは人の徳義の一箇(か)条」だとまで述べている。のちに福沢は、論語の「巧言令色鮮(すくな) 矣仁」を逆転させ、「巧言令色亦是礼」という言葉を作り、よく揮毫(きごう)に用いた。
第三に、専門だけに閉じこもらず、いろんな人と交際せよ、という。旧友を忘れず、新友を求め、様々な方法で交際を広げよと述べている。
昔教わった坂野正高先生の本の中に、外交史を勉強するためには人と仲良くせよ、という妙な教えがあった。仲良くしていないと、本を貸してくれないからだという。学問に淫(いん)した碩学(せきがく)は、新しい知識を得るために、ここまで徹底したのである。
私の狭い知見の中でも、立派な学者は、概して謙虚なものである。謙虚にしていないと、周りは何も教えてくれないので損をすることになる。つまり、学問的な貪欲(どんよく)さが、謙虚な態度に結びつくということではないかと思っている。
福沢の三つの教えは、当たり前のことで、簡単なようだが、そうでもない。私自身、三か条をよく守っているかどうか、今後とも反省し、自戒したいと思う。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■超拡散『安倍晋三総理の妄言』
■超拡散記事『ジャニーズ事務所等日本のタブーの芸能界や在日外国人の凶悪殺人事件を実名報道で斬り込むBBCへ情報提供』
■超拡散NEWSポストセブン記事『《壮観》三浦春馬さんの提灯が靖国神社「みたままつり」にズラリ並ぶ理由「毎年参拝」の意外な縁と今も続く「ファンの熱量」』
■超拡散記事『最高裁判事の「LGBT逆転判決」で反日極左の国家解体に加担』
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福沢諭吉の『学問のすすめ』の冒頭は、「天は人の上に人を造らず……」だが、最後に何が書いてあるか、知っている人は多くないだろう。
◆巧言令色亦是礼――北岡伸一・東京大学教授
(「あすへの話題」09.12.24日経新聞(夕刊))
福沢諭吉の『学問のすすめ』の冒頭は、「天は人の上に人を造らず……」だが、最後に何が書いてあるか、知っている人は多くないだろう。
最後の第17編「人望論」のまた最後で、福沢は次の三点を論じている。
その第一は、言語を学ぶことである。難解な用語ではなく、分かりやすい日本語を用いて分かりやすい表現をせよという。
第二に、顔色容貌(ようぼう)を快活にせよ、と延べている。苦虫を噛(か)み潰(つぶ)したような顔をしていたのでは人は近寄ってこない。人と人が接触するところで発展がある。「顔色容貌の活発愉快なるは人の徳義の一箇(か)条」だとまで述べている。のちに福沢は、論語の「巧言令色鮮(すくな) 矣仁」を逆転させ、「巧言令色亦是礼」という言葉を作り、よく揮毫(きごう)に用いた。
第三に、専門だけに閉じこもらず、いろんな人と交際せよ、という。旧友を忘れず、新友を求め、様々な方法で交際を広げよと述べている。
昔教わった坂野正高先生の本の中に、外交史を勉強するためには人と仲良くせよ、という妙な教えがあった。仲良くしていないと、本を貸してくれないからだという。学問に淫(いん)した碩学(せきがく)は、新しい知識を得るために、ここまで徹底したのである。
私の狭い知見の中でも、立派な学者は、概して謙虚なものである。謙虚にしていないと、周りは何も教えてくれないので損をすることになる。つまり、学問的な貪欲(どんよく)さが、謙虚な態度に結びつくということではないかと思っている。
福沢の三つの教えは、当たり前のことで、簡単なようだが、そうでもない。私自身、三か条をよく守っているかどうか、今後とも反省し、自戒したいと思う。