千恵子@詠む...................

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殺人の被害者兄は交流し 処刑のぞまず...福田ますみ本

2016年05月14日 | 詠む

「されど我、処刑を望まず―死刑廃止を訴える被害者の兄」 福田ますみ 現代書館

1983年愛知県下での保険金殺人事件で犯人は死刑が確定。その被害者の兄が日本で初めて遺族として死刑廃止を訴える。

なぜ、その心境に至ったのかの記録。

--------- 目 次 字は千恵子メモ --------------------

序章 ある遺族

第1章 偽装された交通事故・保険金殺人

第2章 戦慄の殺害計画

警察に相談に行ったら、「一発なぐられてから来い」というのみ 45

第3章 逮捕そして回心

第4章 加害者との面会

第5章 死刑確定、だが交流は続く

第6章 それぞれの被害者感情

小松川女高生殺人事件 被害者の父親は助命嘆願書署名し「服役後はうちで働いてもらってもいい」 ごうごうたる非難 154 

永山則夫に息子を殺された父親の談話 死刑執行後、冥福を祈ると 157

米国との違い 169

第7章 そして面会は禁止された

ドフトエフスキー 「白痴」 180

長男の自殺 188

拘置所側から「遺族は、おまえからの手紙や花代などの金品の郵送を迷惑に思っているようだ」 嘘! 198

確定死刑囚の外部交通権 203

終章 その日が来る前に

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