千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

「ヨーロッパ・コーリング」なり地べたから ブレイディみかこ・岩波書店

2016年10月08日 | 詠む
 
副題の「地べた」。つまり「下」から見た英国、そして欧州だ。
 
ネットで読めるのがだ、活字になってくれるとありがたい。わたしと近い立場、というか座り場のひと。
 
ニコラ・スタージョン、かっこいい。スコットランド国民党(SNP)に注目。
 
ジェレミー・コービン爺ちゃん労働党党首、スペインのポデモスイケメン党首と。
 
表紙の花束持ってる青年の落書きは、バンクシーだ。
--------------------- 目次 緑字は千恵子メモ ------------------------------
 I
こどもの貧困とスーパープア
格差社会であることが国にもたらすコスト
ハラール肉と排外ヒステリア
アンチ・ホームレス建築の非人道性
アンチ・ホームレスの鋲が続々と撤去へ
BBCが外注者にする質問――「あなたはゲイ?」「ご両親は生活保護受給者?」 21 BBC アナウンサーからメイクさんまで質問される
貧者用ドアとエコノミック・アパルトヘイト
餓死する人が出た社会,英国編
英国式『マネーの虎』で失業率を下げる方法
スコットランド狂想曲――経済とスピリットはどちらが重いのか 38 「ゆりかごから墓場まで」 チャーチル大敗後に45年の大革命!?
スコットランド狂想曲2――市民的ナショナリズムと民族的ナショナリズム
海辺のジハーディスト
地べたから見たグローバリズム――英国人がサンドウィッチを作らなくなる日
風刺とデモクラシー――今こそ「スピッティング・イメージ・ジャパン」の復活を
トリクルアウトの経済――売られゆくロンドンとディケンズの魂 65 路上生活者が、空家の家主に掛け合い、建物の修繕と警備をする条件で無料で住まわせてもらう こんなのもありか
アンチ・グローバリズム・イン・ザ・UK――スコットランドが示した新たな道

 II
政治を変えるのはワーキングクラスの女たち 77 シングルマザーの空き家占拠
英国が身代金を払わない理由 80 人権を重んじる欧州国としては珍しい
フェミニズムとIS問題
労働者階級のこどもは芸能人にもサッカー選手にもなれない時代
人気取りの政治と信念の政治
スコットランドの逆襲
固定する教育格差――「素晴らしき英国の成人教育」の終焉
「左派のサッチャー」がスコットランドから誕生?
国の右傾化を止めるのは女たち
英国総選挙の陰の主役,スコットランドが燃えている
英国選挙結果を地べたから分析する――やっぱり鍵はナショナリズム
住民投票と国民投票――国の未来は誰が決めるのか
「勝てる左派」と「勝てない左派」
右翼はLGBTパレードに参加してはいけないのか 140 映画「パレードへようこそ」のレスビアン&ゲイが、デモ先頭を辞退した!
スコットランド女性首相,現地版ネトウヨの一掃を宣言
ギリシャ危機は借金問題ではない.階級政治だ
ギリシャ国民投票――六人の経済学者たちは「賛成」か「反対」か
ユーロ圏危機とギリシャ――マーガレット・サッチャーの予言
英国政治に嵐の予兆?――「ミスター・マルキスト」が労働党党首候補№1に
英労働党党首候補コービン,原爆70年忌に核兵器廃絶を訴える
英国で感じた戦後70年――「謝罪」の先にあるもの
欧州の移民危機――「人道主義」と「緊縮」のミスマッチ
英労働党に反緊縮派党首が誕生――次はスペイン総選挙だ
再び暴動の足音? ロンドンがきな臭くなってきた
左翼が大政党を率いるのはムリなのか?――ジェレミー・コービンの苦悩
ロンドン市長「移民を受け入れないと日本のように経済停滞する」
保守が品格を失うとき――ジェレミー・コービンが炙りだすエリートの悪意
パリ同時多発テロ――レトリックと復讐.その反復の泥沼
元人質が語る「ISが空爆より怖がるもの」
右も左も空爆に反対するとき――キャメロンの戦争とブレアの戦争
仏選挙で極右が圧勝.でも英国はジェレミー・コービン労働党が白星
スペイン総選挙でポデモス躍進――欧州政治に「フォースの覚醒」
左派はなぜケルンの集団性的暴行について語らないのか

 III
米と薔薇――新自由主義の成れの果ての光景 ははは パンと薔薇じゃないよ 日本だよ
民主主義ってコレなのか?――ポデモスが直面する現実

あとがき

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