千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

永山の子ども基金の企画なり 26日土曜の午後と

2014年07月23日 | 詠む

永山子ども基金主催 第11回チャリティトーク&コンサート 

「ペルーの働く子どもたちへ」――Nから子どもたちへ――

日 時】  2014年7月26日(土)


      開場 12:30 (12:30から喫茶・軽食・ペルー民芸品の販売あり) 
      開演 13:30


【会 場】 日本基督教団 西片町教会 東京都文京区西片2-18-18

http://nishikatamachi.net/index.php?アクセス

【入場料】 前売 2,500円
       当日 3,000円
       中学生~18 歳 1,500円

【チケット申し込み】 nagayama@chehemmi.sakura.ne.jp
     
【演 奏】 「大地のうた」

      笹久保 伸(ギター)

      イルマ オスノ(歌と踊り)

      山下Topo洋平(ケーナ)

      青木 大輔(サンポーニャ)

【講 演】 「死刑と更生と表現 ~永山則夫さんから出された宿題をめぐって~」

        坂上 香(講師)

        太田昌国(聞き手)

【朗 読】 絵本 「パチャママのとりかえっこ」 (作・絵 井江 春代)

       水野慶子(朗読)

       大熊ワタル(伴奏)

【映 画】 「ペルーの働く子どもたち物語 vol.6」

        NPOクシ・プンク協会(制作)

【主 催】 永山子ども基金 

【共 催】 公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
       神奈川シティユニオン・ナソップ基金
        NPO法人東京シューレ
       パチャママ基金
       NPOクシ・プンク協会
【後 援】 ダイニング街なか

【出演者紹介】

●コンサート「大地のうた」  

・笹久保 伸(ギター)
2004年~07年までペルーに在住しアンデス音楽の調査および演奏活動をおこなう。ギタリストとして、イタリア、ギリシャ、ブルガリア、アルゼンチン、チリ、ボリビア、ペルー、日本で公演。これまでにCD18枚をペルーと日本のレーベルからリリース。2013年に映画作品を8ミリフィルムで2作品発表し東京、大阪で上映。
アンデス音楽やアートについて早稲田大学、多摩美術大学、京都外国語大学、東京医科歯科大学などで特別講義をおこなうなど、演奏以外の活動も行う。作曲家の高橋悠治、Sylvano Bussotti、Carlo Domeniconi、杉山洋一らに新作を委嘱し演奏している。

・イルマ オスノ(歌と踊り)
ペルー南部山岳地域アヤクーチョ県に生まれる。リマ市の教員養成学校を卒業。語学、文学を学び、中高国語科教員資格を得る。ペルーで教員として働きながら、アンデス音楽の歌手、アンデス伝承舞踊の踊り手としても活動している。
現在は日本でスペイン語およびケチュア語(アンデスインディヘナの言語)の指導者としての活動と並行し、アンデスの歌を通じてアンデス文化を広く紹介している。

・山下Topo洋平(ケーナ)
学習院大学哲学科在学中よりプロ活動を開始。ボリビアに渡り、世界的マエストロ、エルネスト・カブールやボリビア最高峰のサンポーニャ奏者フェルナンド・ヒメネス、国民的女性歌手ギセラ・サンタクルス他、現地の音楽家とコンサート、レコーディングで共演、南米フォルクローレの真髄に触れる。

・青木 大輔(サンポーニャ)
幼少の頃、南米アンデス地方の楽器サンポーニャをペルー人に学ぶ。日本各地で演奏活動を行い、アンデス音楽、フリーミュージックなどを演奏し独自の演奏スタイルを追求する
2010年より、笹久保伸らと秩父前衛派を組織し活動を始める。秩父前衛派の映画作品、犬の装飾音、秩父休符(監督脚本、笹久保伸)に出演し好評を得る。

●講演 「死刑と更生と表現 ~永山則夫さんから出された宿題をめぐって~」

・坂上 香(講演)

ドキュメンタリー映像作家/NPO out of frame代表/一橋大学客員准教授。TVドキュメンタリー番組の制作に9年間携わり、遺族や死刑囚の家族による死刑廃止運動、治療共同体、修復的司法、ドラッグコート、コミュニティアプローチなど、オルターナティブな暴力・
犯罪への対応方法に関する一連の番組を手がける。
2004年に自主製作ドキュメンタリー映画「Lifers ライファーズ 終身刑を超えて」をプロデュース・監督。著書:『癒しと和解への旅 犯罪被害者と死刑囚の家族たち』(岩波書店 1999)など。最新作「トークバック沈黙を破る女たち」が今春封切りされ、全国の劇場で上映中。

・太田 昌国(聞き手)

編集者/民族問題・人権問題研究家。編集者として人文書の企画・編集に携わる傍ら、民族問題・南北問題等についての発言を続けており、死刑廃止運動にも深く関わっている。
著書に 『「拉致」異論』(河出文庫)『暴力批判論』(太田出版)『チェ・ゲバラ プレイバック』(現代企画室)『【極私的】60年代追憶』(インパクト出版)などがある。

●朗読 「パチャママのとりかえっこ」

水野 慶子 (朗読)
役者。1982年~93年、テント芝居「風の旅団」に参加。以後、「独火星」などに出演。金時鐘詩の朗読ライブ『ここより遠く より このここに近く』(2008年)『四月よ、遠い日よ』 (2011年)に朗読で出演。

大熊 ワタル (伴奏)
ロックバンドで活動開始後、チンドン屋でクラリネットを修行。現在「シカラムータ」「ジンタらムータ」を主宰するほか「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」など様々なプロジェクト、映画・演劇とのコラボレーションなど。

・井江 春代(原作)
1923年鳥取生まれ。女子美術大学卒。児童出版の仕事に就く。第13回小学館絵画賞受賞。
77年よりアンデスをテーマに個展。1986~91年パチャママシリーズ全6冊(フレーベル館)。

●映画「ペルーの働く子どもたち物語 vol.6」

・NPOクシ・プンク協会(制作)
ペルーには、働くことを通して、家族の生活を共に支えている子どもたちが数多く存在します。私たちは、そんな働く子どもたちの発する声に耳を傾け、子どもたちを取り巻く状況を知り、彼らと議論をし、子どもたちの問題の解決に向けた行動を共に起こしていきたいと考えています。
同時に、子どもたちの現状をホームページや映像を通して日本に伝えていく作業も続けていきたいと思います。(代表:義井豊)

【メッセージ】
1997年8月1日に処刑された永山則夫は、死刑執行の直前「本の印税を日本と世界の貧しい子どもたちへ、特にペルーの貧しい子どもたちに使ってほしい」と遺言を残しました。
「永山子ども基金」は彼の遺言を実行するために、毎年ペルーの働く子どもたちに印税を送り続けるとともに、死刑制度、貧困、少年犯罪、児童労働などの問題を多くの人と考えるためのトーク&コンサートを開催しています。

【お知らせ】
チャリティトーク&コンサートの収益金はペルーの働く子どもたちの奨学金として送られています。
ペルーには子ども人口の30%、約200万人以上の働く子どもがいます。ナソップ(MNNATSOP:ペルーの働く子ども・若者の全国運動)は、1996年3月に結成された働く子どもたちの全国ネットで、全国で約1万3千人が参加しています。自ら考え行動する能力を持ち、支援される対象ではなく、大人とともに社会に参画する主体であるという考え方が運営にも生かされています。中南米・アフリカ・アジアの運動とも連携して、働く子どもの権利のための活動を積極的に進めています。児童労働廃絶への動きに対しては、飢える子、路上に戻る子、法の保護外に置かれる子どもたちの急増を懸念して反対の立場をとっています。
永山則夫の印税約1千万円は、教育プロジェクトや活動資金、「ナソップの家」の取得などに、そしてチャリティコンサートの収益は奨学基金として活用しています。

【お問い合わせ/お申し込み】
nagayama@chehemmi.sakura.ne.jp(永山子ども基金)

 

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