千恵子@詠む...................

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冤罪の本2冊 今村核弁護士

2012年07月20日 | 

冤罪の本2冊 今村核弁護士

冤罪と裁判」 今村核 講談社現代新書

コンパクトな新書だ。

同業者から「冤罪マニア」と呼ばれるかたの、本。 4頁

インボー方式 陰謀方式ではない 米国の捜査心理学者の名前からの取調べ技法 21頁

志布志 国選弁護人の解任 62頁

イノセンス・プロジェクト 96頁

ノルマ果たすために、6000円を払って自転車窃盗を頼む警官 103頁

偽証により人を冤罪に陥れた者を日本の検察官が起訴した例を、聞いたことがない 116頁

同房スパイ122頁

尿のすりかえ 木谷判事 146頁

防犯カメラ ←監視カメラと書いてほしい 176頁

市民参加で冤罪は減る ←嘘だろ 196頁

を 出た フロッピー前田 226頁

裁判員裁判 「証拠の厳選」規定 強調したいところは赤色文字 ←裁判員の前のパソコン画面 228頁

より洗練された調書裁判でしかなく... 233頁

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冤罪弁護士」 今村核 旬報社

新書と重なる部分もあるが、ていねいに作られた本だね。

冤罪弁護士って、冤罪の弁護士? なんじゃらほいと思ったら...冤罪に対して断固たる闘いをするという意味らしい。

裁判官は妻に協力してもらって、びんたって何? 77頁

被疑者補償規定 1日1,000円以上12,500円以下だって。だけど検事が判断する。不服申立制度なし。弁護士は不起訴で終結した事件の捜査記録を見られない。89頁

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