「検事失格」 市川寛 毎日新聞社
弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 ← 元・検事の書評
落合弁護士の書評は、さすがに元検事だけあって具体的説得力が感じられる。
ダイバーシテイ。ん、大バーシテイ? 代バーシテイ?? じゃなかったダイバーシテイを実践しようと考えた中央大学法学部3年生のゼミ。
優秀で良心的な法曹が、暴言検事に至るまでの苦しい実話。そして弁護士になるまでの衝撃の書。
実は昨年、彼が大衆の面前でカムアウトした明治大学のシンポジウムに居合わせた。
↑ 「兵隊あつかいの 秋霜烈日に否!」という題のコラムを書いたっけ(リンク&参考資料を参照してね)。
初回はキャラクターに、びっくりした。その後、何回か逢うほどに誠実さに感心していたが、更に本書に...しみじみ。ほかの労働現場を俯瞰するためにも、重要な報告。
こんな奴が弁護士になるなんて怪しからんという輩もいるが、全国から集まってきた日弁連の資格審査委員から「こってりしぼられて」無事に弁護士になったのだ。192頁