昨日たまたまラジオを聴いていたらクリスマスにおける諸国のサンタ事情というのをやっていました。
TBSラジオだったかなぁ。
色々な国のサンタさんについて現地レポートあったんですけど、ドイツの話があったのでその話を。
ドイツの話をするまえにもともとサンタクロースの起源についていうと、聖ニコラウスという司教がもとになったとされていますね。4世紀ごろのトルコ出身の司教です。
「ある日ニコラウスは、貧しさのあまり、三人の娘を嫁がせることの出来ない家の存在を知った。ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、屋根の上にある煙突から金貨を投げ入れる。このとき暖炉には靴下が下げられていたため、金貨は靴下の中に入っていたという。この金貨のおかげで娘の身売りを避けられた」という逸話が残されている。この逸話が由来となり、「夜中に煙突から家に入って、靴下の中にプレゼントを入れる」という、今日におけるサンタクロースの伝承が生まれている。(ウィキペディアより)
ということもあり、正教派では12月25日のクリスマスはクリスマスでキリストの誕生日でしかなく、サンタクロースは無縁で、それで聖ニコラウスの日が12月6日にあり、その日に靴下を下げておくとお菓子が入っているというのが一般的らしいですな。
ただし、ドイツ。ここはプロテスタントの国である(カトリックも同等数いるのを最近知ったわけですが、しかも現在のドイツにおいて日ごろから教会に行く人間の割合が3%とか、クリスマスのでさえ30%とラジオでいっていました)。ともかくとしてプロテスタントは聖人崇拝を禁止しているから聖ニコラウスの崇拝を捨てて、土着の信仰と結びついて今に至るのが一般的な説(真偽は謎)だとか。そのおかげもあって、ドイツ人ってクリスマスが何の日かわかってないらしいですよ(汗。
んでその実態とは。
1、聖ニコラウス単体
(ドイツ大使館より借用)
まぁカトリック教徒はまんま祝っているわけですから、聖ニコラウスの格好をしたおっさんがいると。
これは12月6日に現れるサンタ的なおっさん。
2、聖ニコラウスがヴァイナハツマン(Weihnachtsmann)に進化した
プロテスタント教徒は聖人崇拝をやめたので、聖ニコラウスがヴァイナハツマン(訳クリスマスおじさん)に進化させた。
これもドイツ内の地方によって違うとからしいけど、日本でいうサンタクロースの格好をしたおっさんをヴァイナハツマンと呼んでいるらしい。
もともとは土着の精霊でそれがプロテスタントたちの情報操作で担ぎ出され定着したそうな。
これは12月24日に現れるおっさん。
3、聖ニコラウスとクネヒト・ループレヒトがペア
(ウィキペディアより借用)
クネヒト・ループレヒトというおっさんがもう一人いて、「黒いサンタクロース」と呼ばれている奴がいるらしい。
こいつがこどもの行いを査問して悪行をするこどもにお仕置きをするといういかした存在らしい。聖ニコラウスがこどもの善行を見てプレゼントを贈る存在になると。
ということはこれも12月6日に現れる連中だと思われる。
※ここまで記述した通り、日本でいうあの赤い服着たサンタというおっさんを見てドイツ人は「サンタクロース」ともいうし「聖ニコラウス」ともいうし「ヴァイナハツマン」ともいうらしく、正直それが何であってもあまり気にしていないご様子。
4、聖ニコラウスと「シャープ」と「クランプス」という化け物を引き連れている
(ウィキペディアより借用)
12月6日、聖ニコラウスは二種類の化け物を引き連れて街をねり歩くそうだ。正直オールアバウトの記事を読んでもらうのが非常にわかりやすい(http://allabout.co.jp/gm/gc/217545/2/)。シャープとヤバれる化け物は麦わらの塊で、クランプスは悪魔というか鬼。こいつらが悪行をしているこどもにお仕置きを加えるそうだ…。靴下の中にお菓子ではなく木の棒を突っ込んだりするらしい、木の棒でお仕置きするために。
ただもともと彼らは土着信仰の存在でその役割は木の棒で人様を殴ってその生命エネルギーをひとに転嫁するというものがもともとの役割だったのが、時代が進むにつれいろろ改変されてプレゼントの対としてのお仕置き、それが棒でたたくことにつながってきたらしい。ちなみにラジオではこれを紹介していて、もともとがこどもの行いなんてものと関係がないものだから、大人も木の棒で殴られるらしい。そんでもって善行悪行なんて最初からどうでもいいからその木の棒で殴ること自体がプレゼント(生命的なエネルギーの転嫁)ともされて、ただ殴られるということもあるらしい。
5、キリストキント
(ドイツ大使館より借用)
「12月24日に誕生したキリスト(クリストキント)の元へ3人の王たちが駆けつけ、贈り物をした」という話が存在し、カトリックでは12月24日の夜にプレゼントを送る習慣が生まれたとする経緯があるそうだ。その日、クリストキントがやって来る、つまりキリストの誕生とプレゼントの両方がやって来るという解釈で、このキリストキントという存在に手紙を出してプレゼントをお願いしたりするらしい。
まぁだからこれは12月24日に現れる存在なんですね。
と、まあいろいろなサイトを読んで研究してみましたが、いかがでしょう。なんて自由な存在。
とりあえずメリークリスマス!
TBSラジオだったかなぁ。
色々な国のサンタさんについて現地レポートあったんですけど、ドイツの話があったのでその話を。
ドイツの話をするまえにもともとサンタクロースの起源についていうと、聖ニコラウスという司教がもとになったとされていますね。4世紀ごろのトルコ出身の司教です。
「ある日ニコラウスは、貧しさのあまり、三人の娘を嫁がせることの出来ない家の存在を知った。ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、屋根の上にある煙突から金貨を投げ入れる。このとき暖炉には靴下が下げられていたため、金貨は靴下の中に入っていたという。この金貨のおかげで娘の身売りを避けられた」という逸話が残されている。この逸話が由来となり、「夜中に煙突から家に入って、靴下の中にプレゼントを入れる」という、今日におけるサンタクロースの伝承が生まれている。(ウィキペディアより)
ということもあり、正教派では12月25日のクリスマスはクリスマスでキリストの誕生日でしかなく、サンタクロースは無縁で、それで聖ニコラウスの日が12月6日にあり、その日に靴下を下げておくとお菓子が入っているというのが一般的らしいですな。
ただし、ドイツ。ここはプロテスタントの国である(カトリックも同等数いるのを最近知ったわけですが、しかも現在のドイツにおいて日ごろから教会に行く人間の割合が3%とか、クリスマスのでさえ30%とラジオでいっていました)。ともかくとしてプロテスタントは聖人崇拝を禁止しているから聖ニコラウスの崇拝を捨てて、土着の信仰と結びついて今に至るのが一般的な説(真偽は謎)だとか。そのおかげもあって、ドイツ人ってクリスマスが何の日かわかってないらしいですよ(汗。
んでその実態とは。
1、聖ニコラウス単体
(ドイツ大使館より借用)
まぁカトリック教徒はまんま祝っているわけですから、聖ニコラウスの格好をしたおっさんがいると。
これは12月6日に現れるサンタ的なおっさん。
2、聖ニコラウスがヴァイナハツマン(Weihnachtsmann)に進化した
プロテスタント教徒は聖人崇拝をやめたので、聖ニコラウスがヴァイナハツマン(訳クリスマスおじさん)に進化させた。
これもドイツ内の地方によって違うとからしいけど、日本でいうサンタクロースの格好をしたおっさんをヴァイナハツマンと呼んでいるらしい。
もともとは土着の精霊でそれがプロテスタントたちの情報操作で担ぎ出され定着したそうな。
これは12月24日に現れるおっさん。
3、聖ニコラウスとクネヒト・ループレヒトがペア
(ウィキペディアより借用)
クネヒト・ループレヒトというおっさんがもう一人いて、「黒いサンタクロース」と呼ばれている奴がいるらしい。
こいつがこどもの行いを査問して悪行をするこどもにお仕置きをするといういかした存在らしい。聖ニコラウスがこどもの善行を見てプレゼントを贈る存在になると。
ということはこれも12月6日に現れる連中だと思われる。
※ここまで記述した通り、日本でいうあの赤い服着たサンタというおっさんを見てドイツ人は「サンタクロース」ともいうし「聖ニコラウス」ともいうし「ヴァイナハツマン」ともいうらしく、正直それが何であってもあまり気にしていないご様子。
4、聖ニコラウスと「シャープ」と「クランプス」という化け物を引き連れている
(ウィキペディアより借用)
12月6日、聖ニコラウスは二種類の化け物を引き連れて街をねり歩くそうだ。正直オールアバウトの記事を読んでもらうのが非常にわかりやすい(http://allabout.co.jp/gm/gc/217545/2/)。シャープとヤバれる化け物は麦わらの塊で、クランプスは悪魔というか鬼。こいつらが悪行をしているこどもにお仕置きを加えるそうだ…。靴下の中にお菓子ではなく木の棒を突っ込んだりするらしい、木の棒でお仕置きするために。
ただもともと彼らは土着信仰の存在でその役割は木の棒で人様を殴ってその生命エネルギーをひとに転嫁するというものがもともとの役割だったのが、時代が進むにつれいろろ改変されてプレゼントの対としてのお仕置き、それが棒でたたくことにつながってきたらしい。ちなみにラジオではこれを紹介していて、もともとがこどもの行いなんてものと関係がないものだから、大人も木の棒で殴られるらしい。そんでもって善行悪行なんて最初からどうでもいいからその木の棒で殴ること自体がプレゼント(生命的なエネルギーの転嫁)ともされて、ただ殴られるということもあるらしい。
5、キリストキント
(ドイツ大使館より借用)
「12月24日に誕生したキリスト(クリストキント)の元へ3人の王たちが駆けつけ、贈り物をした」という話が存在し、カトリックでは12月24日の夜にプレゼントを送る習慣が生まれたとする経緯があるそうだ。その日、クリストキントがやって来る、つまりキリストの誕生とプレゼントの両方がやって来るという解釈で、このキリストキントという存在に手紙を出してプレゼントをお願いしたりするらしい。
まぁだからこれは12月24日に現れる存在なんですね。
と、まあいろいろなサイトを読んで研究してみましたが、いかがでしょう。なんて自由な存在。
とりあえずメリークリスマス!
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