幼児クラスでは、6色のスチレンボードをいろいろな形にカットした材料をたくさん用意しました。
土台のボードの上に立体的でも平面的でも好きなテーマで作っていきましょうと、組み立ての例と糊付けの方法だけ説明してスタートしました。説明の途中から、こども達は待ちきれない様子で目の前にあるカラフルな材料をすぐ手に取り、「三角があった~!」「細長いのがあった~!」とこども達のワクワクした声が伝わります。早速、形をパズルのように組み合わせて何に見えるか考え始める子が出てきました。
また、慎重に慎重にボードに垂直に立たせることに集中して完成させた作品(写真左)、ランダムな貼り付け方だけど出来上がりはバランスの良い抽象的な作品(中央)、平面に貼り付けペンで描き足し絵画風な作品(右)、細長い形から鹿の角を連想し堂々としっかりと脚が地について立っている作品(下)など、同じ材料から表現方法が皆違ってどれも独創的でした。 伊藤