馬込 油彩
先日買ったばかりのコートを早速油絵具で汚しました、ナツメです。今回は月曜大人クラスの馬込さんの油彩作品をご紹介します！
辺り一面に咲き誇る花に建物、木…と、絵本のワンシーンにでも出てきそうな何ともメルヘンチックで心温まる景色です。写真だとあまり見えないのですが、沢山の色が重ねられているので画面の中の色数がとても多く、見ていて楽しい気分になります。1番わかりやすいのは手前の花畑ですが、奥の木や建物の壁なども少しずつ違う絵の具を混ぜてみたり、時には全然違う色を差し入れたりして積み重ねられました。太陽に向かって伸びる花々の強さやふんわり茂っている木の葉の柔らかい雰囲気など、それぞれの持つ特徴がバランス良く描写されています！
花畑に陰影を置きにくい分、奥の建物などの陰影の表現に試行錯誤されました。苦労されたかいあって、差し込む光の暖かさが伝わってくるコントラストがとても綺麗ですね！花がたくさん咲いているため春の風景だと思うのですが、寒い日が続く中このぽかぽかとした陽気が既に待ち遠しく感じます。
今回ブログを書くにあたって、馬込さんにインタビューをしたのですが、この風景を最初に見た時に花畑を五線譜のようにに感じたとのことで、言われて見てみると確かに花々の横の流れなどにそんな印象を受けるような…！？私は軽快で明るいカントリーミュージックが聴こえて来そうだな！と思ったのですが、肝心の馬込さんがこの風景にどんな音を感じ取ったのか、うっかり訊きそびれてしまいました…
みなさんにはこののどかな風景からどんな音楽が聴こえてくるのでしょうか、ぜひ耳を澄ませてみて下さい！
