とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

先週の旅行はよかったなあ

2020-03-28 19:50:46 | 日記
先週の旅行はすばらしかった。
久しぶりに自分らしい旅となった。
それにしても今週のコロナウイルスの状態が一週間前倒しになっていたら出かけられなかったかもしれない。
あぶないところだった。

今回の貴重な旅であらためて感じたこと。

<ガイドブック>
最近のガイドブックはビジュアル面ばかりが強調されていて、旅に必要な情報が整理されていない。
そんな中、老舗ガイドブックの実業之日本社の「ブルーガイド」が一番優れていると思う。
今回の旅では、ブルーガイドの「瀬戸内 倉敷 尾道 広島 宮島」が事前に入手出来なかった。
仕方がないので昭和53年版のブルーガイド「パック」山陽路 倉敷を代用した。


だれもいなかった総社駅の観光案内所で係の人とそんな話をしていた。
「昔、ガイドさん向けの都道府県別の観光ガイドブックがありましたよね。」と話したら、返す言葉の代わりに「これでしょうか」とおもむろに取り出されたのが岡山県版のその本だった。(おぬしできるな)
いただいた観光パンフも質の高いものだった。

(これがその本)


<旅の交通手段>
今は高速道路網も整理されているので、不便な所を巡る旅や、ワンポイント観光なら車で出かけるのもよいかもしれない。同じ旅館に何泊かしてベースキャンプとする方法や、朝の内に目的地に到着し徒歩で観光するなどの方法も考えられる。(最近の登山はこのパターンが多い。)
それでも列車の旅が出来る所なら、やはり鉄道の旅が一番だと思う、その地域の風を感じることが出来る。車の密閉性は本来旅にそぐわない。
すべて歩くという究極の選択肢もあるが、単なる街中や住宅地を歩いて体力を消耗するようでは本末転倒となってしまう。
必要に応じて、オートバイや自転車を使うと旅のバリエーションも広がると思う。

<時をかける少女の怪>
初めて行く街なのに、前にも来たことがある景色と感じることがある。
大抵は旅番組やポスターなどで見た景色が脳裏に残っているのだろうと思うが、説明のつかないこともある。
たとえば今回、吉備路を自転車で走っていたところ、帰る道が分からなくなり方角だけを頼りに自転車を走らせていた。田圃の中の細道から土手へ上がり吉備線に沿って進むと、この景色、この行動、前にも経験しているとはっきり感じた。
行動そのものがプレイバックのように感じるのだ。
そんなバカな。
ふしぎ、ふしぎ。

というように旅は様々な発見に溢れている。