2月23日(金)
最近、毎晩のように、「死にたくない、死んで欲しくない」と言って泣く娘…
そういえば息子にもそんな時期があったと懐かしく思い出します。
とりあえず、「死んだら見えんくなるだけよ」と言ってみると、
「死んだ人からこっちは見えるん?」と、また聞くので
「見えるよ」と答えると、
「なんで死んだこともないのにそんなこと言うん!?」と怒られました…
知らないことをいかにも知ったように、わからないことをわかったように話してないかと反省します…
「仏さまが、死ぬんじゃない、仏さまの国に生まれてくると思ってほしいって言いようけ、あーちゃんは仏さまの言うことを聞いて、死ぬのが怖いけど、生まれると思おうかな」と話してみると、しぶしぶ自分もそうする、といった感じで、それが毎回繰り返されます…
死んでいくことの恐怖と先立たれることの寂しさ、これがきっと宗教の原点でしょう。
はるか遠くへ羽ばたいていきそうな娘と覚悟していますが、仏さまのお話を聞きながら歩んでほしいと思います。
組内のお寺さんでお取り次ぎさせていただきました。
こちらのお寺さんは私が布教使になってすぐの頃からご縁をいただいていたお寺さんです。
初めての布教から15年、お聴聞くださり、お育てくださったことに改めて感謝しました。