1月28日(日)
若くして突然亡くなられた長男さんの四十九日のご法事を本堂にておつとめさせていただきました。
大家族の一番上のお子さんでした。
数年前、おじさんのご法事をつとめた際に、「僕が長男です」とご挨拶された姿を思い出します。
お友だちの方々もお参りに来てくださっていました。
大事そうにお骨を抱かれたご両親の姿に悲しみと思いの深さを感じました。
「若くしてかわいそうに」という価値観からは脱却できませんが、住職から「少し目を閉じて亡き方のことを思い浮かべてください」との声かけの中、きっとお一人お一人のまぶたの裏にはたくさんの思い出があふれたことでしょう。
「災い」と言われるような避けて通りたい悲しみや絶望に、誰が、いつ、出あっていかなければいけないかわからないのがこの世です。
その暗闇を照らしてくださる仏さまがいらっしゃいます。