浄福寺・お寺のいろいろ日記

福岡県豊前(ぶぜん)市・下河内(しもかわち)浄土真宗本願寺派・上毛組(こうげそ)浄福寺の坊守の日記です。

お慈悲のぬくもり。

2022年01月14日 | Weblog
1月14日(金)

山は雪化粧

本願寺では御正忌報恩講がおつとまりです。



(配信中はクリックすると見られます)

今年もライブ動画にて参拝させてもらっています。


「阿弥陀さまがいつも、どんなときもお立ち姿でおられることを忘れんように、胸に置いておかないけん」

門徒さんからいただいた言葉を反芻しているこの頃です。


長い間ありがとう。

2022年01月09日 | Weblog
1月9日(日)

元仏婦会長であり、お寺の裏にお住まいだったおばちゃんが亡くなりました。

浄福寺とは4代の住職に渡ってのお付き合い

何事もない日でも気づいたら居間におばちゃんが座っていることが多く、たくさんの思い出が次々と浮かんできます。

2017年におばちゃんのことを書いたブログ記事を思い出しました。
(以下2017年10月30日の投稿の一部)

新聞の折り込みチラシに上毛組御正忌案内が入っていました。

今日、お月忌のお参りに行ったお宅でも新聞の上にチラシが置かれていました。

「今日入っとったんやね〜」と私が言うと、「息子が帰ったら見るようにと思って、こげして新聞の上に置いちょう」

「これ見たら御正忌っちゃこんなもんか〜っちわかるやろ」と門徒さん

本当にありがたいなぁと思いました

息子さんが帰宅する頃、お母さんはもう床についています

きっと息子さんはお母さんの思いには気づかずにチラシを手にするのでしょうが、実はそこには親の願い、はたらきがあるのです

私たちもきっとこんな風に、気づかないけれど、多くのお育てをいただいてきたのでしょう

そして今もなお、願いのまっただ中にある私です


そんなお母さんのお育てを受けて、今、息子さんとお嫁さんは、浄福寺をお支えくださる数少ない若手として足繁くお寺にお参りくださっています。

「お寺をよろしく頼むね」

ご家族にも、門徒さんにも、私たちにも、いつもそう言っておられたおばちゃん

涙の中でしたが、これから先も精一杯がんばります、と背筋を伸ばしてお葬儀のお勤めをさせていただきました。


あけましておめでとうございます。

2022年01月01日 | Weblog
2022年1月1日(土)

多くの方や多くのいのちに支えられ、新たな年を迎えることができました。



東京から2年ぶりに帰省されたお孫さんとHさん

除夜会は夜中にお勤めしますが、鐘楼を建て替えてから、お昼間でも鐘をついていただけるようにしました。

気持ち新たに、ブログも長期休業にならないように、更新したいと思います。

本年もよろしくお願い致します。