浄福寺・お寺のいろいろ日記

福岡県豊前(ぶぜん)市・下河内(しもかわち)浄土真宗本願寺派・上毛組(こうげそ)浄福寺の坊守の日記です。

ただいまぁ。

2010年08月30日 | Weblog
今日はいっちゃん初めての遠出
若院さんの実家に帰っています

お兄さんとお姉さんも来てくださり、「はじめまして

お父さんとお母さんに会うのも久しぶり

最近、よく笑ったり、おしゃべりしたりするのですが、残念ながら今のところ、泣いてばかりで寝てしまいました

かわいいところを見ていただきたいのですが。。。
どうなる明日のいっちゃん

あさってにつづく~~~
コメント (5)

夏祭り。

2010年08月28日 | Weblog
今日は、父がお世話になっている養護施設・亀保の里で夏祭りが開かれ、家族みんなで出かけました



朝晩はすっかり涼しくなり、お祭り日和

父は、若院さんが模擬店で買ってきたビールを少し味見してみたり…

久しぶりに屋外で過ごし、気持ちよさそうでした




本格的な太鼓のパフォーマンスや



職員さんによるソーラン節の踊りなど、イベントもたくさんありました

普段お世話になっている職員さん方の、違った一面を見れた楽しいひと時でした

会場には竹でできた灯篭も



ほのかな明かりがとてもきれいでした

いつも横になっていることが多いので、少し疲れた父は途中でお部屋に戻り残念でしたが、最後は盆踊り、そして花火もあがりました

久しぶりに家族みんなで過ごすことができ、夏のいい思い出になりました

おしらせ。

2010年08月26日 | Weblog
教区報『ほっぽう』が届きました

紙面にはわたしたちの結婚写真、若院さんの写真も載っています
この教区報の編集に、わたしは去年少し関わらせてもらいました

と言っても2回ですが、それでもいい経験になりました

母のエッセイを掲載していただいたこともあります

オールカラーで写真も多いので見やすく、記事もわかりやすいものばかりです

浄福寺では9月のお彼岸のご案内・寺報『みのり』といっしょに配布予定です

ぜひご覧ください
コメント (2)

苦手を克服!?

2010年08月24日 | Weblog
先日、バーベキューをしていたときに出没したノコギリクワガタです

久しぶりに見ました

そういえば昔は夜、外灯のもとでクワガタやカブトムシをよく目にしました

男の子なら誰しも捕まえた経験があるんじゃないでしょうか

田舎では、虫や蛾や蜘蛛が家にいるのはしょちゅうです

都会に出てみて、明りに虫が寄ってこないのが不思議でした

小さな虫を見ただけで逃げていくような女の子に会ったのも初めてでした

田舎育ちのわたしは、ほとんどの虫を手で触ることができます

それどころか素手でパシンッとすることも…

ごめんなさい。。。

それでも苦手なものもあります

その一つがヘビ

虫ではないですが、田舎では春から夏にかけて、しょっちゅう目にします

そのたびにキャーキャー言っているわたしと母ですが、最近わたしはほんの少しですが平気になりました

なぜかというと、ヘビを見かけたらこう思うようにしているからです

どこかにお母さんや子どもがいるのかな~~~って

そう思うと、ほんの少しだけですが、同じいのちをもつものとして親近感がわくような気がして、アスファルトの道をニョロニョロ渡るヘビに「暑いけどがんばってね」と、心の中で応援するほどです

みなさんも、苦手な虫や動物に遭遇したときは、ぜひ参考にしてみてください

みんな、わたしと同じいのちをもつものなんですから

先輩。

2010年08月22日 | Weblog
今日は同じ上毛組(こうげそ){豊前市近辺の本願寺派寺院}のお寺の若坊守(わかぼうもり)さんと妹さんが、いっちゃんに会いにきてくれました

写真を写すのを忘れてしまい、この写真は3週間ほど前に副住職さんと若坊守さんがおいでたときに、副住職さんが写してくださったものです
上毛組はただ今ベビーラッシュで、こちらも2月にかわいいおじょうちゃんが誕生しました

わたしは先輩ママに、ここぞとばかりに質問攻め
大切に大切に育てられているご様子で、おおざっぱなわたしと母は学ぶことばかり

なかなか近くに赤ちゃんがいる家庭がないので、頼りになります
3,4ヶ月たつと、いっちゃんもこんなに大きくなるのかなぁ~と不思議です

わたしも、体は大きくならなくていいけど、母として、同じように成長してゆきたいです

ようこそ~パート2。

2010年08月20日 | Weblog
昨日は、大阪・神戸から友達が来てくれました
二人は来年2月に結婚するのですが、そのきっかけをつくったのはこのわたしなんです

キューピット

いえ、仏教ではキューピットとは言いませんね
二人を結びつけた無数のご縁のひとつが、わたしでしょうか

思えば、多くの男性、多くの女性がいるなかで、夫婦となるってすごいことです

たまたま出遇えた不思議
そう考えると、親子・兄弟・友達…さまざまな出遇いが、かけがえのないものに感じられます

いい出遇いだけでなく、失恋した苦い経験も、この人と夫婦となるためだったかと思うと、それも無駄でない大切なご縁だったのでしょう

人との出遇い、絆

大切にしてゆきたいです
コメント (2)

ようこそ~。

2010年08月18日 | Weblog
昨日は、東京から友人が来てくれ、横浜からは兄と姪、甥が帰ってきました

夜はお庭でバーべキュー



久しぶりのバーベキュー

夜は山から涼しい風が吹くので、気持ちよく、食もお酒もすすむ、すすむ

もちろん授乳中のわたしの強い味方はノンアルコールビールです
さらに、兄にとって友人は東京仏教学院の教え子

友人と若院さんとわたしは中央仏教学院の同期

そして甥っ子は、中央仏教学院の現役生

ということで、いろいろとお話もはずみ、とっても楽しいひと時でした


今日のお昼は、求菩提(くぼて)山にあるご門徒さんのお店・求菩岳庵(くぼたけあん)でわたしたちが大好きな山菜そばやヤマメをいただきました



友人はわたしたちより少し年上ですが、わたしにとっては頼れるお兄さん若院さんにとっては怖いお兄さんといった感じ

思えばわたしが若院さんとお友達になったのも、友人を通してでした
あの頃、わたしたちが結婚に至るとは誰一人思いもしなかったでしょうが、よきご縁をいただきました

少し、はちゃめちゃな彼も今では売れっ子布教使{ご法話をするご講師}さん

浄福寺にご出講いただき、お聴聞させてもらう日が今から楽しみです
コメント (3)

盆踊り。

2010年08月16日 | Weblog
昨日はここ、為国地区の盆踊りでした

初盆{ご家族を亡くされて初めて迎えるお盆}のご家庭を中心におつとめがあり、それからみんなで踊ります

この辺りではお盆の時期、小さな地区ごとに盆踊りが開かれています

去年はわたしがおつとめさせていただき、母とおばちゃんと三人で来たなぁと思いだしました

今年もおばちゃんが踊りの輪をほほえみながら見ているような、そんな気がしました




デジカメが悪いのか、わたしの腕が悪いのか…

踊っているところはブレブレでなかなかいい写真が撮れませんでした



いつもは子どもや若い方が少ないのですが、お盆で帰省されている方が多いため、とても賑やかでした

しんらん音頭・炭坑節、それから「くどき」といって生歌にあわせて踊るのが定番

「さーよいよーいよいやさのさっ」と子どもたちの掛け声が入ります



12日のブログに登場したAちゃんです

浴衣姿がかわいい~~~



お楽しみの福引もありました

わたしはかき氷を3杯たいらげ満足
こじんまりとした盆踊りですが、ご近所の方々とともに、楽しいひと時でした

いただきもの☆

2010年08月14日 | Weblog
ご門徒のおばあちゃんよりいただいたぬり絵です

いつも通っているデイケアで、ぬり絵の時間があるそうです

ぬり絵は頭の体操になるんだそう

できあがったものは、いつもわたしにくださいます

おばあちゃんは90?歳。

90歳以上であることは確かです

とっても上手に色をぬっています

小さな頃から、法要があるといつもそこにはおばあちゃんの姿がありました
最近はあまりお寺にお参りに来ることもできなくなりましたが、お仏壇のお参りは朝晩欠かしたことはないそうです


昔はお仏壇にお参りするまでご飯は食べさせてもらえないという家庭が多かったそうですが、今はお仏壇自体がないご家庭も多いようです
どうぞお盆などでお里帰りされたときは、まずお仏壇に手を合わせることを忘れずに

合掌。

2010年08月12日 | Weblog
今日は夜からおばちゃんの初盆のおつとめをしました。

写真はおばちゃんのひ孫ちゃん・Aちゃん、2歳です

おばちゃんも、Aちゃんがかわいい、かわいい、とよくわたしに話してくれていました。

おばちゃんが亡くなってからは七日ごとのお参りに、おじいちゃんとおばあちゃんといっしょによくお参りに来てくれました

歌やダンスが得意でとってもかわいいAちゃん
Aちゃんはお寺の保育園に通っているため、ご飯をいただくときは必ず食前のことば・食後のことばをおとなえしてくれます

最近はお年をめしても、手を合わせてご飯を食べる方が本当に少ないと、あるご門徒さんが嘆いておられました

わたしたちのいのちは、たくさんのいのちの犠牲によって成り立っています
合掌していただきましょう

病院へ。

2010年08月10日 | Weblog
今日・明日と若院さんは北九州のお寺にお泊りで不在。

ちょっぴりさみしいわがやです

そんなこんなで、こちら浄福寺のお盆のご法事はわたしがお参りさせてもらっています
汗をかきつつ、産後の体系が戻ればいいなぁ~と期待

今のところ効果なしです


さて、今日はいっちゃんを皮膚科に連れて行きました

新生児湿疹でほっぺが真っ赤に

お薬をいただいて帰る途中、今度は父の病院へ寄りました

施設に入所していた父ですが、体調が悪くなりまた入院しています

今日は調子がよさそうで、いっちゃんといっしょにニッコリ

笑顔を見ることができて、少し安心しました

母はいつも父の心配をしていて、毎日毎日欠かすことなく病院へ行っています

母のことをあまり敬っていないわたしですが(笑)、父のことに関しては本当に感心しています

すばらしい夫婦愛

やんちゃな母のためにやさしい父が生まれてきてくれたのだろうと思っていましたが、父のために母も生まれてきたんだろうと思います。
「わたしのために生まれてきてくれた」そう思えるってすばらしいことです
コメント (2)

月下美人。

2010年08月08日 | Weblog
先日、ご近所のO先生が、「月下美人が今夜咲くから」と、わざわざ鉢を持ってきてくださいました

その夜はじっくり観察

8時半



9時半

部屋中にかぐわしい香りが



10時半

満開



11時半



残念ながら観察はここで終了

4時の授乳の際に見てみると、もうすっかりしぼんでいました

一夜限りの花、月下美人

たった数時間をせいいっぱい、いのち輝かせていました

わたしたちの今日も一度限りの今日、ただ今です

大切に生きてゆきたいですね

孟蘭盆会法要。

2010年08月06日 | Weblog


昨日・今日と孟蘭盆会(うらぼんえ)法要がおつとまりでした
若院さんは北九州のお寺へ出張していたため、久しぶりにわたしがお勤めさせていただきました

本当に暑い中、みなさまようこそのお参りでした
盂蘭盆とは、サンスクリット語で「ウランバナ」、さかさになるという意味だそうです

わたしたちの価値観や考え方は、さかさまになっているのだとご講師の先生よりお取り次ぎいただきました。

若さや健康がいいと思う心、お金や子どもをあてにしている姿、すべてさかさま。

本当はそのすべてが頼りにならず、手放してゆかなければならないのです。

そんなわたしのもとから、どんなときも、最後まで離れないのが阿弥陀さま。

お盆を縁に、お墓参りやご先祖の供養だけでなく、もう一度自分を見つめ、阿弥陀さまのお心にふれてゆきましょう
それが先立っていったご先祖が一番望んでいることではないでしょうか




二日間、いっちゃんも座布団の上に寝せられ、初めてのお聴聞でした
わからなくても、ちゃんと毛穴から吸収してくれることでしょう

「なまんだぶ、なまんだぶ」といっちゃんの口からお念仏が出てくださる日が楽しみです

お知らせ。

2010年08月04日 | Weblog
5日(木)・6日(金)と盂蘭盆会(うらぼんえ)法要です
昼席のみ1時半より

ご講師は、上毛(こうげ)町の小出照洋師です
暑い中ですが、どうぞお参りください
コメント (2)

八月。

2010年08月02日 | Weblog
早いもので八月に入りました
今日は広島から、姉夫婦と姪夫婦が父といっちゃんに会いに帰ってきてくれました

ですが、うっかり写真を撮るのを忘れてしまい、残念

若院さんとわたしと同い年の姪っ子のお婿さんは、大の仲良し
ということで、若院さんはいっしょに飲みに出て、まだ帰ってきてません

久しぶりに会って、会話もはずんでいることでしょう

さて、写真は先日修理した掲示板に張った、今月の法語です

原爆投下や終戦記念日の八月。

戦争は憎悪を生みだし、憎悪は戦争につながります。

2001年9月11日、アメリカ同時多発テロが起こりました。

当時18歳で国際関係に興味を抱いていたわたしは、大変なショックを受けたのを覚えています。

そんなわたしを知ってか知らずか次の朝、父がわたしにメモ用紙をそっと渡してくれました。

そこには、「実にこの世においては、恨みに報いるに恨みをもってしたならば、ついに恨みのやむことがない。恨みは捨ててこそやむ。これは永遠の真理である」というお釈迦様の言葉が書かれていました

それを何度も何度も読み返し、仏教のすばらしさを知ったと同時に、本当に芯の強いやさしさをもった父の言葉でもあるような気がしました

他から傷つけられて、恨みや憎しみの心がわかない人はいないでしょう。

けれど、その心を超えてゆく力や勇気を、阿弥陀さまは与えてくださいます。

戦争や平和は、国だけのことではありません。

わたしの心の問題でもあるように思います。
 
コメント (2)