浄福寺・お寺のいろいろ日記

福岡県豊前(ぶぜん)市・下河内(しもかわち)浄土真宗本願寺派・上毛組(こうげそ)浄福寺の坊守の日記です。

嬉しい出会い。

2023年01月24日 | Weblog
2月2日(木)

下書きに保存していた記事をアップしないまま2月になってしまいました。

遅ればせながら…

本年は御正忌期間中にニケ寺の御正忌報恩講に出講させていただきました。

一ケ寺は主人が法務員としてお勤めさせていただいていたお寺さまへピンチヒッター、なんと、初めての高座でのお取り継ぎでした。

きちんと高座でのご法話を勉強しておかなくては…と思います。

もう一ケ寺は佐伯のお寺さまへ。


お寺の跡を継ぎたいと言われている5年生のお嬢さん、初日は日曜日でお聴聞できたけれど次の日は学校、「娘がどうしてもお聴聞したいと言うので録画してよいですか?」と聞かれました。

すごい、うちの息子に爪の垢を煎じて飲ませたいです

かわいいかわいいお同行さん

先行き不安なことばかりを思いますが、あなたがいてくれると思うと明るい気持ちになれます。

いつか一緒にお酒を飲みながら語り合いたいです



先生ありがとうございました。

2023年01月14日 | Weblog
1月18日(水)

今年送られてきた年賀状の中に、大学のゼミの恩師の奥さまからの葉書があり、先生が昨年往生なさったことを知りました。

優しい先生で、単位が取りやすいのもあったでしょうが、お寺の子なんてほとんどいない学部なのに比較宗教学の授業は大人気、先生の講義はいつも一番大きな教室でした。

外国人の先生が多い学部でしたが、年配で小柄な先生が、いつもいろんな先生方と英語で楽しそうに雑談している姿がカッコよくて、今でもその姿が目に浮かびます。

開教使をされていた先生の名刺を持って訪ねたハワイのお寺、「あの先生は頭が良くて英語が堪能だった」と何十年も前のことなのにメンバーさんたちは覚えておられました。

突然お寺の後継者となり、戸惑っていた私に中央仏教学院への入学を勧めてくださり、何冊もの仏教書をくださいました。

「その本を今頃になって手にとっています。」と今年の年賀状には書かせてもらいました。

「今は跡を継ぎたくないという思いもあるだろうけど、あなたが60になった時、お寺に身を置いてよかったと思える日が来る」

その言葉が私の背中をあたたかく押してくれました。

先生、悩みは尽きないけれど、お寺で生活できるしあわせを感じています。





2023!

2023年01月06日 | Weblog
1月6日(金)

新しい年になりました。

私が年末年始にコロナにかかってしまい、除夜の鐘も自由に鳴らしてもらいました。

幸い他の家族にはうつらず、症状も軽かったので、家でのんびり過ごさせてもらいました。



本年もよろしくお願いいたします。