3月30日(水)
コロナ禍で行事が出来なくなり、コロナが終わっても、このままなくなってしまいそうなものがある気がしています。
その一つが地域主催の法要です。
浄福寺のある合河地区であれば、老人会主催の追弔法要、戦没者遺族による追弔法要が毎年行われていました。
その他の地域でも同様に、公民館や集会所で開かれる法要があり、布教に行かせていただくことも多く、一時期はお寺さんよりも地域の公民館でご縁をいただくことの方が多いほどでした。
それが全くなくなってしまい、寂しく思っています。
顔なじみになっていた老人会の会長さんや講の世話人さん方、お声かけいただいたお参りの皆さん、お元気だろうかと思います。
お寺にはないアットホームな距離の近さがそこにはありました。
仏さまのお話を聴く場所がお寺だけではなかったからこそ、この地は多くのお念仏よろこぶ方を育てたのでしょう。
先日、新聞に載っていた写真
懐かしさとあたたかさを感じる写真です。
またいつか法要が開かれることを願っています。