浄福寺・お寺のいろいろ日記

福岡県豊前(ぶぜん)市・下河内(しもかわち)浄土真宗本願寺派・上毛組(こうげそ)浄福寺の坊守の日記です。

大変な報恩講でした。

2023年11月14日 | Weblog
11月14日(火)

浄福寺、御正忌報恩講が終わりました。



なんと!一番大変な準備の段階で、寺の者が全員インフルエンザにかかり、ご門徒の皆さまには本当にご迷惑をおかけしました。

住職と私、熱がある中、ヒーヒー言いながら何とか水引と打敷だけはかけたものの、それ以外のお供物、お荘厳、お掃除、すべて門徒さんのお力で整えていただきました。

皆さんに支えていただいている有り難さを痛感するよいご縁となったと振り返って思います。

法要中はまだ住職の待機期間が明けていませんでしたが、法中さんたちがお参りくださったので、お勤めも助かりました。



「門徒さんに支えていただいていることを忘れたらいけん、そしてあんたが恩返しできることはご法義を伝えることしかない」

と、総代さんに言われたことを心に留めた報恩講でした。

ご講師の舟川先生、この度は最後息子さんにバトンタッチされ、一度で二度おいしいというような嬉しいご縁でした。



お参りの皆さま、そしてお手伝いくださった皆さま、本当にありがとうございました。

さぁ、背筋を伸ばして、これからますます精進します!