11月21日(日)
浄福寺の門徒さんでないのですが、お世話になっていた方が亡くなり、お悔やみに行きました。
毎年豪華なおせち料理を作ってくださり、わが家のお正月はTさん宅のお月忌の2日から、と昔から言われているほどでした。
ちょうど2年前、Tさんとご縁のある耶馬溪のお寺さまに出講させていただいた折には、私の車で一緒にお参りに行きました。
帰り際、「今日は本当に来てよかった〜心が洗われたみたい」と言うので、てっきり私のご法話へのお褒めの言葉かな?と思っていたら、「耶馬溪の景色を見て」と付け加えられ、がっくりきたという思い出があります。
お聴聞は心の浄化のためにするものではないですもんね、と今でも時々お話に取り入れています。
玄関と床の間には豪華な生け花、お土産にはお取り寄せした外国のチョコレート。
「それは違うと思う」とはっきり意見を言う、強さがありました。
私も少しでもその強さを心に持ちたいと思います。
Tさん、ありがとうございました。