浄福寺・お寺のいろいろ日記

福岡県豊前(ぶぜん)市・下河内(しもかわち)浄土真宗本願寺派・上毛組(こうげそ)浄福寺の坊守の日記です。

通学路。

2017年02月28日 | Weblog
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早いもので、二月も終わりですね

未だお参りにも少し出ていますが、いつくるかわからない出産の始まりを、そわそわしながら待っています


日曜日、息子と二人、小学校までの通学路を歩いてみました



子どもの足で20分くらいかかる道のり

体力のない彼は大丈夫だろうか…と心配だったんです

交通ルールの確認をしながら楽しく歩き、学校に着いてから遊具で遊び、お友達にばったり会ってまた遊ぶと、、、

結果…

行きはよいよい…帰りは…

お友達のストライダーを借りて、何とか帰宅しました

心配は尽きないものですが、出産もそうですが、そのときになれば何とか乗り切れるもの

思い起こせば、通学にはたくさんの楽しい思い出があります

彼も私も、新生活が楽しみです

おめでとう。

2017年02月26日 | Weblog
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姪っ子の結婚式からみんな帰って来て、いつものわが家に戻りました



泣き虫で、いつもお母さんの影に隠れていた子がお嫁さんになるなんて…

姪っ子といっても年齢が近いので、かわいい妹のような存在

私もその場にいたかったです

兄夫婦も姪っ子も、きっとだんだんと寂しくなるのでしょうね〜

家族の形は、時とともに変わってゆくものなんですね

来月、父のご法事に帰って来てくれる予定

会えるのを楽しみに…

寂しい夜。

2017年02月24日 | Weblog
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教円寺さまの御正忌報恩講へ行ってまいりました〜



保育園の年長さんもしっかりお勤めできました

紫藤先生のお話、「お説教はお楽しみです」という先生の名言の通り、とにかく楽しい

若尾文子のような恵信尼さま、えなりかずきのような唯円房など、イメージを膨らませながら、今日もお話に身をどっぷり浸すことができました

難しい歴史の授業を聞くように、お釈迦さまや親鸞さまのお話を聞いてしまいがちですが、そこには血の通った人がいて、悲喜こもごもの人生があった、まるでその場に自分も居合わせたかのように聞かせてもらうと、おもしろいし有り難いのですね

そんな日、私一人を残して、家族みんなは姪の結婚式のため京都です

一人で一晩を過ごすなんて、一人暮らし以来です

いつもは、見ていないのに母が無駄につけるテレビが嫌なのですが、とりあえず、テレビをつけています

家族の気配がある、時間になると家族が帰って来る、いつもは当たり前と思っているけど、実は日々あたたかさをもらっているんですね

教円寺の坊守さまから「今夜は一人だろうから」といただいた、教円寺名物、オゴの白和えをいただいて、少し寂しい夜を過ごそうと思います
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お参りに行こう。

2017年02月22日 | Weblog
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上毛組、今年度最後の御正忌報恩講となる宇島の教円寺さまのおつとまりが始まりました

ご講師は紫藤先生、お聴聞が楽しいこと、間違いなしです

私も産後はなかなかゆっくりお聴聞できないと思うので、産前最後のお聴聞に行かせてもらおうと思っています

法要は26日の朝まで

ぜひ、お参りください



台所工事。

2017年02月20日 | Weblog
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お庫裡の台所の工事がほぼ終わりました

工事といっても、古い井戸を埋め、でこぼこで危険だった土間を平らにしてもらったくらいですが、お手伝いくださる方も高齢になってきたので、安心して使っていただけると思います



棚も新たに作ってもらったのですが、棚の高さなどを決める際、大工さんは母や私に相談するのでなく、「門徒さんが使う台所だから、婦人会の方を呼んでください」と言われ、副会長さんたちと話し合って決められました

話し合いの結果、足の不自由な方が上がりにくく、お餅つきのときも不便だった玄関も、この際良くしてもらうことに

「坊守さんたちに聞いてもわからん、お餅をつく人じゃないと」と、副会長さんが言われ、本当にその通りだなぁと思いました

工事のため一旦撤去した台所用品の収納も、これから婦人会の方がしてくださいます

お寺はお寺に住む人のものでなく、門徒さんのお寺

「私たちのお寺」と感じてくださる方が少しでも増えるよう、努力していきたいと思います
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桃栗三年柿八年。

2017年02月18日 | Weblog
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本願寺新報に、上毛組の記事が掲載されていました



上毛組広報部が発行している、伝道ポスターの記事です

ここ数年、組内の前住様が作られた法語を使わせてもらっていたのですが、今年から若手僧侶が作った法語に変わりました

浄福寺住職が作った法語も採用されています

新聞に掲載されている今月の法語、「桃栗三年柿八年 広島カープは二十五年 弥陀は十劫喚び通し」

好きです

小学生の頃は通学路で、友達と声に出して読んだりしていました

豊前では、いたるところで目にする馴染み深いポスターですが、豊前近辺だけでなく、全国のお寺様へ発行しています

「法語が目にかかるのも、仏さまのはたらき」とよろこばれたおばあちゃんがいます

ぜひ、いろんなお寺さんの掲示伝道、味わってみてください
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雪がとけたら?

2017年02月16日 | Weblog
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気温が上がり、春の陽気でした

「雪がとけると何になるでしょう?」という問題に、「春になる」と答えた小学生がバツをつけられてしまった、という話

何度かご法話で聞いたことを思い出し、雪解けの日、息子に同じ質問をしてみると…

なんと、息子も「春になる」と答えました

「雪がとけると水になる」

これが理科では正しい答えなのでしょう

けれども、目には見えなくとも、そこには春のはたらきがある

私の口からお念仏が出る、目には見えないけれど、そこには仏さまのはたらきがある

まだまだ寒いけれど、春はすぐそこに


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かくれ念仏。

2017年02月14日 | Weblog
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今年は上毛組仏教婦人会70周年ということで、その記念行事として、先日、宮崎への研修旅行がありました

浄福寺からも仏婦会員さん3名と母が参加し、実りある旅行となりました

写真を撮ってきてほしかったのですが、携帯も使いこなせないようで…

持ち帰った資料です



かくれ念仏の話は、耳を塞ぎたくなるような悲惨なもので、激しい拷問に耐え、信仰を守った方々がいたことを忘れてはならないと思います

今、長崎のキリシタン弾圧の『沈黙 サイレンス』という映画が上映されていますが、歴史の教科書にも出てこない、小説や映画にも描かれない、それが、かくれ念仏です。

思えば、親鸞さまも迫害に遭われたのです。

親鸞さまをはじめ、多くの方が守ってくださったお念仏が今、私に至り届いています

横浜、布教の旅。

2017年02月12日 | Weblog
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金曜、土曜と大雪でした



昨年ほどではありませんが、雪だるまもできました



そんな雪の心配をしながら、主人は横浜の兄のところへ布教の旅でした

空港まで行けなくなると大変なので、空港近くのホテルに前泊

空港もこんな感じでしたが…



やっぱり、雲の上は晴れてるんですね



法話会には、浄福寺のご門徒出身で横浜在住の方もお聴聞してくださったとのこと

主人もとても喜んでいました

翌日は、兄と姪に、観光に連れて行ってもらったようです







とにかく、富士山がきれいで感動したとのこと


親子ほど歳の離れた異母兄妹。

一緒に暮らしたこともなく、正直、小さな頃は兄のことを「親戚のお兄ちゃん」としか思っていませんでしたが、歳を重ね、いろんなことがあり、今は心から、兄がいてよかったと思います

義弟までかわいがってもらい、感謝です

姪から送られてきた写真を母に見せると、兄の後ろ姿がお父さんに似てきた、と母も嬉しそうでした

遠くにいて、なかなか会えないけれど、頼りにしています

私もまたいつか、遊びに行きたいなぁ〜

お別れ。

2017年02月10日 | Weblog
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更新が遅くなりました

容態の悪かった主人の祖母が亡くなり、お参りしてきました。

私はお通夜しかお参りできなかったのですが、息子はお父さんと最後まで見届けることができ、本当によかったと思います

わかっているのか、いないのか、という様子でしたが、お骨を目の当たりにしたときは、驚いた様子だったそうです。

尊いご縁にあわせてもらいました

おばあちゃん、ありがとう、お疲れさまでした



一年生。

2017年02月07日 | Weblog
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いよいよ、小学校入学準備

説明会へ行って来ました

私の母校ではなく、母校と他3校が統合してできた学校なのですが、息子の同級生は9人

そんな小規模校ゆえか、説明会が終わり次第、PTAの役が割り振られました

息子は楽しんでるようでしたが、やっぱり緊張していたのでしょう

帰宅後、夕方から夜まで寝てしまいました

緊張したのは、私も同じ

同じ一年生ですもんね

先生方から、「よく、ここまで育ててこられました」とお話があり、何だかとても嬉しかったです

これから、またスタートですが、悩みながら歩みたいと思います


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てっぺん。

2017年02月05日 | Weblog
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保育園のお友達と、天地山公園へ行って来ました〜

天地山、今は梅が見頃です



それにしても、公園まで行く階段を登るだけで、毎回息切れの私と違い、子どもの体力はすごいですねー



小さな頃から何度も行っている公園ですが、未だ、私はこのてっぺんへ登ったことはありません

きっと、これからもないでしょう

息子もまだ登れませんが、てっぺんに到達することよりも、その過程や頑張りを認められる親でありたいと、小学校入学直前、改めて自分に言い聞かせています

怖いものがありますか?

2017年02月03日 | Weblog
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節分、すっかり日差しは春の九州です

息子の保育園にも鬼が来たようですが、保育園に勤めている主人は、随分前から鬼になるのを楽しみにしている様子でした

最近は、怖くない鬼が多いそうですが、主人の勤め先の保育園は、お神楽のお面を使うので、がっつり怖い

やんちゃな子たちが、しばらくおとなしくなるんだとか…

「鬼が来るよ〜」のしつけはあまりよくないと聞いたこともありますが、怖いものがあるということはいいことだとも思います

特に、大人になって歳を重ねると、怖いものがなくなってしまう…

それは、自分を正すことができなくなることでもあるのでしょう

そう思えば、自分を叱ってくれる人を大切にしないといけませんね

そのときは、そうは思えなかったけれど、振り返ると、あの人もこの人も、ありがとう


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最後のデート。

2017年02月01日 | Weblog
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二月に入りましたね〜

あっという間に出産日になりそうです

出産前にやりたかったことの一つ、息子とのデートを楽しんで来ました



黒崎にある「子どもの館」へ



平日だったので、空いていて、存分に楽しみました

フリーパスは、大人500円、子ども300円で、いろんなコーナーがあるので、一日楽しめると思います

もう少し近かったらなぁ〜と思いますが、オススメです


思えばこの3年間ほど、忙しいお父さんにはお留守番してもらい、息子と二人でいろんなところに出かけました

ですが、これからは二人きりではありません

それは待ちに待った、嬉しいことなのですが、少し寂しい気もします

いろんなことを6年間もひとりじめしてきた分、我慢しなければならない大変さはあるでしょうが、きっと優しいお兄ちゃんになってくれると思っています