8月30日（月）
門徒さんや組内の御院家さまなど、お別れが続きました。
一人でひっそりと懸命に生きてこられた隣のおいちゃん
長い人生の中で、兄妹、息子さん、ご主人、たくさんの方を見送りながらも明るく朗らかに生きてこられたおばあちゃん
多くの門徒さんや園児に慕われてきた御院家さま
お一人お一人を思い出しながら、いろんな人生があるのだと改めて思います。
別々の道をバラバラに歩んでいる私たちが、ひとつところに帰らせてもらえるんですね。
8月15日（日）
雨、雨、雨のお盆
被害はないでしょうか。
今日ようやく雨が止みましたが、まだまだお天気が悪い日が続くようで、油断はできません。
雨が続いて初めて、お日さまのありがたさがわかる。
日照りが続いて初めて、雨のありがたさを思う。
先日、門徒さんのお祥月命日に、奥さまと帰省された娘さんとご一緒にお参りさせてもらいました。
中学生になった娘さんの息子さんは野球部に入り、娘さんは試合の送迎などが忙しくなったそう。
「今になってようやく、親の有り難さがわかりました。私は小中高と本格的にバレーをしていたので、両親は私と比べものにならないほど大変だったと思います」
と話してくださいました。
ご恩がわかるまで時間がかかります。
お盆、時を経たからこそ感じるご恩の中で手をあわせましょう。
8月3日（火）
週末は皆作法要並びに盂蘭盆会でした。
エアコンのない本堂でマスクをつけながら…
90代の門徒さんもいらっしゃるし、熱中症の心配をしながらのお勤めでした。
私がお寺に住んでいなかったら、絶対にお参りに来ずに、エアコンの効いた部屋でオリンピック観戦をしていたことでしょう。
お寺に住んでいる者は入院患者、お寺に通う者は通院患者、どちらが重症か？というご法話で聞いた話を噛み締め、ご参詣の皆さまに頭が下がりました。
