浄福寺・お寺のいろいろ日記

福岡県豊前(ぶぜん)市・下河内(しもかわち)浄土真宗本願寺派・上毛組(こうげそ)浄福寺の坊守の日記です。

戦後77年。

2022年08月16日 | Weblog
8月16日(火)

今日はお隣のお寺さんの盆会へ出講させていただきました。



同級生のお父さん、お母さんもお参りくださり、嬉しかったです。


昨日は77回目の終戦記念日。

先日の西日本新聞にこんな歌が載っていました。

「ウクライナの子らに想いを馳せる日よ
戦死の父の七十七回忌」

「民間人射撃の罪にて裁かれる
若きロシアの兵士よ哀れ」

どちらも戦争を経験した方がつくられたものだと思います。

被害者にも加害者にもなってゆかなければならない、戦争の悲しさ。

戦争を知る人がいなくなっても、忘れてはなりません。

私も父から聞いたことを子どもに伝え続けようと思います。


親の里。

2022年08月05日 | Weblog
8月5日(金)

門司より、Kさんご夫婦が娘さんとご一緒にお参りに来てくださいました。

今まではご自分で運転して来られていましたが、車を降りられたため、娘さんが運転手、おかげで初めて娘さんにお目にかかることができました。

「11月に一番大事な御正忌があるから、次はその時に帰るから」と娘さんに話されていた言葉がありがたく、嬉しく思いました。



Kさんのお父さんが書かれた法語を持って来てくださいました。

お浄土を親里と味わったお父さん、その思いは息子さんに伝わり、きっと孫娘さんへと受け継がれていくことでしょう。

「前(さき)に生まれん者は後(のち)を導き、後に生まれん者(ひと)は前を訪(とぶら)え」

御正忌にまた故郷へ帰って来てくださるのを楽しみに待っています。