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●自由民主《党が首相ユーゲント化》し、ニッポン《国民に「やってる感」を植え付け》、アベ様は国政を私物化

2019年06月15日 00時00分03秒 | Weblog

[※ 《#ケチって火炎瓶》「選挙妨害を暴力団に発注した方は、素直に挙手願います!東京新聞2018年8月27日)↑]



日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/国民の顔を見なくなった自民党】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906010000132.html)。
今日の東京新聞』(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/)から、再びすいません、コピペ・マゴビキさせて頂きました。【本音のコラム 「緊急閣僚会議という見せ物」 前川喜平】(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2019/06/02/102949)。
日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/国政を私物化…悲しくて恥ずかしかったトランプ滞在4日間】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255353)。

 《社会は多様化の時代に入ったにもかかわらず全体主義的な体質を身につけた。官邸を批判する党内議員、野党、メディアを許さず深い議論も少なくなった。結論は既に官邸から出ているからだ。その後、自民党はヘイトをまき散ら団体言論人らを強く支持するようになる。安倍1強といわれるが、党全体が支えているのではなく、党が首相ユーゲント化したと表現する人もいる》
 《かっこいい台詞(せりふ)はすべて官僚の作文。首相はそれを読んでいるだけだ。心にもない芝居。国民にやってる感を植え付ける見せ物。それが緊急閣僚会議なのである》。
 《国政の私物化もここに極まった。安倍政権が目指す国家“ビジョン”なるものの正体を、改めて思い知らされた感がある。トランプ米大統領夫妻への、“おもてなし狂騒曲。…事は私たち自身や子々孫々の人生が規定されかねない大問題だ。…あの4日間、私は悲しくて、恥ずかしくてならなかった》。

   『●「あれはまさに安倍政権のグロテスクさが濃縮され
          露わになった瞬間」…「茹でガエル」ニッポン
    「『LITERA 本と雑誌の知を再発見』(http://lite-ra.com/)の
     水井多賀子氏の記事【安倍「拍手・起立」を井筒監督と松尾貴史
     痛烈批判!「自衛隊員が死ぬたびに拍手送るつもりか」
     「ユーゲントのよう」】」
    《松尾は、安倍政権や報道が他国からの脅威、恐怖をことさら煽っている
     のではと疑義を呈し、ナチス・ドイツの国家元帥だった
     ヘルマン・ゲーリングの国民を戦争に引きずり込むのは簡単である。
     外国に攻撃されつつあると言えばいい。それでも戦争に反対する者に
     対しては愛国心がないと批判するだけでいい」という証言を紹介。
     そして、こんな言葉で文章を締めくくっている。

   『●よっぽど人財が居ないのね、自民党には…
      誰が自民党総裁になろうが、絶対にな~んにも変わりませんってば

 アベ様を筆頭にマトモナ議員が一人も居ない自民党。自由民主《党が首相ユーゲント化》し、ニッポン《国民に「やってる感」を植え付け》、アベ様は国政を私物化。
 アベ様の究極的な野望は壊憲。斎藤貴男さんは、《要は戦争ができる国にできればいい。それが傭兵としての役割になろうと、彼にとって、そんなことは二の次なのである》。狂っています。

   『●宮崎駿監督は「憲法解釈を変えた偉大な男として
        歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣なことだ」と批判
   『●与党自公や癒党お維は、戦争したくて(させたくて)、
        人殺しに行きたくて(いかせたくて)しかたないのね?


 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/基盤の農家を追い込む自民党】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906010000132.html)によると、《★自民党の基盤は1次産業の農家だが、それを追い込もうとしているのが自民党といえる。自動車産業を守るために差し出されたともいえる農業をどうするのか。議論なきまま米国の思うままに農業が衰退していくのだろうか。今こそその議論をすべきだが、国会は低調のままだ》。
 二度と人様の党の公約に文句を言えないレベルの、どこぞの党の最悪のサギ公約…《ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。

 《悲しくて、恥ずかしくて》…与党自公や癒党お維を支える「1/4と2/4」の皆さん、野党「1/4」側へお越しください。

   『●マスコミはアベ様独裁に味方し、「1/4と2/4」の皆さんは
               アベ様に躾けられ…そして現実の社会は…?

 最後に、東京新聞の豊田洋一さんのコラム【【私説・論説室から】国難突破どこ吹く風】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2019060502000184.html)によると、《とはいえ、二年前の衆院解散時、安倍晋三首相が少子高齢化と北朝鮮情勢を「国難」と称し、それを突破する「国難突破解散」と言ったことを不問に付すわけにはいかない。今年十月の消費税率10%への引き上げで増える財源の使途を一部、国の借金返済から、教育・子育て支援に変更したり、北朝鮮に対して「力強い外交を進める」ためには、国民の信を得る必要がある、という理屈だった。今回、消費税増税の延期をダブル選挙の大義に掲げるなら二年前の公約は無意味になるし、力強い外交の結末が前提条件なしの日朝首脳会談実現だとしたら国民への裏切りだ。当初から疑義があった「国難突破」を解散の大義にしたこと自体、そもそも誤りだったのではないか。だとしたら、首相がすべきは衆参ダブル選挙で国民に信を問うことではなく自ら職を辞することである。(豊田洋一)》
 「自ら職を辞する」=アベ様のオツムには響かず…「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」は未だ実行されず。

   『●自公お維キト支持者、「どうして、
     危険を回避してくれるようなリーダーがほしいとならないのだろうか?」
   『●ドアホノミクス(©浜矩子さん)と共にやって来た
           「urino-」SAGI(ユーリのサギ)、騙される?
   『●《これはもう、まさに、私は総理大臣首相も国会議員も
           辞めるということははっきりと申し上げておきたい》
   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」からの 
         この1年間の無駄…泥縄で有耶無耶にするつもり?
   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」が
         公文書「書き換え」という名の「捏造」=犯罪の引き金

   『●《事実が記録として残されない…オーウェルの
        『1984年』さながらのディストピア小説のような現実が…》

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906010000132.html

コラム
政界地獄耳
2019年6月1日8時40分
国民の顔を見なくなった自民党

★かつての自民党は奥行きも幅もあったという言葉を自民党のベテラン議員や往年の支持者が言う。保守政党で自由主義社会の一員であり続ける民主国家としての努力を続け、戦後の日本の復興をリードした。その間、政治とカネにまつわる疑獄事件も数多く起きたが、反省するというより対処療法でトカゲのしっぽ切りだったり、首相候補では優先順位の低い者を指名して劣勢をはね返し難を逃れてきたともいえる。

★だがここ数年の自民党は変わった。国民の顔を見なくなった。平成時代、2度にわたる下野が相当こたえたのだろう。社会は多様化の時代に入ったにもかかわらず全体主義的な体質を身につけた。官邸を批判する党内議員、野党、メディアを許さず深い議論も少なくなった。結論は既に官邸から出ているからだ。その後、自民党はヘイトをまき散ら団体言論人らを強く支持するようになる。安倍1強といわれるが、党全体が支えているのではなく、党が首相ユーゲント化したと表現する人もいる。

★「ミクシィ、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムと、ここ10年ほどでSNSがどんどん変化していきました。メールからLINEへもそうですね。私が最も思う変化は、扱う言葉の数が少なくなっていることです。ミクシィはわりと長文の日記で、何千字も書く人がいたのですが、ツイッターは140字、インスタグラムはタグだけだったりします。メールからLINEへの移行は特に、使う言葉がものすごく減ったなと感じます。極端な例かもしれませんが、韓流アイドルが好きということを発信しただけで、『日本嫌いってことですか?売国奴!』みたいなことになるコミュニケーションに、SNS登場以前は出会わなかったんですよね」。直木賞作家・朝井リョウの先月、NHKでのインタビューの抜粋だが、言葉が足りなくなった政治家を指摘している。この致命的事態を右傾化だけで片付けてはならない。(K)※敬称略
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http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2019/06/02/102949

今日の東京新聞
購読している東京新聞の記事を紹介します。読者の応援ブログです。

2019-06-02
「緊急閣僚会議という見せ物」 前川喜平

本音のコラム 「緊急閣僚会議という見せ物」 前川喜平/25面

 川崎・登戸で起きた小学生ら20人殺傷事件。悲しい思いがこみ上げる。だが政権は、このような事件も自らの支持拡大に利用する。人々の憤りに訴え、悲しみに取り入る行動をとるのだ。

 「緊急閣僚会議」の開催はその典型的な手法だ。事件翌日の5月29日、安倍晋三首相は緊急閣僚会議を開き、「強い憤りを覚える」「安全を何としても守らなければならない」「政府一丸となって早急に取り組む」などと発言。テレビも新聞も大きく報道した。こうした緊急閣僚会議は、悲惨な事件が起きるたびに催される恒例行事のようになっている。

 2016年の津久井やまゆり園事件後の閣僚会議では、安倍首相が「断じて許せない」「内閣一丸となって対応する」と発言。2018年の結愛(ゆあ)ちゃん事件後の閣僚会議では「こんな痛ましい出来事を繰り返してはならない」「命を守ることを何よりも第一に、すべての行政機関があらゆる手段を尽くす」と語った。

 その10カ月後、心愛(みあ)ちゃん事件が発覚するとまた閣僚会議を開き「虐待の根絶に向けて総力を挙げる」「あらゆる手段を講じて子どもたちを守る」と述べた。

 かっこいい台詞(せりふ)はすべて官僚の作文。首相はそれを読んでいるだけだ。心にもない芝居国民にやってる感を植え付ける見せ物。それが緊急閣僚会議なのである。

 (まえかわ・きへい/現代教育行政研究会代表)
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255353

斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。

二極化・格差社会の真相
国政を私物化…悲しくて恥ずかしかったトランプ滞在4日間
2019/06/05 06:00

     (戦争ができる国にできればいいだけ(代表撮影))

 国政の私物化もここに極まった。安倍政権が目指す国家“ビジョン”なるものの正体を、改めて思い知らされた感がある。

 トランプ米大統領夫妻への、おもてなし狂騒曲。はや1週間が過ぎ、本紙の詳報も承知しているが、事は私たち自身や子々孫々の人生が規定されかねない大問題だ。私なりの思いを書き残しておくのも、自称ジャーナリストの責務だと考える。

 あの4日間、私は悲しくて、恥ずかしくてならなかった。特に国技館での大相撲観戦には、自民党支持者でも、同じ感想を持たれたのではないか。

 天皇も国賓も2階の貴賓席、の慣例など無視して、土俵付近の升席と椅子を用意。ために1000席を押さえて身内で固め、異常な厳戒態勢が敷かれた。トランプと安倍は、スリッパで土俵を汚した。何が大相撲の“伝統”だ

 もっとも肝心のトランプは終始、不機嫌な様子。“先住民の踊りを無理やり見物させられた宗主国の王様の立場を世界に誇示してみせた図だった。

 滞日最終日の28日、2人は海上自衛隊横須賀基地で護衛艦「かが」に乗艦。日米首脳が揃って海自と米海軍の隊員に訓示したのは初めてで、「日米同盟のさらなる強化に、日本はしっかりとその役割を果たしていく」と安倍は述べたのだが――。

 「かが」は事実上の空母化を予定された艦船だ。パートナーは国際社会の鼻つまみ者今後の米国の戦争には日本も参戦する宣言と受け止めたのが、中国や北朝鮮だけであるはずもないではないか。

 トランプは米軍横須賀基地にも移動した。殴り込み作戦用の強襲揚陸艦「ワスプ」上で米国民向けに演説し、羽田空港から帰国していった。アシナガバチの意と説明される艦名は、ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント、つまり支配層としての白人を指す俗語でもあることは常識だ。

 この間にもトランプは、日本との貿易交渉が進展したとツイート。7月の参院選後には農業や牛肉で“大きな数字”が約束されている旨を示唆した。米国側に有利な密約の存在は確実だ敵基地攻撃能力を備えたF35ステルス戦闘機の買い増しを求められる可能性も高い。

 何もかもは安倍の悲願である憲法改正のためだ、と私は見る。「日米安保瓶の蓋」(検索を!)論者たちを黙らせ、米国支配層に改憲を支持させる早道は、日本人の魂まで売り飛ばすことだと心得た、いかにもな判断だ。

 要は戦争ができる国にできればいい。それが傭兵としての役割になろうと、彼にとって、そんなことは二の次なのである。
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●室井佑月さん「この団体が牛耳るこの国でいいの」か?…「日本会議メンバーで、国会議員にもわんさか」

2017年03月22日 00時00分10秒 | Weblog

[日刊ゲンダイ(2017年3月4日)↑]


アサヒコムのコラム【室井佑月「もうそこに触れなきゃ駄目じゃない?」】(https://dot.asahi.com/wa/2017031500053.html)。

 《が、お隣の国の問題は連日取り上げたくせに、なぜか自国のこの問題には腰が引けている。まるで、我々の関心がなくなるのを待っているみたい。わかりやすい構図で、視聴率も稼げそうなのに》。

   『●「日本を守ってくれる人」って、アベ様は 
      「破壊している人」なんですが! 一体何を「記念」した小学校?
    「《私もも一切この認可にも、あるいは、この国有地の払い下げにも
     関係ない」「私やが関係していたということになれば、間違いなく
     総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと申し上げて
     おきたい》と大見得を切りました

   『●コラム『筆洗』「さて、この学校はどんな「愛国心」を、
          子どもたちに伝えたいのか」? グロテスクな洗脳
   『●裸の王様「記念」小学校・女王様「名誉」校長…
        証拠隠滅=「文書を存在しないことにする手法」炸裂か?
   『●アベ様王国「同じ穴のムジナ夫婦」(鈴木耕さん)、
          そして、「大新聞も同じ穴のムジナ」(日刊ゲンダイ)
   『●保育所・幼稚園の幼児「教育」の破壊: 
     
ハタやウタで「将来の国民としての情操や意識の芽生えを培う」?

   『●「ムジナ夫婦、狢マスコミ」、むろん、当然、お維もムジナ
            …「松井知事は開き直り、橋下は話のスリカエ」
   『●デンデン王国「裸の王様」の御妃は「私人」?…
        「少なくとも、森友学園との関係で「私人」は通用しない」
   『●「瑞穂の國記念参院予算委員会」は酷かった…
        「平成の治安維持法」を目指す「裸の王様」の取り巻きの醜さ
   『●ブチ切れるデンデン王国「裸の王様」の墓穴…
      ムジナ全員が過剰に忖度し事実として《影響を与え》たのです

   『●「私学への異常な肩入れ自体が現職の首相として
      不見識で不適切だとは思わない神経」…持ち合わせていない
   『●「首相に対する侮辱」であり、アベ様は
      「国会の場で白黒つけると闘志をたぎらせている」…とても楽しみ!
   『●「菅官房長官と麻生財務相以外のほぼ全員を
     代える大幅改造」って、ご冗談を…アベ様オトモダチの総退陣を


 大新聞などマスコミも、一部はアベ様のオトモダチ。読売新聞や産経新聞の腰の引け具合は、気のせい? 田崎史郎氏など、寿司や天ぷら、中華で飼い馴らされたアベ様広報記者の酷さよ。
 さらに、室井佑月さんは、《この団体が牛耳るこの国でいいのだろうか?》と言います。全く同感。《安倍内閣の人間、ほとんどが日本会議メンバーで、国会議員にもわんさかいる》。「ニッポン会議」議員に支配されるデンデン王国。「愛国」を謳い文句に、やっていることときたら…。与党自公や癒党お維支持者や「ニッポン会議」系野党議員の支持者の皆さんは、一体この国をどうしたいのだろう?

   『●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます
   『●アベ様のオツムの中身のネタ元:
      「憲法改正、愛国心教育、自虐的歴史教育是正、戦後レジーム脱却」

     「政界には日本会議を支持する「日本会議国会議員懇談会
      (日本会議議連)」があるが、そこには安倍政権の主要メンバーが
      ズラリ
なのだ。特別顧問は安倍首相麻生財務相で、会長は
      次世代の党の平沼代表石破地方創生相が相談役を務め、
      副会長には菅官房長官下村文科相高市総務相が並ぶ」

   『●「統一協会、暴力団、日本会議に神道議員連盟・・・どうするの」?、   
                            とアベ様をヤジり返してみては?
   『●「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」:
         「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むもの

   『●青木理さん『日本会議の正体』…「民主主義体制を
        死滅に追い込みかねない悪性ウィルスのようなもの」

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https://dot.asahi.com/wa/2017031500053.html

室井佑月「もうそこに触れなきゃ駄目じゃない?」
(更新 2017/3/16 16:00)

      (室井佑月「マスコミの末端にいる者として考えたくもないが、
       なにか大きな力が働いているようにさえ感じる」 
       (※写真はイメージ))

 作家の室井佑月氏は、森友学園問題で「安倍政権のいかがわしさや恐ろしさが、少し顔を現した」という。

*  *  *

 森友学園の問題は、もっとワイドショーで取り上げてもいい。国会では野党の追及が盛り上がり、すごいことになっている。

 小池劇場より大物役者がそろっているし、ホテル三日月の舛添さんより金額がデカい。構図は韓国の朴大統領とその親友の疑惑に似ていたりもする。が、お隣の国の問題は連日取り上げたくせになぜか自国のこの問題には腰が引けている

 まるで、我々の関心がなくなるのを待っているみたい。わかりやすい構図で、視聴率も稼げそうなのに。

 マスコミの末端にいる者として考えたくもないが、なにか大きな力が働いているようにさえ感じる。いいや、ただの忖度なのかもしれない。いずれにせよ、大きな力に逆らったらヤバいというこの空気感は、安倍政権が作り出した怪物なのだと思う。

 森友学園の問題は、ただのおかしな国有地売却問題じゃない。なかなか浮かび上がってこなかった安倍政権のいかがわしさや恐ろしさが少し顔を現したとあたしは思っている。

 マジでワイドショーがこの問題を本気で扱ってくれれば、どんな人も肌感覚でそれを理解できると思うんだけど。

 安倍政権はマスコミの扱いが上手いから、その本質はあまり見えてこなかった。自分たちに批判的なマスコミに名指しで圧力をかけその一方で提灯持ちと頻繁に食事つきの会合を行っている。いってみれば、緩やかな恐怖政治をしいている。

 そして、安倍政権は言葉の使い方が上手い。アベノミクス」「積極的平和主義」「一億総活躍社会

 アベノミクスは意味がなかったが、積極的平和主義はアメリカにいわれるまま自衛隊を海外の戦闘に出すことだし、一億総活躍社会は企業の使い勝手のよい働き手を増やすようなことだ。

 集団的自衛権の行使が可能になり、特定秘密保護法が制定され、今度は共謀罪まで通りそう。我々国民の価値や人権が、どんどん引き下げられているといっていい。

 でもって、森友学園の話に戻る。安倍夫妻や日本会議に所属する議員が、はじめは素晴らしいと絶賛していたこの学園が経営する幼稚園の教育を知って、彼らが我々国民になにを望んでいるかがわかった人もいるように思う。

 3月1日、森友学園の籠池泰典理事長が自民党の鴻池祥肇参院議員へ封筒に入ったものを渡そうとし、口利きのお願いをしたことが発覚した。もう一人、名前が出てきたのは大阪維新の会の中川隆弘大阪府議だ。

 鴻池さんに籠池さんを会わせたのは、元秘書だった黒川治兵庫県議と言われている。中川さんに籠池さんを紹介したのは、山口県防府市の松浦正人市長だ。みな日本会議とつながりがある。てか、安倍内閣の人間、ほとんどが日本会議メンバーで、国会議員にもわんさかいる

 この団体が牛耳るこの国でいいのだろうか? そこの部分を、国民全員で考えるときがきたのじゃないか。

※週刊朝日 2017年3月24日号
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●青木理さん『日本会議の正体』…「民主主義体制を死滅に追い込みかねない悪性ウィルスのようなもの」

2016年09月25日 00時00分07秒 | Weblog


asahi.comの書評「ベストセラー解読」【日本会議の正体 [著] 青木理/[文] 永江朗】(http://book.asahi.com/reviews/column/2016081600001.html?iref=comtop_list_cul_b01)。

 《日本会議は右派団体で、安倍政権に強い影響を与えている。閣僚にも関係者は多い。彼らの歴史や思想、運動方法、そして今後について、ジャーナリストが調査し、取材して書いたのが本書である。「戦後日本の民主主義体制を死滅に追い込みかねない悪性ウィルスのようなもの」と青木はいう》

 平凡社のWeb頁によると(http://www.heibonsha.co.jp/book/b226838.html)、《安倍政権とも密接な関係をもち、憲法改正などを掲げて政治運動を展開する、日本最大の草の根右派組織「日本会議」。虚実入り混じって伝えられる、その正体とは。関係者の証言を軸に、その成り立ちと足跡、活動の現状、今後の行方を余すことなく描く。 反骨のジャーナリストがその実像を炙り出す、決定版ルポルタージュ》。
 目次はコチラ(http://www.heibonsha.co.jp/book/b226838.html)…「プロローグ」「第1章 日本会議の現在」「第2章 “もうひとつの学生運動”と生長の家──源流」「第3章 くすぶる戦前への回帰願望──日本会議と神道」「第4章 “草の根運動”の軌跡」「第5章 安倍政権との共振、その実相」「あとがき」「参考文献・資料一覧」「関連年表」。この目次には「節」まで詳しく書いてありますので、ストーリーがかなり分かります。


【↑(http://www.heibonsha.co.jp//images/book/226838.jpg
  すいません、コピペさせてもらいました】


 この強烈な「悪政」悪性ウィルスは「壊憲内閣」を確実に蝕み、与野党問わずニッポンの政治のDNAの中に潜んでいたものが、細胞内で無数のコピーを造り出し、親細胞を食い破り、ニッポン中に無数のウィルス粒子が放出されている。

 前田朗さんのブログにも書評が出ていますので、是非、全文を読んでみてほしいです。その【日本会議の正体に迫る/青木理日本会議の正体』(平凡社新書)】(http://maeda-akira.blogspot.jp/2016/08/blog-post_21.html)によると、《右派政界の次期エース》稲田朋美防衛相らのように青木さんのインタビューを受けた方々の一方で、《「あとがき」には、日本会議事務局長の椛島有三からも断られたが、明治神宮会館の「奉祝行事」の際に椛島を見つけて、再び取材を申し入れたが、「最後の最後まで椛島氏は口を開かなかった。応諾の言葉も、拒否の言葉も、あいさつの言葉すらもまったく発しなかった。一言も、である。私たちとあいさつを交わすことすら拒絶する――そんな強固な意思を示しているかのようだった」という》。また、《青木も述べているが、取材を受けるも拒否するも自由である。だが、日本会議という巨大組織で、現実政治に圧倒的に強い影響を与え、安倍政権を動かしているとさえいわれ、憲法改正を呼号している団体事務局長の行動としては異様というしかない。ここに日本会議の決定的に重要な特徴がある》と指摘されています。


   『●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます
    「《安倍首相が、多くの犯罪を犯したカルト教団「統一協会
     ファシスト団体「日本会議と密接な関係にあることは周知の
     通り……もう一つ、安倍首相には表に出してもらいたくない関係が
     あります。先日、組織のトップが殺人の関与で逮捕された
     九州最大のヤクザ「工藤会」密接な関係》……。
     「とある暴力集団」との関係でさえウンザリなのに、「闇社会」との
     関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます
     ますます国際社会の印象が悪くなる一方です」

   『●アベ様のオツムの中身のネタ元:
      「憲法改正、愛国心教育、自虐的歴史教育是正、戦後レジーム脱却」

     「政界には日本会議を支持する「日本会議国会議員懇談会
      (日本会議議連)」があるが、そこには安倍政権の主要メンバーが
      ズラリ
なのだ。特別顧問は安倍首相と麻生財務相で、会長は
      次世代の党の平沼代表。石破地方創生相が相談役を務め、
      副会長には官房長官、下村文科相高市総務相が並ぶ」

   『●「統一協会、暴力団、日本会議に
      神道議員連盟・・・どうするの」?、とアベ様をヤジり返してみては?


   『●「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」:
         「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むもの

    《「統一地方選の議会議員選挙には、日本最大の右派組織とされる
     「日本会議」の地方議員連盟メンバーが多く出馬する》
      一方、「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むもの・・・・・・
    「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」。これは、「憲法改正
     愛国心教育自虐的歴史教育是正戦後レジーム脱却……
     といったアベ様のオツムの中身のネタ元。「右翼」「保守」というのも
     随分と落ちぶれたものです。」

   『●「戦後70年 統一地方選/その無関心が戦争を招く」
            『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号)
    《佐高信の新・政経外科第31回/「日本会議」ならぬ「日本だけ会議」】、
     「石原慎太郎たちが指を切って血判を捺し、青嵐会を作った時はキワモノ
     扱いされましたが、安倍内閣は8割以上が…「日本会議国会議員懇談会
     (平沼赳夫会長)のメンバーだとか。…特徴は日本だけがすばらしいとする、
     きわめて狭いナショナリズムにあり、つまりは「日本だけ会議」》

   『●「“帰れ”や“戦争屋”の叫びが投げかけられ」る
       世界でも稀有な王様・アベ様 ~壊憲を食い止める~
    《「ヌーベル・オプセルバトゥール」の論調は強烈だ。
      先月21日号で「安倍晋三の隠された顔」という特集記事を掲載。
     4ページにわたって〈閣僚の4分の3が、歴史修正主義で権威主義の
     極右団体、「日本会議」に属している
〉と指摘。
      日本会議の夢は〈個人に天皇への全面服従を押し付けた
     1890年代の帝国時代の法にできるだけ早く近づくこと〉と分析した上で、
     〈大多数の国民は日本会議の思想に反対でも、アベノミクスに
     気をとられていて、安倍首相と日本会議の思惑通りに事が運ぶ可能性は
     十分ある〉と危惧していた。
      これだけ世界に危ぶまれる首相のままでいいのか
     日本国民もよくよく考えるべきだ

   『●大水害被害者は癒えず……そんな時に
      極右ネットテレビに出演して御自身が「癒される」アベ様の神経とは?
    《司会を務めたのは、今年86日の原爆投下日にわざわざ広島で
     「反核平和70年の失敗」(主催は日本会議広島)というイベントに講師として
     登壇した極右の女神櫻井よしこ。ゲストは日本会議の会長・田久保忠衛という、
     安倍首相にとっては最高の布陣。……この人は、どうやらほんとうに自分を
     持ち上げてくれるメディアにしか出ないと本気で決めたらしい

   『●宜野湾市長選: 直近の沖縄主要選挙で5連敗目をアベ様に
    《もっとも、それ以前にこんな人物を再選したら、宜野湾市民は
     常識を疑われることになりそうだ…日本最大の右翼組織
     「日本会議」の中地昌平・沖縄県本部会長が開会宣言し、
     宮崎政久衆院議員といった面々が「日本人の誇り」について
     熱弁を奮う》
    「番犬様に好き勝手やっていただくことが「日本人の誇り」? 
     中高生を「青田買い」…、それに続いて、宜野湾市では園児を「洗脳」

   『●「沖縄には明らかにおかしな新聞がある。
      本当に潰れた方がいい」…自民党には「ロクなヤツがいない」
    「アベ様の内心を体現していて、「メディアの言論の自由に対する挑戦」です。
     『琉球新報』『沖縄タイムス』以外で、《改憲積極派》《(相も変らぬ)
     押し付けられた憲法》論者・《安倍政権を支える日本最大の右翼組織
     「日本会議」の地方議員連盟幹事長代行》の小島健一神奈川県議は
     「おかし」くはない報道機関としてどこを挙げるの?」

   『●「人殺し」に行くのはアナタ、「自分は“お国のために  
          死ぬのはゴメンだ”と」言うヒトを支持する人って?
    《参院選勝利で日本会議会長が「我々は軍隊をつくる」と宣言!
     安倍首相からは既に「日本人も血を流す国にする」との答え》

   『●「あとの祭り」: 「自民党きっての極右議員」
      「極右思想」大臣…こんな防衛相が誕生しちゃいました
    《実際、稲田氏は、日本会議関連の講演会にも登壇。
     …そういう意味でも稲田氏の考えは、日本会議の思想と極めて親和性が高い
     といえる。
      現に、先月発売された『日本会議の正体』(平凡社新書)では、著者である
     ジャーナリスト・青木理氏のインタビューに稲田氏が応じ…。
     稲田氏は日本会議的な草の根運動に近いかたちで極右思想を培ってきた
     “本気”の人物であることはたしかだ》
    《ネット右翼と同様、稲田氏は、産経メディアで学んだ歴史修正主義や
     日本会議的な復古主義を身につけると同時に排外主義を振りかざす
     ヘイト団体とも距離を縮めてきた

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http://book.asahi.com/reviews/column/2016081600001.html?iref=comtop_list_cul_b01

ベストセラー解読(週刊朝日)
日本会議の正体  [著] 青木理
[文] 永江朗  [掲載]2016年08月08日

     (表紙画像 著者:青木理  出版社:平凡社 価格:¥ 864)


安倍政権に強い影響

 なんで日本は急に右旋回しちゃったんだろう……唖然、呆然、慄然とする。ネットのせいなのか、民主党政権がスカだったからか。

 青木理日本会議の正体』を読むと、こうなった背景が理解できる。

 日本会議は右派団体で、安倍政権に強い影響を与えている閣僚にも関係者は多い。彼らの歴史や思想、運動方法、そして今後について、ジャーナリストが調査し、取材して書いたのが本書である。

 「戦後日本の民主主義体制を死滅に追い込みかねない悪性ウィルスのようなもの」と青木はいう。

 日本会議はふたつの流れが合流したもので、ひとつ新興宗教の「生長の家」に関係した人びと。もうひとつ靖国神社を頂点とする国家神道の復活を望む人びと。国家神道は「村の鎮守の神様」とは違って明治以降につくられたイデオロギーだから、これも新興宗教といえる。

 そういえば公明党と関係の深い創価学会新興宗教だ。安倍政権は新興宗教に支えられた政権だったのだなあ。

 日本会議の結成は1997年だが、源流は半世紀前の右派学生運動にある。彼らは地道に組織を広げ、影響力を強め、地方議会を動かし、国会に議員を送り、右派文化人を動かしてきた。元号法制化運動などの成功体験によって自信を深め、ついには内閣を牛耳るとまでいわれるようになったのだ。

日本会議 戦前回帰への情念』(山崎雅弘著、集英社新書)や『日本会議の研究(菅野完著、扶桑社新書)も併せて読むと、彼らがよくわかる。

 気をつけよう、勇ましいことばと日本会議
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●半田滋さん「(レーダーも武器搭載もない)TC90練習機を貸与しても無関係でいられるでしょうか」?

2016年04月15日 00時00分46秒 | Weblog


東京新聞の半田滋さんによるコラム【【私説・論説室から】自衛隊機貸与を読み解く】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016041302000150.html)。

 《TC90を貸与しても無関係でいられるでしょうか。…日本の安全保障に直接関係のない南シナ海の問題に自衛隊がかかわれば、中国軍は東シナ海の尖閣諸島に対して威嚇してくるのは確実なのでは。南シナ海問題は、もはや対岸の火事ではなさそうです》。

   『●沖縄と報道カメラマン・石川文洋さん
   『●「韓と恨」と日本人/『週刊金曜日』(2013年1月25日、
                  928号)、927号についてのつぶやき
   『●「「3.11」から2年 封じ込められる福島」
       『週刊金曜日』(2013年3月3月1日、933号)
   『●「敗戦特集」『週刊金曜日』
       (2013年8月9日、955号)についてのつぶやき
   『●『自然と人間』(2013年9月号、Vol.207)についてのつぶやき
   『●「主権在民 創刊1000号」 『週刊金曜日』
       (2014年7月18日、1000号)についてのつぶやき
   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
        アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!
   『●「最高の責任者」アベ様のオツムの中身
   『●「安倍首相と戦争」 『週刊金曜日』
      (2014年11月7日、1015号)についてのつぶやき
   『●「税金逃れをする大企業リスト」
      『週刊金曜日』(2015年3月27日、1033号)について
   『●王様による「人治主義国家」を沖縄辺野古から覆す:
       「あらゆる手法を用いて辺野古に新基地は造らせない」
    《翻って、自衛隊を「わが軍」と呼んだ安倍晋三首相の発言は、
     まともに追及される様子もない…現在の状況をつくり出しているのは、
     自民党が一強の国会というより、党内で一強となっている
     安倍首相である…閣議によって日本が変わり
     安倍首相の一人勝ちが演出される。専制的な政治手法のもと、
     国民主権がかすんでみえる。 (半田滋)》

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
     無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●「平和」「安全」ラベル付き「戦争法案」:
      「非戦闘地域」で「後方支援したい。リスクとは関わりない」
   『●経済的徴兵制、悪徳企業型徴兵制……
            経団連が望む「1億総活躍社会」
   『●中学生を「青田買い」する自衛隊:
      「体験入隊や防衛・防災講話」という「総合的な学習の時間」も

 アベ様は戦争したくて仕方ないらしい。泥沼に足を突っ込みたいようだ。違法な手法による違憲な壊憲という綻び…、やがて綻びは拡大し、自衛隊の自制はどんどんと弱まり、アベ様の「わが軍」に変貌し、平気で余所ンチの「人殺し」に「子」を送り出すようになるわけです。「子」を「人殺し」に行かせたいという、自公お維大地支持者=「親」の心理が全く理解できない。そんな政党の議員に平気・兵器で投票できる気が知れない。「日本は法治主義国家」にはほど遠く、21世紀のこの世で、世界でも珍しい、アベ様という王様・独裁者による人治主義国家」。

   『●「教訓を学ばないアベ様ら」を教訓に選挙を:
      戦前を忘れて壊憲し、東電人災を忘れて核発電所再暴走
   『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
              「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい
    「「積極的平和主義」の名の下、自公政権は、クーデターという
     違法な手法で、違憲な破憲を行いました。平和憲法を壊憲して
     軍隊を持ち、「戦争できる国」の時代に壊質してしまいました。
     《自衛隊はきょうを境に「戦争できる」組織へと法的に変わった
     訳です。《無数の花が咲いている》大きな木を、根元から切り倒し、
     戦火・戦禍にクベようとしています。たかだか25%の自公支持者、
     そして、眠りこけた50%の「眠り猫」の皆さんによって。
      なんとか参院選で「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい。
     「人殺し」のために人を無理やり戦地に行かせるなんて御免だ」

   『●「不誠実極まりない」アベ様ら、安全保障関連法廃止法案を
                   国会にて2ヶ月に渡り店晒しするつもり
   『●アベ様ら「貧しい人」=「ぜいたくな暮らしを際限なく求め、
             欲の奴隷となって」政を行い、人殺しへと誘う
   『●アベ様に逆らう者は「誰一人残っていなかった」、
      ニーメラー牧師「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」
   『●「ネジレ」を取り戻すために重要な
     2016年4月衆院補選: アベ様の政の評価は如何に?

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016041302000150.html

【私説・論説室から】
自衛隊機貸与を読み解く
2016年4月13日

 武器輸出の解禁など積極的な安全保障政策をとる安倍晋三政権は、海上自衛隊の練習機TC90練習機を初めてフィリピン軍に貸与することを決めました。フィリピン政府は領有権をめぐり中国と対立する南沙諸島の警戒監視に活用する計画です。

 フィリピン軍は南沙諸島に近いパラワン島に軍用機とは名ばかりの旅客機タイプの航空機三機を保有しています。軍の要望は海上自衛隊が保有するP3C哨戒機の提供でしたが、日本側が断り、レーダーも武器搭載もしていないTC90に落ち着きました

 南シナ海にある南沙諸島はフィリピンのほか、中国、ベトナム、マレーシアなどが領有権を主張。中国は七つの環礁で埋め立て工事を続けています。中国を警戒する米政府は駆逐艦を派遣るなど南シナ海はホットスポットとなっています。

 日本政府は南シナ海への自衛隊派遣について「負担が大きすぎる」(防衛省幹部)として見合わせていますが、TC90を貸与しても無関係でいられるでしょうか操縦法を教え、機体整備を指導するのに自衛隊が関与する可能性もあります。

 日本の安全保障に直接関係のない南シナ海の問題に自衛隊がかかわれば中国軍は東シナ海の尖閣諸島に対して威嚇してくるのは確実なのでは。南シナ海問題は、もはや対岸の火事ではなさそうです。 (半田滋
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●砂川事件弁護団:「眼科病院に行ったらいい」「アクロバチックでむちゃ」「ふらちな拡張解釈」とまで指摘

2015年06月16日 00時00分21秒 | Weblog


東京新聞の記事【砂川事件弁護団 再び声明 合憲主張「国民惑わす強弁」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015061302000133.html)。

   『●「憲法9条にノーベル賞を」!、暴走改憲を止める一矢に!
                   ~世界の笑いものにならないために~

   『●「積極的平和主義」の本性、つまり「死の商人」「そういうビジネス」
   『●「ダムを壊したら魚がもどってきた」
      『週刊金曜日』(2013年5月10日、942号)について

    「宇都宮健児さん【黒風白雨23 最高裁までが対米従属なのか】、
     砂川事件、「田中耕太郎最高裁判長が、上告審の公判日程や裁判の
     見通しを駐日米大使館関係者に対して漏らしていた事実・・・最高裁は、
     はっきりと釈明すべきであろう」」

   『●鎌田慧さんインタビュー: 「一人の人間として勇気をふるった名判決」
   『●「憲法9条にノーベル賞を」!、暴走改憲を止める一矢に!
                    ~世界の笑いものにならないために~

    「安倍晋三首相や自民党幹部が集団的自衛権の行使を容認するため、
     一九五九年の最高裁による砂川事件判決を根拠にする考えを
     相次いで示している
。しかし、この判決は五十五年前のもの。
     歴代政権は判決を踏まえた上で、集団的自衛権の行使は
     「憲法上許されない」とした政府見解を三十三年前に定め、
     維持してきた。安倍首相らは今になって、判決に独自の考えを
     加えて解釈改憲に利用しようとしている
。この判決の無効を求める
     動きまであり、憲法解釈の根拠とすることの正当性も揺らいでいる。
     (金杉貴雄、新開浩)
      <砂川事件> 1957年、東京都砂川町(現立川市)の米軍立川基地
     拡張に反対するデモ隊の一部が基地内に立ち入り、7人が
     日米安全保障条約に基づく刑事特別法違反の罪で起訴された事件。
     東京地裁は59年3月、米軍駐留は憲法9条2項が禁ずる戦力の保持に
     当たり、違憲として無罪を言い渡した。検察側の上告を受け、最高裁は
     同年12月、9条は日本に自衛権があると認め、安保条約のような
     高度に政治的な問題は司法判断になじまないとも指摘。一審判決は
     破棄され、その後有罪が確定した。」


   『●「僕らは「戦争」を知らない?」
     『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号)

    「長沼節夫氏【砂川闘争・伊達判決・最高裁判決から55年後の新事実
      米大使と密談重ねた最高裁判決は違法だと再審請求へ】、
     「・・・判決の背景には政治的圧力があった」。砂川事件
     (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/92b74a8ed74fe9714b565af899754410)」

   『●「上級審では国側が勝つこの国の裁判」
       ・・・・・・今度こそ、福井地裁の名判決を活かしたい

    「原告弁護団事務局長の笠原一浩弁護士は「原発のように科学的見解に
     複数の知見が存在するテーマだからこそ、万一の事故もあっては
     ならないという、最高裁の判断も踏まえた判決だと理解しています」と言い、
     控訴審に自信を示したが、不安がよぎる。過去を振り返れば、この国では
     「司法の独立」なんて絵に描いたモチで、
     住民側が苦汁をなめる判決が多いからだ。
      米軍基地に立ち入った学生7人が安保条約に伴う刑事特別法違反に
     問われた砂川事件(1957年)は、1審は米軍駐留そのものが違憲だ
     として全員無罪となったが、米政府などから圧力を加えられた
     最高裁では国が逆転勝訴した」

   『●砂川事件: 「三権の長でありながら
       米国の干渉を受け入れ、司法の独立性を損なう裏切り」



 「集団的自衛権について砂川判決から何かを読み取れる目を持った人は眼科病院に行ったらいい・・・『わが国が、自国の』とする文辞からも文脈からも個別的自衛権を指すことに疑問の余地はない・・・高村氏らは実にアクロバチックでむちゃな読み方で、ふらちな拡張解釈をしている」。
 憲法学者に続き、アベ様や高村氏は砂川事件弁護団にもケンカを吹っ掛ける愚。弁護団は明白な違憲・壊憲を指摘。「眼科病院に行ったらいい」「アクロバチックでむちゃ」「ふらちな拡張解釈」「何らの根拠なき謬見であり、デマゴギーにすぎない」「安倍首相や高村副総裁の言説が無価値とまで指摘される始末。トホホ。
 上記の通り、このことは、1年以上前から、ず~っと指摘され続けているのに、まだ理解できないアベ様や高村氏、アタマは大丈夫か? あるいは、分かっていて強弁する傲慢さか?? 国民はバカにされている。

   『●「最高の責任者」アベ様のオツムの中身
   『●戦争に油を注ぎ、番犬様の片棒を担げば、
      「非戦闘地域」「後方支援」は何の保証にもならない

   『●壊憲: 「憲法を「変えない」という重み」と
      「「政治家が「戦争のできる国」を志向し、その言葉の軽さ」

   『●福島瑞穂氏への「絶対権力」者の横暴と狭量:
      「自らと異なる立場に対する敬意や尊重などかけらもない」

   『●「戦争法案」: 「戦争できる国」、
      番犬様の国のために「戦争したい国」・・・主権者は誰か?

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
      無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●『戦争法案』、理由は何でもアリ:
     だって「国民から強い支持をいただいた」んだもの!? 嗚呼・・・

   『●「平和」「安全」ラベル付き「戦争法案」:
     「非戦闘地域」で「後方支援したい。リスクとは関わりない」

   『●立派な「戦争法案」!: 後方支援=兵站「武力行使と
         一体不可分の中心構成要素」、「リッパな戦闘行為」

   『●選挙民の重い責任:
     「大量殺人」に賛成票を投ずる「傍観」「無知」と「愚」

   『●「恐怖販売機」(©東京新聞『筆洗』)・・・
     押し売りしておいて出てくるオモチャがすべて赤紙とはネ

   『●死にゆく平和憲法: 伊藤真さんの憲法の絵本
     『あなたこそ たからもの』と松本ヒロさんの「憲法くん」

   『●戦争出来れば何でもOK: 「米国などを攻撃した
       相手国が日本を標的にする意思を持つかどうか・・・?」

   『●「恐怖販売機」(©東京新聞『筆洗』)から出てくる「戦争法案」:
                国会や憲法学者の存立危機事態

   『●戦争法案・違憲立法・壊憲法案:
      中学生の国語力すら無い、ご都合主義な自公議員たち


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015061302000133.html

砂川事件弁護団 再び声明 合憲主張「国民惑わす強弁」
2015年6月13日 朝刊

     (集団的自衛権の行使容認を合憲とした政府解釈に
      抗議する砂川事件弁護団の新井章弁護士(右から2人目)、
      坂本修弁護士(左)ら=12日、東京・霞が関の
      司法記者クラブで)

 他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案について、政府が一九五九年の砂川事件の最高裁判決を根拠に合憲と主張しているのに対し、判決時の弁護団の有志五人が十二日、東京都内で会見し、「裁判の争点は駐留米軍が違憲かに尽きる。判決には集団的自衛権の行使に触れるところはまったくない」とする抗議声明を出した。五人はみな戦争を知る白髪の八十代。「戦争法制だ」「国民を惑わすだけの強弁にすぎない」と批判し、法案撤回を求めた。 (辻渕智之)

 「集団的自衛権について砂川判決から何かを読み取れる目を持った人は眼科病院に行ったらいい

 会見の冒頭。新井章弁護士(84)は眼鏡を外し、鋭いまなざしを子や孫世代の記者たちに向けた。そして「事件の弁護活動をした私らは裁判の内容にある種の証人適格を持っている」と法律家らしく語り始めた。

 自民党の高村正彦副総裁は十一日の衆院憲法審査会で判決に触れた。「わが国が、自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛のための措置をとりうることは、国家固有の権能の行使として当然」という部分だ。これを根拠に、政府は判決が集団的自衛権の行使を否定していないと主張している。

 しかし声明では「『わが国が、自国の』とする文辞からも文脈からも個別的自衛権を指すことに疑問の余地はない」と断じた。

 新井弁護士は横畠裕介内閣法制局長官が十日の衆院特別委で「判決は集団的自衛権について触れているわけではないと認めた発言にも言及。「高村氏らは実にアクロバチックでむちゃな読み方で、ふらちな拡張解釈をしている」と評した。

 判決時、最高裁長官だった田中耕太郎氏(故人)は補足意見で「自衛はすなわち『他衛』、他衛はすなわち自衛という関係がある」と述べた。内藤功弁護士(84)は「集団的自衛権の言葉はなく、法律論としても構成していない。集団的自衛権を容認すると読める余地はない『集団的自衛権の行使は許されない』と結論づけた一九七二年の政府見解は、砂川判決も十分精査した結果だ」と主張した。

      ◇

 昨春、安倍内閣の集団的自衛権行使容認に向けた与党協議が進められる最中、三月末ごろに至って協議の座長を務める高村正彦自民党副総裁が突如として、その作業の有力な法的根拠の一つとして砂川事件最高裁判決を挙げ、同判決がわが国の集団的自衛権について言及し、その行使を肯認しているかのごとき見解を公表されたことがあったが、その際われわれは直ちにその誤りを指摘し、厳しく批判する声明を発した

 しかるに、高村氏はこの批判を受けとめて自説を撤回しないばかりか、最近に至って再び謬見(びゅうけん)<誤った考え>を強調し、安倍首相もこれに倣って「今般の法整備の基本的論理はこの判決と軌を一にする」などと言明し始めているので、われわれはここにあらためてこれらの言説が何らの根拠なき謬見であり、デマゴギーにすぎないことを指摘しておきたいと考える。

 この最高裁判決の判示は、第一に、日米安保条約に基づく米軍駐留は憲法九条二項の「戦力不保持」原則に違反するか、そして第二に、米軍駐留は憲法九条(全体)や前文等の趣旨に反するかの、二つの争点についてなされており、それに尽きている。それらを通じて、わが国の集団的自衛権のあり方やその行使に関して触れるところは全くないそのことは現在の内閣法制局長官も認めている)。指摘されている、「わが国が、自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛のための措置をとりうることは、国家固有の権能の行使として当然のこと」という判示が、わが国の個別的自衛権を指すものであることは、「わが国が、自国の」とする文辞からしても、また、それが位置づけられている文脈(論脈)からしても疑問の余地はない

 以上の次第で、安倍首相や高村副総裁の言説が無価値であり、国民を惑わすだけの強弁にすぎないことはもはや明白であるから、一刻も早く態度を改め、提案している安保法制(改正法案)を撤回して、憲法政治の大道(だいどう)<人の行うべき正しい道>に立ち返られんことを強く要求するものである。

※全文の<> 内は 本紙の注釈


 <砂川事件> 1957年7月、東京都砂川町(現立川市)の米軍立川基地拡張に反対するデモ隊が基地内に入り、23人が逮捕され、7人が日米安全保障条約に基づく刑事特別法違反罪で起訴された。東京地裁は59年3月、「米軍駐留は憲法9条違反」として無罪を言い渡した(伊達判決)が、上告を受けた最高裁は同年12月、「自国の存立を全うするために必要な自衛の措置をとりうるのは当然。日本を守る駐留米軍は違憲ではない」「安保条約のような高度な政治性を持つ案件は裁判所の判断になじまない」として、一審地裁判決を破棄して差し戻した。63年に全員に罰金2000円の有罪判決が確定した。歴代政府は最高裁判決を踏まえて、72年の政府見解で「集団的自衛権の行使は憲法上許されない」と明確にし、40年以上維持されてきた
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●戦争出来れば何でもOK: 「米国などを攻撃した相手国が日本を標的にする意思を持つかどうか・・・?」

2015年06月05日 00時00分02秒 | Weblog


東京新聞の記事【集団的自衛権 首相見解 日本攻撃意思不明でも行使】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015060202000124.html)。

 「米国などを攻撃した相手国が日本を標的にする意思を持つかどうか不明な場合でも、集団的自衛権に基づく武力行使は可能との見解」、「・・・該当するかの判断は、政府の裁量次第」、「集団的自衛権を行使して敵国のミサイル基地を攻撃することは憲法解釈上は可能」、「「専守防衛」に関し、他国が攻撃を受けたときに反撃する集団的自衛権も含まれる」・・・・・・何でもアリ。
 一体どこが「平和」「安全」なの? それらのラベルの下には「戦争」という文字が隠れている法案だ。壊憲下の「戦争法案」。要は戦争したくてしょうがないという病、としか思えない。しかも、「米国のために戦争したい」というのだから、始末が悪い。

   『●「最高の責任者」アベ様のオツムの中身
   『●戦争に油を注ぎ、番犬様の片棒を担げば、
      「非戦闘地域」「後方支援」は何の保証にもならない

   『●壊憲: 「憲法を「変えない」という重み」と
      「「政治家が「戦争のできる国」を志向し、その言葉の軽さ」

   『●福島瑞穂氏への「絶対権力」者の横暴と狭量:
      「自らと異なる立場に対する敬意や尊重などかけらもない」

   『●「戦争法案」: 「戦争できる国」、
      番犬様の国のために「戦争したい国」・・・主権者は誰か?

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
      無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●『戦争法案』、理由は何でもアリ:
     だって「国民から強い支持をいただいた」んだもの!? 嗚呼・・・

   『●「平和」「安全」ラベル付き「戦争法案」:
     「非戦闘地域」で「後方支援したい。リスクとは関わりない」

   『●立派な「戦争法案」!: 後方支援=兵站「武力行使と
         一体不可分の中心構成要素」、「リッパな戦闘行為」


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015060202000124.html

集団的自衛権 首相見解 日本攻撃意思不明でも行使
2015年6月2日 朝刊

 政府は一日の安全保障関連法案に関する衆院特別委員会で、米国などを攻撃した相手国が日本を標的にする意思を持つかどうか不明な場合でも、集団的自衛権に基づく武力行使は可能との見解を示した。中東・ホルムズ海峡での戦時の機雷掃海が念頭にあるが、他のケースでも当てはまる可能性がある。武力行使の要件となる「国民の生命、権利が根底から覆される明白な危険がある」などに該当するかの判断は、政府の裁量次第ということがあらためて鮮明になった。

 安倍晋三首相は、相手国が日本を攻める意思はないと表明しても、他国への攻撃の発生場所や状況から「そうではないという推察も十分あり得る。単純に見ることはできない」と説明。すべての情報を分析し、集団的自衛権行使が可能となる存立危機事態に該当するかどうかを「総合的に判断する」と述べた。中谷元・防衛相も、対日攻撃の意思表明がなくても武力行使に踏み切る可能性を「排除しない」と述べた。

 首相は、集団的自衛権に基づく戦時の機雷掃海の必要性が生じるのは、現時点で「ホルムズ海峡しか想定できない」と重ねて表明。集団的自衛権を行使して敵国のミサイル基地を攻撃することは憲法解釈上は可能としつつ、「装備体系を保有しておらず、想定していない」と述べた。

 中谷氏は「専守防衛」に関し、他国が攻撃を受けたときに反撃する集団的自衛権も含まれるとして見解の一部変更を認める一方で、「受動的な防衛戦略という定義はいささかの変更もない」と繰り返した。
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●立派な「戦争法案」!: 後方支援=兵站「武力行使と一体不可分の中心構成要素」、「リッパな戦闘行為」 

2015年05月31日 00時00分42秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【答弁不能で“つまり”連発…安倍首相が「安保」審議でまた完敗】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160252)。

 「天敵の志位委員長に急所を突かれ、一方的に攻め込まれた安倍首相」は、衆院特別委員会は「非戦闘地域」と思っていたようで、言論という「武器」も持ち合わせていず、反論も出来ずに、「(攻撃された場合は)ただちに退避する」」を実践したようだ。元々、違憲な手法での壊憲、メチャクチャ過ぎる法案。

   『●戦争に油を注ぎ、番犬様の片棒を担げば、
      「非戦闘地域」「後方支援」は何の保証にもならない

   『●壊憲: 「憲法を「変えない」という重み」と
      「「政治家が「戦争のできる国」を志向し、その言葉の軽さ」

   『●「戦争法案」: 「戦争できる国」、
      番犬様の国のために「戦争したい国」・・・主権者は誰か?

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
      無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●『戦争法案』、理由は何でもアリ:
     だって「国民から強い支持をいただいた」んだもの!? 嗚呼・・・

   『●「平和」「安全」ラベル付き「戦争法案」:
     「非戦闘地域」で「後方支援したい。リスクとは関わりない」


 「先週の党首討論で安倍首相から「ポツダム宣言を読んでいない」とビックリ仰天の答弁を引き出した共産党の志位和夫委員長が登場。「後方支援(兵站)」や、自衛隊の武器使用をめぐる法案のデタラメについて攻められた安倍首相は、まともに答えられず、タジタジだった」。

 女性議員には「早く質問しろよ」!、と言えても、志位氏にはそれを言う勇気もないヘタレなアベ様。福島瑞穂さんの「戦争法案」にはレッテル貼りと言えても、志位氏には何も言えない情けなさ。

   『●福島瑞穂氏への「絶対権力」者の横暴と狭量:
      「自らと異なる立場に対する敬意や尊重などかけらもない」

   『●「戦争法案」: 「戦争できる国」、
     番犬様の国のために「戦争したい国」・・・主権者は誰か?


 実際、いくら「平和」「安全」というラベルを上張りしても、立派な「戦争法案」! 後方支援=兵站は「武力行使と一体不可分の中心構成要素」であり、「リッパな戦闘行為」。神浦元彰さんは、アベ様は「軍事のリアリティーを知らな過ぎる」と呆れる。つまり、「「最高の責任者」アベ様のオツムの中身」が透けて見えた訳だ。

   『●「最高の責任者」アベ様のオツムの中身

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160252

答弁不能で“つまり”連発…安倍首相が「安保」審議でまた完敗
2015年5月29日

      (「つまり」「つまり」を連発(C)日刊ゲンダイ)

 「第2ラウンド」も安倍首相の完敗だった。27日開かれた「戦争法案」を審議する衆院特別委員会。午後の質疑では、先週の党首討論で安倍首相から「ポツダム宣言を読んでいないとビックリ仰天の答弁を引き出した共産党の志位和夫委員長が登場。「後方支援(兵站)」や、自衛隊の武器使用をめぐる法案のデタラメについて攻められた安倍首相は、まともに答えられず、タジタジだった。

 志位委員長はまず、自衛隊が「後方支援」中に攻撃され、応戦する可能性についてただし、これが憲法に違反する「戦闘行為」に当たるのではないかと迫った。

 これに対し、首相は「『任務遂行型』ではなく『自己保存型』の武器使用であり、(攻撃された場合は)ただちに退避する」と答弁したが、志位委員長は武器使用の定義や概念は国際法上、存在しないと畳み掛け、安倍首相がいう「自己保存型」であっても、明確な憲法違反――と指摘。その時、安倍首相は苦虫を噛み潰したような顔をしていた。

   「安倍首相が説明した『自己保存型』の武器使用は、
    自己防衛のための必要最小限度の使用であり、
    憲法違反ではない、という91年の政府見解を
    引用したものです。しかし、自衛隊がイラク復興支援の
    際に携行した武器は、84ミリ無反動砲
    12・7ミリ重機関銃非戦闘地域の派遣でさえ
    この重装備なのです。今度の法案はドンパチ最中の
    米軍の兵站を担う可能性もあるから、もっと重装備に
    なるでしょう。攻撃されれば当然、自衛隊は反撃する。
    リッパな戦闘行為です」(防衛省担当記者)

 天敵の志位委員長に急所を突かれ、一方的に攻め込まれた安倍首相は終始、仏頂面。目を泳がせながら「つまり」「つまり」を連発していた。


■法案の欠陥も次々バクロ

 さらに多国籍軍の兵站を担う自衛隊が勝手に「退避」できるのかを問われた安倍首相は、「(自衛隊は多国籍軍の)指揮下に入らない」と胸を張ったが、志位委員長は呆れた様子で「兵站が(多国籍)部隊の指揮下に入るのは(軍事の)常識」とピシャリ。米海兵隊が兵站について「武力行使と一体不可分の中心構成要素」と位置付けていることも挙げて、答弁の“非常識ぶりを厳しく指弾すると、安倍首相はシュンとした表情だった。軍事ジャーナリストの神浦元彰氏がこう言う。

   「一言で言って安倍首相の答弁はメチャクチャでした。
    軍事のリアリティーを知らな過ぎる。与党協議が
    結論ありきだったから、こういう答弁になる。
    現場の自衛隊員も『オイオイこんな常識も知らないのか』
    と呆れていますよ。おそらく安倍首相の答弁は今後も
    ボロが次々と出てくる。8月の法案成立なんて絶対ムリですよ」

 安倍首相が志位委員長に、グウの音も出ないほど追い詰められる日は近い。
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●2015年統一地方選挙: 「眠り猫」を起こそうにも、「ネジレ」解消のステップにしようにも・・・

2015年04月12日 00時00分26秒 | Weblog


東京新聞の記事【原発4選挙区で無投票 再稼働、是非問えず】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015041002000129.html)。

   『●「自民党・・10道県知事選で全勝」フザケルナ!
        「ネジレ」を取り戻そう! 統一地方選はそのステップ

     「 「自民党・・・10道県知事選で全勝」!?、フザケルナ~!!
      ネジレ」を取り戻そう! 統一地方選はその重要なステップ。
      眠り猫」も目ざめて、アベ様の暴走を止めましょう!! 
      アベ様らに、これ以上の「白紙委任状」気取りを許してはいけない。
      「「積極的平和主義」を愛する公明党」や「翼賛野党」に投票する
      愚に、いい加減に気付いてほしい。」
   『●「戦後70年 統一地方選/その無関心が戦争を招く」
             『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号)

     「取材班【統一地方選は実質的な前哨戦 右派の改憲の動きに対峙】、
      「地方におけるこうした護憲の活動強化が、自民党や右派の攻撃を
      撥ね返すカギとなっている」。なんとか「ネジレ」を取り戻そう!
      統一地方選はそのステップ。「眠り猫」も目ざめて、アベ様の暴走を
      止めましょう!!
      (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/412dc27cdbf5eeb9f5e40ebe2232daaf)」

   『●「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」:
         「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むもの

     「「統一地方選の議会議員選挙には、日本最大の右派組織とされる
      「日本会議」の地方議員連盟メンバーが多く出馬する」。
       2015年4月統一地方選・・・・・・ブログ主の多くの最近のつぶやき:
      「まずは、なんとか「ネジレ」を取り戻そう! 統一地方選はそのステップ。
      「眠り猫」も目ざめて、アベ様の暴走を止めましょう!! 「矢崎泰久さん
      【発言2013】、「・・・「ネジレ解消」と意気込んでいるけれど、ネジレこそが
      参議院の本質と考えたい。解消を許してはならない」
      (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/412dc27cdbf5eeb9f5e40ebe2232daaf)」。
       一方、「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むもの・・・・・・
      「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」。これは、「憲法改正
      愛国心教育自虐的歴史教育是正戦後レジーム脱却・・・・・・」
      といったアベ様のオツムの中身のネタ元。「右翼」「保守」というのも
      随分と落ちぶれたものです。」

 さて、「五つの原発が立地する四選挙区は無投票で当選者が決まったため、投票が行われない・・(1)の北海道後志(しりべし)地域選挙区(定数二)は自民と民主の現職、(2)(3)(4)の三選挙区(定数一)は自民現職が当選した」。
 あ~、「眠り猫」を起こそうにも、「ネジレ」解消のステップにしようにも・・・・・・。でも、『まれ』ではないが、小さなことをコツコツと。投票したくても出来ない人達のためにも、投票できる人は「眠り猫」とならず、選挙へ。我が選挙区の県知事選の結果は自明でも、一票でも非自公系知事候補へ。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015041002000129.html

原発4選挙区で無投票 再稼働、是非問えず
2015年4月10日 朝刊

 統一地方選は十二日、全国の原発立地自治体の多くでも道県議選が投票される。だが、五つの原発が立地する四選挙区は無投票で当選者が決まったため、投票が行われない

 全国の十七原発(建設中の電源開発大間原発を含む)が立地する十三道県のうち今回、道県議選の対象は十道県。選挙区では十二選挙区(十三市町村)。

 本紙の集計では北海道電力泊原発(北海道泊村)(2)中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)(3)北陸電力志賀原発(石川県志賀町)(4)関西電力大飯原発(福井県おおい町)と高浜原発(同高浜町)-がそれぞれ立地する計四選挙区が三日の告示で無投票に。(1)の北海道後志(しりべし)地域選挙区(定数二)は自民と民主の現職、(2)(3)(4)の三選挙区(定数一)は自民現職が当選した。

 統一地方選で泊村は知事選と村議選が、志賀とおおい、高浜の三町は町議選が予定されているが、御前崎市は県議選が唯一の投票機会だった。

 今回の統一地方選で、道府県議選の無投票当選率は21・9%と過去最悪。今回は安倍晋三首相の下、原発再稼働や輸出を推進する安倍政権の路線を地方から問う意味があるのに、道県議選で一票の権利を行使できない原発立地自治体の有権者もいることで、問題の深刻さが浮き彫りになった。


◆自民、推進を前提 野党、被災者支援

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の直後に行われた前回の統一地方選から四年。十二日に投開票される十道県知事選や四十一道府県議選で、各党は原発や被災地の復興に関し何を掲げているのか。統一地方選向け政策や昨年末の衆院選公約から整理した。

 自民党は再生可能エネルギー導入や原発再稼働などを見極めて「速やかにエネルギーのベストミックス(電源構成)の姿を提示する」と訴える。原発の推進を前提にした主張といえる。だが、汚染水漏れや賠償問題には触れていない。復興では、原発被災地も含め「地域の実情に即した生業再建」に取り組むとした。

 公明党は福島の再生について項目を立て、「原発事故の収束や廃炉・汚染水対策、除染、賠償」などの課題を整理した再生プランを掲げた。二〇一五年度までの集中復興期間以降の復興財源について「確保する」と明記した。

 一方、野党は原発の被災者支援や、脱原発に力点を置いた公約が目立つ。

 民主党は生活や健康面での国の被災者支援を定めた子ども・被災者支援法に触れ、健康調査の強化などを主張。汚染水漏れなど「廃炉の課題に主導的に取り組む」とした。

 共産党は「原発再稼働を許さず、廃炉に踏み切る」とし、原発立地補助金の見直しを主張。社民党も脱原発基本法制定を掲げた。「生活の党と山本太郎となかまたち」は再稼働反対と再生エネ普及を訴える。

 維新の党は地産地消のエネルギー供給体制を主張。次世代の党は復興財源を基金化して自治体の権限で使用できる仕組みを訴え、新党改革は原発の再稼働や新増設・輸出に反対する。日本を元気にする会は統一地方選の政策に原発・復興関連の記述はない。 (木谷孝洋)
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●「戦後70年 統一地方選/その無関心が戦争を招く」 『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号)

2015年04月07日 00時00分58秒 | Weblog


週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、 石坂啓さん【風速計/アイアムノットアベ】と横田一さん【北海道知事選/〝隠れ再稼働派〟の現職に「脱原発」の野党連合が対峙】。

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■①『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 「戦後70年 統一地方選/その無関心が戦争を招く」。東海林智氏【大手の春闘は好調だが、圧倒的多数は正社員と格差 非正規は生かさず殺さずか】、「東京メトロ本社前座り込みに連帯の声殺到」。所得再分配機能が破壊、「眠り猫」はアベ様を「支持」することで自分の首を絞めているhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/77a065d02424a28aca0e19906775eb14)、そして、「騙されることの責任」「考えないことの罪」、強いられる?、「眠り猫

■②『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 取材班【統一地方選は実質的な前哨戦 右派の改憲の動きに対峙】、「地方におけるこうした護憲の活動強化が、自民党や右派の攻撃を撥ね返すカギとなっている」。なんとか「ネジレ」を取り戻そう! 統一地方選はそのステップ。「眠り猫」も目ざめて、アベ様の暴走を止めましょう!!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/412dc27cdbf5eeb9f5e40ebe2232daaf

■③『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 石坂啓さん【風速計/アイアムノットアベ】、「本番中のキャスター席にドンと置かれてた。ただごとではない、スタジオの空気。・・・「報道ステーション」。・・・菅官房長官をはじめ官邸の皆さんにはものすごいバッシングを受けて・・・。・・・危機感を持っている視聴者は少なくないと、番組制作者には伝えたい。・・・この国の無資格「機長」の心配をもっとすべき。コックピットの内側から鍵をかけお子ちゃま操縦乗客は急降下に気づかず悲鳴も上げず座っている叫ばなくてどうするドアを開けろ! アイアムノットアベ!」。この国の無資格「機長」アベ様は「報道がそれで抑圧される、そんな例があったら私は辞める」と明言http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/89c14ca7b2c2d1d524f2b7a1934a66be

■④『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 【黒島美奈子の政治時評辺野古対応と「わが軍」 安倍政権の思考停止】、「国会での舌禍問題も相変わらず活発だ。三原じゅん子参議院議員による「八紘一宇」発言・・・安倍晋三首相自身が自衛隊を「我が軍」」。「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」、「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むものhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ecc90c91c2a9d903c4622e6cef6256ed

■⑤『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 横田一さん【北海道知事選/〝隠れ再稼働派〟の現職に「脱原発」の野党連合が対峙】、「電力労組抱えるも「脱原発」・・・今回も「争点隠し」手法」。金平茂紀さん「北海道出身者として恥ずかしい・・・ 高橋はるみ北海道知事が泊原発3号機の運転再開にゴーサインを出し・・・ 2011年8月」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/62955bb9de266688ce13b1862fc93c6c


■⑥『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 【佐高信の新・政経外科第31回/「日本会議」ならぬ「日本だけ会議」】、「石原慎太郎たちが指を切って血判を捺し、青嵐会を作った時はキワモノ扱いされましたが、安倍内閣は8割以上が・・・「日本会議国会議員懇談会」(平沼赳夫会長)のメンバーだとか。・・・特徴は日本だけがすばらしいとする、きわめて狭いナショナリズムにあり、つまりは「日本だけ会議」」。アベ様のオツムの中身のネタ元http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/5c6351a39275f069d77e0a8ce7c9e05d

■⑦『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 富岡幸雄氏×岩本沙弓氏【崩壊した法人税の立て直しが急務だ/大企業の税逃れのカラクリ(下) 日本の法人税制の欠陥を問う】、「政策減税恩恵の大企業 比例する自民への献金・・・国民が払った消費税収は法人税減税の穴埋めに」。投票者自身の首を絞めてはいけない、「格差是正のための税制を求め、豊かな層に多く課税すべき」http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/91a5ea44467bdafcd0358f74790ce0b4

■⑧『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 【マイケル・ペンのペンと剣/安倍首相の厚遇―――背景にTPPや戦争参加】、「米国内で安倍首相の歴史修正主義への非難が高まるのは確実だが、今の米国政府は過去の戦争よりも将来の戦争に重きを置いているようだ」。「死の商人」の道へシッポを振るアベ様(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a2090dc72a844654dcabcca558a1b6af


■⑨『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 山口正紀さん【「可視化」口実の盗聴法大改悪 「刑事司法改革」法案】、「志布志事件の川畑幸夫さん・・・足利事件菅家利和さん・・・布川事件桜井昌司さん・・・冤罪被害者が声をそろえて「全面可視化を」と訴えた。・・・日弁連執行部の賛成で批判記事を書きにくいのかもしれないが、メディアは「冤罪をなくし、人権を守る」視点から、法案の危険性を是非伝えてほしい」。青木理さん「刑事司法改革・・・端緒は郵便不正事件・・・法務省に都合よく集約・・・日本の司法は中世なみ」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/b10639d941800e71bd52f8fb2bf4ce9a

■⑩『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 西牟田靖氏【ブラジルの放射能汚染事故現場にみるフクシマの未来/続く健康被害、政府の責任回避、今も残る放射能、進む記憶の風化】、「数日間で4人が死亡・・・ドラム缶からの流出・・・生きる気力を失う」。『X年後』を怖れる・・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e289f8a7f8a99ebe0594a22f8672fd8b

■⑪『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 明石昇二郎さん【4月からストロンチウム90の測定を始めた「たらちね」(福島・いわき市) 食品の安全性を確認し被曝を予防】。粟野仁雄さん【記者人生を変えた阪神・淡路大震災とお遍路 性別違和の壁を乗り越えた異色の尼僧の半生】

■⑫『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 【雨宮処凛のらんきりゅう(42)/戦争が破壊する心】、「とてつもない勢いで、この国が「戦争ができる国」に変わろうとしている。自民党と公明とは、いつでもどこでも自衛隊が米軍の戦争に参加できることで合意した」。アベ様の政権の「暴走」許す、批判精神無き、「牙」無きメディアhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a9e8adad8140f17b9bc54246a62baf24
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●「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」: 「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むもの

2015年03月31日 00時00分43秒 | Weblog

 
東京新聞の記事『【特報】草の根保守の先兵 日本会議地方議連』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2015032802000140.html)の導入部。

 「統一地方選の議会議員選挙には、日本最大の右派組織とされる「日本会議」の地方議員連盟メンバーが多く出馬する」。

 2015年4月統一地方選・・・・・・ブログ主の多くの最近のつぶやき: 「まずは、なんとか「ネジレ」を取り戻そう! 統一地方選はそのステップ。「眠り猫」も目ざめて、アベ様の暴走を止めましょう!! 「矢崎泰久さん【発言2013】、「・・・「ネジレ解消」と意気込んでいるけれど、ネジレこそが参議院の本質と考えたい。解消を許してはならない」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/412dc27cdbf5eeb9f5e40ebe2232daaf)」。

 一方、「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むもの・・・・・・「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」。これは、「憲法改正愛国心教育自虐的歴史教育是正戦後レジーム脱却・・・・・・」といったアベ様のオツムの中身のネタ元。「右翼」「保守」というのも随分と落ちぶれたものです。

   『●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます
     「「安倍首相が、多くの犯罪を犯したカルト教団統一協会
      ファシスト団体日本会議と密接な関係にあることは周知の通り・・・
      ・・・もう一つ、安倍首相には表に出してもらいたくない関係があります。
      先日、組織のトップが殺人の関与で逮捕された九州最大のヤクザ
      工藤会密接な関係」・・・・・・。「とある暴力集団」との関係でさえ
      ウンザリなのに、「闇社会」との関係まで疑われるとは!? 
      アベ様、ダークすぎます。ますます国際社会の印象が
      悪くなる一方です」
     「・・・・・・統一協会暴力団日本会議神道議員連盟と、
      安倍晋三ほどダークな政治家はいないのではないでしょうか」

   『●アベ様のオツムの中身のネタ元:
     「憲法改正、愛国心教育、自虐的歴史教育是正、戦後レジーム脱却」


 それでも投票できる自公支持者の皆さん、その思考の過程を理解できない。

   ●「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」
                 ・・・・・・アベ様達からして?

   『●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
         ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~

   『●メルケル独首相のニッポン右傾化への牽制発言は
         「三原議員の耳にはナ~ンも届いていなかった」


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2015032802000140.html

【特報】
草の根保守の先兵 日本会議地方議連
2015年3月28日

 統一地方選の議会議員選挙には、日本最大の右派組織とされる「日本会議」の地方議員連盟メンバーが多く出馬する。改憲、慰安婦否定、「新しい歴史教科書をつくる会」系教科書の推進…。草の根保守の先兵たちは、国への意見書などの形で「地方の声」を演出している。日本会議は安倍政権の支持基盤だ。日本会義系が地方で拡大すれば、日本全体の右傾化に拍車がかかる。統一選で問われるのは、地域活性化策ばかりではない。 (篠ケ瀬祐司、三沢典丈)
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●「道徳」を説く文科相がソレってOKなの? 「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全」??

2015年02月28日 00時00分16秒 | Weblog


東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015022702000158.html)。

 東京新聞の記事【下村文科相の政治資金に疑義 民主議員が国会質問へ】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022501002240.html)によると、「地方の学習塾経営者らでつくる「近畿博友会」など「博友会」と付いた各地の任意団体をめぐる疑惑」が国会で質疑されたそうです。また別の記事【文科相、任意団体で資金集めか 認識ないまま政党支部献金】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022601001840.html)によると、「下村氏は同日午前の衆院予算委員会で、献金処理を否定したが、政治団体の届け出をしていない任意団体が資金集めを担っていた可能性」があるそうです。

 下村博文文科相・・・・・・「『わたしたちの道徳』の活用を唱える下村博文文科相は、そのカネを手に「無償の愛」を感じていたのか」?

   『●石坂啓さん「道徳心とか愛国心とかが
      コドモたちにとって安全かどうか、なぜ疑ってかからない」


 「道徳教育の教材『わたしたちの道徳』」で、「ドル」っていうところが笑えます。
 「道徳」を説く文科相がソレってオッケーなんでしょうかね? 石坂啓さんの「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全かどうか、なぜ疑ってかからない」・・・・・・真剣に疑った方がよさそうです。下村文科相に「道徳」をコドモタチに説く資格はなさそうです。

   『●首相からして歴史修正主義者な国の文科大臣の「食言」
   『●「ヘイトの深層」 『週刊金曜日
      (2014年8月29日号、1005号)についてのつぶやき
    「■⑯『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) /
      北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.97/『朝日』「慰安婦」記事の
      「責任」を問う人たち――本当に記事を読んで、理解しているのか?】、
      写真キャプション「古屋圭司国家公安委員長
      ・・・・・・下村博文文部科学相・・・・・・櫻井よしこ
     「特意気な調子で「『朝日新聞』が白旗を上げた」(by橋下徹)などと、
      はしゃぐような論調・・」
     「・・・・・・石破茂などは〝『朝日新聞』を証人喚問しろ〟と言っている
      ・・・・・・今回の『朝日新聞』の検証で重要なのは・・・・・・」
     「「慰安婦問題」が国のメンツの話などではなく、女性の問題であると、
      明言していること
だ。橋下徹石破茂は、本当に、記事を読んだの
      だろうか? 読んだとして、理解しているのだろうか?」
     ■⑳『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) /
      山口正紀さん【「慰安婦」もなかったことに? 『朝日』検証報道
      バッシング】、「これで「日本の名誉」が取り戻せた? 軍慰安所に
      軟禁され、毎日日本兵に強姦されて心身に深い傷を負った女性たち。
      その痛切な訴えを無視する保守政治家と・・・・・・」
     「・・・・・・右派メディア。彼らは『朝日』叩きにかこつけ、
      「慰安婦の存在そのものまでなかったことにしようとしている」。
      アベ様どころか、下村文科相までが歴史修正主義者の情けなさ
      http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/672a336de9a85ffa6921deecc7bc5f5c

   ●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、
                       そして自民党も同じ穴のムジナ

   『●もんじゅ: 責任者に責任を取っていただきましょう
   『●情けないオトナ達: コドモへの『はだしのゲン』閲覧制限事件
   『●「僕らは「戦争」を知らない?」
          『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号)

   『●アベ様のオツムの中身のネタ元:
     「憲法改正、愛国心教育、自虐的歴史教育是正、戦後レジーム脱却」


 それにしても、西川公也農水相、望月義夫環境相、上川陽子法相・・・・・・次から次にま~。「おカネ大好き政治家」ばかりですね。ま~アベ様からしてダークですからね。「愛国」とか、「道徳」とか口には出来んでしょ。

   ●「S」で「D」なアベ様と麻生副首相は「政治資金」で
             夜な夜な一体何をしているのか? それでも支持??

   『●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます
   『●闇勢力問題だけでなく、アベ様はオカネ(マネー)にもダークだっという話
   『●「統一協会、暴力団、日本会議に
      神道議員連盟・・・どうするの」?、とアベ様をヤジり返してみては?


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015022702000158.html

【コラム】
筆洗
2015年2月27日

 文部科学省がつくった道徳教育の教材『わたしたちの道徳』に、こんな話が載っている。ある朝、少年がお母さんに一枚の紙を渡す。<せい求書/お使いちん 1ドル/おそうじした代 2ドル/音楽のけいこに行ったごほうび 1ドル/合計 4ドル>▼母さんは請求通りお金を払う。<お母さんからのせい求書/親切にしてあげた代 0ドル/病気をしたときのかん病代 0ドル…/合計 0ドル>と書かれた紙を添えて▼家族や真の友とは見返りを求めぬ間柄と教えているのであろうが、さて『わたしたちの道徳』の活用を唱える下村博文文科相は、そのカネを手に「無償の愛を感じていたのか▼下村さんは塾など株式会社が学校を経営できるようにした規制緩和の旗振り役でもあったが、塾経営者らが全国各地で「博友会」なる後援組織をつくり、会員らが献金を重ねていたという。法が求める届け出もしていない団体が献金集めをしていたのではないか。そんな疑惑が浮上した▼「法的に問題なし」と文科相は言っているそうだが、業界との癒着はなかったのか。問われるのは適法性と同時に道徳性でもある▼道徳教育に熱心な下村さんには余計なお世話とは知りつつ、米国の教育思想家デューイの言葉を贈ろう。<道徳的な鍛錬で求められる努力の大半は、自分の過去および現在の行為が生んだ不快な結果を認めるための勇気にある>
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●屁理屈にもなっていない・・・菅義偉官房長官「汚染水の『影響』は完全にブロック」

2015年02月27日 00時00分33秒 | Weblog


東京新聞の記事【汚染水漏れ1年以上前報告 規制委、対策指示せず】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015022602000132.html)と、
社説【汚染水が海へ 全ての情報を公開せよ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015022602000147.html)。

 あ~アベ様の言う「完全にブロックされている」「状況はコントロール」の悲惨な現実・・・・・・その後、次々に明らかにされる事実や空虚な発言の「悲惨さ、無残さ」。

   『●東電原発人災: あ~アベ様の言う
      「完全にブロックされている」「状況はコントロール」の悲惨な現実


 「原子力規制委員会は遅くとも二〇一三年十一月、東電から漏出の報告を受けていたのに、排水溝の付け替えなど有効な対策を明確に指示していなかった」。
 な~んにも驚きません、だって原子力「ムラ寄生」委員会原子力「推進」委員会ですから・・・・・・田中俊一 原子力「ムラ寄生」委員会原子力「推進」委員会 委員長をはじめ委員の皆さんは「規制」などする気もなく、原発再稼働さえできれば彼らは満足。東電原発人災に集中すべきなのに、彼らはそこには全く興味がありません

   『●原子力「ムラ寄生」委員長が
       「避難計画審査は不要」であり「当事者が考え」ろ!、とのこと


 「まだ懲りていないのか。東京電力は、福島第一原発の汚染水が外海に流出し続けていたのを放置し、公表もしなかった。原子力につきまとう隠蔽(いんぺい)体質を改善しないと、事故処理も進まないだろう」・・・・・・東電に何を期待しても無理です。

   『●「暴走するゾウ、ゴジラを解き放とうという
       「愚」」な東電をどのように「信頼」すればよいのか?


 さて、最近で最も驚き、呆れ、腹立たしかった発言・戯言・・・・・・「◆政府なお「状況コントロール」・・・・・・菅義偉官房長官は・・・・・・「港湾外の海水の濃度は法令告示濃度に比べ十分に低い。汚染水の影響は完全にブロックされている。状況はコントロールされている」」!!
 まだ言うか! しかも、影響』はブロックって・・・・・・菅氏の脳細胞の神経回路が「完全にブロック」されているようです。枝野氏の「『ただちには』影響がない」並みの空虚さ。
 常々、うすうす菅官房長官アホ?、と思っていたのですが、今回、確信に。ブログ主の中で、最低の官房長官に認定。 

   『●アベ様のオツムの中身のネタ元:
      「憲法改正、愛国心教育、自虐的歴史教育是正、戦後レジーム脱却」

     「政界には日本会議を支持する「日本会議国会議員懇談会
      (日本会議議連)」があるが、そこには安倍政権の主要メンバーが
      ズラリなのだ。特別顧問は安倍首相と麻生財務相で、会長は
      次世代の党の平沼代表。石破地方創生相が相談役を務め、
      副会長には菅官房長官下村文科相、高市総務相が並ぶ」

   『●「「慰安婦」問題の本質とは何か」
      『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号)について・・

     「【佐高信の新・政経外科第12回/歴代官房長官の採点者たち】、
      「菅官房長官はただのイエスマン・・・・・・民主党政権は『未熟な善』
      ・・・・・・自民党という『老練な悪』・・・・・・
      「愚首相を操る痴官房長官の危険」・・・・・・権力志向の成り上がり
      特有のあくどさ」」

   『●安心な新「安全神話」: 「万が一事故が起きた場合は
       関係法令に基づき、政府が責任を持って対処する」

     「菅官房長官は御嶽山の水蒸気爆発も川内原発再稼働に「全く影響はない」
      と言い切っています」

   『●「吉田調書と原発」 『週刊金曜日』
       (2014年10月10日、1011号)についてのつぶやき

     「テッサ・モーリス=スズキ氏【元オランダ人「慰安婦」は
      「強かんと暴行」を証言 菅官房長官が貶めた「日本の地位」】、
      「安倍内閣の姿こそ、・・・国際的に不信を買う元凶」。
      『『朝日』の「誤報」よりも、誰が国際社会の印象を
      落としているでしょうか?

      http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/62a82250c5ba66a70f10829a76237225

   ●菅義偉官房長官曰く「この問題は過去のものだ。
         争点にはならない」・・・・・・なんという言い草!!

   『●火山学者のレベルや噴火予測の精度は知らないが、
         超巨大噴火は起こりません、とでも言いたげな田中俊一氏

     「今回の御嶽山の噴火について菅義偉官房長官は、29日の
      記者会見で「川内原発再稼働への影響を与えないと思う」
      と早々と宣言。今回の噴火事故を受けて再稼働を見直すことを
      否定した」

   『●辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに、「ロコツな“沖縄イジメ”」
     「ロコツな“沖縄イジメ”だ。安倍政権が来年度予算で、沖縄振興予算を
      削減する。概算要求の3794億円を1割程度削る方針だという。
      菅官房長官は26日の会見で、「米軍普天間基地の移設計画と
      リンクすることはない」と話したが、「よく言うよ」だ」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015022602000132.html

【社会】
汚染水漏れ1年以上前報告 規制委、対策指示せず
2015年2月26日 朝刊
 

 (↑ブログ主注: まことに勝手ながらコピペさせて頂いております
 【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/images/PK2015022602100038_size0.jpg】)

 東京電力福島第一原発の排水溝から、高濃度の汚染水が外洋に漏出している問題で、原子力規制委員会は遅くとも二〇一三年十一月、東電から漏出の報告を受けていたのに、排水溝の付け替えなど有効な対策を明確に指示していなかったことが二十五日、規制委や東電への取材で分かった。現在も、外洋への汚染は続いている。 

 東電は漏出の兆候として一三年十一月ごろ、1~4号機の山側を通るK排水溝を流れる水に含まれる放射性セシウムなどの濃度が高いことを規制委に報告。昨年四月以降の測定で、法令で放出が認められている濃度基準を上回る数値であることを確認した。

 規制委は一四年一月から作業部会で議論を始め、二月には東電に「一五年三月末までに濃度基準を下回るように」と文書で求めた。作業部会では、メンバーから、浄化対策が講じやすい専用港内に排水溝の出口を付け替える案や、海に放出する前にいったん水をためて、基準を満たしていることを確認した後に排出する案などが出された。

 ところが、東電は「検討中」「データの整理中」などの答えを繰り返し、結局は排水溝内を清掃する方針を示し、部会で出た改修案はうやむやになった。

 その一方、東電は一四年四月から一週間に一回、排水溝の流量や放射性物質の濃度などの測定を開始。日常的に汚染された水が流れ、雨になると濃度が急上昇する状況を明確につかんでいた

 しかし、規制委は東電に測定データを要求せず、東電がどんな対策を練っているのか積極的に把握しようとせず、待ちの姿勢に終始した。その結果、今月二十四日に東電が高濃度汚染水の漏出のデータを報告するまで、規制委は明確に状況を把握できていなかった。

 規制委の金城慎司事故対策室長は「東電がデータの整理中と答えていたので、待っていた。排水溝近くののり面をカバーで覆ったり、除染するなど汚染源を取り除いてきたのを確認してきた」と釈明した。

 田中俊一委員長は二十五日の記者会見で「排水溝は雨水などがあり、コントロールできない。放置していたわけではなく、会合で議論していた。(規制委に)責任問題はまったくない」と述べた。
 

(↑ブログ主注: すいません、コピペさせて頂いております
 【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/images/PK2015022602100039_size0.jpg】)


◆政府なお「状況コントロール」

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は二十五日の記者会見で、東京電力福島第一原発の排水溝から高濃度の放射性物質を含む水が外洋に漏れ続けていた問題について「港湾外の海水の濃度は法令告示濃度に比べ十分に低い。汚染水の影響は完全にブロックされている。状況はコントロールされている」と述べた。政府は遅くても二〇一三年十一月以降、継続的な汚染水漏れを把握しながら、外洋への影響を否定してきた

 安倍晋三首相は二〇一三年九月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、福島第一原発について「アンダーコントロール(管理されている)と明言。汚染水漏れが続いていた一四年十月の参院本会議で、この発言の撤回を求められた際も「全体として状況はコントロールされていると繰り返した

 これに対し、民主党の枝野幸男幹事長は二十五日の記者会見で、汚染水漏れについて「まったくアンダーコントロールではない状況が証明されている」と指摘。「(所管する)経済産業省がきちっと監督をしていないことの裏返しだ。国会論戦で責任を厳しく追及していきたい」と述べた。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015022602000147.html

【社説】
汚染水が海へ 全ての情報を公開せよ
2015年2月26日

 まだ懲りていないのか。東京電力は、福島第一原発の汚染水が外海に流出し続けていたのを放置し、公表もしなかった。原子力につきまとう隠蔽(いんぺい)体質を改善しないと、事故処理も進まないだろう。

 安倍晋三首相は言った。

 汚染水は「全体としてコントロールされ、影響はブロックされている」と。

 ところが、高濃度の放射能汚染水が原発構内から外洋に漏れ続けていたことが、明らかになった。

 2号機の建屋の屋上にたまったものが雨で流され、排水溝から外に出た。雨が降るたびに放射性セシウムやストロンチウムの濃度が高くなっていた。

 2号機は爆発こそ免れたものの、格納容器内の圧力を下げるため、放射性物質の濃度が高い蒸気を外へ放出せざるを得なかった。そのため、1~3号機の中で最も多量の放射性物質を放出したと、されている。

 雨水は止められない。汚染水対策の難しさを、あらためて思い知らされた。

 だがそれ以上に問題なのは、東電がこのことを一三年十一月には知っていながら公表せず、応急措置も施していないことである。

 住民の健康や漁業者の生活に直結する重大な情報こそ、コントロール(操作)され、ブロック(遮断)されていたのである

 原子力業界の隠蔽体質は、かねて指弾されてきた。情報を表に出したがらないムラ社会の体質が、福島の事故につながったという指摘も多い。これだけの惨事を起こしていながら、変われないのはなぜなのか。生命や安全を軽視し続けるのはなぜなのか

 国と東電は、汚染水対策の一環として、建屋の周りに掘った井戸からくみ上げた地下水を、浄化して海に流す方針で、漁業者との協議を進めてきた。

 「信頼関係が崩れた」と漁業者が怒るのは当然だ。漁業者にとって、海は生活の糧なのだ。

 漁業者だけではない。原発や原子力事業者に対する不信と不安は、3・11で頂点に達した感がある。電力会社に不利な事実やデータをも洗いざらい公開する姿勢がないと、不信はぬぐえない。国民の不安は募る。一つの隠し事があれば、他にもあるのではと、考えて当然である。誠意がなければ理解は得られまい。

 首相は汚染水の監視とデータの解析、公表を、命じられないのだろうか。コントロールとブロックを約束したのだから
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●「赤紙」の来る時代・・・綿井健陽さんの「“平和”のありがたさをしみじみとかみしめたくなる映画」

2015年01月03日 00時00分28秒 | Weblog


レイバーネットTVhttp://www.labornetjp.org/tv)の『●木下昌明の映画の部屋』(http://www.labornetjp.org/Column)に出ていた映画批評『★木下昌明の映画の部屋・第188回 ●綿井健陽のドキュメンタリー『イラク チグリスに浮かぶ平和』 安寧はチグリス川の水面に~映像記者が追ったイラク戦争 (2014年10 月25日)』(http://www.labornetjp.org/news/2014/1025eiga)。

 「イラク戦争が始まった2003年、バグダッドの中心部で米軍の侵攻を待ち構えていた綿井健陽(たけはる)というフリーの映像ジャーナリストがいた。彼は空爆下の惨状を撮ったり、米兵に「この戦争は虐殺じゃないか」と詰問したり―」。

   ●イラク人女性: 「自衛隊を派遣した日本にも、
              (この事態を引き起こした)責任がある」


 「自衛隊を派遣した日本にも、(この事態を引き起こした)責任がある」。またしても、「積極的平和主義」=「死の商人」・・・・・・。「赤紙」の来る時代にもかかわらず、「眠り猫」がアベ様達を支え、「信任を得た」と嘯くニッポン。これで本当に良いのでしょうか?

   ●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
           アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!
   『●「最高の責任者」アベ様のオツムの中身
   『●「戦争の不条理を問い掛けるベルギーの絵本」『ちいさなへいたい』


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http://www.labornetjp.org/news/2014/1025eiga

木下昌明の映画批評 : 綿井健陽のドキュメンタリー『イラク チグリスに浮かぶ平和

綿井健陽のドキュメンタリー『イラクチグリスに浮かぶ平和
  安寧はチグリス川の水面に~映像記者が追ったイラク戦争


 イラク戦争が始まった2003年、バグダッドの中心部で米軍の侵攻を待ち構えていた綿井健陽(たけはる)というフリーの映像ジャーナリストがいた。彼は空爆下の惨状を撮ったり、米兵に「この戦争は虐殺じゃないか」と詰問したり―。それが日本のお茶の間に流れたことを記憶している。

 撮り続けた映像を2年後、『Little Birds――イラク 戦火の家族たち』というドキュメンタリーにまとめた時、彼のイラクでの仕事は終わったと思っていた。

 あれから10年、『イラク チグリスに浮かぶ平和』を見て、今なお綿井が戦争に関わり続けていることを知った。開戦時、空爆で3人の子どもを同時に失い、悲嘆にくれるアリ一家を中心にイラクのこれまでと今を記録したものだ。当時、アリは綿井と同年代の31歳。両親と妻、生き残ったもう一人の娘と暮らしていた。前作もこの一家に焦点を当てていたが、今作はそれをふまえて宗教対立の内戦に翻弄されるさまを追っていた。終わりなき戦争がそこにあった

 アリはイラン・イラク戦争で2人の兄、2人の叔父を亡くした上に、今度は子どもたちまで失った。仕事もなく、弟が営む青果店を手伝っていた。その弟がテロで殺され、アリは弟の家族の面倒を見ることに、しかし……。

 綿井はアリ一家と関わりながら、10年前の開戦時に出会った人々も訪ねている。

 その一人、フセインの肖像を倒して「これが自由だ」と叫んだ青年はどうなったか――彼はバスの車内で銃撃され、重傷を負っていた。自由を叫んでいた「あの時の記憶を消したい」と悔いていた

 映画の副題は、戦争で息子を失い、自らも右腕を失った初老の男が、家族と遊覧船に乗って漏らした「イラクの家族にとっては、このチグリスの川の上にしか平安がない」という言葉から取っている。平和のありがたさをしみじみとかみしめたくなる映画である。

(『サンデー毎日』2014年11月2日号)

*10月25日より東京・ポレポレ東中野ほか全国順次公開。写真(C)ソネットエンタテインメント/綿井健陽
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●さあ、ここから: 高江・辺野古破壊問題等々・・・「過去のもの」や「終わり」にしてはいけない

2014年11月19日 00時00分06秒 | Weblog


asahi.comの記事【翁長氏、辺野古阻止どう動く 国は埋め立てへ淡々】(http://www.asahi.com/articles/ASGCH6T5SGCHTPOB005.html)。
東京新聞の社説【新基地拒否の重い選択 沖縄県知事に翁長氏】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014111702000130.html)。
nikkan-gendaiの記事【自民大敗…安倍政権に鉄槌を下した沖縄県民の凄まじい怒り】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155034)。

   ●菅義偉官房長官曰く「この問題は過去のものだ。
        争点にはならない」・・・・・・なんという言い草!!
   『●沖縄で連敗続きのアベ様、「この問題は過去のものだ。
                   争点にはならない」で済まされるのか?


 「安倍政権は今度こそ、沖縄県民の怒りのすさまじさを思い知ったのではないか」・・・・・・。沖縄県知事選、当然の帰結。問題はこれからどうするかだ。そして、来るべき衆院選で自公政権にトドメを。 

 「初当選の翁長雄志氏の公約は「辺野古阻止」。安倍政権が移設作業を淡々と進めようとするなか、翁長氏は抵抗策を模索」・・・・・しないといけない。「この問題は過去のものだ。争点にはならない」(菅義偉官房長官)なんて許されない。そのヒント、突破口は、コレかもしれない。

   『●辺野古破壊: 「いい正月になる」なんて、
       仲井真氏もアベ様らも猿芝居をしていたんじゃないのか?


 日米合意について、「「5年以内」がまやかしに過ぎないことは、もう誰の目にも明らかであろう・・・・・・米側が「空想のような見通しだ」と反対・・・・・・米側は・・・・・・一貫して5年以内の実現性を否定」している。出来もしないことをアベ様と仲井真元沖縄県知事は辺野古破壊によってゴリ押しし、「いい正月になる」などと沖縄県民をバカにした訳だ。

 「これ以上の米軍基地建設を拒否する県民の重い選択だ。安倍内閣は真摯に受け止めるべきである」。アベ様達に「真摯」さを求めても仕方なく、来る衆院選で、自公議員に「最高の責任者は私だ・・・私たちは選挙で国民の審判を受け」させるべきだ。

 アベ様達や自公議員・翼賛野党議員は辺野古破壊を衆院選のドサクサに紛れさせようとしているし、消費税再増税に「矮小化」させようとしている。公然の「密漁」辺野古破壊を含めて、壊憲原発推進をはじめとしたアベ様達が行ってきたあらゆる事柄に、NO!、を突きつけねば。

   ●首相は産経や読売以外も読んでるのね!?:
            「首相はくず」とは言っていないけれど・・・
   『●ブレーキは無く、二つの「アクセル」な自公政権
   『●「戦争も、原発も、本当の怖さを知る人の言葉を
        かみしめたい」: あ~、アベ様らは聞く耳持たず
   『●「最高の責任者」アベ様のオツムの中身
   『●丸腰市民へ掃海母艦派遣・・・アベ様豪語
      「最高の責任者は私だ。・・私たちは選挙で国民の審判を受ける」
   『●「最高の責任者は私だ・・・私たちは選挙で
      国民の審判を受ける」のアベ様の政権、いよいよ末期的?


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http://www.asahi.com/articles/ASGCH6T5SGCHTPOB005.html

翁長氏、辺野古阻止どう動く 国は埋め立てへ淡々
山岸一生 星野典久 ワシントン=大島隆 2014年11月16日23時41分

 


[↑ブログ主注: すいません、勝手にコピペさせて頂いております
  (http://www.asahi.com/articles/photo/AS20141116001608.html)]

 沖縄県知事選で、県民は米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設という国策に「ノー」を突きつけた。初当選の翁長雄志氏(64)の公約は「辺野古阻止」。安倍政権が移設作業を淡々と進めようとするなか、翁長氏は抵抗策を模索する。

 「オール沖縄、大きな輪ができた。党利党略を超えて心を一つにできたことが大きい。日本も変わってもらい、全体で(基地)負担をしてもらいたい」。16日夜、当選を決めた翁長氏は支援者を前に語った。

 一方で「難しい課題がこれからも出てくる」と気を引き締めた。辺野古移設の「断固阻止」を主張して当選した翁長氏にとって、「課題」は自ら掲げた看板をどう実現するかだ。

 仲井真弘多知事(75)が昨年末に辺野古沿岸部の埋め立てを承認し、工事には既にゴーサインが出ている。翁長氏の当選だけではその有効性は消えない。国は、早ければ年度内にも埋め立てを始めたい考えだ。

 翁長氏は12月10日に知事に就任する。選挙戦で承認の撤回や取り消しは明言しなかったが、就任後は仲井真氏の承認の経緯を検証する方針。経緯に問題があれば撤回や取り消しも可能との考えだ。一方で、行政法の専門家らからは撤回・取り消しについて「県が審査して出した結論を覆すのは極めて難しい」といった指摘も出ている

 これとは別に翁長氏は、移設計画の「変更申請」への対応を迫られる。

 防衛省は9月、辺野古の埋め立て工事の一部の作業工程を変更したいと県に申請した。移設反対の稲嶺進・名護市長の協力が得られないことから、市が関わる手続きなしに工事を進めるためだ。県は月内にも、知事が承認・不承認を判断するための準備を終えるとみられる。

 仲井真氏の任期は12月9日まであるが、県幹部は「新知事の判断を仰ぐのが常道だろう」と話し、翁長氏に判断が委ねられる公算が大きい。翁長氏は当選を決めた後、「厳しくチェックする」と語った。

・・・・・・・・・。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014111702000130.html

【社説】
新基地拒否の重い選択 沖縄県知事に翁長氏
2014年11月17日

 沖縄県の新しい知事に翁長雄志(おながたけし)前那覇市長が選ばれた。これ以上の米軍基地建設を拒否する県民の重い選択だ。安倍内閣は真摯(しんし)に受け止めるべきである。

 仲井真弘多(なかいまひろかず)知事(75)の任期満了に伴う今回の知事選は三選を目指す自民党など推薦の仲井真氏に、翁長氏(64)、下地幹郎(しもじみきお)元郵政民営化担当相(53)、喜納昌吉(きなしょうきち)元参院議員(66)が挑む構図で、事実上、仲井真、翁長両氏の一騎打ちだ。

 沖縄県知事選は「保守」対「革新」の対決構図が続いてきたが、今回は、四年前の前回知事選で仲井真陣営の選挙対策本部長だった翁長氏が仲井真氏と袂(たもと)を分かつ、初の「保守分裂」選挙となった。


◆「基地依存」は死語

 最大の争点は、世界一危険とされる米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)を日本側に返還するため、その代替施設を名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に建設する、いわゆる「県内移設」の是非である。

 沖縄県には在日米軍基地の約74%が集中する。その存在は、騒音や事故、米兵らの犯罪、戦争への加担という精神的重圧など、県民に重い負担を強いてきた

 基地の存在は経済発展の阻害要因でもある。返還された跡地がショッピングセンターなどになり、雇用を生んで経済的繁栄の場となる多数の例を見れば、明らかだろう。

 一九七二年の本土復帰時に15%を超えていた県民総所得における米軍基地関係収入の割合は年々減少し、今や5%台にすぎない。もはや「基地依存経済」は死語だ

 日米安全保障条約上、米軍への基地提供は日本政府の義務だとしても、一地域に過重に負担を押し付けるのはやはり不平等である。

 普天間返還のためとはいえ、米軍基地をこれ以上、沖縄県内に造るのはやめてほしい、というのは県民の素直な思いと理解する。


安倍内閣も「不信任」

 もともと県内移設を条件付きで認める立場だった仲井真氏は、前回知事選で県外移設を求める姿勢に転換し、再選された。その後も県民の反対が強い県内移設は「事実上不可能」と繰り返していた

 しかし、仲井真氏は昨年暮れ、政府が申請した辺野古沿岸部の埋め立てを承認してしまう。県内移設容認への転換であり、公約違反は明らかだった

 仲井真氏は今回の選挙戦で「サイズが(普天間の)四割になり、民家の上も飛行させない。安全性は雲泥の差だ」と辺野古移設の妥当性を訴えたが、仲井真氏の「変節」を批判し、県内移設阻止を掲げた翁長氏を県民は支持した。

 県民の思いを顧みず、公約違反でもある県内移設を進めようとした県政リーダーへの、県民による痛烈なる不信任の意思表示だ。

 同時に、今回の選挙結果は「アメとムチ」によって県内移設を強行してきた安倍内閣に対する「不信任」でもある

 県本部が県内移設に反対する公明党は仲井真氏を支援せず、自主投票で臨んだ。二〇〇二年以来続いていた知事選での協力態勢が崩れ、安倍内閣の基地政策の正当性に疑問符を投げかけている。

 選挙期間中、多くの自民党議員に加え、菅義偉官房長官も異例の選挙応援に入った。そこで訴えたのは、那覇空港第二滑走路の早期完成や米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の沖縄誘致支援だ。

 経済振興策は必要だとしても、県内移設受け入れを前提とした露骨な手法である。基地押し付けに「構造的差別」を感じ始めた沖縄県民には、もはや通用しまい。

 翁長氏の陣営には自民党を離党した県議ら「保守系」に加え、共産、社民両党など「革新系」も加わった。

 仲井真陣営は「共産党主導の県政にするな」などと保革対決構図に持ち込もうとしたが、翁長陣営の「イデオロギーよりアイデンティティー」「オール沖縄で基地問題の大きな壁をこじ開ける」との訴えの前では、説得力を欠いた。

 対立してきた革新陣営と「県内移設拒否」で結束し、支持を集めた背景にある沖縄保守勢力の「政治的目覚め」を、安倍内閣と仲井真陣営は完全に読み違えた。


「過去の問題」でない

 菅氏はかつて「県内移設」の是非をめぐる議論は「過去の問題」と言い放った。知事選で仲井真氏が敗れても県内移設を進めるために、予防線を張ったのだろう。

 しかし、安倍内閣が全面支援する仲井真氏に突き付けられた拒否の意味は重い。県民の選択を無視して、海底掘削調査や工事入札など本格着工に向けた作業を続けることなど、あってはならない

 在日米軍基地の適正な規模や配置、沖縄県民の負担軽減は引き続き、すべての日本国民が考えるべき課題である。決して過去の問題などではない
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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155034

自民大敗…安倍政権に鉄槌を下した沖縄県民の凄まじい怒り
2014年11月17日

     (支援者と万歳する翁長氏(中央)/(C)日刊ゲンダイ)

 安倍政権は今度こそ、沖縄県民の怒りのすさまじさを思い知ったのではないか。16日、投開票された沖縄県知事選は、夜8時の開票とほぼ同時に当確が出た。米軍基地の辺野古移設反対を掲げる翁長雄志・前那覇市長(64)が推進派の仲井真弘多知事(75)を10万票差で蹴散らした

 沖縄の憤激が炸裂したような選挙結果だったが、今度の選挙で政権与党の自民党は、辺野古推進派の仲井真氏を当選させるために、それこそ、ありとあらゆる禁じ手を繰り出してきた

 もともとは移設反対派だった仲井真氏を札束で頬を張るような形で変節させ、しかし、仲井真氏の苦戦が伝えられると、なりふり構わぬニンジン作戦やネガティブキャンペーンを展開したのだ。

   「沖縄南北縦断鉄道の建設やユニバーサル・スタジオ・ジャパンの誘致、
    カジノを含むIR開発、国際医療拠点建設構想など、ありとあらゆる
    バラマキ策をぶら下げたのが自民党です。菅官房長官を筆頭に幹部が
    何人も沖縄入りし、業界関係者を集めた秘密会合でアメ玉を配った
    かと思うと、自主投票だった創価学会を動かすために、同日投開票
    だった那覇市長選の応援に来た公明党の斉藤鉄夫幹事長代行の
    演説場所に仲井真さんが現れて、一緒に写真に納まったり、事実誤認に
    基づく共産党との癒着キャンペーンなどその選挙戦はエゲツなかった
    それでも、これだけの差がついたのですから、安倍首相は、この民意を
    厳粛に受け止めるべきです」
    (現地で取材を続けてきたジャーナリストの横田一氏)


それでも埋め立て強行が既定路線

 基地問題を争点にした沖縄の選挙は名護市長選に続く連敗になる。今度こそ、思い知ったか、自民党――。こう言いたくなるのだが、狡猾な自民党は県知事選で負けることを想定、選挙結果に左右されず、辺野古埋め立て、基地建設を強行するつもりだ。

 16日の選挙結果を聞いた自民党の茂木敏充選対委員長はイケシャーシャーとこう言っていた。

   「普天間の危険性除去に向け、政府・与党として準備を進めていく」

 要するに、普天間移転=辺野古埋め立ての計画にいささかの変更もないということだ。裏切り者の仲井真氏が公有水面埋立法に基づく埋め立てをすでに承認しているからだ

 実際、辺野古の海では今年8月、海保の巡視船が広範囲に制限海域を設定、反対運動を展開している地元民のカヌーを蹴散らし、ボーリング調査を強行した。それも「確保、確保」と叫んで、抵抗する住民を岸に投げだし、非国民のように扱っていた

 沖縄平和運動センター議長の山城博治氏は本紙の取材に「まるで明治時代の沖縄併合が戻ってきたのか、と思った」と話していたが、そうやって、既成事実をどんどん推し進め、反対派をあきらめさせようとしたのが安倍政権だ。それに対して、今度の選挙で県民は改めて、明確な「ノー」を突きつけたわけである。

 それでも安倍政権は埋め立てを強行するのか。間違いなくそのつもりだろう。集団的自衛権の行使容認でも原発再稼働でも、平気で民意を無視するのが安倍首相のファッショ政治だからだ。今度の総選挙では、政権をひっくり返すほど負けさせるしかない
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●「「慰安婦」問題と言論弾圧」 『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号)について

2014年11月16日 00時00分13秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、 まさのあつこ氏【田中原子力規制委員長、旧立地指針の「隔離要件」を「歴史的遺物」】と三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/『上野英信萬人一人坑 筑豊のかたほとりから河内美穂=著 現代書館】。

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■①『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 「朝日バッシングが生んだ北星学園大学事件/「慰安婦」問題と言論弾圧」。『朝日』の「誤報」よりも、誰が国際社会の印象を落としているでしょうか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/62a82250c5ba66a70f10829a76237225

■②『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 横田一野田大樹氏【拉致問題、消費増税で追いつめられた安倍首相 沖縄県知事選敗北、解散か】、「鉄道建設というアメ・・櫻井よし子氏も・・氏の応援にかけつけて・・講演」。何でもありのアベ様、その脳ミソには・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/9e9a0e0a08814c53118382328bc87f7a

■③『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / まさのあつこ氏【田中原子力規制委員長、旧立地指針の「隔離要件」を「歴史的遺物」】、「人口密集地と原発施設との間に一定の距離を置くもの」。原発を推進したくて仕方のない原子力「ムラ寄生」委員会http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6431f9c6213219d5c4d977d777afec78

■④『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 及川健二さん【在特会との関係を小川淳也議員が国会で追及 山谷えり子拉致担当相の揺らぐ答弁が意味すること】、「国会での答弁には、齟齬も生じている」。「在特会のシンパ」が国家公安委員長・拉致問題担当相とはね!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/62a82250c5ba66a70f10829a76237225

■⑤『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 【西川伸一の政治時評/前のめりの安倍首相 日本中心主義の妄想】、「首相と、作家の百田尚樹氏の共著・・があり、首相が抱く日本中心主義の妄想も相当なものである」。アベ様のオツムの中身(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/5c6351a39275f069d77e0a8ce7c9e05d

■⑥『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 中島岳志さん【矢内原事件と「凡庸な悪」 北星学園大学に求められているもの】、「アーレントアイヒマン裁判を通じて鋭く問いかけた・・・。・・・権力からの直接的な介入はなされていない。にもかかわらず、学長は悪意の脅迫に屈しようとしている」

■⑦『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 伊田浩之氏【「短期決戦」確実となった大飯原発差し止め控訴審】、「福井地裁(樋口英明裁判長)・・・大飯原発・・・の運転差し止めを命じた・・・。・・・控訴審が・・・名古屋高裁金沢支部(内藤正之裁判長)で始まった・・・司法は、「安全神話」の復活に二度と手を貸してはならない」

■⑧『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 【「南京大虐殺」公開誌上討論2/藤岡信勝氏「「南京事件」がなかった証拠を5点示す」×本多勝一氏「論破された議論の蒸し返しだけ」】、「A記者 ・・・旧陸軍将校の団体である偕行社が南京戦に参戦した会員の証言を集めた結果、虐殺を認めました」

■⑨『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/『上野英信萬人一人坑 筑豊のかたほとりから河内美穂=著 現代書館】、「筑豊の炭住長屋を改造して施設の「筑豊文庫」を設立・・「英信は過去を忘れた訳ではない。・・」」

■⑩『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/『上野英信萬人一人坑 筑豊のかたほとりから河内美穂=著 現代書館】、「・・・葬り去ったわけでもない。・・・過去を背負ったまま、天皇制のゴウカキ(業担き)として生きる。・・・」

■⑪『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/『上野英信萬人一人坑 筑豊のかたほとりから河内美穂=著 現代書館】、「・・その罪業を担い続けていく覚悟だったのだ」と」。上野英信さんは「「侵略する側」にいた過去に戦後、どう向き合った」のか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/1710153de64dda7585f16247cc05e188

■⑫『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「沖縄知事選・・・安倍政権が必死で当選を狙っている。それこそなりふり構わないあらゆる手段で臨んでいるのは明白・・・谷垣禎一・・・はほぼつきっきり。小泉進次郎・・・を筆頭に連日大物政治を現地に・・・」

■⑬『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・・裏でどんな手を打っているかは想像をはるかに超える。*出来もしない公約を次々に発表し、そればかりか現金までばら巻いているという噂すらある。今回はよほど厳正に投票箱を管理しないと危ない。・・・」

■⑭『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・・油断大敵である。・・・ウチナンチューは今こそ心を一つにしてほしい。・・・今回の選挙を契機に沖縄の自治の拡大を目指そうではないか」。菅義偉官房長官曰く「この問題は過去のものだ。争点にはならない」そうだ・・・吠え面をかかせてやりましょう(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/7396c27bc68917e0dc239e7f2c794c9c
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