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●「第三者による再調査を」…《またも涙ぐんだ》赤木雅子さん、《その時、傍聴席から拍手が起きた。一人、また一人と数人が呼応した》

2021年06月28日 02時00分44秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]


(2021年06月26日[土])
リテラの記事【赤木ファイル公開で明白になった佐川元理財局長の直接指示! 改ざん指示は安倍首相から菅官房長官、菅から佐川のルートが濃厚に】(https://lite-ra.com/2021/06/post-5928.html)。
今西憲之さんによる、dot.の記事【518ページの「赤木ファイル」公開 近畿財務局は実名公開で本省キャリアは黒塗りの理不尽】(https://dot.asahi.com/dot/2021062200068.html)。
日刊ゲンダイのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/赤木雅子さんに傍聴席から拍手「疑惑や不信を招く行為をこれ以上続けないで」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291022)。

 《ついに森友学園への国有地売却をめぐる公文書改ざんの経緯を記した「赤木ファイル」が公開された。…そして、本日明らかになった518ページにもおよぶ「赤木ファイル」は、そうやって必死に政府が隠してきた理由がわかる内容となっていた》。
 《財務省からの改ざん指示について、森友学園に配慮したこともなく、公務員として誠実、公正に対応してきたと、強い抵抗の意思を示していた》。
 《この言葉で締めくくり、またも涙ぐんだ雅子さん。その時、傍聴席から拍手が起きた。一人、また一人と数人が呼応した。数秒して拍手が収まると裁判長が静かに告げた。「静粛に願います」 そこで雅子さんの胸に去来したのは……。「超うれしいです。夫への拍手でもあるし、心から応援してくれているんだと、温かい気持ちになりました」 実は前の晩から歯が痛くなって体調は万全ではなかったのだ。それを補って余りある、すてきな拍手だった》。

 「第三者による再調査を」…《またも涙ぐんだ》赤木雅子さん、《その時、傍聴席から拍手が起きた。一人、また一人と数人が呼応した》。一方、財務相は、早くも、再調査しない旨を喧伝している。正気か?
 お得意のドロナワ泥縄は許されない。アベ様や元最低の官房長官、麻生財務相ら〝泥棒〟に再調査で真実を明らかにするという〝縄を綯う〟ことができる訳がない。調査される側である〝泥棒〟ではなく、速やかに、真の第三者による再調査を求む。

 《財務省…「二重殺人」とさえ言える》(古賀茂明氏)。
 《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》…その存否さえ明らかにしなかった卑劣な国。漸くその存在を認め、漸く公開された。ただし、黒塗りで…。#赤木ファイル の #黒塗りは許されない、という多くの声があったにもかかわらず。
 《赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)。

 《新事実が次々に読み取れた》《■随所に「重大な新事実」 戻ってきた「夫」によって数々の新事実がわかった。それでも麻生財務大臣は「再調査はしない」と言う》。
 調査される側の論理のフテブテしさ…戦犯・財務相はなぜあんなに醜悪な態度なのか? 黒塗りされた赤木ファイルを返却し、恥ずかしくないのか?。
 《遺書に〈最後は下部がしっぽを切られる〉と綴って自殺を遂げた赤木俊夫さんの口癖は「ぼくの契約相手は国民です」というもので、改ざん行為にも涙を流してまで抵抗したという。…ひとりの人間の良心と正義を、この国の政治はどのように踏みつけにしたのか──》。

 《2017年2月26日に送られたメールの文面…などという生々しい指示が。さらには、このメールには、安倍昭恵氏をはじめ、安倍晋三首相(当時)や麻生太郎財務相といった政治家の名前を削除するための修正内容を具体的に指示する資料も付けられていたのだ》。
 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日…アベ様のタンカ「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞める」が改ざんの引き金だ。

 それから、《「森友学園」が、大阪府豊中市の国有地を8億円余りの値引きで購入していたことが2017年2月に発覚》…これまた、お維も絡んでるんですよね? 異常な教育方針にも、お維はずいぶんとご執心だったようだ。なぜ、認可したのか? 解明すべきことが数多有り。

   『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
            …その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を
   『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
         と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷
    《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
     日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却決裁文書を改ざん
     させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
     関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
     なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
     決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
     改ざんが行われたのだ》

   『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
     黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない
   『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
       調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない
   『●《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」
      「忘れないこと」にかかっている…私たちは、雅子さんとともに…》
   『●赤木ファイルと沖縄…《無視された小さな声を拾い集めることでしか、
         この国の正義は取り戻せない。今の政府にできるだろうか。》
   『●《国を動かすのはメディアにもできなかったこと》な赤木ファイルの
      黒塗りは許されない…アベ様ら=「カラスはやっぱり「黒い」です」
   『●赤木雅子さん「麻生大臣、安倍昭恵さん、安倍元首相の名前も出てくる。
        …再調査される側の立場。再調査しないという立場ではないと…」

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https://lite-ra.com/2021/06/post-5928.html

赤木ファイル公開で明白になった佐川元理財局長の直接指示! 改ざん指示は安倍首相から菅官房長官、菅から佐川のルートが濃厚に
2021.06.22 11:21

     (自民党HPより)

 本日22日、ついに森友学園への国有地売却をめぐる公文書改ざんの経緯を記した「赤木ファイル」が公開された。

 「赤木ファイル」は近畿財務局職員として改ざん作業を強いられ、自死にまで追い込まれた赤木俊夫さんが記したもので、妻の赤木雅子さんが国を相手取った訴訟で提出を要求してきた。ところが、政府は国会では「訴訟に影響を及ぼす」としてファイルの存否すら明らかにせず、一方で裁判所に対しては「ファイルは裁判に関係せず、存否について答える必要がない」などと回答矛盾も甚だしい姑息な二枚舌を使って「赤木ファイル」を隠し通してきた。

 そして、本日明らかになった518ページにもおよぶ「赤木ファイル」は、そうやって必死に政府が隠してきた理由がわかる内容となっていた。

 そのひとつが、改ざん当時、財務省理財局長だった佐川宣寿氏の直接指示を示す記述だ。たとえば、2018年6月に公表された財務省による調査報告書では、2017年3月20日に〈理財局長からは、同年2~3月に積み重ねてきた国会答弁を踏まえた内容とするよう念押しがあった。遅くともこの時点までには、理財局長も、決裁文書の書き換えを行っていることを認識していたものと認められる〉と記述。佐川氏の関与は要領を得ない表現によってぼかされていた。

 ところが「赤木ファイル」では、2017年3月20日におこなわれた財務省本省からの指示について、はっきりとこう記していた。

〈売払決議書(売払調書)は佐川局長から国会答弁を踏まえた修正を行うよう指示(調書の開示により新しい情報を与えることがないよう)があったとのこと〉

 ようするに、佐川氏は「決裁文書の書き換えを行っていることを認識していた」などというようなレベルではなく、直接、具体的に改ざん指示をおこなっていたのだ。財務省の調査報告書では佐川氏の関与について、〈応接録の廃棄や決裁文書の改ざんの方向性を決定付けたものと認められる〉〈一連の問題行為の全貌までを承知していたわけではない〉などとしていたが、やはり改ざんを直接指示していたのである。

 それだけではない。今回公開された「赤木ファイル」では、財務省がはじめて近畿財務局に対して改ざん指示をおこなった2017年2月26日に送られたメールの文面も添付。そこには、〈今後開示請求があった際のことを踏まえると、現時点で削除した方が良いと思われる箇所があります〉〈近畿局の決裁文書につづられている調書等を修正・差し替えするとともに、当該修正後の文書を本省にメール送付いただけますでしょうか〉などという生々しい指示が。

 さらには、このメールには、安倍昭恵氏をはじめ、安倍晋三首相(当時)や麻生太郎財務相といった政治家の名前を削除するための修正内容を具体的に指示する資料も付けられていたのだ。


■菅に調査を命じていた安倍 菅は首相秘書官となっている寺岡光博を使って……

 このように、佐川氏による直接指示といった新事実が判明したのだから、佐川氏はもちろんのこと、近畿財務局に対して改ざんを指示した財務省の人物に対する再調査が必要だ。ところが、政府はこの期に及んでも「赤木ファイル」にマスキングを施しており、近畿財務局に改ざんを要求した財務相本省の人物の名前などを黒塗りにして提出したのだ。

 その上、麻生太郎財務相は黒塗りにしたことについて「個人のプライバシーや情報セキュリティなどに限定した」と言い張り、「財務省としてできる限りの調査を尽くしており、再調査は考えていない」などと再調査を拒否したのである。

 すでに調査報告書との矛盾は明らかになっているというのに、何が「調査を尽くした」だ。しかも、調査報告書では〈今後、新たな事実関係が明らかになるような場合には、更に必要な対応を行っていくこととなる〉と記していたのだ。「赤木ファイル」とこれまでの政府の説明の矛盾点については、明日おこなわれる大阪地裁での口頭弁論などによって今後どんどん明らかになっていくはずだが、再調査の拒否当然、許されるものではない。「赤木ファイル」に基づいた第三者による再調査によって、改ざんの経緯をいまこそ明らかにすべきだ

 そして、その再調査によって解明が必要なのは、財務省だけではなく「安倍官邸」の指揮系統、つまり最初に改ざんを指示した人物のあぶり出しだ

 安倍官邸および財務省は「佐川が自分の答弁に合わせて文書書き換えを命じた」というシナリオで事を進めてきたが、一介の理財局長がこのような大規模な国家的犯罪を独断で実行できるわけがないのは当たり前の話。そもそも、佐川氏の当初の国会答弁は「適正に処理した」という当たり障りのないもので、佐川氏の答弁が強気なものに変わるのは、安倍首相私や妻がかかわっていたら総理も国会議員も辞めるという2017年2月17日の答弁以後のことだ。大きな政治の力、つまり官邸が佐川氏に改ざんを命じなければ、こんなことはできない

 しかも、安倍首相は「総理を辞める」宣言のあと、当時の菅義偉官房長官に「私の家内の名前も出ましたから、しっかりと徹底的に調べるように」と指示を出していたことを国会でも認めている。そして、菅官房長官はこれを受けて、同月22日に財務省の佐川理財局長と中村稔・総務課長、太田充・大臣官房総括審議官(いずれも当時)を呼び出しているのである。改ざんがはじまったのは、その2日後、2017年2月24日のことだ。つまり、ここで菅官房長官が佐川氏や太田氏らに改ざんを命じた可能性が濃厚なのだ。

 さらに、日本共産党が独自入手した2017年9月7日におこなわれた太田理財局長(当時)と国交省の蝦名邦晴航空局長(当時)らの話し合いを記録した文書では、太田氏は会計検査院の報告書への介入を口にすると同時に、こうも述べている。

「両局長が官邸をまわっている姿をマスコミに見られるのはよくない。まずは寺岡を通じて、官房長官への対応をするのが基本だ」

 この「寺岡」というのは、当時、菅官房長官の秘書官を務め、今年1月からは内閣総理大臣政務担当秘書官、つまり菅首相の首席格の秘書官となっている寺岡光博氏のことを指していると思われる。ようするに、当時、菅首相は右腕の寺岡氏を使い、会計検査院の報告や国会対応をどうごまかすかなどの相談をおこなっていたのだ。


■改ざんの発端にも関わらず、何一つ責任取らず、政治的復権を狙う安倍前首相

 もちろん、ここまでして菅氏が事実の隠蔽工作に走ったのは、森友学園に8億円も値引きして国有地が売却された背景に安倍首相の妻・昭恵氏の存在があり、その不自然な土地取引の内実や、昭恵氏の秘書による財務省本省への口利きの事実などが公になれば政権が吹き飛ぶと危機感を持ったからにほかならない。つまり、当時の安倍首相を守るために、官房長官だった菅首相が佐川氏らに公文書の改ざんを命じた疑いが強いのだ。

 ところがどうだ。「私や妻がかかわっていたら総理も国会議員も辞める」などと宣言し、改ざんにいたる原因をつくった安倍氏は、森友はもちろん、加計学園や「桜を見る会」といった政治の私物化問題について何ひとつ責任をとることもなく、新型コロナ対応で後手後手だと批判を浴びると「持病」を理由に首相をやめ、よりにもよって菅氏に首相の座を禅譲。公文書改ざん問題だけでも、2017~18年のあいだに安倍政権がおこなった虚偽答弁の数は少なくとも計139回にものぼると衆院調査局も認めているというのに、である。

 その上、ここにきて安倍氏は、自民党の憲法改正推進本部最高顧問のほか、数々の議員連盟の顧問に就任。党内での発言力を高めると同時に極右発言を連発することで支持者からの求心力を再び強め、最近では「再々登板」の声まであがっている。まるで何事もなかったかのように、完全に調子づいているのだ

 遺書に〈最後は下部がしっぽを切られる〉と綴って自殺を遂げた赤木俊夫さんの口癖は「ぼくの契約相手は国民です」というもので、改ざん行為にも涙を流してまで抵抗したという。「赤木ファイル」でも、冒頭に赤木さんは以下のようなことをつづっていた。

「現場の問題意識として決裁済の文書の修正は行うべきでないと財務省本省に強く抗議した。本省が全責任を負うとの説明があったが納得できず、過程を記録する」

 ひとりの人間の良心と正義を、この国の政治はどのように踏みつけにしたのか──。あくまで「赤木ファイル」は財務省本省から改ざん指示を受けた近畿財務局職員の赤木さんが作成したものであり、財務省本省に対しておこなわれた指示、つまり佐川氏の「上」にいた誰の指示によって改ざんがおこなわれたのかを解明することは難しいだろう。だからこそ、第三者による徹底した再調査によって、いまこそ本当の“犯人”を明らかにしなくてはならない。それは赤木さんのためだけではなく、当たり前の政治を取り戻すために、国民にとって必ず必要なものなのである。

(編集部)
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https://dot.asahi.com/dot/2021062200068.html

518ページの「赤木ファイル」公開 近畿財務局は実名公開で本省キャリアは黒塗りの理不尽
今西憲之
 2021.6.22 20:00 dot.

     (ファイルを残して亡くなった赤木俊夫さん(C)朝日新聞社)
     (「赤木ファイル」開示で会見した弁護団(撮影・今西憲之))

 学校法人森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、自殺した同省近畿財務局職員赤木俊夫さん(当時54)が改ざんの経緯などを記した文書「赤木ファイル」が22日、妻・雅子さん(50)による大阪地裁での国家賠償請求訴訟で公開された。代理人弁護士事務所に届いた文書は500ページ以上にのぼり、赤木さん自身の手書きメモなど、生々しい内容もある。

     (【写真】公開された518ページの赤木ファイル)

 例えば、<本省の対応(調書等の修正指示)>という文書の冒頭に赤木さんはこう記していた。

<本省において、議員説明(提出)用に、決済文書をチェックし、調書の内容について修正するとの連絡受。本省の問題意識は、調書から相手方(森友)に厚遇したと受け取られるおそれのある部分は削除するとの考え。現場として厚遇した事実もないし、検査院等にも原調書のままで説明するのが適切と繰り返し意見(相当程度の意思表示し修正に抵抗)した>

 財務省からの改ざん指示について、森友学園に配慮したこともなく、公務員として誠実、公正に対応してきたと、強い抵抗の意思を示していた。
 さらにこう続く。

<本省の修正指示を受け、3月7日午前、速やかに部長に報告。本件事業は本省と協議し当初の定期借地権契約を締結している過程等が調書から削除されることは今後の検査院への説明等に支障が生じるため、現場の問題意識として既に決裁済の調書を修正することは問題があり行うべきではないと、本省審理室担当補佐に強く抗議した>

 赤木さんは文書にアンダーラインを引いて、強く抗議を示していた。

 財務省からの回答に対してもこう不満を記載していた。

<3月9日、A部長から局長に報告。今回の対応(修正等)は、本省理財局が全責任を負う。B局長の責任で対応すると発言(部長と本省幹部間で話をしたと思われる)。当局は一切修正作業を行わず、本省が修正作業を行うとの説明受(納得できず)>

 そして当時の担当者、佐川宣寿理財局長については以下の記述がある。

<本省で議員からの資料要求に対する、佐川理財局長への説明過程や、同局長からの指示等の詳細が当局に還元(説明なし)されず、詳細が不明確のまま、本省審理室(担当補佐)からその都度メールで投げ込まれてくるのが実態。本件の備忘として、修正等の作業過程を下記の通り記録しておく>

 財務省が高圧的に修正を求め、やむにやまれず応じるしかなかった様子が書かれていた。それゆえ公文書改ざんの過程を記録した「赤木ファイル」を残すことを決めたとも書かれていた。

 赤木さんは財務省の改ざん指示を一覧表にまとめて、添付していた。

<佐川理財局長に説明後、再修正>
<売払決議書(売払調書)は佐川局長から国会答弁を踏まえた修正を行うように指示(調書の開示により新しい情報を与えないよう)があったとのこと>

 佐川氏から具体的な指示があったとしか思えない、改ざん要求も残されていた。

 3月25日土曜日深夜1:24に財務省理財局の担当者(氏名は黒塗り)がこんなメールを送信している。

<今後(会計検査、開示請求、国会、議員等)、外部提示する可能性のある文書セット(案)を送ります>

 財務省が国会議員、政治への忖度、配慮をしていたことがうかがえる内容だ。赤木さんが改ざんを余儀なくされた公文書には、政治家の名前が書かれているものがいくつもあった。担当者が後日、さらに<マーキングしておきました>と改ざんする部分を示したメールを送信していた。

 <学校法人 森友学園の概要等>という文書だ。

<理事長 籠池康博氏は「日本会議・運営委員」を始めとする諸団体に関与>

<国会においては、日本会議と連携する組織として、超党派による「日本会議国会議員懇談会」が平成9年5月に設立され、現在、役員に特別顧問として麻生太郎財務大臣、会長に平沼赳夫議員、副会長に安倍晋三総理らが就任

<(参考)森友学園への議員等の来訪状況
 平成20年11月 中山成彬議員(衆・・比例九州)講演会
 平成25年9月  平沼赳夫議員(衆・・岡山3区)講演会
 平成25年11月 日本維新の会女性局(三木圭恵議員、杉田水脈議員、
          上田小百合(原文ママ、上西の間違いと思われる)
         (いずれも衆・・比例近畿)等)視察
 平成26年4月 安倍昭恵総理夫人 講演視察

 安倍前首相、昭恵夫人、麻生財務相など政治家の名前が登場する部分は軒並み、削除をしたと記されていた。また、森友学園への国有地売却を時系列で詳細に記した<調書>の5枚目についている<別紙>には以下の記述があった。

<なお打合せの際、「本年4月25日、安倍昭恵総理夫人を現地に案内し、夫人からいい土地ですから、前に進めてくださいとのお言葉をいただいた。」との発言あり。(森友学園籠池理事長と夫人が現地の前で並んで写っている写真を提示)。>

 この4行や鴻池祥肇参院議員(故人)や北川イッセイ衆院議員、前出の平沼氏の名前も削除されていた。別紙はA4サイズで3枚に及ぶが、10行ほどを残すだけで、ほとんどが削除された。とんでもない改ざんだった

 また、メディアの動きも気にしていた模様で2月26日、財務省理財局の担当者が赤木さんに<【取扱注意】本日(26日(日))18時、森友学園がNHKの取材に応じる>というタイトルで<本日の近畿地区のNHKニュースについても、注意を払っていただき、放送されましたら、その内容を当方に送付方お願いします>と報告を求めていた。

 また、<変更後><差し替え前>など、赤木さんが手書きしている文字もある。だが、赤木ファイルの財務省の担当者の名前はほとんどが黒塗りで誰なのかわからない。一方、近畿財務局の関係者は赤木さんの上司だった人物はじめ、黒塗りになっていない人が複数いた。

 改ざんの指示をした側は隠し、赤木さんらやらざるを得なかった側はオープンになっていたのだ。

 「赤木ファイル」開示を受けて21日午後に会見した赤木さんの弁護団は、「ファイルの公開は第一歩」と評価した。

「財務省からのメールを見ると財務省、佐川氏の関与は明らか。2月に赤木さんが休日なのに呼び出されたメールでは、すでに政治家の文書が添付されている。また森友学園が有利にとれる内容がすべて訂正されているように思える。赤木さんは抵抗したが、改ざんせざるを得ない状況に追い込まれたのがよくわかります。この裁判だけではなく、国会でも真相を明らかにしてほしい」(弁護団)

 そして妻の雅子さんは弁護団に「これは主人の字と手書きの文字だ」「指示している財務省側のメールを送信した指示者の名前が黒塗りで隠されている」などと感想を語ったという。

「今後は赤木ファイル原本の開示や発見された経緯などを財務省に裁判で説明を求めたい」(弁護団)

 森友学園問題を国会で追及してきた福島伸享元衆院議員はこう語る。

「財務省は責任を赤木さんら近畿財務局に押し付けるようなやり方をしていたのではないのか」

 福島氏は財務省が赤木さんらに宛てたメールで名前が登場。福島氏からの資料要求にについて財務省が<近畿(財務局)に探させているけどなかなか…>とごまかし、引き延ばすような文言もあった。福島氏はこう話す。

「私は官僚だったので、絶対に決裁文書があると要求を続けた。引き延ばして、公文書を改ざんする時間稼ぎだったのでしょうかね。公開されたファイルは赤木さんら近畿財務局の名前は出ていて、財務省側の名前が黒塗りになっている。“キャリア隠し”ですね。本当にひどい。財務省は赤木ファイルだけではなく、まだ森友学園問題の真相にかかわる文書を隠しているはず。赤木ファイルをきっかけに、新たな文書が出てくるように期待したい」

 真相の解明が待たれる。

(AERAdot.編集部 今西憲之
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291022

相澤冬樹 大阪日々新聞・元NHK記者
大阪日日新聞(新日本海新聞社)論説委員・記者。1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを経て現職。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
赤木雅子さんに傍聴席から拍手「疑惑や不信を招く行為をこれ以上続けないで」
公開日:2021/06/25 06:00 更新日:2021/06/25 06:00

     (口頭弁論の後、取材に応じる赤木雅子さん(C)共同通信社)

 傍聴席で拍手が沸いた。それを耳にした赤木雅子さん(50)は涙ぐんだ。

「とっちゃん、みんな味方だよ。見ててくれるかな?」

 雅子さんの夫、赤木俊夫さん(とっちゃん)は森友学園への国有地値引きを巡り公文書を改ざんさせられ命を絶った。雅子さんは国などに裁判を起こし、夫が改ざんの詳細を記録した文書「赤木ファイル」の開示を求めた。裁判前日の22日、518ページに及ぶ赤木ファイルが開示されると、新事実が次々に読み取れた

「佐川氏の名挙げ指示」「改ざん指示に抵抗の痕跡」

 報道各社が大きく伝えた。待望の赤木ファイルを見て雅子さんは法廷で何と発言するのか? それがこの日の注目点で、33席の傍聴席に214人もの希望者が詰めかけた。証言台で雅子さんが訴えたことは……。

「赤木ファイルを見て、手書きの文字が夫の字だとすぐに分かりました。夫が苦しい立場に追い込まれながら、赤木ファイルを作ってメモを残してくれたのだと思うと、涙が出そうになりました

 実際、涙で声が詰まりそうだった。

赤木ファイルには、私の知らない事実がたくさん記載されていました夫が反対をしても一方的に改ざんを指示されて苦しんでいたことが分かりました佐川さんから国会答弁を踏まえた修正を行うように指示があったという記載もありました

 新事実が明らかになっても麻生財務大臣は「再調査はしない」と言う


■「第三者による再調査を」

国が夫の代わりに、国民の皆さんに何があったのかすべてを明らかにするべきだと思いますそのためにも、赤木ファイルで明らかになった新事実をもとに、第三者による再調査を実施するべきだと思います

財務省の皆さんが改ざんの具体的経緯を明らかにしないことは、国民の疑惑や不信を招くような行為です疑惑や不信を招くような行為をこれ以上続けないことを、私は心から願っていますし、夫も同じように願っていると思います

 この言葉で締めくくり、またも涙ぐんだ雅子さん。その時、傍聴席から拍手が起きた一人、また一人と数人が呼応した。数秒して拍手が収まると裁判長が静かに告げた。

「静粛に願います」

 そこで雅子さんの胸に去来したのは……。

超うれしいです夫への拍手でもあるし、心から応援してくれているんだと、温かい気持ちになりました

 実は前の晩から歯が痛くなって体調は万全ではなかったのだ。それを補って余りある、すてきな拍手だった
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●斎藤貴男さん【ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…腐った構造】《腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ…》

2019年12月18日 00時00分59秒 | Weblog

[※ 《望月衣塑子のジャーナリスト精神に迫る》…森達也監督『-新聞記者ドキュメント-』(https://i-shimbunkisha.jp/)↑]



日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…腐った構造】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265995)。

 《腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ、発酵を重ねて、ついには汚物そのものになり果てた。カネのためなら誰も彼もが魂までも売り飛ばす。日本は汚物である》。

   『●《オーストラリア各紙は黒塗り紙面で「政府があなたから真実を
       遠ざけるとき、何を隠しているのか?」と読者に問い掛けた》
   『●新聞労連・南彰中央執行委員長による声明【オープンな
     首相記者会見を求める】…「質問をする機会はすべての取材者に…」

 ジャパンライフの広告塔として、岸井成格さんや後藤謙次氏のお名前まであり、正直言って内心、衝撃的だった。

   『●東京電力核発電人災下の福島でも荒稼ぎしたゲス・ヒトデナシな
               詐欺師・ジャパンライフの片棒を担ぐ議員達
    「リテラの記事【警視庁が捜査開始「ジャパンライフ」と安倍政権の
     ただならぬ関係! 首相の最側近やメシ友記者が広告塔で7千人の
     被害】」
    《ただ、このジャパンンライフの広告塔になっていたのは、
     安倍首相の“メシ友”だけではない。元読売新聞社東京本社
     編集局長の浅海保氏、元朝日新聞政治部長の橘優氏、毎日新聞社の
     亡くなった岸井成格・特別編集委員と倉重篤郎・専門編集委員、
     『報道ステーション』(テレビ朝日)コメンテーターでもある
     後藤謙次・元共同通信社編集局長らまでが名前を連ねていた。
     ようするに、政治部トップ経験者が勢ぞろいしていたのだ》

 《マスコミでは、テレビ朝日…元朝日政治部…こういう背景も、追及が甘くなる原因なのか》?

 《京都府警本部長などを歴任した相川孝を社長に招聘。…元警視総監の下稲葉耕吉が自民党公認で参院選に出馬した際にも、組織を挙げた応援で恩を売った》…決して司法が動かない訳だ。

   『●金子勝さん「安倍さん関連は検察も警察も一切動かない」
     「まるで犯罪者集団。泥棒だらけ」「来年は泥棒しませ~ん」

 《お中元リストには…公明党の山口那津男代表の名も…》。《福田赳夫中曽根康弘石原慎太郎平沼赳夫、加藤卓二、羽生田進、森喜朗、中尾栄一、亀井静香山口敏夫……。マルチのアガリを食った政治屋どもの名前だ。社会党の山口鶴男や社民連の阿部昭吾とも近かった》。

 斎藤貴男さんの仰る通りだ。【ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…腐った構造】…《腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ、発酵を重ねて、ついには汚物そのものになり果てたカネのためなら誰も彼もが魂までも売り飛ばす日本は汚物である》。

 デモクラシータイムス、司会は鈴木耕さん【【国会女子会 No9】桜疑惑と安倍さんの弁明の嘘っぱち 田村智子 森ゆう子 福島瑞穂 20191209】(https://www.youtube.com/watch?v=HKwu5qfZw-g)で、《あの「桜を見る会疑惑」の火付け役・田村智子さんがさらにひどい安倍政権のデタラメぶりを暴きます》。


【国会女子会 No9】
 (https://www.youtube.com/watch?v=HKwu5qfZw-g

   『●アベ様お得意の《政治の私物化》の極致…《「桜を見る会」…
            公的イベントを支援者接待と政治資金集めに利用》
   『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏といった
          安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》
   『●「桜を見る会」税金による支持者接待および「前夜祭」
     政治資金パーティー…公職選挙法違反および政治資金規正法違反
   『●アベ様お得意の《政治の私物化》の極致…《「桜を見る会」…
            公的イベントを支援者接待と政治資金集めに利用》
   『●「桜を見る会」税金接待…《稲田氏や萩生田氏、世耕氏といった
           安倍首相の側近議員たちも…招待し、もてなしていた》
   『●「桜を見る会」税金による支持者接待および「前夜祭」
      政治資金パーティー…公職選挙法違反および政治資金規正法違反
   『●「中止」で幕引き、火消しを図る気、満々…アベ様は
     《ひいては集票が期待できる》ので「桜を見る会」と前夜祭を利活用
   『●《ひいては集票が期待できる》の3乗で《公金による買収》
       …《幕引きは許されない。疑惑解明の始まりにすぎない》
   『●金子勝さん「安倍さん関連は検察も警察も一切動かない」
     「まるで犯罪者集団。泥棒だらけ」「来年は泥棒しませ~ん」
   『●トドメのサクラ…《菅原一秀…河井克行…公職選挙法違反容疑
       …萩生田光一…「身の丈…」…河野太郎…「私は雨男」…》

   『●《在職最長2886日》だってさ! メディアコントロール・
     超監視社会を含め負のレガシー山積という醜悪な長期独裁政権
   『●名門ホテルの誰か…見積書・明細書・領収書をリークして!
     アベ様に地獄に引きずり込まれ、トドメのサクラを刺される前に
   『●トドメのサクラ…「私人」にオトモダチ招待「枠」?
     《政府は「首相夫人は公人ではなく私人」とする答弁書を閣議決定》
   『●アベ様は、ジャパンライフの元会長らのどこら辺を《各界において
           功績・功労のあった方々》と見たのか? ぜひ説明を!
   『●ジャパンライフへの《あからさまな調査潰し》《政治圧力で
      立入検査》潰し…《政治家案件》と認識した上での判断!?
   『●《名簿の保存期間は「一年未満」だというが、その根拠を
       問われると、十月末に改定された規則だという。はあ?》
   『●アベ様に自覚無し…《ジャパンライフ…最後の荒稼ぎをやろう
           としたときに手を貸したのが、この総理の招待状》
   『●アベ様とジャパンライフ山口隆祥氏は《1984年に、当時
      外相だった父・晋太郎氏…を通じて、接点を持った可能性》
   『●アベ様やウルトラ差別主義者らは政治資金パーティーによる
       《荒稼ぎ》…一方、《やはりなかった「前夜祭」の記述》
   『●《桜を見る会は、事実上の有権者買収》…公職選挙法・
     政治資金規正法・財政法を無視して国会議員で居続けるデタラメ
    「《公明党の山口那津男代表の名も…》…やっぱりね。
     日刊ゲンダイの記事【安倍政権中枢総ぐるみ ジャパンライフ
     汚染議員30人の名前】…《お中元リストには、安倍首相や
     菅官房長官、麻生財務相のほか、甘利税調会長、世耕参院幹事長、
     稲田幹事長代行ら“アベ友”の名前がズラリ政権中枢は総汚染だ
     公明党の山口那津男代表の名もあり、元会長がいかに幅広く
     政界人脈を築き上げていたかがうかがい知れる》」

=====================================================
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265995

斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。

二極化・格差社会の真相
ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…腐った構造
2019/12/11 06:00

     (スポーツ庁は“優良企業”と(ジャパンライフ
      山口隆祥元会長=右)/(C)日刊ゲンダイ)

 国会が終わった。「桜を見る会」の問題も幕引きだと訳知り顔の講釈が幅を利かせる中で、それなりにまっとうなメディアは、マルチ商法「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長(77)が招待されていた問題に焦点を当てた報道を試みている。

 同社はたとえば2016年11月、パラリンピック選手の雇用に積極的な“優良企業”として、スポーツ庁のヒアリングに招かれていたという。マルチに政府が“お墨付き”を与えた格好だった。もちろん実態は悪質だから、翌17年には消費者庁が4度にわたる業務停止命令を出すことにもなるのだが、これとて当局は早くから被害の状況を承知していながら、あえて対応を遅らせていた可能性が高いのだとか。

 政治家では安倍氏のほか、加藤勝信厚労相や下村博文元文科相との関係が深い。いかにもアベ政権らしい腐臭で息が詰まりそうだ

 山口の悪徳商法界デビューは、遠く1970年代のこと。米国から上陸してきた「APOジャパン」「ホリディマジック」などとともに、彼の創設した日本発のマルチ「ジェッカーチェーン」が社会問題化。詐欺罪で告訴もされたが、同時期に設立した「ジャパンライフ」に足場を移して“マルチの帝王”なる異名をほしいままにしていく。

 私は「プレジデント」の編集者だった1985~86年ごろ、彼らの世界に関心を抱いた。詐欺師が政治と結託するのは世の常にせよ、山口氏と自民党のつながりは当時から他を圧していたことを、今も鮮明に覚えている。

 福田赳夫中曽根康弘石原慎太郎平沼赳夫、加藤卓二、羽生田進、森喜朗、中尾栄一、亀井静香山口敏夫……。マルチのアガリを食った政治屋どもの名前だ。社会党の山口鶴男や社民連の阿部昭吾とも近かった。

 一方では、京都府警本部長などを歴任した相川孝を社長に招聘。警察を自家薬籠中のものとして、元警視総監の下稲葉耕吉が自民党公認で参院選に出馬した際にも、組織を挙げた応援で恩を売った

 マスコミでは、テレビ朝日の三浦甲子二専務(故人、元朝日新聞政治部)との関係が有名だった。最近、やはり元朝日政治部の橘優が顧問に就任していた事実も明らかになったが、こういう背景も、追及が甘くなる原因なのか

  腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ、発酵を重ねて、ついには汚物そのものになり果てたカネのためなら誰も彼もが魂までも売り飛ばす日本は汚物である
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●青木理さん『日本会議の正体』…「民主主義体制を死滅に追い込みかねない悪性ウィルスのようなもの」

2016年09月25日 00時00分07秒 | Weblog


asahi.comの書評「ベストセラー解読」【日本会議の正体 [著] 青木理/[文] 永江朗】(http://book.asahi.com/reviews/column/2016081600001.html?iref=comtop_list_cul_b01)。

 《日本会議は右派団体で、安倍政権に強い影響を与えている。閣僚にも関係者は多い。彼らの歴史や思想、運動方法、そして今後について、ジャーナリストが調査し、取材して書いたのが本書である。「戦後日本の民主主義体制を死滅に追い込みかねない悪性ウィルスのようなもの」と青木はいう》

 平凡社のWeb頁によると(http://www.heibonsha.co.jp/book/b226838.html)、《安倍政権とも密接な関係をもち、憲法改正などを掲げて政治運動を展開する、日本最大の草の根右派組織「日本会議」。虚実入り混じって伝えられる、その正体とは。関係者の証言を軸に、その成り立ちと足跡、活動の現状、今後の行方を余すことなく描く。 反骨のジャーナリストがその実像を炙り出す、決定版ルポルタージュ》。
 目次はコチラ(http://www.heibonsha.co.jp/book/b226838.html)…「プロローグ」「第1章 日本会議の現在」「第2章 “もうひとつの学生運動”と生長の家──源流」「第3章 くすぶる戦前への回帰願望──日本会議と神道」「第4章 “草の根運動”の軌跡」「第5章 安倍政権との共振、その実相」「あとがき」「参考文献・資料一覧」「関連年表」。この目次には「節」まで詳しく書いてありますので、ストーリーがかなり分かります。


【↑(http://www.heibonsha.co.jp//images/book/226838.jpg
  すいません、コピペさせてもらいました】


 この強烈な「悪政」悪性ウィルスは「壊憲内閣」を確実に蝕み、与野党問わずニッポンの政治のDNAの中に潜んでいたものが、細胞内で無数のコピーを造り出し、親細胞を食い破り、ニッポン中に無数のウィルス粒子が放出されている。

 前田朗さんのブログにも書評が出ていますので、是非、全文を読んでみてほしいです。その【日本会議の正体に迫る/青木理日本会議の正体』(平凡社新書)】(http://maeda-akira.blogspot.jp/2016/08/blog-post_21.html)によると、《右派政界の次期エース》稲田朋美防衛相らのように青木さんのインタビューを受けた方々の一方で、《「あとがき」には、日本会議事務局長の椛島有三からも断られたが、明治神宮会館の「奉祝行事」の際に椛島を見つけて、再び取材を申し入れたが、「最後の最後まで椛島氏は口を開かなかった。応諾の言葉も、拒否の言葉も、あいさつの言葉すらもまったく発しなかった。一言も、である。私たちとあいさつを交わすことすら拒絶する――そんな強固な意思を示しているかのようだった」という》。また、《青木も述べているが、取材を受けるも拒否するも自由である。だが、日本会議という巨大組織で、現実政治に圧倒的に強い影響を与え、安倍政権を動かしているとさえいわれ、憲法改正を呼号している団体事務局長の行動としては異様というしかない。ここに日本会議の決定的に重要な特徴がある》と指摘されています。


   『●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます
    「《安倍首相が、多くの犯罪を犯したカルト教団「統一協会
     ファシスト団体「日本会議と密接な関係にあることは周知の
     通り……もう一つ、安倍首相には表に出してもらいたくない関係が
     あります。先日、組織のトップが殺人の関与で逮捕された
     九州最大のヤクザ「工藤会」密接な関係》……。
     「とある暴力集団」との関係でさえウンザリなのに、「闇社会」との
     関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます
     ますます国際社会の印象が悪くなる一方です」

   『●アベ様のオツムの中身のネタ元:
      「憲法改正、愛国心教育、自虐的歴史教育是正、戦後レジーム脱却」

     「政界には日本会議を支持する「日本会議国会議員懇談会
      (日本会議議連)」があるが、そこには安倍政権の主要メンバーが
      ズラリ
なのだ。特別顧問は安倍首相と麻生財務相で、会長は
      次世代の党の平沼代表。石破地方創生相が相談役を務め、
      副会長には官房長官、下村文科相高市総務相が並ぶ」

   『●「統一協会、暴力団、日本会議に
      神道議員連盟・・・どうするの」?、とアベ様をヤジり返してみては?


   『●「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」:
         「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むもの

    《「統一地方選の議会議員選挙には、日本最大の右派組織とされる
     「日本会議」の地方議員連盟メンバーが多く出馬する》
      一方、「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むもの・・・・・・
    「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」。これは、「憲法改正
     愛国心教育自虐的歴史教育是正戦後レジーム脱却……
     といったアベ様のオツムの中身のネタ元。「右翼」「保守」というのも
     随分と落ちぶれたものです。」

   『●「戦後70年 統一地方選/その無関心が戦争を招く」
            『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号)
    《佐高信の新・政経外科第31回/「日本会議」ならぬ「日本だけ会議」】、
     「石原慎太郎たちが指を切って血判を捺し、青嵐会を作った時はキワモノ
     扱いされましたが、安倍内閣は8割以上が…「日本会議国会議員懇談会
     (平沼赳夫会長)のメンバーだとか。…特徴は日本だけがすばらしいとする、
     きわめて狭いナショナリズムにあり、つまりは「日本だけ会議」》

   『●「“帰れ”や“戦争屋”の叫びが投げかけられ」る
       世界でも稀有な王様・アベ様 ~壊憲を食い止める~
    《「ヌーベル・オプセルバトゥール」の論調は強烈だ。
      先月21日号で「安倍晋三の隠された顔」という特集記事を掲載。
     4ページにわたって〈閣僚の4分の3が、歴史修正主義で権威主義の
     極右団体、「日本会議」に属している
〉と指摘。
      日本会議の夢は〈個人に天皇への全面服従を押し付けた
     1890年代の帝国時代の法にできるだけ早く近づくこと〉と分析した上で、
     〈大多数の国民は日本会議の思想に反対でも、アベノミクスに
     気をとられていて、安倍首相と日本会議の思惑通りに事が運ぶ可能性は
     十分ある〉と危惧していた。
      これだけ世界に危ぶまれる首相のままでいいのか
     日本国民もよくよく考えるべきだ

   『●大水害被害者は癒えず……そんな時に
      極右ネットテレビに出演して御自身が「癒される」アベ様の神経とは?
    《司会を務めたのは、今年86日の原爆投下日にわざわざ広島で
     「反核平和70年の失敗」(主催は日本会議広島)というイベントに講師として
     登壇した極右の女神櫻井よしこ。ゲストは日本会議の会長・田久保忠衛という、
     安倍首相にとっては最高の布陣。……この人は、どうやらほんとうに自分を
     持ち上げてくれるメディアにしか出ないと本気で決めたらしい

   『●宜野湾市長選: 直近の沖縄主要選挙で5連敗目をアベ様に
    《もっとも、それ以前にこんな人物を再選したら、宜野湾市民は
     常識を疑われることになりそうだ…日本最大の右翼組織
     「日本会議」の中地昌平・沖縄県本部会長が開会宣言し、
     宮崎政久衆院議員といった面々が「日本人の誇り」について
     熱弁を奮う》
    「番犬様に好き勝手やっていただくことが「日本人の誇り」? 
     中高生を「青田買い」…、それに続いて、宜野湾市では園児を「洗脳」

   『●「沖縄には明らかにおかしな新聞がある。
      本当に潰れた方がいい」…自民党には「ロクなヤツがいない」
    「アベ様の内心を体現していて、「メディアの言論の自由に対する挑戦」です。
     『琉球新報』『沖縄タイムス』以外で、《改憲積極派》《(相も変らぬ)
     押し付けられた憲法》論者・《安倍政権を支える日本最大の右翼組織
     「日本会議」の地方議員連盟幹事長代行》の小島健一神奈川県議は
     「おかし」くはない報道機関としてどこを挙げるの?」

   『●「人殺し」に行くのはアナタ、「自分は“お国のために  
          死ぬのはゴメンだ”と」言うヒトを支持する人って?
    《参院選勝利で日本会議会長が「我々は軍隊をつくる」と宣言!
     安倍首相からは既に「日本人も血を流す国にする」との答え》

   『●「あとの祭り」: 「自民党きっての極右議員」
      「極右思想」大臣…こんな防衛相が誕生しちゃいました
    《実際、稲田氏は、日本会議関連の講演会にも登壇。
     …そういう意味でも稲田氏の考えは、日本会議の思想と極めて親和性が高い
     といえる。
      現に、先月発売された『日本会議の正体』(平凡社新書)では、著者である
     ジャーナリスト・青木理氏のインタビューに稲田氏が応じ…。
     稲田氏は日本会議的な草の根運動に近いかたちで極右思想を培ってきた
     “本気”の人物であることはたしかだ》
    《ネット右翼と同様、稲田氏は、産経メディアで学んだ歴史修正主義や
     日本会議的な復古主義を身につけると同時に排外主義を振りかざす
     ヘイト団体とも距離を縮めてきた

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http://book.asahi.com/reviews/column/2016081600001.html?iref=comtop_list_cul_b01

ベストセラー解読(週刊朝日)
日本会議の正体  [著] 青木理
[文] 永江朗  [掲載]2016年08月08日

     (表紙画像 著者:青木理  出版社:平凡社 価格:¥ 864)


安倍政権に強い影響

 なんで日本は急に右旋回しちゃったんだろう……唖然、呆然、慄然とする。ネットのせいなのか、民主党政権がスカだったからか。

 青木理日本会議の正体』を読むと、こうなった背景が理解できる。

 日本会議は右派団体で、安倍政権に強い影響を与えている閣僚にも関係者は多い。彼らの歴史や思想、運動方法、そして今後について、ジャーナリストが調査し、取材して書いたのが本書である。

 「戦後日本の民主主義体制を死滅に追い込みかねない悪性ウィルスのようなもの」と青木はいう。

 日本会議はふたつの流れが合流したもので、ひとつ新興宗教の「生長の家」に関係した人びと。もうひとつ靖国神社を頂点とする国家神道の復活を望む人びと。国家神道は「村の鎮守の神様」とは違って明治以降につくられたイデオロギーだから、これも新興宗教といえる。

 そういえば公明党と関係の深い創価学会新興宗教だ。安倍政権は新興宗教に支えられた政権だったのだなあ。

 日本会議の結成は1997年だが、源流は半世紀前の右派学生運動にある。彼らは地道に組織を広げ、影響力を強め、地方議会を動かし、国会に議員を送り、右派文化人を動かしてきた。元号法制化運動などの成功体験によって自信を深め、ついには内閣を牛耳るとまでいわれるようになったのだ。

日本会議 戦前回帰への情念』(山崎雅弘著、集英社新書)や『日本会議の研究(菅野完著、扶桑社新書)も併せて読むと、彼らがよくわかる。

 気をつけよう、勇ましいことばと日本会議
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●「あとの祭り」: 「自民党きっての極右議員」「極右思想」大臣…こんな防衛相が誕生しちゃいました

2016年08月11日 00時00分12秒 | Weblog


LITERA 本と雑誌の知を再発見』(http://lite-ra.com/)の編集部による記事【防衛相に抜擢された稲田朋美の軍国主義丸出し発言集!「祖国のために命を捧げろ」「後に続くと靖国に誓え」】(http://lite-ra.com/2016/08/post-2466.html)。

 《小池百合子の都知事就任につづいて、悪夢のような人事が決定…自民党きっての極右議員。しかも、“命を捨てて国を守れと繰り返し口にしてきた人物だ》

   『●争点は「壊憲」: 「ト」な自民党改憲草案は
       「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」
    《先週、連続的に行われた党首討論では、安倍首相による総裁選の
     “憲法改正争点隠しの言い訳が醜いことになっていたが、今度は
     安倍首相の“腹心”である稲田朋美政調会長がテレビで大ウソをついた》

 「(違憲な壊憲への)未来チャレンジ内閣・「壊憲内閣」・「戦前回帰内閣」の目玉・稲田朋美防衛相。崩れっぱなしのニッポン。「自民党きっての極右議員」・「歴史修正主義者」・極右思想」大臣が誕生しました。しかも、ヘイトクライム団体ネオナチ団体とも関係し、アベ様に擦り寄る司法からさえも、《政治方針がヘイト勢力に支持…ヘイト極右勢力との親和性が非常に高い》ことが認定される始末。プレアベ様政権では、考えられない事態です。この国の政治は壊れっぱなし。あ~最悪な「あとの祭り」。
 「アベ様や麻生太郎氏がニッポンの総理というのも相当なものですが、稲田氏は、アベ様一押しの「次期総理」「未来の総理」だそうです。あ~、カンベンシテクダサイオネガイデスカラ…」。
 まずは、辺野古や高江で起きそうなことを想像すると、恐ろしい…。

   『●『ふたたび、時事ネタ』読了
    「「米下院も敵に回した意見広告の墓穴の掘り方」(pp.55-58)。
     「火に油を注いだ」意見広告。「・・・事実のねじ曲げ方以上に
     「墓穴の掘り方」「火事の広げ方」を学ばせて頂く格好の
     教材といえる」。ここら辺の発想や表現の仕方だたまらない。
     広告主には、愛知和夫・稲田朋美・河村たかし・西村眞悟・
     平沼赳夫氏らが」

   『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、
               そして自民党も同じ穴のムジナ

    《「安倍内閣には極右的な思想の閣僚が多い。昨年11月に米国の
     新聞に掲載された慰安婦問題を否定する意見広告には、
     安倍首相はじめ、稲田行革相、下村文科相、新藤総務相、
     古屋国家公安委員長の4閣僚が名を連ねています
     この意見広告は『彼女たちは当時世界中のどこにでもある
     公娼制度の下で働いていた』などと主張するもの。
     この大臣たちの歴史認識について、国会で追及することも
     考えています」(民主党関係者)》

   『●原発推進: 国民が見えているとは思えない政権
    《また、行政改革相に就いた稲田朋美氏は「南京大虐殺」を否定し、
     東京裁判を「不法無効な裁判」と批判してきた。河野談話や
     村山談話の見直しは「戦後レジームからの脱却」を
     唱える安倍氏の持論だ》

   『●「恥」の三重塗り: 高市早苗氏・稲田朋美氏の
      「ネオナチ」写真問題・「在特会」機関紙執筆問題

    《自民党の高市総務大臣と自民党の稲田政調会長が
     寄稿していた雑誌『激論』(オークラ出版)が、在特会
     事実上の機関紙だったことが判明・・・・・・二人は
     「在特会だったとは知らなかった」と主張しています。
     それは嘘であることが判ります》
    《ネオナチ写真きっかけとなった高市・稲田議員ら寄稿の『撃論』
     在特会御用達雑誌だったことが判明

   『●日本社会は歪んでる: ネオナチやヘイトスピーチ集団に
                「信奉」される議員が取り巻くアベ様
    《日本警察トップの国家公安委員長が犯罪常習者と一緒の写真が
     公開されていたとは脇が甘すぎる
       政治家は行く先々で記念撮影を依頼される。いちいち一緒に
     納まる相手の身分を確認していられない事情は分かるが、
     なぜ山谷氏は在特会に好まれ、引きつけたのか
     ナチス信奉者とツーショット写真を撮った高市大臣、
     稲田政調会長も同様に、その要因こそを問題視すべきで、
     皆「知らなかった」では済まされない
       山谷氏と在特会の思想はある問題を巡って一致している》

   『●自公議員や、『産経』や『読売』、『文春』、『新潮』は 
          『朝日』叩きに熱狂する資格があるのか?
    「そして、政治家はどうでしょうか? 《メディア(新聞や週刊誌、
     テレビ報道など)やネットで朝日新聞への批判、非難が
     渦巻いており、自民党の石破茂元幹事長は、朝日新聞
     慰安婦検証報道について国会での検証を示唆し、
     評論家の桜井よしこ氏は「潰すべき本丸は河野談話」と述べ、
     稲田朋美自民党政調会長も河野談話の見直しに言及しました。
     政治権力による慰安婦問題の否認と報道への介入
     強まろうとしています》・・・・・・。マスコミまで便乗した、
     全く恐ろしい、そして狂った国・社会です」

   『●『朝日』の「誤報」よりも、誰が国際社会の印象を落としているでしょうか?
    《タイミングがいいのか悪いのか、25日、山谷えり子大臣が東京の
     外国人記者クラブで記者会見を行う。外国人記者は、山谷大臣と
     在特会との関係を徹底的に問いただすつもりです。安倍首相の
     国連でのスピーチは、その後に行われる。山谷大臣の会見次第では、
     安倍首相は袋叩きに遭う。それでなくても、高市早苗総務相と
     稲田朋美政調会長がネオナチ団体と仲良くシツーョット写真
     撮るなど、欧米諸国は安倍政権を危険な極右政権と見ている
     とても“常任理事国”入りなんて状況じゃないですよ》

   『●高市早苗氏が書籍『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文: 
                      20年前に既にその萌芽が
   『●「洗い出」すべき自民党議員は小渕氏のみ?  
       「闇社会」「ネオナチ」・・・についても「洗い出」しを!
   『●大水害被害者は癒えず……そんな時に 
     極右ネットテレビに出演して御自身が「癒される」アベ様の神経とは?
    《それはコンテンツを見れば一目瞭然。シリーズで行っている企画は
     「この憲法でいいのか!?」「中国に立ち向かう覚悟」
     「事実と歴史を歪めた朝日新聞」「原発と日本再生」
     番組ゲストも百田尚樹に竹田恒泰、金美齢、青山繁晴など
     ネトウヨ支持率の高い論客揃いで、政治家も「ヒゲ」こと佐藤正久
     高市早苗稲田朋美萩生田光一など安倍チルドレンが多数出演。
     ちなみに、安倍首相の生出演が終わったあとに始まったのは、
     「WiLL」(ワック)編集長・花田紀凱による
     「WiLL場外論戦 花田編集長の右向け右!」。
     …どうしてこんな極右しか見ないであろう番組に出ることが、
     国民に広く説明する」ことになるのか

   『●「フザケたネーミング……「1億総活躍社会」」: 
        市民が「活躍」させられるのは「戦場」「人殺し」
    《しかし、稲田政調会長は東京裁判について
     「判決理由に書かれた歴史認識はずさんだ」と見直しを
     主張しているウルトラ右翼だ。そんな人物が「1億総活躍」担当
     だとすると、とりわけ年配の人たちはイヤ~な言葉を思い出して
     しまうのではないか。「1億総玉砕」である。先の大戦で、
     敗戦濃厚の旧日本軍が国民に“道連れ”を呼びかけたスローガンだ》

   『●アベ様に白紙委任を勘違いさせてはいけない: 
      「A君が毎日、一人で掃除当番をする」という案が過半数に…
    「■心ある大阪の皆さん、お気の毒。哀しい二択、大阪「ト」知事派か
       自民「ト」派か。「罰ゲーム」との声あり。稲田朋美氏降臨…
       ヘイトクライム 団体シンパがねぇ~
       (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/57741322ad2096ed1361fbd0e884b59b)…」

   『●アベ様から「慰労」してもらえる間柄の
    元大阪「ト」知事・弁護士橋下徹氏がアベ様との「連携」を確認

    《選挙目当ての愚策への合意を与党内で押し切ったのは、
     2人の子を持つ母でもある稲田朋美政調会長》
     (【子育て給付金廃止を押し切り 稲田政調会長は官邸のパシリ
     (http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172070))》

   『●日弁連、お前もか…!?、と思ったら…デマだそうです!
    《稲田朋美政調会長は党内きっての
     「右翼議員」(C)日刊ゲンダイ)》
    《稲田氏といえば、党内きっての「右翼議員」と目される人物。
     憲法違反である安保法の旗振り役も担った


   『●稲田朋美氏敗訴: 大阪地裁認定
     《政治方針がヘイト勢力に支持…ヘイト極右勢力との親和性が非常に高い》
    「アベ様や麻生太郎氏がニッポンの総理というのも相当なものですが、
     稲田氏は、アベ様一押しの「次期総理」「未来の総理」だそうです。
     あ~、カンベンシテクダサイ、オネガイデスカラ…」

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http://lite-ra.com/2016/08/post-2466.html

防衛相に抜擢された稲田朋美の軍国主義丸出し発言集!「祖国のために命を捧げろ」「後に続くと靖国に誓え」
安倍内閣 編集部 2016.08.02

     (稲田朋美公式サイトより)

 小池百合子の都知事就任につづいて、悪夢のような人事が決定した。明日3日に行われる内閣改造で、稲田朋美・現自民党政調会長の防衛相起用が確実となった件だ。

 稲田氏といえば、本サイトでも繰り返しお伝えしているように、自民党きっての極右議員。しかも、“命を捨てて国を守れと繰り返し口にしてきた人物だ。

   「国民の一人ひとり、みなさん方一人ひとりが、自分の国は自分で守る。
    そして自分の国を守るためには、血を流す覚悟をしなければ
    ならないのです!」(講演会での発言)
   「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、
    『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないと
    いけないんです」(「WiLL」2006年9月号/ワック)
   「祖国のために命を捧げても、尊敬も感謝もされない国に
    モラルもないし、安全保障もあるわけがない。そんな国を
    これから誰が命を懸けて守るんですか」
    (「致知」2012年7月号/致知出版社)

 また、稲田氏は06年9月4日付の産経新聞で、『国家の品格』(新潮新書)で知られる藤原正彦氏の「真のエリートが1万人いれば日本は救われる」という主張に同意を示しながら、こんなことを訴えている。

   〈真のエリートの条件は2つあって、ひとつは芸術や文学など
    幅広い教養を身に付けて大局観で物事を判断することができる。
    もうひとつは、いざというときに祖国のために命をささげる覚悟が
    あることと言っている。そういう真のエリートを育てる教育を
    しなければならない〉

 靖国に行って人殺しの戦争に参加することを誓うべきと語り、さらに国のために命を捧げるのが「真のエリート」だと言い切る──。こんな考えの持ち主が防衛相として自衛隊を統督すれば、隊員に徒死させることも厭わないだろう。

 まさに、いちばん防衛省のトップにさせてはいけない危険人物がその座に就くことになったわけだが、稲田氏が恐ろしいのは“徴兵にも前のめりである点だ。

 たとえば、稲田氏は「正論」(産経新聞社)2011年3月号で元空将の佐藤守氏と対談しているのだが、そのなかで佐藤氏が「日本独自の核保有を、単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべき」と主張。すると稲田氏は徴兵制にも高い関心を示し、佐藤氏が現状では必要ないと言っているにもかかわらず、こう重ねたのだ。

   「教育体験のような形で、若者全員に一度は自衛隊に
    触れてもらう制度はどうですか」

   「「草食系」といわれる今の男子たちも背筋がビシッ
    とするかもしれませんね」

 教育体験として自衛隊に入隊させる制度などというのは、徴兵のための第一歩というべきもの。しかも、昨年も「女性自身」(光文社)15年11月10日号のインタビューでこう述べている。

   「でも、たとえば自衛隊に一時期、体験入学するとか、農業とか、
    そういう体験をすることはすごく重要だと思います」
   「(自衛隊体験入学は)まあ、男子も女子もですね」

 現在、防衛省は安保法制の影響で自衛隊への応募数が減少していることから、入隊を前提にした奨学金制度を検討するなど「経済的徴兵制」に本格的に乗り出そうとしている。そんななか、一貫して「自衛隊体験入学制度」を主張してきた稲田氏がトップに立てば、さらに“隠れ徴兵制の流れが強化・加速することは間違いない。

 しかも、憲法改正については、稲田氏は安倍首相以上に危険な発言を繰り返してきた。たとえば、現行憲法を〈どこの世界に自国を自分で守らないと宣言する国があるでしょうか〉と批判し、〈前文で書かれるべきは、日本という国が神話の時代から連綿と連なる歴史を保持し、四海に囲まれた自然豊かな風土を持つ日本が、どのような国を目指すべきなのかという理想が語られるべきです〉(渡部昇一監修『中国が攻めてくる!日本は憲法で滅ぶ』総和社)と述べている。これは、改憲をめざす極右団体日本会議」が、〈前文には、建国以来2千年の歴史をもつ、我が国の美しい伝統・文化を謳いあげましょう〉(憲法啓発チラシより)と訴えていることと一致する主張だ。

 実際、稲田氏は、日本会議関連の講演会にも登壇。さらには、両親とも宗教団体「生長の家」の創始者・谷口雅春氏の思想の影響を受けていると講演で語っている。本サイトでも既報の通り、日本会議は元・生長の家信者が中心を担っており、そういう意味でも稲田氏の考えは、日本会議の思想と極めて親和性が高いといえる。

 現に、先月発売された『日本会議の正体』(平凡社新書)では、著者であるジャーナリスト・青木理氏のインタビューに稲田氏が応じ、「私は生長の家の信者ではありません」と話す一方で、「谷口雅春さんが書いた『生命の実相』の〈生活編〉にある〈背水の陣を布け〉という文章にすごく感動して、司法試験を受ける時などにコピーして持っていったほどだったんです」と語っている。

 さらに、稲田氏は「結果的に安倍総理の思想信条と、日本会議が進めようと訴えられている政策と、一致しているところが多いとは思います」と明言。青木氏が稲田氏のことを「日本会議が相当期待している存在ですね」と尋ねると、このように述べている。

   「期待されているかは分かりませんが、そういう意味では
    (政策などの)方向性は一緒だと(日本会議側には)
    思われているでしょう」

 青木氏はこうした稲田氏の発言を〈党の政策を立案する政調会長という立場上、必死でオブラートに包んだ物言いに終始したのも間違いない〉と記している。しかし、そのように“本音”を隠しても、稲田氏は日本会議的な草の根運動に近いかたちで極右思想を培ってきた“本気”の人物であることはたしかだ。

 前述したように谷口雅春氏に影響を受けていたという稲田氏の実父は、現在、日本最大級の極右活動団体「頑張れ日本!全国行動委員会」の京都府支部相談役を務めているが、稲田氏は過去に自身の“目覚め”について、こう語っている。

   「(子育て中に)東京裁判に関する文献を読んだり、主人の取っていた
    『産経新聞』や雑誌『正論』に目を通していくうち、
    東京裁判が裁判と呼ぶに値しないことがはっきりしてきて、
    愕然としたんですね」

 そして稲田氏は、「正論」の読者欄に投稿したり、「新しい歴史教科書をつくる会」の創設者・藤岡信勝氏が主宰する歴史修正主義団体「自由主義史観研究会」に入会するように。それがきっかけで「百人斬り裁判」に参加することとなった稲田氏は、自民党の若手議員の会で講師を務めたところ、安倍晋三本人から「次の選挙があったら出てもらったらどうだろうか」と声がかかった。ちなみにこのとき稲田氏は、出馬するべきかどうかを、日本会議の現副会長である小堀桂一郎氏に相談したという。

 本人も「私は産経新聞がなかったらたぶん政治家になっていなかった」と断言しているように、「ネットde真実」ならぬ「産経メディアde真実」というネット右翼と変わらない出発点から、あれよあれよと将来の首相候補まで登り詰めた稲田氏。だが、ネット右翼と同様、稲田氏は、産経メディアで学んだ歴史修正主義や日本会議的な復古主義を身につけると同時に排外主義を振りかざすヘイト団体とも距離を縮めてきた

 事実、今年3月11日にヘイト市民団体在特会」(在日特権を許さない市民の会)と稲田氏の“蜜月”を報じた「サンデー毎日」(毎日新聞出版)を名誉毀損で訴えた裁判で、稲田氏側が全面敗訴司法にヘイト勢力との親密ぶりを「真実」と認定されたばかりだ。

 この敗訴の問題ひとつ取っても大臣としての資質自体に疑問があるが、しかし、こうした極右思想と実行力の持ち主だからこそ、安倍首相は稲田氏を政治家に引っ張り上げ、自分のあとを担う首相候補として目をかけ、可愛がりつづけているのだ。つまり、稲田氏の防衛相起用は今後、集団的自衛権行使に踏み切って中国や北朝鮮と軍事的に対峙し、中東で戦闘行為に参加したいという安倍首相の狙いがあるのだろう。

 だが、繰り返すが、「祖国のために命を捧げろ」などと公言する稲田氏が防衛相に就くことは、まさに戦前回帰以外の何物でもない極右の防衛大臣という恐怖の人事を生み出してしまった安倍政権は、一体どこまで暴走しつづけていくのだろうか

(編集部)
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●稲田朋美氏敗訴: 大阪地裁認定《政治方針がヘイト勢力に支持…ヘイト極右勢力との親和性が非常に高い》

2016年03月20日 00時00分03秒 | Weblog


LITERA 本と雑誌の知を再発見』(http://lite-ra.com/)の記事【稲田朋美政調会長とヘイト団体・在特会の“親密な関係”を裁判所が事実認定! スラップ訴訟による報道圧力を許すな】(http://lite-ra.com/2016/03/post-2065.html)。

 《「サンデー毎日」(毎日新聞社)が2014年10月5日号に掲載した「安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」という記事…しかし、先週3月11日、大阪地裁で下された判決は原告・稲田氏側の全面敗訴》。

 あの稲田朋美氏敗訴…取りあえず、現時点で、大阪地裁が、稲田氏について《政治方針がヘイト勢力に支持ヘイト極右勢力との親和性が非常に高い》ことを認定しました。しかも、《スラップ訴訟としか言いようがない。完全なる報道圧力だ》。弁護士でありながら、しかも、国会議員がSLAPPSLAPP)(もどき?)とは呆れます。地裁ではまっとうな判決が出ました。上位審でも、逆転判決となったりしないようにしてもらいたいもの。
 いつも思うんですが……、もちろんすごく真っ当な政治家(小池晃さん、福島瑞穂福島みずほ)さん、森ゆう子森裕子)さんら)が多いのですが……、「橋下元大阪〝ト〟知事といい、西村真悟衆院議員といい、稲田朋美行革相といい、(元?)弁護士というのはいったいどういうこと? どんな人権感覚」(『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、そして自民党も同じ穴のムジナ』)と、「ト」な方も少なくない。先日のオバマ大統領に対する意味不明発言の丸山和也議員も含めて。

 いずれにしろ、アベ様の取り巻き議員はスゴイですね。

   『●年1ミリシーベルト=「『反放射能派』…が騒いだ中で、
             何の科学的根拠もなく時の環境大臣が決めた」
    「「歯舞」沖縄北方担当相「アンチ『反放射能派』」環境大臣
     「電波な」総務相「甘い利を得た」経済再生相
     パンツ&ストーカー復興相……アベ様の取り巻きはスゴイね。
     25%の自公支持者が支持し、50%の「眠り猫」の皆様方が
     投票にも行かなかった結果がこのザマです」



 アベ様や麻生太郎氏がニッポンの総理というのも相当なものですが、稲田氏は、アベ様一押しの「次期総理」「未来の総理」だそうです。あ~、カンベンシテクダサイ、オネガイデスカラ…。

   『●『ふたたび、時事ネタ』読了
    「「米下院も敵に回した意見広告の墓穴の掘り方」(pp.55-58)。
     「火に油を注いだ」意見広告。「・・・事実のねじ曲げ方以上に
     「墓穴の掘り方」「火事の広げ方」を学ばせて頂く格好の
     教材といえる」。ここら辺の発想や表現の仕方だたまらない。
     広告主には、愛知和夫・稲田朋美・河村たかし・西村眞悟・
     平沼赳夫氏らが」

   『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、
               そして自民党も同じ穴のムジナ

    《「安倍内閣には極右的な思想の閣僚が多い。昨年11月に米国の
     新聞に掲載された慰安婦問題を否定する意見広告には、
     安倍首相はじめ、稲田行革相、下村文科相、新藤総務相、
     古屋国家公安委員長の4閣僚が名を連ねています
     この意見広告は『彼女たちは当時世界中のどこにでもある
     公娼制度の下で働いていた』などと主張するもの。
     この大臣たちの歴史認識について、国会で追及することも
     考えています」(民主党関係者)》

   『●原発推進: 国民が見えているとは思えない政権
    《また、行政改革相に就いた稲田朋美氏は「南京大虐殺」を否定し、
     東京裁判を「不法無効な裁判」と批判してきた。河野談話や
     村山談話の見直しは「戦後レジームからの脱却」を
     唱える安倍氏の持論だ》

   『●「恥」の三重塗り: 高市早苗氏・稲田朋美氏の
      「ネオナチ」写真問題・「在特会」機関紙執筆問題

    《自民党の高市総務大臣と自民党の稲田政調会長が
     寄稿していた雑誌『激論』(オークラ出版)が、在特会
     事実上の機関紙だったことが判明・・・・・・二人は
     「在特会だったとは知らなかった」と主張しています。
     それは嘘であることが判ります》
    《ネオナチ写真きっかけとなった高市・稲田議員ら寄稿の『撃論』
     在特会御用達雑誌だったことが判明

   『●日本社会は歪んでる: ネオナチやヘイトスピーチ集団に
                「信奉」される議員が取り巻くアベ様
    《日本警察トップの国家公安委員長が犯罪常習者と一緒の写真が
     公開されていたとは脇が甘すぎる
       政治家は行く先々で記念撮影を依頼される。いちいち一緒に
     納まる相手の身分を確認していられない事情は分かるが、
     なぜ山谷氏は在特会に好まれ、引きつけたのか
     ナチス信奉者とツーショット写真を撮った高市大臣、
     稲田政調会長も同様に、その要因こそを問題視すべきで、
     皆「知らなかった」では済まされない
       山谷氏と在特会の思想はある問題を巡って一致している》

   『●自公議員や、『産経』や『読売』、『文春』、『新潮』は
          『朝日』叩きに熱狂する資格があるのか?
    「そして、政治家はどうでしょうか? 《メディア(新聞や週刊誌、
     テレビ報道など)やネットで朝日新聞への批判、非難が
     渦巻いており、自民党の石破茂元幹事長は、朝日新聞
     慰安婦検証報道について国会での検証を示唆し、
     評論家の桜井よしこ氏は「潰すべき本丸は河野談話」と述べ、
     稲田朋美自民党政調会長も河野談話の見直しに言及しました。
     政治権力による慰安婦問題の否認と報道への介入
     強まろうとしています》・・・・・・。マスコミまで便乗した、
     全く恐ろしい、そして狂った国・社会です」

   『●『朝日』の「誤報」よりも、誰が国際社会の印象を落としているでしょうか?
    《タイミングがいいのか悪いのか、25日、山谷えり子大臣が東京の
     外国人記者クラブで記者会見を行う。外国人記者は、山谷大臣と
     在特会との関係を徹底的に問いただすつもりです。安倍首相の
     国連でのスピーチは、その後に行われる。山谷大臣の会見次第では、
     安倍首相は袋叩きに遭う。それでなくても、高市早苗総務相と
     稲田朋美政調会長がネオナチ団体と仲良くシツーョット写真
     撮るなど、欧米諸国は安倍政権を危険な極右政権と見ている
     とても“常任理事国”入りなんて状況じゃないですよ》

   『●高市早苗氏が書籍『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文:
                      20年前に既にその萌芽が
   『●「洗い出」すべき自民党議員は小渕氏のみ? 
       「闇社会」「ネオナチ」・・・についても「洗い出」しを!
   『●大水害被害者は癒えず……そんな時に
     極右ネットテレビに出演して御自身が「癒される」アベ様の神経とは?
    《それはコンテンツを見れば一目瞭然。シリーズで行っている企画は
     「この憲法でいいのか!?」「中国に立ち向かう覚悟」
     「事実と歴史を歪めた朝日新聞」「原発と日本再生」
     番組ゲストも百田尚樹に竹田恒泰、金美齢、青山繁晴など
     ネトウヨ支持率の高い論客揃いで、政治家も「ヒゲ」こと佐藤正久
     高市早苗稲田朋美萩生田光一など安倍チルドレンが多数出演。
     ちなみに、安倍首相の生出演が終わったあとに始まったのは、
     「WiLL」(ワック)編集長・花田紀凱による
     「WiLL場外論戦 花田編集長の右向け右!」。
     …どうしてこんな極右しか見ないであろう番組に出ることが、
     国民に広く説明する」ことになるのか

   『●「フザケたネーミング……「1億総活躍社会」」:
        市民が「活躍」させられるのは「戦場」「人殺し」
    《しかし、稲田政調会長は東京裁判について
     「判決理由に書かれた歴史認識はずさんだ」と見直しを
     主張しているウルトラ右翼だ。そんな人物が「1億総活躍」担当
     だとすると、とりわけ年配の人たちはイヤ~な言葉を思い出して
     しまうのではないか。「1億総玉砕」である。先の大戦で、
     敗戦濃厚の旧日本軍が国民に“道連れ”を呼びかけたスローガンだ》

   『●アベ様に白紙委任を勘違いさせてはいけない:
      「A君が毎日、一人で掃除当番をする」という案が過半数に…
    「■心ある大阪の皆さん、お気の毒。哀しい二択、大阪「ト」知事派か
       自民「ト」派か。「罰ゲーム」との声あり。稲田朋美氏降臨…
       ヘイトクライム 団体シンパがねぇ~
       (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/57741322ad2096ed1361fbd0e884b59b)…」

   『●アベ様から「慰労」してもらえる間柄の
    元大阪「ト」知事・弁護士橋下徹氏がアベ様との「連携」を確認

    《選挙目当ての愚策への合意を与党内で押し切ったのは、
     2人の子を持つ母でもある稲田朋美政調会長》
     (【子育て給付金廃止を押し切り 稲田政調会長は官邸のパシ
     (http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172070))》

   『●日弁連、お前もか…!?、と思ったら…デマだそうです!
    《稲田朋美政調会長は党内きっての
     「右翼議員」(C)日刊ゲンダイ)》
    《稲田氏といえば、党内きっての「右翼議員」と目される人物。
     憲法違反である安保法の旗振り役も担った

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http://lite-ra.com/2016/03/post-2065.html

稲田朋美政調会長とヘイト団体・在特会の“親密な関係”を裁判所が事実認定! スラップ訴訟による報道圧力を許すな
【この記事のキーワード】宮島みつや, 自民党  2016.03.14

     (稲田朋美公式サイトより)

 次期総理」とも言われる稲田朋美・自民党政調会長と、ヘイトスピーチ団体「在日特権を許さない市民の会」(在特会)との“蜜月関係”を、司法が事実だと認定した。

 発端は、「サンデー毎日」(毎日新聞社)が2014年10月5日号に掲載した「安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」という記事。稲田氏を含む安倍政権の重要議員と在特会との関係を暴いたものだが、これに対し、稲田政調会長は毎日新聞社へ550万円の慰謝料と謝罪記事の掲載などを求める名誉毀損裁判を起こしていた。

 しかし、先週3月11日、大阪地裁で下された判決は原告・稲田氏側の全面敗訴。「記事は論評の域を逸脱しない」などとして稲田氏の請求を棄却したのだ。さらに、裁判長は「記事には真実性の証明がある。公益を図る目的で、公共の利害にもかかわり、違法ではない」と、稲田氏が名誉を傷つけられたと主張した記事の内容は真実であり、また公益性を担保したものだと認定した。

 極めて妥当な判決だ。そもそも「サンデー毎日」の記事は、稲田氏の資金管理団体「ともみ組」が、10年から12年にかけて、在特会で顧問に近い立場にある有力会員ら、幹部とともに活動している8人から計21万2000円の寄付を受けていたことを報じたもの。

 しかも、稲田氏が在特会らヘイト勢力と親密な関係を築いてきた証拠は、寄付の事実だけではない。たとえば稲田氏は、12年、元在特会事務局長の山本優美子氏が仕切る極右市民団体「なでしこアクション」が主催する集会で登壇。14年秋には、高市早苗総務相などとともに、ネオナチ団体代表とのツーショット写真の存在も発覚しており、これは英紙「ガーディアン」など海外メディアでも大々的に報じられた。

 稲田氏は「サンデー毎日」に「在特会との近い距離が際立つ」と書かれたことを不服としたのだが、稲田氏がネット右翼や差別主義者、そして歴史修正主義者たちを支持者としていることは周知の事実だ。“ネオナチツーショット写真”についても稲田氏は「相手の素性や思想は知らなかった」と釈明したが、こうした極右人脈が近づいてくる時点で、稲田氏の政治方針がヘイト勢力に支持されている事実を示している。実際、その思想は完全に戦前復古の極右傾向にあり、過去には、家父長制復活を願っているとしか思えない男性のDVを肯定するような発言までしている。

   「いまや「DV」といえばすべてが正当化される。DV=被害者=救済
     とインプットされて、それに少しでも疑いを挟むようなものは、
     無慈悲で人権感覚に乏しい人といわんばかりである。
     まさに、そこのけそこのけDV様のお通りだ、
     お犬さまのごとしである」(「別冊正論」第7号/日本工業新聞社)

 こうした点を鑑みても、稲田氏とヘイト極右勢力との親和性が非常に高いことは明らか。にもかかわらず、産経新聞によれば、稲田氏は請求棄却を受けて「どういう理屈であのような言論が許されるのか判決をまだ読んでいないので分からない」としながらも控訴する意向を示しているという。

 開いた口がふさがらない。いったい、この人は言論に対してどういう感覚をしているのか。そもそも、稲田氏は安倍首相自ら「未来の総理候補」と明言するなど、現政権の幹部だ。そうした日本政治を左右する立場にある人物がどういった人々から支持を受けているか、あるいは、どういった思想を持っているのかを論評して報じるのは違法でもなんでもなく、言論機関として当然のことだろう。裁判所が「サンデー毎日」の記事を「公益を図る目的」としたのは、まさにこうした点において、稲田氏の政治家としての資質を国民が判断するために他ならない。

 ところが、そうした国民の「知る権利」を代行する記事に対して、稲田氏は一方的に名誉毀損などとがなりたてているのだ。しかも稲田氏は「サンデー毎日」以外にも、こうした訴訟圧力を振りかざして、言論機関にプレッシャーをかけてきた。

 たとえば昨年には、稲田氏が選挙時、地元の献金企業などに「ともみの酒」とのラベルを張った日本酒を贈呈していたと2回に分けて報じた「週刊新潮」(新潮社)に対し、稲田氏の代理人弁護士である夫・龍示氏が慰謝料500万などを請求する名誉毀損裁判を起こしている。

 とんでもない話だ。あくまで「新潮」の取材目的は、公職選挙法に当たる稲田氏の“日本酒贈呈疑惑”を追及するためのもの。記事では元事務所スタッフによる証言も掲載されていたが、当初、稲田氏は国会でも疑惑について「まったくの虚偽」「法的措置をとる」などとしていた。しかし「新潮」が第2弾記事のため稲田氏側に取材を申し込むと、龍示氏がファクスで訴訟を予告して記事掲載を阻もうとしてきたという。そして「新潮」が第2弾でこの恫喝文章を記事にすると、「(このファクスが)恫喝だと気づかないのなら、世間を知らない弁護士バカ以外の何ものでもない」と書いたことを理由に、稲田氏側は名誉を傷つけられたとして提訴したのだ。

 繰り返すが、政治家など公人の疑惑や思想、支持勢力について報じ、論評することは、権力の監視が責務のマスメディアとして当然のことだ。訴訟をチラつかせて事前にそれを潰そうというのは言語道断だし、その後の名誉毀損裁判もスラップ訴訟としか言いようがない。完全なる報道圧力だ。

 今回裁判所が認定したヘイト勢力との“親密さ”もさることながら、自身に対する論評や疑惑に対して露骨に訴訟圧力で潰そうとする稲田政調会長。安倍首相に続いてこんな人物が本当に「総理」になったら、それこそ日本の「民主主義」と「言論の自由」は完全に崩壊してしまうだろう。

(宮島みつや)
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●「戦後70年 統一地方選/その無関心が戦争を招く」 『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号)

2015年04月07日 00時00分58秒 | Weblog


週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、 石坂啓さん【風速計/アイアムノットアベ】と横田一さん【北海道知事選/〝隠れ再稼働派〟の現職に「脱原発」の野党連合が対峙】。

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■①『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 「戦後70年 統一地方選/その無関心が戦争を招く」。東海林智氏【大手の春闘は好調だが、圧倒的多数は正社員と格差 非正規は生かさず殺さずか】、「東京メトロ本社前座り込みに連帯の声殺到」。所得再分配機能が破壊、「眠り猫」はアベ様を「支持」することで自分の首を絞めているhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/77a065d02424a28aca0e19906775eb14)、そして、「騙されることの責任」「考えないことの罪」、強いられる?、「眠り猫

■②『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 取材班【統一地方選は実質的な前哨戦 右派の改憲の動きに対峙】、「地方におけるこうした護憲の活動強化が、自民党や右派の攻撃を撥ね返すカギとなっている」。なんとか「ネジレ」を取り戻そう! 統一地方選はそのステップ。「眠り猫」も目ざめて、アベ様の暴走を止めましょう!!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/412dc27cdbf5eeb9f5e40ebe2232daaf

■③『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 石坂啓さん【風速計/アイアムノットアベ】、「本番中のキャスター席にドンと置かれてた。ただごとではない、スタジオの空気。・・・「報道ステーション」。・・・菅官房長官をはじめ官邸の皆さんにはものすごいバッシングを受けて・・・。・・・危機感を持っている視聴者は少なくないと、番組制作者には伝えたい。・・・この国の無資格「機長」の心配をもっとすべき。コックピットの内側から鍵をかけお子ちゃま操縦乗客は急降下に気づかず悲鳴も上げず座っている叫ばなくてどうするドアを開けろ! アイアムノットアベ!」。この国の無資格「機長」アベ様は「報道がそれで抑圧される、そんな例があったら私は辞める」と明言http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/89c14ca7b2c2d1d524f2b7a1934a66be

■④『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 【黒島美奈子の政治時評辺野古対応と「わが軍」 安倍政権の思考停止】、「国会での舌禍問題も相変わらず活発だ。三原じゅん子参議院議員による「八紘一宇」発言・・・安倍晋三首相自身が自衛隊を「我が軍」」。「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」、「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むものhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ecc90c91c2a9d903c4622e6cef6256ed

■⑤『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 横田一さん【北海道知事選/〝隠れ再稼働派〟の現職に「脱原発」の野党連合が対峙】、「電力労組抱えるも「脱原発」・・・今回も「争点隠し」手法」。金平茂紀さん「北海道出身者として恥ずかしい・・・ 高橋はるみ北海道知事が泊原発3号機の運転再開にゴーサインを出し・・・ 2011年8月」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/62955bb9de266688ce13b1862fc93c6c


■⑥『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 【佐高信の新・政経外科第31回/「日本会議」ならぬ「日本だけ会議」】、「石原慎太郎たちが指を切って血判を捺し、青嵐会を作った時はキワモノ扱いされましたが、安倍内閣は8割以上が・・・「日本会議国会議員懇談会」(平沼赳夫会長)のメンバーだとか。・・・特徴は日本だけがすばらしいとする、きわめて狭いナショナリズムにあり、つまりは「日本だけ会議」」。アベ様のオツムの中身のネタ元http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/5c6351a39275f069d77e0a8ce7c9e05d

■⑦『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 富岡幸雄氏×岩本沙弓氏【崩壊した法人税の立て直しが急務だ/大企業の税逃れのカラクリ(下) 日本の法人税制の欠陥を問う】、「政策減税恩恵の大企業 比例する自民への献金・・・国民が払った消費税収は法人税減税の穴埋めに」。投票者自身の首を絞めてはいけない、「格差是正のための税制を求め、豊かな層に多く課税すべき」http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/91a5ea44467bdafcd0358f74790ce0b4

■⑧『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 【マイケル・ペンのペンと剣/安倍首相の厚遇―――背景にTPPや戦争参加】、「米国内で安倍首相の歴史修正主義への非難が高まるのは確実だが、今の米国政府は過去の戦争よりも将来の戦争に重きを置いているようだ」。「死の商人」の道へシッポを振るアベ様(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a2090dc72a844654dcabcca558a1b6af


■⑨『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 山口正紀さん【「可視化」口実の盗聴法大改悪 「刑事司法改革」法案】、「志布志事件の川畑幸夫さん・・・足利事件菅家利和さん・・・布川事件桜井昌司さん・・・冤罪被害者が声をそろえて「全面可視化を」と訴えた。・・・日弁連執行部の賛成で批判記事を書きにくいのかもしれないが、メディアは「冤罪をなくし、人権を守る」視点から、法案の危険性を是非伝えてほしい」。青木理さん「刑事司法改革・・・端緒は郵便不正事件・・・法務省に都合よく集約・・・日本の司法は中世なみ」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/b10639d941800e71bd52f8fb2bf4ce9a

■⑩『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 西牟田靖氏【ブラジルの放射能汚染事故現場にみるフクシマの未来/続く健康被害、政府の責任回避、今も残る放射能、進む記憶の風化】、「数日間で4人が死亡・・・ドラム缶からの流出・・・生きる気力を失う」。『X年後』を怖れる・・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e289f8a7f8a99ebe0594a22f8672fd8b

■⑪『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 明石昇二郎さん【4月からストロンチウム90の測定を始めた「たらちね」(福島・いわき市) 食品の安全性を確認し被曝を予防】。粟野仁雄さん【記者人生を変えた阪神・淡路大震災とお遍路 性別違和の壁を乗り越えた異色の尼僧の半生】

■⑫『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号) / 【雨宮処凛のらんきりゅう(42)/戦争が破壊する心】、「とてつもない勢いで、この国が「戦争ができる国」に変わろうとしている。自民党と公明とは、いつでもどこでも自衛隊が米軍の戦争に参加できることで合意した」。アベ様の政権の「暴走」許す、批判精神無き、「牙」無きメディアhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a9e8adad8140f17b9bc54246a62baf24
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●「吉田調書と原発」 『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号)についてのつぶやき

2014年10月13日 00時00分01秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、岡野八代氏【中曽根元首相と故・鹿内産経新聞社元社長無自覚な告白 元「慰安婦」が証言を始めた理由】と黒藪哲哉さん【『読売新聞』が「朝日叩き」に熱心なわけ 昨年11月から77万部以上、部数減に歯止めがかからない】。

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■①『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 「吉田調書と原発 9・11『朝日新聞』社長自爆会見の深層」。徹底追及キャンペーン「「慰安婦」問題の本質」。『●「吉田氏の肉声を記録した調書」: 『朝日』の「誤報」を叩くだけでいいのか?』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/626b2818fed86b137f7326f56c664683

■②『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 横田一さん【宮城県気仙沼市小泉地区の巨大防潮堤計画 国が「見直し派」名簿を流出】、「「税金の無駄ではないのか」・・・行政機関から「推進派」に流出するという前代未聞のことが・・・強権的な圧力ががかり、現行案がゴリ押しされる現実がある」

■③『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 片岡伸行氏【国民安保法制懇が集団的自衛権行使容認の撤回を要求 「噓と詭弁の閣議決定は無効」】、「(この閣議決定は)内閣の権能を超えたものであり、無効」。アベ様は、違憲行為で壊憲する横暴ぶり(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/82dc93fae9a62f0e8a55d819c550bd15

■④『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 及川健二さん【臨時国会で各政党が本格始動 怪気炎を上げる〝タカ派〟政党】、「西村眞悟・・・田母神俊雄・・・石原慎太郎・・・平沼赳夫・・・暴走・暴言トリオ・・・。・・・橋下徹」。アベ様のさらに上を行く「ト」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/058f907b5d6554f8bf40238474d54757

■⑤『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 田中優子さん【風速計/あなたのために活用されるの?】、「女性が生きて働いていられる社会とは、男性が女性を一人の人間として、プロジェクトの同僚として、互いに自由に意見を交わし、競い、働く社会である・・・・・・」

■⑥『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 田中優子さん【風速計/あなたのために活用されるの?】、「・・・・・・男性が女性をおのれの目的のために活用する社会ではない」。アベ様の周りで「活用」されている議員ときたら(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6ad939d03ed35115d5063bdcb7589bd0

■⑦『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / テッサ・モーリス=スズキ氏【元オランダ人「慰安婦」は「強かんと暴行」を証言 菅官房長官が貶めた「日本の地位」】、「安倍内閣の姿こそ、・・・国際的に不信を買う元凶」。『『朝日』の「誤報」よりも、誰が国際社会の印象を落としているでしょうか?』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/62a82250c5ba66a70f10829a76237225

■⑧『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 岡野八代氏【中曽根元首相と故・鹿内産経新聞社元社長無自覚な告白 元「慰安婦」が証言を始めた理由】、「国際社会は〝狭義の強制性〟の有無など問題にしていない・・・首相のこの認識こそが、世界で日本を〝貶めている〟・・・・・・」

■⑨『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 岡野八代氏【中曽根元首相と故・鹿内産経新聞社元社長の無自覚な告白 元「慰安婦」が証言を始めた理由】、「・・・ことに気付かないのだろうか・・・中曽根元首相の手記」。中曽根・鹿内両氏の反吐の出そうな「自慢話」http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fd17f09a886a3b53315797304b4c033e

■⑩『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 伊田浩之氏【歴史を曲げて週刊誌を売る石原慎太郎氏、『週刊新潮』の罪 「南京事件40万人虐殺はウソ」のウソ】、「石川達三・・・大宅壮一・・・虚構の数字を持ち出してこれを否定し、文学者の大先輩たちの言葉をもすり替える石原氏」

■⑪『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 伊田浩之氏【歴史を曲げて週刊誌を売る石原慎太郎氏、『週刊新潮』の罪 「南京事件40万人虐殺はウソ」のウソ】、「ナチス・・・ゲッペルズの「噓も百回言えば真実となる」との振る舞いを想起させるではないか」。相変わらずの「ト」知事ぶり

■⑫『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 伊田浩之氏【吉田調書の重要部分 約650人の原発作業員の福島第二原発への退避を吉田所長は知らなかった】、「『朝日』記事は「誤報」ではない」。教訓を得ているか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/4de4d4f849c0adf86e2695d21c54f23a

■⑬『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 黒藪哲哉さん【『読売新聞』が「朝日叩き」に熱心なわけ 昨年11月から77万部以上、部数減に歯止めがかからない】、「販売店は配布に消極的」。一体何の配布か?、それは・・・「『慰安婦』問題のリーフレット・・・景品をもって戸別訪問・・・実にいやらしい人間

■⑭『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 山口正紀さん【検査記録を開示させた調査報道 ビキニ被曝60年】、「山下正寿さん・・・多数の漁船員の被曝を一部だが公式に裏付けた物・・・NNNドキュメント・・・「放射線を浴びたX年後」の続編」

■⑮『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 山口正紀さん【検査記録を開示させた調査報道 ビキニ被曝60年】、「二つの番組で・・・「ビキニ事件」を「第五福竜丸」に矮小化してきた歴史の真実」。「福島でも、「因果関係の証明は困難」」とアベ様らに嘯かせてはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/41a0b60ee083f2d85e6200621b2b20df

■⑯『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.100/土井たか子さんを「戦中の言葉」で罵るようなことは絶対に許されない】、「百田尚樹氏・・・とんでも捏造情報・・・田母神俊雄氏の応援演説で、「(・・・氏以外の候補者は)人間のくず」・・・」

■⑰『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.100/土井たか子さんを「戦中の言葉」で罵るようなことは絶対に許されない】、「言葉の選び方も扇情的で下品だ・・・『朝日新聞』を叩き、南京大虐殺はない、国防軍をもとう、憲法を変えよう、・・・」

■⑱『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.100/土井たか子さんを「戦中の言葉」で罵るようなことは絶対に許されない】、「・・・と声をあげ、土井たか子さんを「売国奴」と罵る声を聴きたい人が、きっと今の社会には、きっとたくさんいるのだろう」

■⑲『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.100/土井たか子さんを「戦中の言葉」で罵るようなことは絶対に許されない】、「百田尚樹氏・・・それでも、許しがたい。・・・現実との区別がつかないまま、愛国ファンタジーで時代を煽るのは、止めろ」

■⑳『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「「憲法9条を保持する日本国民」がノーベル平和賞にノミネート・・・もし受賞が決定したら、日本人を代表して授賞式には安倍首相が行くしかない。どんな顔でどんなスピーチをするか、死ぬほど楽しみですね」

(21)『週刊金曜日』(2014年10月10日、1011号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「「平和のために自衛隊を海外へ」という理屈は通らないよな~。それとも「大型で強い国家」を誇るつもりか。迷走は果てしなく続くだろう」。アベ様に一矢報いたかったが・・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/1c1deac0c2dcd79c7ef8eb7b7fdbfab1
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●「誤解」だったの?? 弁護士らしからぬ言動で、身から出た錆

2013年06月19日 00時00分51秒 | Weblog


gendai.netの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/142663)。東京新聞の二つの記事(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013060702000124.html、http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013060702000125.html)。asahi.comの記事(http://www.asahi.com/politics/update/0608/OSK201306080028.html)。そして、最後に東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013061201001965.html)。

 思いいつきでオスプレイを、地元の了解もなく?、誘致発言。実現性ゼロのパフォーマンスであり、沖縄の負荷軽減にもならない思い付き発言。ここまで持ち上げた彼の支持者・投票者にも問題。
 一方、「松井府知事、訪米へ 「橋下氏の発言の誤解を解きたい」」ってどういうこと? みんなの「誤解」だったの??

   『●「証拠が出てくれば反省しなければならない」のだから、反省してください
   『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、そして自民党も同じ穴のムジナ

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http://gendai.net/articles/view/syakai/142663

風前のともしび 橋下徹の政治生命
2013年5月31日掲載

問責否決は一時しのぎ

弁護士に戻ってもイバラの道>

 公明党の反対で問責決議が否決された橋下徹・大阪市長。ホッとひと息かもしれないが、これで危機が去ったわけではない。「慰安婦発言」「風俗発言」で日本中の女性を敵に回したことで維新の会の求心力は急低下。都議選と参院選のダブル惨敗、それを受けての共同代表辞任は“既定路線”だ。石原慎太郎との19日の会談で「後任は平沼赳夫で」と一致したという情報もあり、その後は大阪市長に専念し、ほとぼりが冷めるのを待つ気だ。しかし、このシナリオも厳しい。

   「これからの橋下市政はレームダックです。市長は公明党の
    言いなりでしょう。先日、大阪府市の水道事業を統合するための
    条例案が、公明党の反対で否決されました。市長が提案した条例案が
    初めて否決されたのです。そうしたら立て続けに今度は問責決議が
    出てきて、公明党に揺さぶられた。市長は第2会派の公明党の協力が
    なければ、何もできない。その公明党の支持母体、創価学会の婦人部の
    間では“橋下アレルギー”が広まっている。市長はずっと問責と
    隣り合わせです」(市政関係者)

 まあ、市長がダメなら弁護士に戻ればいいやという了見かもしれないが、それだってどうなるか。慰安婦発言で「弁護士の品格をどん底まで落とした」と大阪弁護士会の有志から懲戒請求が出ているからだ。たとえ、弁護士に戻れても、年収2億円とも3億円ともいわれたタレント弁護士時代のような稼ぎは到底ムリだ。

   「そもそも橋下氏は政治家を長く続けるつもりがあったのでしょうか。
    周辺からは本人も賞味期限を2年程度と自覚していて、
    期限が切れたらまた弁護士に戻ればいい
    と思っていたという話も聞こえます。しかし、こうやってミソをつければ
    今後は非常に厳しくなる」(政治評論家・野上忠興氏)

 問責否決で「窮地を乗り切った」なんてとんでもないのだ。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013060702000124.html

オスプレイ 大阪移転提案 事故危険 地元は反発
2013年6月7日 朝刊

 政府が六日、日本維新の会の橋下徹共同代表が提案した米軍新型輸送機オスプレイの八尾空港(大阪府八尾市)への訓練移転を検討する考えを示したのは、全国の自治体に受け入れを要請している立場上、むげにはできないという事情があるからだ。八尾空港の周辺は現在オスプレイが配備されている沖縄以上に多くの人口を抱えるだけでなく、地元自治体の反発もあり、実現可能性は決して高くない。 =社説<5>面

 オスプレイの訓練移転は昨年九月、日米間で「可能性を検討する」ことに合意。沖縄県宜野湾市の普天間飛行場に配備された十月以降、当時の野田佳彦首相らが全国知事会などに協力を求めた。ただ、これまでに受け入れを表明した自治体はなく、「しっかりとした協議が進んでいる状況ではない」(小野寺五典防衛相)という。

 菅義偉官房長官は六日、橋下氏と会談した後の記者会見で、維新側の提案に「素直に歓迎したい」と表明し、訓練地としての適否を検討するよう防衛省に指示。「日本の(米軍)基地の七割超が沖縄にあるわけだから、全国の自治体でも負担軽減を考えていただければ」とも語り、同様の動きが各地に広がることに期待を示した。

 米軍による各種訓練の本土移転は歴代政権が取り組んできた課題だが、実現したのは実弾射撃や戦闘機などごく一部。事故の危険や騒音の問題から、地元の理解はなかなか得られていない。

 オスプレイは開発段階から事故が相次ぎ、多数の死傷者を出しており、訓練移転にはさらに高いハードルが待ち受ける。八尾市の田中誠太市長は六日、記者団に「国から話があるなら検討しなければならない」としながらも「基本的に反対だ」と表明した。

 防衛省は今後、八尾空港の設備や周辺環境などを調査し、米側の意向も確認する方針だが、地元の反対を押し切ってまで実現するのは困難という見方が強い。 (生島章弘)
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013060702000125.html

【社説】
オスプレイ移転 沖縄の負担軽減に遠く
2013年6月7日

 沖縄県民の米軍基地負担軽減には、日本国民が痛みを分かち合うことが必要だが、橋下徹大阪市長の言うオスプレイ訓練の一部受け入れは唐突で、実現性も疑問視される。真の負担軽減には程遠い。

 在日米軍基地の約74%が集中する沖縄県。基地と暮らす県民は日々の騒音や相次ぐ事故、米兵による犯罪、それを裁けない治外法権的な日米地位協定など重い基地負担に苦しみ、本土が沖縄に基地を押し付ける「差別的構造」と告発してきた。

 米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への「県内移設」に反対する仲井真弘多県知事は、移設先を「北海道から鹿児島までヤマトで探してもらいたい」と訴える。

 日本維新の会共同代表を務める橋下氏と幹事長の松井一郎大阪府知事は、安倍晋三首相、菅義偉官房長官に対し、普天間飛行場に配備されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの飛行訓練の一部を、八尾空港(大阪府八尾市)で受け入れることを提案した。

 沖縄県民の過重な基地負担軽減には、同じ日本国民として負担を可能な限り等しく分かち合うことが望ましい。橋下氏らの問題意識は共有できる。特に、地位協定の改定を求めたことは、安倍内閣として重く受け止めるべきだろう。

 ただ、橋下氏らの提案が、沖縄県民の基地負担を本当に軽減することになるのか、甚だ疑問だ

 橋下氏らはオスプレイの訓練を本土の自衛隊基地や民間空港の活用で年間百二十日間は沖縄県外で行うことを提案した。

 実現すれば、ある程度の負担軽減にはなろうが、部隊やオスプレイはそのまま沖縄県内に配備し続けることが前提だ。それでは抜本的な負担軽減策にはなり得まい。

 そもそも移転が実現するのか。八尾空港は普天間同様、周囲に住宅が迫り、学校や保育所が隣接する。田中誠太八尾市長は安全性への懸念を指摘し、移転反対を表明した。地元の説得は容易でない。

 橋下氏は府知事時代、米軍機訓練の関西空港への受け入れ検討を表明したが、いつの間にか沙汰やみだ。周到な準備も地元説得の熱意もなく、思い付きで提案しただけでは、政治家の責任を果たしたとは言えまい。

 従軍慰安婦や風俗業活用をめぐる自身の発言から話題をそらし、支持率低下に苦しむ日本維新の会の党勢立て直しの意図があるのなら見過ごせない。パフォーマンスに振り回されるのは御免である。
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http://www.asahi.com/politics/update/0608/OSK201306080028.html

2013年6月8日23時38分
松井府知事、訪米へ 「橋下氏の発言の誤解を解きたい」

【左古将規、京谷奈帆子】日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事が10~15日、訪米する。知事公務としての自治体間交流や視察が目的。維新共同代表の橋下徹大阪市長は一連の慰安婦発言などへの批判を受け、訪米を断念。松井氏は「橋下氏の発言の誤解を解きたい」とするが、周囲は「知事の仕事に集中してほしい」と懸念も示す。

 松井氏はまず府が友好交流提携を結ぶカリフォルニア州を訪れ、州知事を表敬訪問。医療関係企業も視察して経済交流強化を図る。その後ニューヨーク市に移動し、市当局から大都市経営の説明を受けたり、まちづくりに携わる地域組織を視察したりする。カリフォルニア州で弁護士経験がある中原徹・府教育長が同行し、教育現場も視察する。

 橋下氏も一緒に訪米する予定だったが、旧日本軍の慰安婦を「必要だった」などとしたり米軍に「風俗業の活用を」と勧めたりした発言が米国内でも批判を浴びて面会の約束が取りにくくなり、断念した。
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●これが民意なの?

2013年02月19日 00時10分27秒 | Weblog


いずれも東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013013102000108.htmlhttp://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013013102000124.html)。忌野清志郎さんについてのコラム「筆洗」(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2013013102000122.html)。

 たとえば、原発問題一つとっても、パブリックコメントでは、多くの人が原発ゼロを支持していたはずなのに。原発再稼働や輸出のどこが「責任あるエネルギー政策を構築」することになるのか? いままでの「責任」を何一つとっていないのに?
 憲法にしても、なんでそんなに目の敵? そんなに戦争したいのか??
 いま、自民党を復権させたことをどのように自民党投票者は考えているのだろう?

   『●田中優子さん「誰の名前を書くのか、その人の品格が問われている」
   『●映画『放射線を浴びた『X年後』』: 
         「こんな巨大な事件が、・・・日本人としての資質が問われる」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013013102000108.html

首相「原発ゼロ」見直し 改憲発議要件 96条改正意欲
2013年1月31日 朝刊

 安倍晋三首相の所信表明演説に対する各党代表質問が三十日午後、衆院本会議で始まった。首相は二十八日の演説では経済再生に絞るなど「安全運転」に徹したが、代表質問では「二〇三〇年代の原発稼働ゼロ」方針が盛り込まれた野田政権の「革新的・エネルギー環境戦略」を「ゼロベースで見直す」と表明。改憲の発議要件を定めた憲法九六条を緩和する方向で改正する考えを示した。 
 原発維持路線や改憲には連立政権を組む公明党が慎重な姿勢を示しているため、首相は所信表明演説では触れなかった。しかし、野党から質問され、持論を展開することになった。
 三〇年代の原発稼働ゼロ方針をどうするかは、民主党の海江田万里代表が質問した。首相は原発ゼロ方針を「具体的な根拠を伴わない」「国のエネルギー政策に協力をしてきた立地自治体、国際社会や産業界、国民に不安や不信を与えた」と強く批判し、野田政権の原発政策を見直す考えを示した。
 憲法問題は改憲に積極的な日本維新の会の平沼赳夫国会議員団代表から質問され、首相は「党派ごとに異なる意見があるため、まずは多くの党派が主張している九六条の改正に取り組む」と明言。九六条改正は昨年末の衆院選後の記者会見で言及していたが、現職の首相が国会答弁で改憲に踏み込んだ発言をするのは極めて異例だ。
 環太平洋連携協定TPP)の交渉参加についても、所信表明演説では言及していなかったが、自民党の高村正彦副総裁から対応を問われて答弁。ただ、党内の反対論に配慮し「参加した場合の影響を精査、分析し、最善の道を求める」と抽象的な表現にとどめた。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013013102000124.html

代表質問 「原発」の議論 深めたい
2013年1月31日

 各党代表質問が衆院で始まった。経済再生は重要だが、安倍晋三首相が所信表明演説で触れなかった原発の存廃も避けて通れない論点だ。政府の姿勢をただし、議論を深めるのは国会の責任である。
 まず質問に立ったのは、民主党を新たに率いることになった海江田万里新代表である。昨年十二月の衆院選での惨敗を受け、「全党一丸となって党改革を断行し、信頼いただける国民政党に生まれ変わり、政権に再挑戦する覚悟だ」と決意表明した。
 民主党にとって信頼回復は厳しいが、党再生に力を尽くし、再び政権を争う政党になってほしい。
 海江田氏は原発の位置付けがあいまいな安倍内閣のエネルギー政策を「後退」だと指摘し、野田前内閣が定めた、二〇三〇年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入するとした「革新的エネルギー・環境戦略」を引き継ぐのか否かただした。
 これに対し、首相は、原発依存度の低減を目指すとしつつも、前内閣が定めた戦略は「具体的な根拠を伴わない」として「ゼロベースで見直し、安定供給、コスト軽減の観点も含め、責任あるエネルギー政策を構築する」と答えた。
 政権交代すれば、前政権の政策を見直すのは当然だとしても、過酷事故を起こせば人々の生活を脅かし、故郷を奪うことになる原発はなくすことが、多くの国民が抱く切実な思いだろう
 自民党は衆院選で原発稼働を堂々と掲げて政権復帰したわけでもない。政権公約どおり、再生可能エネルギー導入と省エネを進め、原子力に依存しない経済・社会の実現に努めるのが責務である。
 残念だったのは、日本維新の会の平沼赳夫国会議員団代表の質問が、時間切れで原発問題にまで踏み込めなかったことだ。
 草稿では「日本維新の会としては脱原発依存を掲げておりと明確にした上で、原発稼働は当面やむを得ないとの立場ながら、「中長期的かつ段階的に原発依存からフェードアウトし、次第に脱原発を達成することが望ましい」と訴えることになっていた。
 原発の存廃をめぐり、石原慎太郎橋下徹両共同代表間に意見の隔たりがあるとされたが、平沼氏が代表として国会で党の立場を明らかにしようとした意味は重い。
 原発に依存しない経済・社会を実現するには与野党を超えた協力が必要だ。国民の生命と財産にかかわる重要政策で、党利党略などあってはならない。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2013013102000122.html

【コラム】
筆洗
2013年1月31日

地震の後には戦争がやってくる軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる国民をバカにして戦争にかり立てる自分は安全なところで偉そうにしてるだけ」。昔、有名なロック歌手がそう書いていた▼「日本国憲法第9条に関して人々はもっと興味を持つべきだ」という題名でつづったのは、四年前に亡くなった忌野清志郎さん。雑誌で連載していたエッセーをまとめた『瀕死(ひんし)の双六(すごろく)問屋』(小学館文庫)に収録されている▼書かれたのは阪神大震災から五年後。ただ、よく見ると、「没原稿その二」とある。事情があって雑誌には掲載されなかった原稿が、単行本化する際に復活したのだろう▼欧米とは違って政治的発言を控える芸能人が多い中、レコード会社の横やりにも負けず、反核や反原発を訴える曲を発表してきたこの人が健在だったら、福島の原発事故の後、どんな行動をしただろうか、と想像してみる▼衆院の代表質問で安倍晋三首相はきのう、憲法九六条の改正に強い意欲を示した。反発の強い九条は後回しにして、発議の要件を緩める既成事実をつくり、外堀から埋める戦術だ▼「五十年以上もの間、戦争の無かった国は世界でも珍しいのだ。その点だけでも日本はすばらしい国ではないか」とも清志郎さんは書いていた。それを誇りに思えない人たちが、残念ながら増えているらしい
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●「尖閣の真実」: 『週刊金曜日』(2012年11月9日、919号)についてのつぶやき

2012年11月12日 00時00分01秒 | Weblog


週刊金曜日』(2012年11月9日、919号)到着。是非皆様も / 「尖閣の真実/石原慎太郎に台湾は怒っていた」。横田一さん「「脱原発・反貧困の人を都知事に宇都宮氏が候補に急浮上」。横田一さん「維新とたちあがれ日本は〝水と油〟/石原氏の一本釣りを狙う橋下氏」。

『週刊金曜日』(2012年11月9日、919号) / まさのあつこ氏「反原発デモ取材の妨害禁止を求め/フリー記者が申立て」、寺澤有佐藤裕一畠山理仁の三氏。宇都宮健児さん「風速計/都内の就学援助児童が急増」、虚しい石原都政下での「「貧困と格差の拡大」という大きなつけ」」を残して

『週刊金曜日』(2012年11月9日、919号) / 粟野仁雄さん「大飯原発、活断層の疑いが濃厚」、「活断層か地すべりかで激論・・関電社員が現地調査を案内・・判断避ける田中委員長」。「竹信三恵子の経済私考/危うい「第三極」の経済・雇用政策/格差と貧困社会へまっしぐらの恐れ」

『週刊金曜日』(2012年11月9日、919号) / 元木昌彦氏「ギャンブル親父の業界地獄耳09/『週刊朝日』川畠編集長は「言論の覚悟もなく記事を掲載したのか」。松崎菊也氏の、石原・橋下・平沼赳夫三氏の「無責任架空座談会」、「石原「増税だの原発だの憲法だの核武装だの小さな問題」」

『週刊金曜日』(2012年11月9日、919号) / 浅野健一さん「チェルノブイリからの警告(下)/今なお犠牲続く女性、子供への被害」。高遠菜穂子さん「ファルージャで激増する先天性欠損症の子どもたち」、「米軍爆撃の影響か、近くWHOが調査結果発表」、非人道的兵器・白リン弾

『週刊金曜日』(2012年11月9日、919号)/山口正紀さん「被告人席に座るべきは・・・・・・/ゴビンダさん最新」。丸山昇さん「新聞業界直撃の消費増税、『朝日』で進む大リストラ」。高嶋欣也氏「米兵犯罪を「事故」扱い/大臣発言に無頓着な本土マスコミの退廃」、「事故」という言葉遊び

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●小皇帝知事と連携を模索する政治家のセンスを疑う

2012年02月13日 00時00分45秒 | Weblog


zakzak.co.jpの記事を二つ(http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120207/plt1202070708000-n1.htmhttp://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120206/plt1202061539003-n1.htm)。

 息子にまで批判される地方政治家で、新党だのなんだの、バッカじゃなかろうか。連携を模索しているとして名の上がった政治家・・・本気ならば、気がしれない。申し訳ないけれども、酷い目に合うのは都民だけで十分でしょう。

   『●〝腰ぬけ〟で結構、害悪老人よりは!!
   『石原慎太郎よ、退場せよ!
   『●恥ずかしいから、引っ込んでてくれ
   『●選挙に際しての祈り: 「空疎な小皇帝」を支持することの意味

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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120207/plt1202070708000-n1.htm

自民・石原幹事長「父は利用されている」…石原新党に不快感
2012.02.07

 次期衆院選をにらみ、石原慎太郎東京都知事の新党構想が本格化する中、長男の石原伸晃自民党幹事長は6日、BS朝日の番組で「子供から見ると(父親は)利用されているようにしか見えない」と強い不快感を表明。国民新党とたちあがれ日本による合流の動きについても「与党の国民新党と野党のたちあがれ日本が一緒になったら何党になるのか」と批判した。

 慎太郎氏は3日のたちあがれ日本の全国拡大支部長会議で「東京でやることはやった。皆さんに命を預けて一緒にやろうじゃないの」と国政復帰に意欲を示したばかり。伸晃氏はこれ以上看過できないと考えたようだ。

 伸晃氏は、新党構想について「言われているほど煮詰まっていない」と指摘。慎太郎氏の国政復帰に関しても「ないんじゃないですか。(都政の)仕事がまだ終わっていないから」と否定した。

 また、石原新党が大阪維新の会を率いる橋下徹大阪市長や、大村秀章愛知県知事と連携する可能性についても「橋下市長と都知事は考えが非常に似ており行政手法も同じだが、国政に出て何をするのか。大阪都を作る、中京都を作るというのは国政マターではない。橋下氏は衆院選に出ないし、大村氏も出ない」と否定的な見方を示した。

 たちあがれ日本の平沼赳夫代表が「70~80人の集団でキャスチングボートを握る」と民主、自民両党議員に新党参加を呼びかけたことに対しては、伸晃氏は「自民党から候補者を取るのはけしからん」と不快感を示した。


 一方、「減税日本」代表を務める河村たかし名古屋市長は6日の記者会見で、次期衆院選での連携に向け、慎太郎氏と会談する意向を示した。慎太郎氏が減税に否定的な見解を示していることを踏まえ「私の減税政策に対する誤解を解きたい」と語った。

 次期衆院選での独自候補擁立については、大村氏と調整を進める考えを表明。自らの衆院選出馬について「(平成25年4月の)市長任期満了までしっかりやりたい」と否定した。
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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120206/plt1202061539003-n1.htm

石原、橋下新党を34%が支持!民主は期待できず
2012.02.06

 永田町を震撼させそうな世論調査が5日公表された。フジテレビ系「新報道2001」が、「あなたは今後どんな政権の形に期待しますか」と聞いたところ、民主党などの既成政党は不人気だったが、東京都の石原慎太郎知事や、大阪市の橋下徹市長らによる新党中心の政権に約34%もの支持が集まったのだ。

 調査結果によると、「民主党政権、または民主を中心にした連立政権」を期待したのは、わずか8・6%で、「自民党政権、または自民を中心にした連立政権」も15・0%。「民主・自民の大連立政権」も11・8%だった。

 ところが、「既成政党が分裂・政界再編した新たな枠組みの政権」は22・8%に跳ね上がり、「石原都知事や橋下大阪市長などによる新党中心の政権」は33・6%に上った。

 政治の閉塞感が高まる中、地方でリーダーシップを発揮する石原、橋下両氏への期待が集まっているようだ。
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●どんだけ面の皮が厚いんだか!!

2011年09月24日 00時12分43秒 | Weblog


東京新聞に出ていた呆れた記事(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011091801000665.html)。

 講演を聞いた訳ではないけれども、まずは一言あるべきでは。原発推進をこの期に及んで言い続ける者たちに比べて、ほんの少しはましなのかもしれないけれども、どんだけ面の皮が厚いんだか? 「原発はコスト面でも問題があるとの認識」ってよく言うよ! 風見鶏氏といい、全くいい加減な奴らだ。そいえば、先週、NHKニュース9が中曽根中曾根)氏にインタビューをしていたけれども、白々しく原発について語れるものである。これまた最初から見た訳ではないので何とも言えないが、まずは一言反省の弁・謝罪はあったのか? 謝罪してくれても、放射能の被害がこの世から消える訳ではないけれども。

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011091801000665.html

小泉元首相が「減原発」訴え 「自然エネで依存度低下」
2011918 2129

 小泉純一郎元首相は18日、川崎市川崎区内で講演し、福島第1原発事故を受けた今後のエネルギー政策に関して「政府は原発建設を進めてきたが、この費用を安全な自然エネルギー開発に使い、原発依存度を下げるべきだ」と述べ、“減原発”実現を訴えた

 同時に「政府は、原発は低コストだとしてきたが、高レベル放射性廃棄物を処分するには、膨大な費用と数万年単位の時間がかかる」と指摘、原発はコスト面でも問題があるとの認識を示した。

 東日本大震災に関しては「震災の困難をチャンスに変えることが日本ならできる」と、小泉氏独特のジェスチャーを交えて語った。
(共同)
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 gendai.net(http://gendai.net/articles/view/syakai/132726)のさすがな意見に、大賛成。

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http://gendai.net/articles/view/syakai/132726

誰かこの男を消してくれ
2011920 掲載

自分も張本人なのに厚かましく「脱原発」講演

 またシャシャリ出てきてヒーロー気取りだ。

 小泉純一郎元首相が、18日に川崎市のホテルで講演し、
脱原発依存を訴えた。「原発が最もコストが安いとして新設、増設とはいかない」「国民は原発が安全だとは信用しなくなった」「自然エネルギーや再生可能エネルギーの技術開発に投資し、環境先進国を目指すべきだ」――とまあ、いつもの大げさな身ぶり手ぶりで言いたい放題だったのである。今月5日の財界向けの講演会でも同じことを言っていたが、相変わらず世間をダマすのが好きな無責任な男である。

 というのも、日本で原発推進が加速したのは小泉政権時代(01年4月~06年9月)なのである。それを忘れたのか。


    「原発推進をうたった『エネルギー基本計画』が策定されたのは、
      小泉時代の03年10月です。その前年の02年に東電の福島原発の
      トラブル隠しがありましたが、たいした反省なく、ウランより危険な
      プルトニウムを使ったプルサーマル計画の推進が盛り込まれました。
      当時の福島県知事が原子力安全・保安院を経産省から分離して
      独立性を高めるべきという提案もしていましたが、全て無視でした」
     (経産省OB)


 小泉内閣の初代の経産大臣は、いまだに原発推進の旗振り役をやっている平沼赳夫たちあがれ日本代表だ。経産省の言いなりで、エネルギー政策に何の関心も示さなかった小泉が、今ごろになってどの面下げて
脱原発を口にするのか

    「中間層が破壊され、社会的格差が拡大し、自力ではもはや
      這い上がることができない絶対的貧困層が生まれた

      小泉改革の結果、日本の社会も国家も弱くなった」


 と、作家で元外務省分析官の佐藤優氏は「新潮45」で書いている。小泉は二度と国民の前に顔を出しちゃいけない男なのだ。まして説教垂れる資格など200%ないのだ。

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●『ふたたび、時事ネタ』読了

2011年01月15日 00時00分22秒 | Weblog

『ふたたび、時事ネタ』、12月に読了。斎藤美奈子著。中央公論社。2010年6月、初版発行。
 全編、とにかく面白かった。想像以上の面白さ! 小田嶋隆さん的ユニークな視点。
 
自民党政権崩壊から政権交代後まで激動の3年間。帯から、「安倍首相のもと自民党が参院選で大敗した2007年、福田・麻生政権迷走の2008年、鳩山連立内閣が誕生した2009年、そして・・・・・・」。『DAYS JAPAN』のエッセイでおなじみの著者。

 安倍晋三氏についてしつこいくらいに(p.32、43、63、66、67、71、83、156、256)。
 麻生太郎氏(p.158、163、171、174、186、257)。自民党や国民のセンスの悪さ。
 石原慎太郎氏(p.49,136)。
 橋下徹府知事(p.108)。「・・・ああいう都知事を三選させた東京都民の私がいうのもなんだけど、懲りてません大阪も」。「大阪府知事の思いつき語録」(pp.141-143)プチ小泉改革、民尊官卑。
 
新自由主義路線(p.165)。
 
「検察の暴走と「小沢問題」」(pp.189-192)。
 
古賀選対委員長との対話での、東国原氏の「日本中があきれた瞬間」(p.216)。「土建化せんといかん」。

 
タウンミーティングのやらせ問題(p.11、38、64)。

 
「大悪」でなく「中悪叩きの法則」(p.22)。原発検査偽装事件など「大悪」をメディアが報じることはない。

 
「米下院も敵に回した意見広告の墓穴の掘り方」(pp.55-58)。「火に油を注いだ」意見広告。「・・・事実のねじ曲げ方以上に「墓穴の掘り方」「火事の広げ方」を学ばせて頂く格好の教材といえる」。ここら辺の発想や表現の仕方だたまらない。広告主には、愛知和夫・稲田朋美・河村たかし・西村眞悟・平沼赳夫氏らが。

 
原発推進派のアル・ゴア(p.84、86)。英国の裁判所では、あの映画『不都合な真実』について、「・・・科学的な誤りがあるとし、学校で見せる場合は、内容の偏りについて説明しなければばらないという判決・・・」。「あの映画は科学的というより、政治的なプロパガンダに近い、ともいえるのである」。
 一方、日本では、「原発は安全だといいきる裁判所の大胆不敵」(pp.87-90)。柏崎刈羽原発。東電批判、電力会社批判は、この国のメディアの大きなタブー。「安全性はもちろん、コストの面から考えても、事故が起こった際のリスクが大きい原発が有効な代替エネルギー源とはとうていいえない」。

 ロス疑惑の狂騒(pp.115-118)。推定無罪の原則なんてクソクラエの検察・警察・裁判所・マスコミ。この件に関して、こんなまっとうな論にはほとんど巡り会えない哀しい状況。
 「断固拒否したいです、裁判員制度は」(p.121)。
 「死刑制度が「プレゼン力」で決まる恐怖」(pp.126-129、132)。山口県光市母子殺人事件。「だとすれば一、二審の供述の方がむしろ「虚偽」だったのではないか」。綿井健陽さん、安田好弘弁護士。
 「和歌山カレー事件の判決は妥当か」(pp.200-202、208)。「・・・物証なし、動機も不明状況証拠だけで下された異例の死刑判決」。これも推定無罪の原則なんてこれっぽちも、誰もマスコミから声は上がらない。まさに「暗澹たる気持ち」。
 飯塚事件、「本人が否認したまま死刑が執行」(p.209)。

 田母神〝論文〟のお粗末さと「トップがこんなアホとバレては・・・」(p.167)。
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●これで〝たちあがれ〝るのか?

2010年05月12日 04時16分24秒 | Weblog


nikkansports.comに出ていた記事記事

 たちあがれ日本はヤル気あるのでしょうか? 自民党民主党の候補者も大丈夫なのか、と要らぬお節介ですが・・・。みんなの党もこの調子で埋没していってほしいものです。

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【http://www.nikkansports.com/general/
    
news/p-gn-tp3-20100510-627884.html】

太蔵氏も擁立、たちあがれ日本

 たちあがれ日本は9日までに、小泉チルドレンの杉村太蔵元自民党衆院議員(30)を参院選比例代表で擁立することを決めた。杉村氏は、05年9月に最年少の26歳で比例南関東ブロックで当選。「棚からぼたもちというのは僕のためにある言葉」「議員になったら飛行機も新幹線もグリーンですよ、グリーン」などの奔放発言で、異例の謝罪会見を開いた。09年の衆院選では、北海道1区で出馬を目指したが、党の公認を受けられず断念。参院選への再チャレンジが取りざたされていた。
                 [2010年5月10日9時17分 紙面から]
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【http://www.nikkansports.com/general/
    news/p-gn-tp3-20100510-627881.html】

中畑氏出馬「前向きに」長嶋さんにも相談

 新党たちあがれ日本から今夏の参議院選挙比例代表の出馬要請を受けているプロ野球元巨人内野手の中畑清氏(56)が9日、都内の自宅前で事実上の出馬宣言を行った。党サイドへの正式回答を、11日に控え「まだはっきりと言える段階ではないが、前向きに考えている。もしやるなら真一文字に命をかけて頑張るつもり」と熱い胸の内を語った。
 与謝野馨共同代表(71)から最初の打診を受けたのは4月末。以来、何度か話を重ねるうち「自分はずっと野球で育ってきた人間。だが今と違った角度から球界に恩返しする方法もあるのではないか」と考えるようになったという。もちろん野球にも未練は残る。恩師や関係者、特に長嶋茂雄巨人終身名誉監督(74)のもとには、ここ数日中に2度、3度と足を運び相談した。そして長嶋氏からは「やるのであれば全面的に応援するよ」とのGOサインをもらったという。
 与謝野氏はこの日、都内で中畑氏について「行動力と快活さ。国民の共感を呼べる人だ」と改めてラブコールを送った。これを受け、中畑氏も「政策の宝を持ち、これまで日本を支えてきた方々。一緒にできたらいいなと思う」。さらに発足当初メンバー69・6歳という平均年齢の高さにも「うちにない元気とパワーをいただけたらという話をしてもらった。確かにそれはぴったりかな」と豪快に笑い、相思相愛ぶりをうかがわせた。家族にも既に出馬に関する話をしているという。球界の“絶好調男”が、政界に向けて立ち上がる日は近い。
                 [2010年5月10日9時15分 紙面から]
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 gendai.netの記事
一番まとものように感じます。

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【http://gendai.net/articles/view/
                         syakai/123694】

正気か!? たちあがれ日本 タイゾー前議員擁立誰が決めた
                 【政治・経済】 2010年05月10日 掲載

老人の中に小僧一匹

 「たちあがれ日本」が、夏の参院選の比例代表に、元巨人の中畑清氏(56)と杉村太蔵前衆院議員(30)を擁立する方針を固めた。
 絶好調男はともかく、タイゾーなんて、タナボタ当選した議員時代は、軽率な言動しか話題にならなかった人物だ。昨年の衆院選では「誰が何と言おうと北海道1区から出馬する」とタンカを切りながら、「勝てる見込みがない」と、戦わずして逃げた
 たちあがれ日本の結党時、応援団長の石原 都知事は「年寄りばかりと言うのは簡単だが、30~50代の中に、この国を憂えている人間がどれだけいるのか」と息巻いていたが、まさか、このアンちゃんに手を差し伸べるとは……
 一体、誰が擁立を決めたのか。

  「与謝野馨共同代表でしょう。議員当時、タイゾー君の後見人を買って出たのは、
   小泉元首相の秘書官だった飯島勲氏です。飯島氏は『与謝野シンパ』で、
   
福田元首相が選ばれた総裁選では福田憎しから与謝野氏を総裁候補に
   担ぎ出そうとした経緯もある。飯島氏が『スギムラを頼む』と与謝野氏に
   連絡を入れ、与謝野氏も断るに断れなかったのでは」(政界関係者)

 他の目玉候補には、文芸評論家の福田和也氏(49)や、社会学者の宮台真司氏(51)の名前も浮上している。
 こちらは石原都知事との縁らしいが、元プロ野球選手から学者まで候補者はバラバラ統一感はゼロだ。

  「結党メンバーが、それぞれ勝手に候補を探しているのです。もともと、
   与謝野、平沼赳夫、園田博之と理念も政策も違う寄せ集め集団だから、
   口説く候補者までバラバラ。候補者選定の基準もハッキリしない。
   政党としての体を成していませんよ」(政界関係者)

 過去の例からみても、少数政党の比例選は100万票以上を獲得して、1人当選させるのが、やっと。国民の期待度ゼロの新党に、それだけの票は望めない。タイゾーの当選は苦しい。
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●反対集会の〝濃い〟議員さんたち

2010年04月21日 01時21分45秒 | Weblog

郵政民営化反対や死刑廃止議連では大いに評価できるのにな・・・。都知事相変わらずな差別発言「帰化された人や、お父さんお母さんが帰化された、そのお子さんという議員はいますか」、「与党を形成しているいくつかの政党の党首とか、大幹部は多い」: http://www.asahi.com/politics/update/0418/TKY201004170390.html)は問題外としても、亀井議員以下のような発言を聞かされると、郵政民営化反対や死刑廃止とのギャップが大きすぎて戸惑うばかり。すべての発言・行動を支持できるような政治家がいる訳はないでしょうが、ちょっと残念。
 それにしてもなぜ反対しているのかさっぱりわかりません。特に、「永住外国人への地方選挙権付与法案」がなぜ『選挙第一』なのでしょうね? 右派の票の取りあいという意味では、そっちこそ『選挙第一』で、全く『生活第一』なんてどうでもよい、と云う風に聞こえるのですが? 右派票の取りあいなんてやっていて大丈夫ですか、安倍元首相みたいになっちゃいますよ。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/
 politics/news/CK2010041802000069.html


外国人参政権 反対集会に与党議員            
2010418日 朝刊

 鳩山政権が成立を目指す、永住外国人への地方選挙権付与法案に反対する集会が十七日午後、都内で開かれ、与党からも国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相や民主党の松原仁衆院議員らが参加し反対意見を表明した。
 亀井氏は「外国人選挙権は日本を滅ぼす。国民新党が拒否権を発動しているから今国会で成立はしない」と強調。松原氏は「欧州は選挙権付与が盛んだという議論があるが、日本では通用しない。私は明快に反対」とあいさつした。
 野党側では自民党の大島理森幹事長が「日本の主権を守らなければならない」と表明。新党「たちあがれ日本」の平沼赳夫代表も「命を懸けて闘う」と強調した。みんなの党渡辺喜美代表も「民主党は『生活第一』と言いながら『選挙第一』じゃないか」と批判、選挙権付与は選挙対策との見方を示した。
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