民主党の補正予算見直し

民主党は２００９年度補正予算に盛り込まれた４６基金４・３兆円のうち、
１兆円以上を凍結する方針を固めたとのこと。

その目的は景気刺激効果が薄い事業を凍結し、
衆院選のマニフェストに掲げた政策の財源を確保するため。

自民党が推し進めたエコカー減税により自動車業界は一息つけたわけですが、
この業界の裾野の広さを考えるとそれなりの景気下支え効果はあったようです。

また、ロシアでは国産車育成のため輸入自動車（特に中古車は高額）の
関税引き上げと新車買い替え促進のための高年式車への自動車税
引き上げを行なう意向です。

このような少し強引といえる手法でも将来を見据えた国策であれば、
国民は納得するのではないでしょうか。

政治家には、確固たる信念を持ち進むべき方向を示してもらいたいものです。