新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

牡パンダは食べ、牝パンダは寝ていた

2014-04-28 18:36:25 | 旅行記

私の足跡皆無県を消す旅(こちらの記事をご参照方)にやって来ています。
今日の旅程は以下のとおり。

自宅⇒徒歩最寄り駅前リムジンバス羽田空港飛行機南紀白浜空港路線バス白浜駅路線バスアドベンチャーワールド路線バス白浜駅特急「くろしお」紀伊勝浦駅⇒徒歩ホテル

白浜まで来たとなれば、行かなければならないでしょう、アドベンチャーワールド

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パンダ目当てで高い料金(4100円を払って入場したアドベンチャーワールドでしたが、パンダ以外にも随分と楽しめました
でも、この記事ではパンダの写真だけを載せておきましょう。

面白いことに、のパンダはひたすらお食事中で、のパンダはひたすら睡眠中でした。

まず、PANDA LOVEでは、陽浜(♀3歳8ヶ月)は木に引っかかったかのようにして眠り

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海浜(♂3歳8ヶ月)はひたすらバリバリと笹をかじり続け

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優浜(♀1歳8ヶ月、確かに小さいは自分の腕枕でかわいらしく眠り続け

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ブリーディングセンターでも、良浜(♀13歳7ヶ月)はすべり台の上で前後不覚ならぬ前後不明眠りこけ

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永明(♂11歳7ヶ月)はパンダ座りでバリバリと笹を食べ続けていました

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牝パンダだって食事するだろうし、牡パンダだって寝るだろうに、これは一体どういうことなのでしょうか?
もしかして、牡パンダと牝パンダとは生活リズムが違う
そんなことは聞いたことがありません。

それはともかく、5頭の生パンダを拝見できただけでもアドベンチャーワールドに出かけた甲斐があったというものです。
ちなみに私、これまで生パンダを見たのは大昔に上野動物園一度だけです。

と、腹がへりましたので、マグロを食べに出かけてきます

つづき:2014/04/29 紀伊半島旅行2日目は早々にホテルに退却
旅行記本編:2014/05/06 紀伊半島旅行記(その1:白浜のバス)

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東博は「キトラ古墳壁画」展以外にも見どころあり

2014-04-28 07:37:31 | 美術館・博物館・アート

きのう、好天に誘われて上野というか東京国立博物館(東博)に行ってきました。
目的は、昨年末からリニューアル工事が行われていた本館1階15~19室の改装具合を観ることと、こちらで書いた「仮面土偶」に再会することがメインで、あわよくば特別展「キトラ古墳壁画」を観ること。でも、「キトラ古墳壁画」展は難しいだろうな…と思いつつ
新緑が鮮やかな上野公園は、花見シーズンほどではないにしろ、かなり賑わっていました。

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歩くだけでも気持ちいいって感じ。

で、東博の入場券売場が刷新されて、正門プラザがオープンしていました。

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ガラス張りの開放的な施設で、通りすがりの人もミュージアムショップを利用できるようになりました。やはり京都国立博物館の南門と似た感じです。

と、正門の前にこんな掲示が…

140428_1_03 「キトラ古墳壁画」展は、入場前・後合わせて100分待ち
やはりきょうは「キトラ古墳壁画」展をあきらめるしかなさそうです…

気を取り直し、一通り正門プラザの中を眺めて、次は、しばらく避難していたジェンナー像こちらの記事をご参照方)へ…。

140428_1_04 ジェンナーさんは、無事に定位置に戻られて、新緑の下で読書されていました。
ただ、藤棚喫煙コーナーは復活せず…
お気に入りのスポットだったんだけどなぁ…
ちょっとガッカリしてふり返ると、もう一つの変化に気づきました。

あれっ、無い

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こちらの記事に書いたように、正門プラザの工事中、目と鼻の先に養生壁が作られて、「嘆きの壁」状態だった朝鮮の石像(文官)がなくなっています

どこへ行ったのだろうか?と思ったら、東洋館前に引っ越していました。

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どうせ引っ越すなら、正門プラザの工事が始まったときに引っ越していればよかったのにねぇ…

   

さて、きのうのメイン・イベント「平成26年 新指定 国宝・重要文化財」、お目当ての「仮面土偶」はやはり良かったぁ~

約3000~4000年前に、これほどオリジナリティにあふれ、かつ、完成しきったデザインのものが造られたなんて、凄い と、改めて思い入りました。

残念ながら「平成26年 新指定 国宝・重要文化財」の展示すべてが撮影禁止だったもので、代わりに、火焔土器の写真を載せておきましょう。

140428_1_07 こちらは仮面土偶が造られた縄文後期から1000年ほど遡る時期(縄文中期)の作品だとか。
オレンジ色の台座を配した東博の展示も素晴らしい
東博本館2階の「日本美術の流れ」の冒頭を飾るのにふさわしい作品と展示だと思います。

話を「平成26年 新指定 国宝・重要文化財」に戻すと、この日一番のサプライズがありました。

それは、「未指定文化財を重要文化財に」「蒔絵調度類(本妙寺蔵)」

名前を聞いただけではピンと来ませんが、加藤清正公が所蔵・使用していた膳・椀の一群でして、側面には桐・桔梗・折墨紋これでもかとばかりに配された調度です。

そう、一時期、私がその画像を探し求めていた「折墨紋」こちらこちらの記事をご参照方)が、大量に眼前に展開しているのですよ
「折墨クエスト」の途中で、清正公の菩提寺(本妙寺)に、折墨紋が配された調度類があることを知りましたが、それが、重要文化財に新指定されたとして、この「平成26年 新指定 国宝・重要文化財」で展示されているとは、会場で拝見するまで知りませんでした
まさしく「ここで会ったが百年目」ってヤツで、興奮いたしました。

「平成26年 新指定 国宝・重要文化財」は、本館2階の8室1階の11室の2ヶ所に分けて展示されていますので、ご注意ください

   

さて、本館の周りには、特別展「キトラ古墳壁画」への入場を待つ善男善女が列をなしていました。

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平成館で開催中の特別展「栄西と建仁寺」への通路を確保した上で、この行列は、、、

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ここまで伸びていました

暑くもなく寒くもない、行列するにはうってつけの日和とはいえ、皆さん、がんばっていますなぁ…
それにしても、特別展「キトラ古墳壁画」の会期中はずっとこんな具合なんだろうか…

ちょいと不安になりつつ、私はこちらへ。

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表慶館では、特別展「キトラ古墳壁画」の開催に合わせて「飛鳥 -キトラ2016-」が開催されていました。

こちらでは、里中満智子さん「持統天皇物語 天上の虹」原画とか、藤原京ジオラマとか、

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聖徳太子蘇我馬子の人形が展示されていたほか、

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キトラ古墳高松塚古墳壁画大型モニタータブレット端末で楽しめるイベントが開催されていました(明日香村のミニ観光物産展も

どれも楽しいものばかりでしたが、私のイチオシはこれ

140428_1_13みちやすさん作の蘇我馬子

聖徳太子立ち姿もよろしいのですが、この憎々しげな表情には負けるなぁ~

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特別展「キトラ古墳壁画」を観に行く方も、観に行かない方も、東博に行かれた際には、こちらをお見逃しなく

そうそう、私は未見ですが、ミュージアムシアターではバーチャルリアリティ作品「キトラ古墳」が上映されていますよ

おわぁ、出かける時間だ

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