山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

トランプの最初のつまづき、連邦地裁判決

2017年02月05日 17時29分20秒 | Weblog
 トランプが中東・アフリカ7カ国の国民のアメリカへの入獄を禁止した大統領令について、ワシントン州の連邦地裁が3日、効力を差し止める決定をした。大統領令の違憲、違法の判断をした。これに対し、トランプ大統領はさっそく異議を申し立てた。トランプは、連邦地裁の判事はテロリストをアメリカに入国させようとしているなどと、筋違いの発言をしている。7か国の国民がすべてテロリストであるかのような暴言だ。9・11テロの犯人たちの多くがサウジアラビア出身だったこととの整合性がまったくない、大統領令と発言には驚くばかりだ。ただしサウジ国民をテロリストのおそれがあるからサウジ国民を入国禁止しせよというわけではもちろんない。
 とにかく事実にもとづかず、国際法をふみにじる恣意的な決定をしているトランプが、2週間ほどで最初のつまづきを見せた。

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1 コメント

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国のトップは (shigeo)
2017-02-05 19:19:14
大統領、首相は「ツイート」を禁止すべきだ。
公式発言なのか、個人発言なのか不明だ。
いやしくも国家を責任を持つ者は熟慮を重ねた公式発言のみ公の場で発言する責任を持つべきだ。
国家の最高裁判所の決定をテロリストが喜ぶなんて発言は三権分立を踏みにじるもの。ニクソン時代ならウオーターゲート事件に匹敵する即座に辞任ものだ。

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